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Yamareco

記録ID: 2586672
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

【中央アルプス探訪】 木曽駒ケ岳 上松Aコース

2020年09月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:38
距離
18.4km
登り
2,219m
下り
2,212m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:52
休憩
1:37
合計
9:29
5:58
6:03
73
7:16
7:23
146
9:49
10:03
11
10:14
10:23
19
10:42
10:43
6
10:49
11:02
9
11:11
11:41
19
12:00
12:06
112
13:58
14:03
43
14:46
14:53
17
15:10
15:10
0
15:10
ゴール地点
天候 晴れ
ほぼ無風で穏やか
稜線でもアウター不要な程度
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●登山口・駐車場
・上松Aコース登山口前の駐車場(向かい側に石碑が並んでいる所) 無料 
 公衆トイレらしき建物あり(利用しておらず、中は未確認)
・収容は15台分くらいか
 5:00過ぎに到着時、駐車数台のみ(下山時も同様)

◆アクセス
・国道19号から駐車場まで5kmくらいで、全て舗装路
・西からだと19号「小野の滝」交差点を右折し、点在する標識を頼りに道なりに
・手前に山小屋(旧アルプス山荘)があり、飼い犬が吠えてくる
 今は山小屋としての営業はしておらず、民家として利用されているとのこと
 駐車場はすぐ上なので、そのまま進む
コース状況/
危険箇所等
●全般
・良好
・道筋明瞭で、道も標識もとてもよく整備されている

◆上松Aコース
■駐車場-敬神ノ滝小屋
・標識や赤サインに従う
・砂防ダム下を渡り、砂利道を少々で舗装林道と出合うので右折
■敬神ノ滝小屋-八合目
・小屋奥から登山道が始まる
・地面は土ベースで足裏に優しくて歩きやすい
・5合目金懸小屋手前に崩壊地の通過あり
 初夏の頃に一時通行止めになっていた箇所ですが、
 応急処置が施され問題なく通過できます
■8合目-巻道分岐-木曽前岳→-9合目玉乃窪山荘(上りで利用)
・引き続き良好な道だが、岩ゴロ、小さな岩場混じりとなる
 木曽前岳まではやや荒れている印象
■木曽前岳巻道(下りで利用)
・巻道といっても水平道ではなく、多少のアップダウンあり
・草が茂っていて、やや荒れている印象だが、藪漕ぎというほどではない
・崩壊地があり、こちらも応急処置が施され、問題なく通過できるものの、
 若干の注意を要する

