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Yamareco

記録ID: 2475408
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

権現岳〜編笠山〜小淵沢駅まで徒歩(青年小屋テント泊)

2020年08月03日(月) 〜 2020年08月04日(火)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:23
距離
17.5km
登り
1,351m
下り
1,795m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:34
休憩
0:30
合計
4:04
10:54
73
12:07
12:07
50
12:57
13:27
91
14:58
2日目
山行
8:20
休憩
3:22
合計
11:42
5:00
36
5:36
5:36
28
6:04
6:04
11
6:15
6:30
9
6:39
6:39
4
6:43
6:45
2
6:47
7:10
2
7:12
8:03
0
8:03
8:04
9
8:13
8:13
10
8:23
8:30
7
8:37
8:38
18
8:56
9:59
38
10:37
10:53
105
12:38
12:39
29
13:08
13:24
43
14:07
14:08
68
15:16
15:17
15
15:32
15:36
66
16:42
ゴール地点
GPSとデジカメ写真の時刻から。いつものように写真撮影とか景色にみとれたりあまり正確ではない。なぜかヤマレコアプリの登山終了からGPSファイル作成完了に数日かかった。なんらかの不具合か。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
立川ー小淵沢(あずさ指定席特急券チケットレス割引1280円)
小淵沢駅ー観音平(往路・タクシー3440円、復路・徒歩0円)
コース状況/
危険箇所等
崩壊箇所なし。梯子支柱・チェーンくさび抜けなどあったが経年劣化程度。
その他周辺情報 多くの小屋は営業自粛、幕営も不可の所あり。一部予約宿泊・売店のみ土日祝日営業。コロナの影響で変更あるので最新状況を要確認。
駐車場。けっこう停まってるが余裕あり。なぜか翌日昼に戻って来た時は車道にあふれて駐車してる車が何台もあった。
駐車場。けっこう停まってるが余裕あり。なぜか翌日昼に戻って来た時は車道にあふれて駐車してる車が何台もあった。
雲海地点。なぜここが雲海というのか。
雲海地点。なぜここが雲海というのか。
押手川。ここもなぜ川?編笠山直登か青年小屋への巻き道の分岐点です。
押手川。ここもなぜ川?編笠山直登か青年小屋への巻き道の分岐点です。
こちらが直登コース。すでにここで原生林ぽいです。予定ではこちらだがバテており、幕営地にはやく着きたかったので青年小屋への巻き道へ。
こちらが直登コース。すでにここで原生林ぽいです。予定ではこちらだがバテており、幕営地にはやく着きたかったので青年小屋への巻き道へ。
シャリバテしそうだったので食事。ランチパックぱんぱんになってます。これは夜食。
シャリバテしそうだったので食事。ランチパックぱんぱんになってます。これは夜食。
このみそ汁なみだが出そうなおいしさだった。塩分減ってたのかな。これからはみそ汁必須と思った。
1
このみそ汁なみだが出そうなおいしさだった。塩分減ってたのかな。これからはみそ汁必須と思った。
そして巻き道へ。こちらのほうが若干早いようです。
そして巻き道へ。こちらのほうが若干早いようです。
朽ちてます。
やがてひらけてきます。
やがてひらけてきます。
原生林っぽい苔。うまく写真では写ってませんがジブリみたいな雰囲気でした。
原生林っぽい苔。うまく写真では写ってませんがジブリみたいな雰囲気でした。
