【雷岩〜大菩薩峠〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山】上日川峠から右回り周回


- GPS
- 07:51
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
07:25-07:30 唐松尾根分岐
08:20-08:25 雷岩
09:15-09:35 大菩薩峠
10:05 石丸峠
11:10-11:40 小金沢山
12:15-12:40 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
13:25-13:30 日川林道
13:55 日川林道入口
14:30 小屋平
14:55 上日川峠
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
到着時の第二駐車場には、車数台程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ】 ・上日川峠 ・大菩薩峠 【山小屋】 ・ロッヂ長兵衛(営業中) ・福ちゃん荘(営業中) ・介山荘(営業中) 【危険個所】 特に無し。 【開花状況】 マツムシソウ(唯一の咲き残り) |
写真
感想
今回も大昔に歩いたコースアゲインシリーズ。
大菩薩峠の周辺はすでに何度も歩いたことがあるけれども、いわゆる小金沢連嶺
は狼平まで寄り道することが多く、その先は過去に1度のみ。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の標高が1994mで1994年に登頂したという記憶があるので、ちょ
うど20年前だと思う。
裂石までバスで入り、下からヨチヨチ上がったのだと思う。上日川から直接石丸
峠に上がったのか、それとも大菩薩峠に寄ったのかは記憶に無し。そのまま縦走
して、湯ノ沢峠の避難小屋に泊まったのは覚えている。
いつかはこのコースの再訪を狙っていたけど、長丁場のため、決断できないでい
たところ、山と高原地図の大菩薩嶺2012年度には牛奥ノ雁ヶ腹摺山と日川林道を
結ぶ登山道の記述が出現していた。破線だけど、道は比較的明瞭と書かれている
し、ブログやヤマレコの記録を見ても普通に歩けそうと判断し、ここをコースに
取ることを決断。
電車・バスの利用も考えたが、コース取りを考慮し、今回は車。
上日川峠には、6:40着。かなり冷え込んでいる。5度以下だったと思う。
<上日川峠〜雷岩>
福ちゃん荘までは車道を行く。
唐松尾根分岐から雷岩を目指す。特に歩き難い箇所もなく、順調に高度を上げて
いくと、富士山が見え始める。
雷岩に近づけば近づくほど、展望が広がり、素晴らしい景色。絶景だ!!
途中で、三脚を立てたカメラマン氏が1名。写真を撮りに来るだけでも価値がある
景色。
自分も写真を撮りながらなので、ゆっくりペース。それがよかったのか、難なく
雷岩に到着。
<雷岩〜大菩薩峠>
大菩薩嶺はパス。こんな日は展望のない場所にわざわざ立ち寄るのは勿体ない。
稜線に出ると風が強く、体感温度をさらに下げる。寒みぃ~。
それでも、展望は素晴らしい。富士山、南アルプスの主要峰は全部見える。少し
大菩薩峠側に進めば、八ヶ岳も。
さらに嬉しいことに、大菩薩峠では奥多摩側の展望も楽しめる。今まで、奥多摩
側の展望がこれだけ良かったことはなかった。
雲取山もはっきりわかるし、奥多摩三山までも同定できたのは嬉しい。
ところが、情けないことにデジカメの充電が切れてきていることに気がつく。結
局、熊沢山の先の辺りで、完全に電池切れ。あ~。
<大菩薩峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山>
熊沢山、天狗棚山を越えて、狼平。ここはいつ来ても素晴らしい場所。石丸峠も
好きだけど、人通りが多いから、狼平はゆっくりできる場所。
小金沢山への登りは樹林帯を行く。いくつかのピークを越えて、難なく小金沢山。
まだ、富士山もハッキリ見えるし、奥多摩側の景色がよい。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山へは笹原を行く道が多い。以前は笹をかき分けて歩いたように
記憶しているけど、今は刈り払われて、歩きやすい。
ということで、こちらも難なく登頂。富士山はガスが掛かり始めている。
<牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜日川林道>
いよいよ破線路を使って下山。縦走路とは直角に交わる西へ向かう道を進む。し
っかり踏み跡もついており(写真参照)、50mも行くとすぐに最初の道標(写真参
照)。
最初は明るい道が続いて、気分がよい。道も明瞭。階段なども現れて、以前から
使われていた道のように思う。単に、山と高原地図で認識していなかっただけな
のか…。
途中、大きな岩を右に巻くと、素晴らしかった展望ともお別れ。ほどなくする
と、日川林道に飛び出す。林道からの入り口には小さな看板。最近、立てられた
もののようだ。
<日川林道〜上日川峠>
最後の林道歩き。県道大菩薩初鹿野線に出てからバスに乗ることも考えたが、紅
葉の美しさを堪能したくて、結局は最後まで歩いてしまう。
ただ、山中にも大量発生していたキシャヤスデの死骸が道路に多数こびりついて
いるのには閉口したけど。(゜-゜)
小屋平から登山道に入り、無事に上日川峠に到着。
【まとめ】
20年ぶりの小金沢連嶺は最高の天候に恵まれ、気分のいい山行だった。
但し、デジカメの電池が途中で切れたのは不覚。
あと、稜線上は寒かったので、ウールの帽子が必要だった。
次は牛奥ノ雁ヶ腹摺山から湯ノ沢峠の間に再訪したい。ルートに工夫が必要かな。
適度な負荷で、それなりの高山の雰囲気を楽しめる大菩薩。
やっぱり、いい山た。
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