※上松Aコースは登山者少なめ
 往復で出合った人は3人だけでした
その他周辺情報 ●下山後の温泉
・最寄りと思われる“ねざめホテル”に行きましたが、
 混雑により入場制限しているとのことで、丁重に断られてしまいました。
 https://nezame-hotel.com/spa.html
今年も下から木曽駒ヶ岳に挑戦
未踏の上松Aコースへ
昨年時間切れで、今シーズンに持ち越していた
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今年も下から木曽駒ヶ岳に挑戦
未踏の上松Aコースへ
昨年時間切れで、今シーズンに持ち越していた
大規模砂防ダムの下を渡って、林道へ
標高はこの辺りで1000m台
木曽駒まで、ほぼ2000mUPハイクになりそう
いざ、行かん!
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大規模砂防ダムの下を渡って、林道へ
標高はこの辺りで1000m台
木曽駒まで、ほぼ2000mUPハイクになりそう
いざ、行かん!
舗装路と合流すると、敬神ノ滝小屋に
ここから登山道が始まる
舗装路と合流すると、敬神ノ滝小屋に
ここから登山道が始まる
一言
無事帰って来られますように
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一言
無事帰って来られますように
ルート上はずっと、味のある木彫りの表示板が整備
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ルート上はずっと、味のある木彫りの表示板が整備
駐車場前の石碑群からして、スピリチュアルな雰囲気の道
木曽駒ヶ岳信仰の道だったのでしょう
この先も石碑が点在していた
これは不動明王
駐車場前の石碑群からして、スピリチュアルな雰囲気の道
木曽駒ヶ岳信仰の道だったのでしょう
この先も石碑が点在していた
これは不動明王
突然、茂みで大きな音がガサガサッ!
心臓に悪いよ〜
何も出てこなかったが、果たして何だったのか・・・
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突然、茂みで大きな音がガサガサッ!
心臓に悪いよ〜
何も出てこなかったが、果たして何だったのか・・・
合目表示は〇合目半もあって細やか
時間の目安も刻まれている
合目表示は〇合目半もあって細やか
時間の目安も刻まれている
5合目
金懸小屋下に崩壊地あり
応急処置が施され、緑ロープに従って問題なく通過できます
5合目
金懸小屋下に崩壊地あり
応急処置が施され、緑ロープに従って問題なく通過できます
崩壊地の上はこんな様子
崩壊地の上はこんな様子
金懸小屋に到着
崩壊地のすぐ上
金懸小屋に到着
崩壊地のすぐ上
覗き趣味ではないですが・・・
小ぎれいなロフトづくりの小屋です
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覗き趣味ではないですが・・・
小ぎれいなロフトづくりの小屋です
小屋から進んだすぐ先に水場
行きも帰りも、かろうじてチョロチョロと出ていた
ルート上、おそらく唯一の水場
この時期はあまり当てにはできないかな
小屋から進んだすぐ先に水場
行きも帰りも、かろうじてチョロチョロと出ていた
ルート上、おそらく唯一の水場
この時期はあまり当てにはできないかな
上松Aコースも他の中アの道同様、極上整備道でが素晴らしい
ここの胸突八丁は、そんなにキツくないですよ
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上松Aコースも他の中アの道同様、極上整備道でが素晴らしい
ここの胸突八丁は、そんなにキツくないですよ
コケワールド区間
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コケワールド区間
道は緩急ありますが、こんな癒しの平坦区間も
道は緩急ありますが、こんな癒しの平坦区間も
道は広い尾根筋
らくだの背という場所は、少し細い場所だった