突然横に編笠山。
1
突然横に編笠山。
編笠山目前に青年小屋。到着。
1
編笠山目前に青年小屋。到着。
トイレは利用100円。小屋は不在でテント料金もこちらの料金箱に。バイオかなんか知らんがあの匂いは苦手で紙もなく、消費された大量の紙がゴミ箱にあふれて汚らしかった。紙は自分で持って帰れっての。俺はビニールに持って帰ってるぞ。2度ほど利用して夜間は携帯トイレに。
トイレは利用100円。小屋は不在でテント料金もこちらの料金箱に。バイオかなんか知らんがあの匂いは苦手で紙もなく、消費された大量の紙がゴミ箱にあふれて汚らしかった。紙は自分で持って帰れっての。俺はビニールに持って帰ってるぞ。2度ほど利用して夜間は携帯トイレに。
この奥が幕営地。広いところに2張しかなかった。もともとそれほど混む所ではないらしい。
この奥が幕営地。広いところに2張しかなかった。もともとそれほど混む所ではないらしい。
編笠山目前にある小屋は売店は営業しているとの情報を得たが、最新のコロナ状況で8月なのに土日以外は不在。テント利用もトイレの料金箱へとドアの貼り紙に記載してあった。
編笠山目前にある小屋は売店は営業しているとの情報を得たが、最新のコロナ状況で8月なのに土日以外は不在。テント利用もトイレの料金箱へとドアの貼り紙に記載してあった。
オニドーム2。広くていいが重い。ヘルメットも持って来た。
2020年08月03日 15:32撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 15:32
オニドーム2。広くていいが重い。ヘルメットも持って来た。
幕営地の中の西岳へいく道の先に水場が。5分もかからないけどいくのはめんどい。
2020年08月03日 15:51撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 15:51
幕営地の中の西岳へいく道の先に水場が。5分もかからないけどいくのはめんどい。
崩落したとこの側面にある。なんか怖いよ。
2020年08月03日 15:52撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 15:52
崩落したとこの側面にある。なんか怖いよ。
乙女の水。
2020年08月03日 15:53撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 15:53
乙女の水。
崩落したとこ横切って西岳ヘ行く道。ロープ張ってある。土砂崩れたとこで怖いね。
2020年08月03日 15:56撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 15:56
崩落したとこ横切って西岳ヘ行く道。ロープ張ってある。土砂崩れたとこで怖いね。
さて翌朝5時に権現岳へ出発。小屋前に登山口が。
2020年08月04日 04:59撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 4:59
さて翌朝5時に権現岳へ出発。小屋前に登山口が。
すぐひらけてくる。
2020年08月04日 05:23撮影 by  EX-ZS240, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 5:23
すぐひらけてくる。
どんどん登って朝日を拝む
どんどん登って朝日を拝む
朝の風景はいい。
朝の風景はいい。
どんどん高度あげていきます。ここクライミングする人いるのかな。
どんどん高度あげていきます。ここクライミングする人いるのかな。
クサリ場まで登っていきます。あの山側面をいくんかよ。
1
クサリ場まで登っていきます。あの山側面をいくんかよ。
石ですべらないように。
石ですべらないように。
さていきますね〜後続者がいたら小石とか落とさないように。
