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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
辺見尾根第5弾会所尾根から両神山へ
2020年09月21日(月) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:16
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,565m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:11
17:06
ゴール地点
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
会所尾根P1089の鞍部から辺見岳北峰までが特に危険。辺見岳北峰から三笠山手前の崖までも急な登り降りあり。ピークの巻道はだいたい左右どちらも行けそうだが難易度は大きく違いそう |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
GPS
ファーストエイドキット
保険証
サングラス
タオル
ストック
20mロープ
8環
カラビナ
スリング
沢用ピッケル
6mロープ
|
---|
感想
ワルさん、kinoeさん、yasuhiroさんのレコ・ログを参考にさせていただきました。いつもありがとうございます。ワルさんのレコにあった熊穴はP1089の先のルンゼを登り返し、尾根に復帰した直後の岩・苔の辺りだろうと思い、神経をとがらせて歩きました。幸か不幸かそっちに気が行って、尾根の厳しさを感じるのが薄れてしまったかも。
しかーし、流石百名山の両神山。一般登山道になってからは、多くのハイカーさん達とスライド。外国人御一行様も。小学校低学年と思しき小さな男の子を連れたハイカーさんと頂上付近でスライドした時には微笑ましく思ったものの、いくら一般登山道とはいえ良く昇ってこれたなあと清滝小屋からの道を歩いてみて改めて驚いた。
とりあえず、辺見尾根はコンプリートだが、赤岩尾根、狩倉尾根、八丁尾根、天武将尾根と両神山の周りはまだ未踏のルートが山ほどあるが、いつまでこんなとこ歩けるか😌
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mame302さん、こんばんは。
逸見尾根の完踏お疲れ様でした。両神山、初めましてだったのですね!?初登頂おめでとうございます。そして何気にニアミスでした。
さて、写真22の逸見ヶ岳のケルン、やはり石造物の台石の様に見えますね…探していたモノです。貴重な写真ですね。ありがとうございました。
montblanc55さん、こんにちは。
コメントありがとうございました
写真22のピークには辺見岳北峰の標識があり、辺見岳南峰と呼ばれても良いピークには逸見ヶ岳の標識、尾根の名前は辺見尾根。実は、まだ自分の中でも辺見と逸見の使い分けの違いが良くわかってないんです ここに限らず、そう言ったことをあまり気にせず歩いてますが・・・
改めて、montblanc55さんの金剛院道のレコを読み直して昨日の山行を思い出していました。石仏にさほど興味がある訳ではない ですが、やっぱりその名前や由来、背景を少しでも知ると面白いです。montblanc55さんの知識の深さには驚いてます
前回の逆回りかと思いきや、アッサリ行っちゃいましたね。しかも足元悪そうなのに、さすがです。
でもこのルート、mame302さんにとってはP1089先の巻き以外、それほど難儀することはなかったんじゃないかと思います。
ところで、あんな場所にカメラとは何でしょうね。動物の生態調査?それとも遭難対策?(んなわけないか )
今日の那須は珍しく朝から晴れました。が、そんな日に限って所用ありでスッカリご無沙汰しています 。
次はアソコでしょうか?楽しみにしています。
お疲れ様でした〜。
kinoeさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
そのつもりだったんですが・・・、前日に急遽ここに行こうと決めて先に行っちゃいました 行ってみたい所は色々あるのに後何年こんな山行ができるだろうかと少し焦りがあるのかもしれません でも見晴台や辺見岳北峰からの絶景は2回ともお預けなんで、今度行く時は是非とも晴れ渡った日を狙って逆回りしてきます
カメラはどれも鳥の巣箱の入口に向けて設置してあり、montblanc55さんのレコには「コノハズク?」とありました。あの山域・林相で入口の大きさや高さ、巣箱の大きさで鳥の種類が選択されるような事があるんですかねえ
今週末は、台風が関東を直撃するかもしれません。大雨、洪水、土砂崩れ何でもありの時代になって来ましたので十分お気をつけ下さい
mame302さん、こんばんは。
逸見ヶ岳、辺見岳については、なかなか奥が深い疑問点かと思います。
まず、両神山の研究史として、
1.『新編武蔵風土記稿』19世紀前半頃(18xx)
2.『奥秩父続編』原全教(1935)
3.『両神山』飯野頼治(1975)
4.『りょうかみ双書両神山』両神村(1990)
と変遷しています。(この他にも参考文献はありますが、ここでは取り上げないことにします。)
最初に「逸見ヶ岳」が登場するのは、2の原(1935)です。そして1.2をもとに徹底的に踏査して叙述したと思われるのが、飯野(1975)です。管見の限りでは、飯野(1975)を超える両神山の文献は無いのかなと思いますが、飯野氏は「辺見ガ岳」としています。因みに公的な書物といえる4は「逸見ヶ岳」としております。いずれの文献も誤記やミスが結構あるので、断定はできないのもあるのかなと思います。また、いずれの文献も当時の古老や、有識者から聞き取りを行っているので、今後検証することは不可能かと思います。
もともとは、その山容から「二子山」という呼称だったようですが、甲源一刀流の逸見氏に由来することから逸見ヶ岳と云われているかと思います。しかし逸見氏は「辺見」とはならないので、「辺見ガ岳」は飯野(1975)の誤りかと個人的には思います。
そして興味深いことに、いずれの文献もこの尾根の名前については触れておらず、逸見尾根、辺見尾根は便宜上の名前、いわゆる(仮称)ということになるのかなと思います。もし仮に名前をつけるとしたら、前衛峰としての地形的な特徴と、歴史的な由来から「逸見尾根」となるのかなと解釈しております。もちろん「辺見尾根」でも良いかと思います。
密かに?偉大なる先人が残した上記文献を、現代的な視点で再検証しているところでしたが、mame302さんの疑問で、私も勉強になりました。ありがとうございました。
p.s:コノハズクの件についてはこちらをご参照下さい。[http://www.eco-saitama.or.jp/activity/nt/ryokami_trust/index.html]
面白いことに地権者?であるこの団体は「辺見岳」としています(爆)
montblanc55さん、追加の詳細な情報、ありがとうございました。
元々、この尾根一体が甲源一刀流の逸見氏に由来することから「へんみ」は「逸見」という説が自分はしっくりきます。「逸見ヶ岳と辺見岳北峰」ではなく「逸見ヶ岳南峰と逸見ヶ岳北峰」なら何も疑問を持ちませんでした。「へんみ」の音だけで他にも「辺見・片見・返見…」と色々ありますから日本語は難しいですね。もともと「二子山」と呼ばれていたら「〇〇北峰と○○南峰」が自然でわざわざ「逸見ヶ岳と辺見岳北峰」としているところに何か訳アリか と思ってしまいました。
埼玉県生態系保護協会のHPを見てみました。この山域一帯が地元の地権者とともにナショナルトラストとして自然保護地区なんですね。コノハズクの巣箱に間違いなさそうです。
いろいろと????だったのが随分スッキリしました
ありがとうございました
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