道は広い尾根筋
らくだの背という場所は、少し細い場所だった

南側、昨年歩いた三ノ沢岳が見えました
中央アルプス主脈から枝分かれした孤高の名峰
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南側、昨年歩いた三ノ沢岳が見えました
中央アルプス主脈から枝分かれした孤高の名峰
本日初めて出合った登山者さん
何せ人がいない上松Aコース
とてもいい道なんですがね
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本日初めて出合った登山者さん
何せ人がいない上松Aコース
とてもいい道なんですがね
樹間から乗鞍岳
天の岩戸という場所
巨岩も多いこのルート
天の岩戸という場所
巨岩も多いこのルート
御嶽山はとても静穏な感じ
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御嶽山はとても静穏な感じ
三ノ沢岳と右遠くには恵那山も
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三ノ沢岳と右遠くには恵那山も
石碑が並ぶ8合目にて
バテバテで大休止する
標高は2590mまで上がってきた
今日は、脚の調子が好調なのに、身体が重くて呼吸もバラバラ
ここまでかなりしんどい展開だった
石碑が並ぶ8合目にて
バテバテで大休止する
標高は2590mまで上がってきた
今日は、脚の調子が好調なのに、身体が重くて呼吸もバラバラ
ここまでかなりしんどい展開だった
進むと不動明王様が野ざらし状態で
でもとてもきれい
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進むと不動明王様が野ざらし状態で
でもとてもきれい
当面の目標、木曽前岳がやっと見えてきたよ
奥には木曽駒本峰も
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当面の目標、木曽前岳がやっと見えてきたよ
奥には木曽駒本峰も
おお、宝剣岳付近の稜線が!
素晴らしい
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おお、宝剣岳付近の稜線が!
素晴らしい
分岐
左 木曽前岳
右 分岐
左へ
分岐
左 木曽前岳
右 分岐
左へ
近いようでなかなか着かないんですよ
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近いようでなかなか着かないんですよ
北側
昨年歩いた麦草岳への稜線
グレー色の崩壊地は相変わらずの迫力
右のボコは牙岩でしょう
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北側
昨年歩いた麦草岳への稜線
グレー色の崩壊地は相変わらずの迫力
右のボコは牙岩でしょう
木曽前岳への岩場部分
木曽前岳への岩場部分
シラタマノキでしょうかね
葉が赤くなり始めています
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シラタマノキでしょうかね
葉が赤くなり始めています
ようやく木曽前岳の山上に
まずは分岐点
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ようやく木曽前岳の山上に
まずは分岐点
上ってきた上松Aコース
長大な尾根道です
右下に出発地付近砂防ダムが見える
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上ってきた上松Aコース
長大な尾根道です
右下に出発地付近砂防ダムが見える
昨年ここから歩いて行った麦草岳
ルートは稜線の際ではなく、少し右下の草藪道
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昨年ここから歩いて行った麦草岳
ルートは稜線の際ではなく、少し右下の草藪道
広い山上を移動して、木曽前岳ピーク標識へ
標高は2826mだったかな
こちらも木彫り標識
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広い山上を移動して、木曽前岳ピーク標識へ
標高は2826mだったかな
こちらも木彫り標識
南側、ド迫力崩壊地
奈落の底へ吸い込まれそう
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南側、ド迫力崩壊地
奈落の底へ吸い込まれそう
いよいよ木曽駒ヶ岳が眼前に
玉乃窪山荘まで下って上り返します
こちらからの角度、優しい存在感があります
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いよいよ木曽駒ヶ岳が眼前に
玉乃窪山荘まで下って上り返します
こちらからの角度、優しい存在感があります
コロナ休業中の玉乃窪山荘
間を抜けて
尚、帰りは窓が開いていて、小屋番さんが手入れに入っているようだった
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コロナ休業中の玉乃窪山荘
間を抜けて
尚、帰りは窓が開いていて、小屋番さんが手入れに入っているようだった
ちょっとしたキレット風の木曽前岳-麦草岳
昨年、簡単そうに見えて、個人的には大キレットよりキツかった
登山道というのは行ってみないと分からんものです
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ちょっとしたキレット風の木曽前岳-麦草岳
昨年、簡単そうに見えて、個人的には大キレットよりキツかった
登山道というのは行ってみないと分からんものです
乗鞍の向こうに穂高だと思いますが、雲に覆われ始めています
御嶽山もトップは雲の中に
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乗鞍の向こうに穂高だと思いますが、雲に覆われ始めています
御嶽山もトップは雲の中に
頂上木曽小屋は屋根に小屋名が
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頂上木曽小屋は屋根に小屋名が
山頂、もうすぐだよ
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山頂、もうすぐだよ
苦節5時間余り
山頂に着きました
5
苦節5時間余り
山頂に着きました
途中、調子が上がらないので、木曽前岳まででいいやと思ったりもしたが、山頂まで来て良かった良かった
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途中、調子が上がらないので、木曽前岳まででいいやと思ったりもしたが、山頂まで来て良かった良かった
賑やかな山頂
茶臼山-将棋頭山方面を望む
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賑やかな山頂
茶臼山-将棋頭山方面を望む
南アルプスのスター達は・・・
おお、荒川-赤石がかろうじて
塩見も少しの間見えていた
6
南アルプスのスター達は・・・
おお、荒川-赤石がかろうじて
塩見も少しの間見えていた
甲斐駒は間もなく雲に隠れそう
仙丈ケ岳や北岳などは最初から見えなかった
2
甲斐駒は間もなく雲に隠れそう
仙丈ケ岳や北岳などは最初から見えなかった
山頂から南側の絶景
南側、中央アルプスの主脈と三ノ沢岳
遠くには空木岳-南駒ヶ岳も見えております
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山頂から南側の絶景
南側、中央アルプスの主脈と三ノ沢岳
遠くには空木岳-南駒ヶ岳も見えております
頂上山荘まで下って、一服しよう
いやー、この辺賑やかです
混雑は苦手ですが、ずっと人のいない登山道を来たので、ホッとしたりもします
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頂上山荘まで下って、一服しよう