さていきますね〜後続者がいたら小石とか落とさないように。
それほど垂直ではない。赤丸とかあるがかここ登ったんだけか
それほど垂直ではない。赤丸とかあるがかここ登ったんだけか
すすみます。
ここ登って長いクサリに行きます。上にかすかにクサリみえてるでしょ。
ここ登って長いクサリに行きます。上にかすかにクサリみえてるでしょ。
トラバースします。
トラバースします。
それほど危険なところではない。
それほど危険なところではない。
そしてさらに進みます。
そしてさらに進みます。
このへんで撮影したんだけどこの樹木でみえないんだけどほぼ垂直な崖なんだよな。まあ普通に歩いて踏み外さないとは思うけど気を付けて。
このへんで撮影したんだけどこの樹木でみえないんだけどほぼ垂直な崖なんだよな。まあ普通に歩いて踏み外さないとは思うけど気を付けて。
すすみます。権現岳みえてきました。
すすみます。権現岳みえてきました。
またクサリへ
写真だと崖っぽいけどそれほど垂直ではないのでご安心を。
写真だと崖っぽいけどそれほど垂直ではないのでご安心を。
くさび抜けてるやんけ。まあ他で補強はされてます。
くさび抜けてるやんけ。まあ他で補強はされてます。
ここもL字にトラバースします。
ここもL字にトラバースします。
くさりは補助程度で大丈夫。でもご注意を。
くさりは補助程度で大丈夫。でもご注意を。
写真だとまた怖いけどそれほど垂直じゃないよ。
写真だとまた怖いけどそれほど垂直じゃないよ。
長く続きます。
グッと掴みます。なんかこの写真側面怖い崖みたいだけどそれほどでもない。
グッと掴みます。なんかこの写真側面怖い崖みたいだけどそれほどでもない。
クサリから癒される花
クサリから癒される花
さて今度は登り。
さて今度は登り。
見下ろします。
すすみます。
権現岳みえてきました。
権現岳みえてきました。
まだクサリが
この上あたりで終わり。長いけどそれほどで危険ではないよ。
この上あたりで終わり。長いけどそれほどで危険ではないよ。
権現岳頂上が。
ちょっとガスってきました。赤岳、阿弥陀岳です。
ちょっとガスってきました。赤岳、阿弥陀岳です。
権現小屋上を流れていきます。
1
権現小屋上を流れていきます。
権現小屋。むろん営業していない。
権現小屋。むろん営業していない。
これっていつ営業しているのか。今期は無理だっけ。入口までいかんかったが。
これっていつ営業しているのか。今期は無理だっけ。入口までいかんかったが。
進んできたとこを振り返る。てっぺんに進んできている人がみえる。こうみると怖いね。
進んできたとこを振り返る。てっぺんに進んできている人がみえる。こうみると怖いね。
分岐標柱。雲海が。
分岐標柱。雲海が。
権現岳頂上へ。
左下に青年小屋が。進んできた動線がわかる。
左下に青年小屋が。進んできた動線がわかる。
朝で澄んでるとこの眺望
1
朝で澄んでるとこの眺望
気持ちいい。
さて頂上へ。あのへんな形した岩。
1
さて頂上へ。あのへんな形した岩。
いよいよ。
富士山みえます。
富士山みえます。
踏み跡あったから登ったけどいいのかな。そして赤岳、阿弥陀岳がみえる。
踏み跡あったから登ったけどいいのかな。そして赤岳、阿弥陀岳がみえる。
剣です。
編笠山を見下ろす。麓の街もみえます。
編笠山を見下ろす。麓の街もみえます。
富士山。
iPhoneSE2で撮影
iPhoneSE2で撮影。富士山。
iPhoneSE2で撮影。富士山。
iPhoneSE2で撮影
ちょっとキレット覗こうとしたら道間違えた。あそこに祠が。
ちょっとキレット覗こうとしたら道間違えた。あそこに祠が。
祠。拝みます。
キレットへの道。キレット見下ろせます。奥が赤岳、阿弥陀岳。手前の旭岳が邪魔だけど。
3
キレットへの道。キレット見下ろせます。奥が赤岳、阿弥陀岳。手前の旭岳が邪魔だけど。
当初は旭岳まで行こうと思ったんだけど。梯子のワイヤがみえてる。
当初は旭岳まで行こうと思ったんだけど。梯子のワイヤがみえてる。
