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Yamareco

記録ID: 258190
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

厳冬の赤岳 

2013年01月04日(金) 〜 2013年01月05日(土)
 - 拍手
GPS
09:50
距離
15.3km
登り
1,447m
下り
1,454m

コースタイム

1/4 美濃戸口10:35→美濃戸山荘11:30,11:45→行者小屋14:20
1/5 行者小屋7:45→文三郎分岐8:50→赤岳山頂9:25,9:35→地蔵の頭10:10→
行者小屋10:50、11:20→美濃戸山荘12:55,13:10→美濃戸口13:50
天候 2日とも快晴。気温は、朝で零下20度。4月5日(金)は風もほとんどなし。
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
茅野から美濃戸口へバス。
コース状況/
危険箇所等
積雪は例年以上。
雪がしっかりついてたので、アイゼンが良く効き、無風に近い文三郎は
かえって登りやすかった。
一方、地蔵尾根は、多雪のため、登りはややしんどいか、、
下りはリッジ、梯子、トラバースとも、雪が相当かぶっており
しっかり油断せずにアイゼンを一歩一歩効かせれば、
特に危険箇所は、感じられない。
 今回は、最高の登山日和でした。通常の赤岳は、随所で烈風が吹き荒れます。
氷化している箇所も多々あります。ヤマレコの方々はご存じだとは思いますが。
当レポートは、13年1月5日に登山した感想です。
車窓から望む八ヶ岳南部。
1/4は、赤岳山頂は、強風とガスだったようです。
車窓から望む八ヶ岳南部。
1/4は、赤岳山頂は、強風とガスだったようです。
茅野駅バス停、いつもの風景
腰痛が心配で、グレゴリーの38Lに
必要最低限の防寒装備と非常食のみで軽量化。
私だけ、ハイキングのような
茅野駅バス停、いつもの風景
腰痛が心配で、グレゴリーの38Lに
必要最低限の防寒装備と非常食のみで軽量化。
私だけ、ハイキングのような
美濃戸口、登山口。
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美濃戸口、登山口。
林道を小一時間
まずは、白銀に輝く阿弥陀岳。
林道を小一時間
まずは、白銀に輝く阿弥陀岳。
ニホンカモシカ、、春に続いて今度もまた。
ニホンカモシカ、、春に続いて今度もまた。
昨年GWに赤岳を目指したとき、展望荘で同宿した方と、奇しくもバッタリ!私同様、五月のリベンジに来たとのこと。同好の士です。
昨年GWに赤岳を目指したとき、展望荘で同宿した方と、奇しくもバッタリ!私同様、五月のリベンジに来たとのこと。同好の士です。
雪がたっぷりとある静かな南沢を行きます。
雪がたっぷりとある静かな南沢を行きます。
凍結してます。
拡大できます。
歩きを止めると、無音の雪の世界です。
歩きを止めると、無音の雪の世界です。
見えてきました。
はやる気持ちを抑えながら、
山に入れられる幸せ感を。
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見えてきました。
はやる気持ちを抑えながら、
山に入れられる幸せ感を。
純白に輝いています。
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純白に輝いています。
行者小屋に着きました。
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行者小屋に着きました。
純白に輝いてます。ずっと見とれてます。
神々しい。
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純白に輝いてます。ずっと見とれてます。
神々しい。
拡大できます。左に横岳、右に主峰の赤岳
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拡大できます。左に横岳、右に主峰の赤岳
明日目指す、赤岳です。
こんなに真っ白な赤岳を初めてみました。
右手の文三郎尾根から登り、
左手の地蔵尾根を降りてきました。
拡大できます。
2013年01月04日 14:16撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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1/4 14:16
明日目指す、赤岳です。
こんなに真っ白な赤岳を初めてみました。
右手の文三郎尾根から登り、
左手の地蔵尾根を降りてきました。
拡大できます。
そりゃ、笑顔にもなります!
そりゃ、笑顔にもなります!
静かで、冷たい朝。無風状態で零下20度でした。
もくもくと登山の準備をする方々。
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静かで、冷たい朝。無風状態で零下20度でした。
もくもくと登山の準備をする方々。
朝7:30。文三郎尾根に向け出発です。
朝7:30。文三郎尾根に向け出発です。
冷え切った身体は、歩き出しが辛い。
右手に見える阿弥陀岳と月に励まされました。
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冷え切った身体は、歩き出しが辛い。
右手に見える阿弥陀岳と月に励まされました。
文三郎尾根の登り。鉄階段どころか、鎖まで埋まっています。