いやー、この辺賑やかです
混雑は苦手ですが、ずっと人のいない登山道を来たので、ホッとしたりもします
テント村
夕方-夜間-早朝は、ダウン着ててもかなり寒かったそうです
標高2900m辺りですからね
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テント村
夕方-夜間-早朝は、ダウン着ててもかなり寒かったそうです
標高2900m辺りですからね
昨日スーパーの駅弁フェアで見つけた柿の葉寿司をもってきた
普段はなかなか近場で手に入らないが、これ登山にいいわ
美味し!
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昨日スーパーの駅弁フェアで見つけた柿の葉寿司をもってきた
普段はなかなか近場で手に入らないが、これ登山にいいわ
美味し!
ロープウェイからの親子連れも多かった
「僕、もう上りは嫌だよ〜」と、泣きそうな息子さんを、お父さんが優しく励ましていらした
素敵な光景ですねえ
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ロープウェイからの親子連れも多かった
「僕、もう上りは嫌だよ〜」と、泣きそうな息子さんを、お父さんが優しく励ましていらした
素敵な光景ですねえ
今日はまあまあ長丁場
一服したら、早速下山にかかろう
まずは小屋前から巻道に
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今日はまあまあ長丁場
一服したら、早速下山にかかろう
まずは小屋前から巻道に
この巻道からの展望が、これまた素晴らしい
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この巻道からの展望が、これまた素晴らしい
玉ノ窪山荘に下ったら、木曽前岳は通らず、左の巻道へ
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玉ノ窪山荘に下ったら、木曽前岳は通らず、左の巻道へ
本日2人目に出合った上松Aコースの方(フルサイズの一眼レフハイカーさん)
一度先を譲った後、すぐにまたこちらが先行
後は、6合目くらいでテント泊下山の方を追い抜き、結局このルートで出合ったのは、往復で3人だけ
本日2人目に出合った上松Aコースの方(フルサイズの一眼レフハイカーさん)
一度先を譲った後、すぐにまたこちらが先行
後は、6合目くらいでテント泊下山の方を追い抜き、結局このルートで出合ったのは、往復で3人だけ
宝剣岳周辺のこの眺めは、上松Aコースならでは
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宝剣岳周辺のこの眺めは、上松Aコースならでは
木曽前岳の下を巻いていく
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木曽前岳の下を巻いていく
巻道といっても、少々アップダウンあり
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巻道といっても、少々アップダウンあり
崩壊地
通過は問題なくできます
トラロープの補助がある
崩壊地
通過は問題なくできます
トラロープの補助がある
木曽前岳山頂ルートと合流すると、この景色も見納め
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木曽前岳山頂ルートと合流すると、この景色も見納め
極上上松Aコースをひたすら戻る
極上上松Aコースをひたすら戻る
頑張ると跨ぐことができる倒木
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頑張ると跨ぐことができる倒木
ゴゼンタチバナに赤い実が
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ゴゼンタチバナに赤い実が
ついに三ノ沢岳にも雲がかかってしまいました
ついに三ノ沢岳にも雲がかかってしまいました
頂上山荘を出て3時間余り
休憩とりながら、下って下って、ようやく下が見えてきたよ
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頂上山荘を出て3時間余り
休憩とりながら、下って下って、ようやく下が見えてきたよ
なんて味のある渋い小屋なのでしょう
戸は施錠されていた
ところで、敬神ノ滝小屋というけれど、滝を見忘れてきちゃったよ
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なんて味のある渋い小屋なのでしょう
戸は施錠されていた
ところで、敬神ノ滝小屋というけれど、滝を見忘れてきちゃったよ
小屋前の石碑
木曽駒ヶ岳の試練と憧れみたい
小屋前の石碑
木曽駒ヶ岳の試練と憧れみたい
小屋前はなぜか舗装路
ここまで車で入れた時代もあったのか?
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小屋前はなぜか舗装路
ここまで車で入れた時代もあったのか?
風越山登山口とあるが、ガードレール越えて草藪を行くのかい?
風越山登山口とあるが、ガードレール越えて草藪を行くのかい?
A(ええ)コースでした
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A(ええ)コースでした
駐車場へ
無事下山出来て何より
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駐車場へ
無事下山出来て何より
すぐ横に駒ヶ岳神社
朝は緊張していて、全く気づいていなかった
我ながら気合入ってたんだな(笑)
すぐ横に駒ヶ岳神社
朝は緊張していて、全く気づいていなかった
我ながら気合入ってたんだな(笑)
駐車場目の前がこんな感じ
最初はちょっとビビった
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駐車場目の前がこんな感じ
最初はちょっとビビった
最寄りのお風呂に行ったら、混雑で入場制限中とのことでダメ
やはり連休ですな
この後国道19号は謎の渋滞で動かなくなった
渋滞が超苦手な自分は、エイヤーで方向転換
とんでもない遠回りをして帰ることに
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最寄りのお風呂に行ったら、混雑で入場制限中とのことでダメ
やはり連休ですな
この後国道19号は謎の渋滞で動かなくなった
渋滞が超苦手な自分は、エイヤーで方向転換
とんでもない遠回りをして帰ることに
いつ終わるか読めない渋滞に飲み込まれるより、動いている方がマシ
開田高原では夕方の御嶽山
再び雲が抜け全容が見えていた
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いつ終わるか読めない渋滞に飲み込まれるより、動いている方がマシ
開田高原では夕方の御嶽山
再び雲が抜け全容が見えていた
中央アルプスに行ったのに、なぜ僕は帰り道に飛騨高山で中華そばをすすっているのか(笑)
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中央アルプスに行ったのに、なぜ僕は帰り道に飛騨高山で中華そばをすすっているのか(笑)
閉店間際ながら、快く入れていただいた
ありがとう
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閉店間際ながら、快く入れていただいた
ありがとう
帰り道途中の岐阜長良川と金華山・稲葉山城
川端のホテルは満室のご様子
連休ですな
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帰り道途中の岐阜長良川と金華山・稲葉山城
川端のホテルは満室のご様子
連休ですな

