記録ID: 2458912
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
奥秩父の水をめぐる旅【前編】 (2/109水系 多摩川水系・笠取山)
2020年07月23日(木) 〜
2020年07月25日(土)
体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 51:09
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 3,572m
- 下り
- 3,539m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:52
16:48
2日目
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:00
17:18
天候 | 1日目:雨、2日目:曇のち雨、3日目:曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:雨量規制でR140秩父往還も芹沢入口BS〜新地平BSが通行止めでバス運休のため、芹沢入口BSまで徒歩で下り、タクシーで天空の湯へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】三峯神社→雲取山→三条の湯 9時55分にクライムオン。雲取山までの三峯コースに関して体力的技術的には、お清平・前白岩の肩間の急坂が歩き応えのある区間でしたが、大ダワ手前から雲取山避難小屋通過までの豪雨が精神的にダメージが大きかったです。 三条ダルミから先は青岩鍾乳洞分岐手前で親子連れの熊にエンカウントしたこと、青岩鍾乳洞分岐・三条の湯間で地図にない高巻きの迂回路があることが特筆事項です。 ○泊地:三条の湯 三条の湯は非常に過ごしやすく、小屋の方々も皆さん親切でしたので楽しいひと時を過ごすことができました。夕食に鹿肉のローストが出たのも嬉しかったですね。そして、奥多摩奥秩父では珍しい温泉に入れる山小屋というのもポイントが高いです。 【2日目】三条の湯→北天のタル→飛龍山→将監小屋→唐松尾山→水干→笠取山→笠取小屋 計画を完遂できていたとしても、一番の難関となるのが2日目の行程。初めてコースタイムオーバーでの踏破を経験しました。三条の湯から北天のタルまでの崩落地や倒木を乗り越えた後も、雨のために非常に滑る木の根や露岩帯、木橋を次々に越え将監小屋、さらに笠取小屋へ。 この旅の目的の一つ&当面の目標であった、多摩川水系源流の笠取山山頂と多摩川源頭の水干、そして小さな分水嶺にたどり着けたことは成果です。 ○泊地:笠取小屋 こじんまりした山小屋(自炊小屋)ですが、おやじさんも気さくな方で色々話をしやすかったです。天気さえ良ければ外のベンチでゆっくり煮炊きしたくなるような気持ちいいところですね。なお、鹿注意。 【3日目】笠取小屋→雁峠分岐→亀田林業林道→新地平 未明から明け方にかけて大雨。屋根を打つ雨音で目が覚める程度の強さ。 朝、笠取小屋のおやじさんから ・25日26日の天候が崩れていく方向であること ・山梨県峡北に洪水警報が発令されたこと ・青梅街道が雨量規制で通行止めであること を伺い、小屋泊の3名+テント泊1名のソロ4名で即席パーティーを組み下山開始。亀田林業林道は事前情報以上に登山道が荒れており、雨による増水の影響もあって数カ所ある徒渉の難易度が高い区間でした。場所によっては脛まで水に浸かる覚悟が必要です。 下山途中で、登り始めの方に出会い、道中の状況と小屋の情報をお伝えしたところ、一緒に下山することとなり5人パーティーに。 記録は新地平で止めましたが、雨量規制でR140秩父往還も芹沢入口BS〜新地平BSが通行止めでバス運休のため、芹沢入口BSまで徒歩で下り、タクシーで帰りました。 |
感想
一級水系源流完全制覇の旅シリーズ第2夜、奥秩父の水をめぐる旅と称して、荒川水系・多摩川水系の分水界をたどりながら奥秩父主脈縦走路を往く、初めての多泊縦走でした。
当初予定では、3泊4日で甲武信ヶ岳まで縦走予定でしたが、天候を勘案し笠取小屋から新地平へエスケープした次第。
というわけで、今回は奥秩父シリーズ前編、多摩川水系源流の笠取山まで。後編はいずれ遠くないところでリトライしたいところです。その前に今回技量不足を認識したところをレベルアップしないと。
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