これが梯子直上。
これが梯子直上。
補強なのかワイヤーがかかっている。
補強なのかワイヤーがかかっている。
これが梯子。それほど危険なレベルではない。
これが梯子。それほど危険なレベルではない。
見下ろす。
降ります。
支柱外れてたり浮いてたり。
支柱外れてたり浮いてたり。
降りて撮影。こうすると垂直みたいだが。
1
降りて撮影。こうすると垂直みたいだが。
こうみるとそうでもない。
こうみるとそうでもない。
こっちがキレット。クサリあります。
こっちがキレット。クサリあります。
梯子登って振り返った権現岳。
梯子登って振り返った権現岳。
富士山とツーショット。
富士山とツーショット。
近くづく。
そしてピストン。権現小屋を見下ろす。
そしてピストン。権現小屋を見下ろす。
降りていき、権現岳を振り返る。
降りていき、権現岳を振り返る。
麓の街もみえます。
麓の街もみえます。
幕営地へ戻って。そしてテント撤収。
幕営地へ戻って。そしてテント撤収。
さて編笠山へ。ここからフル装備。テントしょってます。
さて編笠山へ。ここからフル装備。テントしょってます。
青年小屋を見下ろします。権現岳も。
青年小屋を見下ろします。権現岳も。
岩の上に到着。
ここから頂上まで岩をまだ進む。けっこう長かった。途中愛機のデジカメが故障。二度と動作せず。
ここから頂上まで岩をまだ進む。けっこう長かった。途中愛機のデジカメが故障。二度と動作せず。
ここからiPhoneSE2で撮影。変換の必要があり、画質が劣化しているかも。編笠山頂上。
ここからiPhoneSE2で撮影。変換の必要があり、画質が劣化しているかも。編笠山頂上。
こちらが押手川へいくコース。
こちらが押手川へいくコース。
眺望はいい。
頂上は岩ゴロゴロ。
頂上は岩ゴロゴロ。
はるか彼方に。
そして押手川へ。この道が下りとはいえ慎重に下りなくてはならず、疲労も相まって難儀した。
そして押手川へ。この道が下りとはいえ慎重に下りなくてはならず、疲労も相まって難儀した。
延々と続いてた。
延々と続いてた。
この梯子まで岩の下りだったような。そしてその後の原生林の樹林帯でも段差のある下りで押手川まで難儀したよ。押手川分岐で軽食。その後雲海を経て観音平へは短かった。
この梯子まで岩の下りだったような。そしてその後の原生林の樹林帯でも段差のある下りで押手川まで難儀したよ。押手川分岐で軽食。その後雲海を経て観音平へは短かった。
観音平で休憩後、徒歩で小淵沢をいくことに。ヒカリゴケの群生です。ちょっと光ってる。
観音平で休憩後、徒歩で小淵沢をいくことに。ヒカリゴケの群生です。ちょっと光ってる。
熊笹の道を降りるきったまっすぐな林道。あまり人が通ってない印象。だた途中に工事の林道とかあり、車の跡のような踏み跡だった。はるか彼方の突き当りまで歩きます。
熊笹の道を降りるきったまっすぐな林道。あまり人が通ってない印象。だた途中に工事の林道とかあり、車の跡のような踏み跡だった。はるか彼方の突き当りまで歩きます。
突き当たった曲がり。
突き当たった曲がり。
プチ登りがあって進みます。
プチ登りがあって進みます。
ここで道路にでます。すぐ下のゲートを出た砂利道をまっすぐ。十字路で右へ。さらにすすむと自販機がありました。そこで小休止。それから小さな道をまっすぐですべて約2時間ちょいで小淵沢へ着きます。真夏の道路の徒歩は照り返しもあり暑いです。熱中症にご注意を。山と高原地図どおりにいくと途中自販機しかないのでなにか店があるとか考えないように。ご参考までに。
ここで道路にでます。すぐ下のゲートを出た砂利道をまっすぐ。十字路で右へ。さらにすすむと自販機がありました。そこで小休止。それから小さな道をまっすぐですべて約2時間ちょいで小淵沢へ着きます。真夏の道路の徒歩は照り返しもあり暑いです。熱中症にご注意を。山と高原地図どおりにいくと途中自販機しかないのでなにか店があるとか考えないように。ご参考までに。
撮影機器:

