【中央アルプス探訪】 木曽駒ケ岳 上松Aコース
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- GPS
- 09:38
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,219m
- 下り
- 2,212m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:29
天候 | 晴れ ほぼ無風で穏やか 稜線でもアウター不要な程度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・上松Aコース登山口前の駐車場(向かい側に石碑が並んでいる所) 無料 公衆トイレらしき建物あり(利用しておらず、中は未確認) ・収容は15台分くらいか 5:00過ぎに到着時、駐車数台のみ(下山時も同様) ◆アクセス ・国道19号から駐車場まで5kmくらいで、全て舗装路 ・西からだと19号「小野の滝」交差点を右折し、点在する標識を頼りに道なりに ・手前に山小屋(旧アルプス山荘)があり、飼い犬が吠えてくる 今は山小屋としての営業はしておらず、民家として利用されているとのこと 駐車場はすぐ上なので、そのまま進む |
コース状況/ 危険箇所等 |
●全般 ・良好 ・道筋明瞭で、道も標識もとてもよく整備されている ◆上松Aコース ■駐車場-敬神ノ滝小屋 ・標識や赤サインに従う ・砂防ダム下を渡り、砂利道を少々で舗装林道と出合うので右折 ■敬神ノ滝小屋-八合目 ・小屋奥から登山道が始まる ・地面は土ベースで足裏に優しくて歩きやすい ・5合目金懸小屋手前に崩壊地の通過あり 初夏の頃に一時通行止めになっていた箇所ですが、 応急処置が施され問題なく通過できます ■8合目-巻道分岐-木曽前岳→-9合目玉乃窪山荘(上りで利用) ・引き続き良好な道だが、岩ゴロ、小さな岩場混じりとなる 木曽前岳まではやや荒れている印象 ■木曽前岳巻道(下りで利用) ・巻道といっても水平道ではなく、多少のアップダウンあり ・草が茂っていて、やや荒れている印象だが、藪漕ぎというほどではない ・崩壊地があり、こちらも応急処置が施され、問題なく通過できるものの、 若干の注意を要する ※上松Aコースは登山者少なめ 往復で出合った人は3人だけでした |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉 ・最寄りと思われる“ねざめホテル”に行きましたが、 混雑により入場制限しているとのことで、丁重に断られてしまいました。 https://nezame-hotel.com/spa.html |
写真
一度先を譲った後、すぐにまたこちらが先行
後は、6合目くらいでテント泊下山の方を追い抜き、結局このルートで出合ったのは、往復で3人だけ
感想
今年も下から木曽駒ヶ岳に上ってみよう。
昨年、桂小場からと福島Bコースを日帰りで歩いたが、上松Aコースは時間切れでシーズンオフとなっていたので、今年の大目標の一つだった。
登山口の標高が1000m台と他のルートよりも低標高からのスタート。
その分距離も長くなると思うが、今の体力で日帰りできるんだろうか。
脚の調子は申し分なく、出だしは軽かった。
しかし本格的な上りに入ると、どうにもこうにも身体が重い。
昨夜は国道19号、大桑村の道の駅に到着し、5時間ほど仮眠時間をとった。
ところが昨日は、不覚にも日中に昼寝をしてしまったため、到着して車中で寝袋に入っても一向に眠くならない。
幹線国道沿いで、夜間でもそれなりに往来がある。
ただでさえ寝付けない所へ、通り過ぎる車の音でほとんど眠れなかったようだ。
調子がイマイチなのはそのせいだろう。
寝ずにナイトハイクで出発する猛者の人々もいらっしゃるけど、自分は睡眠がないととてもダメ。
6合目辺りから顕著に失速。
その後、木曽前岳まではキツかった。
身体が重いのに加えて、朝食に食べた物もうまく消化できていなようで、要するにエナジーになっていない。
一時は山頂を諦めようかとも思ったが、木曽前岳山頂から木曽駒ヶ岳山頂を間近に見上げると元気も出てきて、不思議とその後は持ち直すことができた。
気分屋なので、やはり気分が乗ってくるのは大きい(笑)。
まあなんとか初志貫徹して木曽駒山頂まで行けて、途中で止めるよりも後味は断然いいので良かった良かった。
純粋な上り部分と多少のアップダウンの上り返しもあるから、トータルでは獲得標高2000mくらい、距離も20km程度はあったようだ。
このボリュームは、剱岳早月尾根とか甲斐駒ヶ岳ピストン辺りに準ずるくらいで、今の自分にはなかなかのもの。
今夏も本格的な山行はあまりできていないが、これくらいのボリュームをそこそこの時間に無事下山出来て、素直に嬉しい。
秋になり、今年も素人が標高が高いエリアを楽しめる期間はだんだんと短くなっている。
この先も、都合や天候が噛み合う休日は、素晴らしい秋山を楽しめたらいいですね。
さて、帰り道
最寄りの温泉は混雑で入湯を断られ、仕方なく国道19号を帰路についてしばらく。
謎の渋滞が始まり、ほぼ動かなくなってしまった。
行きに片側交互通行が1ヶ所あり、帰りに軽く渋滞するだろうなと踏んではいたが、そこまではまだ20km以上あるはずだ。
一体なんだろう。
パトカーが向かったりもしているから、交通事故だろうか。
高速道路のような電光表示板による案内などなく、渋滞の長さや通過に要する時間の目処等が一切分からないのが辛い。
仮に抜けられたとしても、その先名古屋方面へのラッシュで高速も混雑するだろう。
渋滞が大の苦手な僕は、エイヤー!で方向転換。
木曽福島まで北上し、そこから国道361号で飛騨高山に出て、後は慣れ親しんだ道を帰ることにした。
距離にして2倍、時間も多分2倍(笑)。
寝不足登山の後の300km越えロングドライブになってしまったが、不思議と集中力が途切れることはなかった。
ずっと空いている道を進んでいるので、いつまで続くか分からない渋滞の中にいることを思えば気分はずっと楽だ。
若い頃のスキー帰りに、中央自動車道が通行止めになった時なんかに、日本海側の糸魚川や上越に出て北陸道経由で帰ったことが何度もあったが、こういうの久しぶりだな。
大きな回り道だったけど、夕暮れ時の開田高原では、御嶽山の素晴らしい展望にお目にかかれ、飛騨高山では美味しい中華そばを夕食にいただくことができた。
もしかしたら、そのまま渋滞に突っ込んでいた方が、帰りは早かったのかどうかは分からないが、22時台には自宅に着くことができたし。
それなので?、こんな想定外のドライブもまっいいか(毎回は困るけど)。
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