宮之浦岳(淀川登山口)
- GPS
- 09:51
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 778m
- 下り
- 766m
コースタイム
0620淀川小屋
0735小花之江河
0745花之江河
0800黒味分れ(朝食)0810
1000栗生岳
1020宮之浦岳
1040栗生岳
1220投石平(ランチ)1240
1310花之江河
1320小花之江河
1425淀川小屋
1515淀川登山口
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■〜淀川登山口
宿泊先は永田。朝3時に起きて、3時30分にレンタカーで出発。
4時、宮之浦「島むすび」。登山弁当(朝昼セット\1,100円)。
4時30分、安房「できたて屋2」。登山弁当(朝昼セット\1,000円)。
三連休の中日で、どちらのお弁当屋さんにもたくさんお客さんが来ていました。
予約制なので、名前を名乗り受け取るまで時間はかかりません。
安房から国道を離れて山道へ。真っ暗で、霧、それから鹿が出てきたりして走りにくいです。
途中の屋久杉自然館では、荒川登山口(車両乗入れ規制期間内)に向かうシャトルバス「荒川登山バス」を待つ人がたくさん。レインコート・ザックカバーの原色がかなりの賑やかさです。
安房林道を辿って、5時15分、淀川登山口に到着。
淀川登山口前の駐車場はぎりぎり満車。少し下の路肩、駐車スペースに停めます。
■淀川小屋〜小花之江河〜花之江河
トイレに寄って5時30分、ヘッドライトを点けて歩き始めます。
時折小雨がちらつく天候で、雲が厚くて真っ暗。
昼間ならなんともない道ですが、ヘッドライトで照らすだけだとデコボコが見えにくくて、歩きにくい。
淀川小屋では、前夜泊まった方が出発準備中。
テントも数張りあったので、きっと中は満員だったかと思います。
6時40分ごろから少しずつ明るくなっていき、7時にはヘッドライトを外しました。
小花之江河、花之江河ともに、光が射せば豊富な水に映えて美しい高層湿原なのですが、残念ながら太陽は厚い雲の中でした。
■投石平〜栗生岳〜宮之浦岳
黒味分れで朝食を立ったままでさっといただきました。
「できたて屋2」の朝食分。お握り2個とおかず。美味しいです。
黒味分れからは、花崗岩がゴロゴロと横たわり、ロープ場などがあって、コースの難易度が高くなります。
投石平あたりからは周りの樹高が低くなって、強い風を直接カラダに受けます。
濡れた木道は、特に斜めに下がっているところでは滑ります。
地図上では安房岳・翁岳の近くを通っているのですが、ガスが強くかかっていたため、分かりませんでした。
ヤクザサやヤクシマシャクナゲが広がる原を歩いていきます。
宮之浦岳への最終水場を過ぎると、屋久島三岳のひとつ、栗生岳。
登山道は山頂を巻いていきます。
山名標は登山道の脇に。さらに祠もあります。
大きな岩を登らないと山頂には立てません。
少し下って登り返して宮之浦岳に。九州最高峰で、こちらも屋久島三岳。
山頂北側では笹に氷が着いていて、寒々しい光景です。
これまで歩いてきた南側とは、気候が違うことが分かります。
残念ながら眺望はなし。それでも山頂には多くの人がいて、賑やかでした。
■ランチ
帰路、投石平の先、登山道脇の岩の上で休憩して昼食を摂ります。
「島むすび」の朝食分。お握り2個とおかず。
それから昼食分。お握り3個と揚げ物中心の豪華なおかず。
(「できたて屋2」の昼食分は明日用に持ち帰りました。)
それからカップスープを2点。クノール@スープDELIフランスパンのスイートコーンポタージュ。日清SPICE KITCHENトムヤムクン・フォースープ。
行程が長いので、いつもよりもたくさん食べました。
弁当は少し冷たくなっていたのですが、それでも美味しいです。
カップスープも少し寒い気候だったので、温まります。
■〜淀川登山口
帰路、少しだけ雲は薄くなってきましたが、残念ながら晴れることはありませんでした。
天気予報は悪くなくて、特に午後は晴れるとのことだったのですが、天候は回復せず。
淀川小屋の近くを流れる淀川は、往路では真っ暗だったので見られませんでしたが、復路では透き通った豊富な水が静かに流れている光景を見ることができました。
淀川を見るだけでも満足するほどきれいな景色でした。
片道8kmと長いのですが、標高差は600メートル弱。歩きやすいコースでした。
だいたい500メートル置きに道標があって、ペースが掴みやすかったです。
淀川登山口には、屋久島山岳部保全募金(1人1口\500)の募金箱があります。
■まとめ
昨年、黒味岳に行ったときにも曇っていたのですが、今日も晴れず。
登山口近くまで下りてくると晴れてきます。
屋久島までは飛行機での遠征になるので、どうしても日程が限定されてしまいますが、天気のいい日に登ってみたいです。回数を重ねればチャンスが巡ってくるかもしれません。
それから、屋久島三岳のうち、最後に永田岳が残っています。こちらにもいつか。
今回の登山弁当は、宮之浦「島むすび」、安房「できたて屋2」で頼みました。
どちらも焼サバや揚げ物といった定番を押さえていて、美味しくいただきました。
屋久島にはたくさんの弁当屋さんがあって、どこも登山口までの道沿いで、ピックアップに便利なところにあります。
レンタカーで移動するのなら、食べ比べてみるのも楽しいです。
今日の行程は9時間45分。うち休憩30分。21,000歩でした。
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