装備

個人装備
オニドーム2 折り畳みイス 折り畳み座椅子 シュラフカバー
備考 コロナの影響であずさの車中で急遽茅野から小淵沢下車、ルートも赤岳ほぼ断念、権現岳メインに変更。最新情報、特に平日情報に注意。

感想

もともと美濃戸口から赤岳鉱泉ー行者小屋テント泊ー赤岳ー阿弥陀岳ー行者小屋再泊で3日目は赤岳鉱泉戻って硫黄岳ー美濃戸口へと計画していたが、前日のバス時刻が古いことをあずさ車中で気づいて、急遽小淵沢駅下車から登山口までタクシーで青年小屋テント泊の権現岳に変更。赤岳はこの段階でほぼ断念。まあ行けたら行こうとおもったがキレット往復無理にきまってんじゃん。だからといってテント担いでキレット突破して行者小屋までいく度胸はない。それと行者小屋で幕営できるか、帰りは結局美濃戸口からタクシーと不安はあった。

小淵沢駅下車。ここから観音平までなら美濃戸口までの半額ほどでタクシー利用できるし、帰りは徒歩も可能で余裕の計画。まあ権現岳も行きたかったから変更よしとするかと。この周辺は変更の余地あるからいいけど。だがこの変更で茅野までの特急料金差額660円損した。eチケットで購入したが、チケットレス割引が2〜3百円得だから往復発券したのと同じと無理やり納得する。

さてタクシーは、運ちゃんが登山者乗せるの慣れてる様子で丁寧にトランクへ。小淵沢駅は小海線の接続駅だからか、特急が停車するわりには辺鄙な駅。店とかありません。むかし長野松本旅行した時に小諸にも寄りに乗り換えで降りたことあるんだけど。

観音平到着が10時50分。けっこう車泊まってました。翌日は車道まであふれてるほど。ここから雲海までは余裕だったが、押手川分岐まで難儀した。ちょっとシャリバテ気味でカップみそ汁とおにぎりを食す。みそ汁泣きそうな位おいしかったよ。ここで編笠山直登か青年小屋巻き道かで迷う。予定では直登なんだけど、幕営地の受付とかの不安あって巻き道へ行くことに。でも途中会ったじいさんに、青年小屋は閉まっててテントは1張しかなかったと言ってた。なら時間とか気にすることなかったじゃんと思ったがそのまま行く。まあ曇ってたし行っても景色望めなく、翌日の快晴で良かったとあとで思ったけど。でも泊まりなら程よく分けたほうがいいんだけど。

やっと到着した青年小屋。入口に次ぎ来るのは今度の土曜、テント料金はトイレの料金箱入れといてと張り紙が。幕営地は2張しかなかった。おっさんとおばはん。おっさんとはトイレ前でタバコ談義したら、観音平からここまででバテたらしく、お互い計画してる時が楽しいが実際はバテてどんどん下方修正されていくと、エスケープルートとか考えておいたほうがいいと、こっちもここから赤岳までなんて無理にきまってんじゃんと大笑いしたんだけど。まあ赤岳は行けたら行くって感じで本気じゃなかったけど。

夜は雷少々と雨ふってきて寝るには寒くなってきた。夏だしシュラフカバーだけでもいいかとシュラフ持ってこなかったんだけど。一応薄手のウインドシェルと厚手のノマドパーカー持って来たけどそれでも寝るには寒さを感じた。例によってザックを背中に囲ったけど。よく眠れずにやっぱ持ってくればよかったと一泊で帰ることにした。まあここから権現岳、編笠山に追加で回れるとこもあまりないんだけど。

翌日は5時に出発。朝早いと爽やかでいい。日は行動には十分。ここからクサリ場まではまだ余裕。最初のクサリ場からは今までで最も長く続いた。くさび抜けてるとこあったんだけど経年劣化してるなら怖いよね。ほとんどは補助で掴むのみなのでそれほど突破に難儀はしなかった。高度感はそれほどでもない。人がいないことが気楽でいい。後続者がいると小石を落としたりしないように気を付けないと。遠くからみるとてっぺん付近を進んでる姿が怖いほどの場所なんだけどまだ余裕でした。景色もよく、このような場所は樹林帯とか長いだけのガレ場登るより全然楽なんだけど。

程なく権現小屋がみえるように。少々のガスはあるが赤岳、阿弥陀岳がみえるように。赤岳は威風堂々として登頂したい欲望にかられる。小屋を抜けていよいよ頂上へ。頂上は大岩の下に標柱が、岩登ると剣が斜めに置かれている。その先に祠が。遠くからみるとおかしな形の頂上なんだけど。眺望は最高。雲海と富士山、蓼科山、遠くにアルプスが望める。天気は最高でした。しばし休憩、撮影した。

キレットが望めるところで見下ろしたが距離は短く、高低差はあるがなんとか行けそうな感じ。往復はとても無理だが赤岳山荘あたりで泊まれるならテント担いでもいけそう。当初は手前の旭岳までいこうと思ったが高低差あって無駄な往復かなと、危険個所と噂の梯子の昇り降りでピストンすることに。梯子は垂直ではなく斜めなのでそれほど怖くはない。支柱が外れてグラグラのところ何か所かあったけど。安全の為かてっぺんからワイヤーで補強されている。こっからより赤岳からのほうが突破は楽かもしれないとの情報が。でも下りのほうが滑落の危険度あるよね。