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文三郎尾根の登り。鉄階段どころか、鎖まで埋まっています。
励まされます。
文三郎尾根最上部です。
文三郎尾根最上部です。
中岳との分岐に出ました。
振り返ったトラバースの状況です。
雪がしっかり付いていて、とても歩きやすい。
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中岳との分岐に出ました。
振り返ったトラバースの状況です。
雪がしっかり付いていて、とても歩きやすい。
分岐から見上げた赤岳です。
分岐から見上げた赤岳です。
山頂直下100Mくらいでしょうか。
山頂直下100Mくらいでしょうか。
山頂直下。
氷化している上に、雪がしっかり付いています。
アイゼンの歯の効きを一歩づつ確認しながら登ります。
山頂直下。
氷化している上に、雪がしっかり付いています。
アイゼンの歯の効きを一歩づつ確認しながら登ります。
山頂
ほとんど風がない。最高です。
しかし立ち止まると寒いです。
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山頂
ほとんど風がない。最高です。
しかし立ち止まると寒いです。
下に、登ってきた行者小屋。
遙か北アルプスの峰峰。
右には、日本海も見えました。
拡大できます。
2013年01月05日 10:17撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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1/5 10:17
下に、登ってきた行者小屋。
遙か北アルプスの峰峰。
右には、日本海も見えました。
拡大できます。
これから降りる北側。
横岳から、北八ヶ岳稜線です。
これから降りる北側。
横岳から、北八ヶ岳稜線です。
雪がしっかりあるので、
アイゼンさえしっかり踏めば安全です。
見える小さなピークをのっこしたとき、
下から強風が巻き上げてきて、
バランスを失い、びびりました。
足下数十センチ左手は断崖絶壁でしたので。
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雪がしっかりあるので、
アイゼンさえしっかり踏めば安全です。
見える小さなピークをのっこしたとき、
下から強風が巻き上げてきて、
バランスを失い、びびりました。
足下数十センチ左手は断崖絶壁でしたので。
もう北風が吹き始めています。
もう北風が吹き始めています。
地蔵の頭。
尾根の上部の様子。
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地蔵の頭。
尾根の上部の様子。
ナイフリッジです。
落ちたら、私の滑落停止技術では止まらない。
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ナイフリッジです。
落ちたら、私の滑落停止技術では止まらない。
地蔵尾根から眺めた、赤岳と、登ってきた文三郎尾根の稜線。
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地蔵尾根から眺めた、赤岳と、登ってきた文三郎尾根の稜線。
トラバース地点も、雪です。
トラバース地点も、雪です。
無事、行者小屋まで帰還。
朝とは一転、
下山された方は皆さん笑顔。
今、ここへ来られた方も笑顔。
明るい雰囲気の小屋前。
2013年01月05日 11:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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1/5 11:23
無事、行者小屋まで帰還。
朝とは一転、
下山された方は皆さん笑顔。
今、ここへ来られた方も笑顔。
明るい雰囲気の小屋前。
森を抜けて帰ります。
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森を抜けて帰ります。
振り返ります。
いい山でした。
山に感謝です。
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いい山でした。
山に感謝です。
無事、登山口に。
一風呂浴びて、バスを待ちます。
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無事、登山口に。
一風呂浴びて、バスを待ちます。
拡大できます。
撮影機器:

感想

メモ。

歩行距離15.3km
累積標高差1393m

天候 零下20度 無風
腰痛があったため、荷物は極力軽量化。
手袋、靴下は、失敗。

行者小屋
20人ほど。単独者、カップル、グループ、それぞれ1/3位。
食事美味い

登山、ルート選択
登り文三郎、下り地蔵尾根。
今日のコンディションなら、正解。

帰りのあずさ
笹子トンネルの事故の影響もあり、激込み。

装備。
4年間履いたアルパインブーツは、もう駄目かも。
足に当たりすぎ。春山なら、靴下で調整できるが、
今回のような厳冬時には、駄目。

(ピッケルには、カバーを着けましょうよ。
山慣れていると見受けられる方々に多いのが、残念。
せめて混雑した駅中では、急に振り向かないでほしいです。)

グレゴリーの38Lはさすがに快適。

腰痛。
このところ痛み出していた腰痛、
帰宅してみると、すっかり痛みが治まっている。
「歩き」の産物ですね。

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