黄蓮谷右俣から甲斐駒ヶ岳
- GPS
- 33:02
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,802m
- 下り
- 3,154m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
MYアイテム |
xx101
重量:-kg
|
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感想
5:30過ぎにタクシーで日向山の登山口へ移動して行動開始。
ゲートよりさらに手前にロープが張られていて車両は登山口までしか入れなくなっていた。
林道を快適に進むが、何か所かで派手に土砂崩れしていた。錦滝まででも登山客のアプローチは難しそうだ。
トンネルを2-3個潜って林道終点、ここで装備を付けてから下降。
下までFIXロープベタ張りだが、使わなくても下降に支障はない。
久々の尾白川は相変わらず明るく、きれいな沢。
水量も少なく快適に遡行する。
鞍掛沢出合すぐ先のワイヤーの滝はワイヤーを使わなくても簡単に登れた。
尾白川は花崗岩の伽藍といった様相でただひたすら見事。
ただ、大きめの滝はほぼ登れなくて明瞭についた巻き道を使ってさくさく巻いていく。
地形図の噴水滝の場所は間違っていて、もう少し下流にそれらしき滝はあったが噴水してない残念な滝だった。
黄連谷出合で大休止後、黄連谷へ入っていく。
これまでと渓相が変わり、今まですっきり美しかったのに落石が多くてごちゃごちゃしてきた。
千丈沢を左から巻き、続く五丈沢を右から巻いた。この辺にテンバあり。
さらに坊主滝を右から巻いたが、ここは次もまとめて巻こうとして戻れなくなり黄連谷左俣出合まで40分くらいの長い高巻きになってしまった。
出合を見下ろすスラブ上で休憩してから沢へ戻り、すぐの滝は下段をフリーで登り、上段は左も巻けそうだったが右のスラブ状をロープを出して登ったがあまり良くなかった。
奥千丈の滝は傾斜のないガレっぽい滝で、水流右をフリーで登る。スタンスは豊富だった。
上部の逆くの字滝は左巻きでハマった記録を見ていたので水流をロープを出して突破。
〜#1くらいのカムが効くクラックが豊富、また水流を手探りしてると残置もあって使わせてもらう。
灌木まで行くつもりがロープが足りず、水流脇のチョックストーンと浅打ちハーケンでビレイして後続を迎えるが
実はロープが重いだけでまだ残ってたとか…やーれやれ。
左へ烏帽子沢を分けるところで烏帽子沢へ引き込まれそうになるのでトラバース気味にスラブを渡り、本流復帰。
インゼル状をうろうろしているとようやくテンバ好適地に到着。
風は冷たかったが快適なテンバで久々の焚き火を満喫したのだった。
翌日
予報のあった雨も降らず、夜露もない快適な朝。
風のおかげかいろんな装備が乾いていた。
快晴の青い空の下、遡行開始。
歩き出してほどなく水は伏流し、この日は水に触れることはなかった。
もはやずっと滝のような渓相ではあるが、最後の3段滝が出てきたので右から巻き気味に進む。
2段目に向けて踏み跡に沿って沢を横断して右岸側に進むが、落石騒ぎなどあり(ヒヤリハット)。
右岸壁際にハーケンが連打されたところをロープを出して15mほど登るとあとはツメの様相となる。
藪をかわしながら登り、山頂から一段下の右の肩の登山道へ出た。
暑いのでハイカー装備に着替えて長い長い黒戸尾根を下る。
すぐ横が登ってきた沢なので、時折や壁など見ながら下れるのは楽しい。うそ、長い暑い退屈。
最後、観光客で賑わう尾白のキャンプ場で尾白川に足を漬けて冷やしてから駐車場へ戻る。
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