帰りは何人かとすれ違う。みな暑いのか顔赤く汗ダラダラで難儀しているよう。赤岳まで行きます?と聞いたらまさか、権現岳までと笑ってた。やはりキレット突破の赤岳はきついんだろう。でも往復は無理でも突破は行けるんじゃねかと思った。機会あれば挑戦してみたい。

さて青年小屋まで帰還。すぐにテント撤収の作業へ。丁寧にパッキングしてしばし食事休憩。モンベルで買ったフリーズドライの飯なんだけど。これってホント、まずいよね。食事は今後なんとか考えないと。買ってまだ山では一度も使ってないメスティンあるけど今回は面倒なので持ってこなかった。ちなみに虫よけのオニヤンマ君も忘れた。効果を試したかったんだけど。時計のラドウェザーも忘れたという始末。まあなくても致命的ではないのだが。

そしてテント担いで編笠山経由で直下山する。山頂まで30分といっていたがそれ以上かかった。暑さでバテるし権現岳往復のあとだったのでちょっと難儀した。登り途中でデジカメが故障。ズーム機構が再起不能に。酷使が祟ったのだろう3年もったのでまあいいか。頂上は広い所で天気いいので眺望はよかった。けっこう人がいた。ここまでで目的は達し、行動食を食して観音平へ下山。この下山がきつかった。

押手川分岐まで1時間とのことだがここでも標準タイムを超過した。最初の石の段差に難儀し、終わっても樹林帯の下りに、疲労も相まって難儀した。これは登りに利用したくない道だよと思った。どうしても下りはストックがないと危ない。サポーターをしている左ひざの負荷に注意して時間がかかっても慎重にいかないといけない。下りごときといってもいつも下山を辛く感じる。登山は下山時に事故が多いというのも頷ける。

やっと到着した押手川でフリーズドライ。ここから雲海まですぐ、観音平までまた長かったがもうすぐ終わりと思うと元気が出てきた。観音平到着時は14時ほどでまだ早い時間。タクシーを呼ぼうかしばし思考。歩くのもいいが水が600ミリ程度と乏しい。休憩したら気分よくなり、いくらなんでも林道からゲートを抜けて駅まで歩けば自販機くらいあると考えて徒歩を選択。この時点で日差しは和らいでいたし、道路に出ればタクシー呼べますから。

観音平からヒカリゴケ自生地の熊笹の下りは熊笹が茂って足元がみえずにすべりそうになって最初は歩きづらかったがすぐに慣れて長い直線の広い林道に出てひたすら歩く。突き当りを曲がって軽く登って道路に出る。ゲートを抜けたら道路だがまっすぐの砂利道を抜けて完全な舗装道路へ。

しばらくいくと集落な感じに出て自販機を見つけて飲料を購入。まあ最悪駅までいけた感じですが。ここから田んぼとか誰も通ってない田舎道を通って日が照ってきたので丁度よかった。小淵沢駅舎は地下道を通ってやっと到着、2時間ちょっとかな。途中地図を確認したり小休憩したりとまずまず標準タイムと同じだったと思う。余裕があれば歩くのも悪くはない。

それにしてテン場から権現岳往復、編笠山から小淵沢駅へと当日はよく歩いたと思う。それでも電車に乗ると足が痛くなり、これからはエアーサロンパスを持参することにした。当初の予定は変更となったが無事な山行となり、天気よく眺望よかったので疲れたが行ってよかったと思う。いろいろ経験しないとわからなこともあるよね。

デジカメは性能を調べまくって13000円ほどで購入したすぐに起動、手ブレにとても強く、直接USB充電可能なお気に入りのもの。同じの売ってないかと思ったらそこでメーカーがデジカメ事業から撤退したことを初めて知った。今後スマホのみでいくかどうするかは思案中である。

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ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
編笠岳・権現岳(観音平駐車場から周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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