感想

今年も下から木曽駒ヶ岳に上ってみよう。
昨年、桂小場からと福島Bコースを日帰りで歩いたが、上松Aコースは時間切れでシーズンオフとなっていたので、今年の大目標の一つだった。
登山口の標高が1000m台と他のルートよりも低標高からのスタート。
その分距離も長くなると思うが、今の体力で日帰りできるんだろうか。

脚の調子は申し分なく、出だしは軽かった。
しかし本格的な上りに入ると、どうにもこうにも身体が重い。

昨夜は国道19号、大桑村の道の駅に到着し、5時間ほど仮眠時間をとった。
ところが昨日は、不覚にも日中に昼寝をしてしまったため、到着して車中で寝袋に入っても一向に眠くならない。
幹線国道沿いで、夜間でもそれなりに往来がある。
ただでさえ寝付けない所へ、通り過ぎる車の音でほとんど眠れなかったようだ。

調子がイマイチなのはそのせいだろう。
寝ずにナイトハイクで出発する猛者の人々もいらっしゃるけど、自分は睡眠がないととてもダメ。
6合目辺りから顕著に失速。
その後、木曽前岳まではキツかった。
身体が重いのに加えて、朝食に食べた物もうまく消化できていなようで、要するにエナジーになっていない。
一時は山頂を諦めようかとも思ったが、木曽前岳山頂から木曽駒ヶ岳山頂を間近に見上げると元気も出てきて、不思議とその後は持ち直すことができた。
気分屋なので、やはり気分が乗ってくるのは大きい(笑)。
まあなんとか初志貫徹して木曽駒山頂まで行けて、途中で止めるよりも後味は断然いいので良かった良かった。

純粋な上り部分と多少のアップダウンの上り返しもあるから、トータルでは獲得標高2000mくらい、距離も20km程度はあったようだ。
このボリュームは、剱岳早月尾根とか甲斐駒ヶ岳ピストン辺りに準ずるくらいで、今の自分にはなかなかのもの。
今夏も本格的な山行はあまりできていないが、これくらいのボリュームをそこそこの時間に無事下山出来て、素直に嬉しい。
秋になり、今年も素人が標高が高いエリアを楽しめる期間はだんだんと短くなっている。
この先も、都合や天候が噛み合う休日は、素晴らしい秋山を楽しめたらいいですね。

さて、帰り道
最寄りの温泉は混雑で入湯を断られ、仕方なく国道19号を帰路についてしばらく。
謎の渋滞が始まり、ほぼ動かなくなってしまった。
行きに片側交互通行が1ヶ所あり、帰りに軽く渋滞するだろうなと踏んではいたが、そこまではまだ20km以上あるはずだ。
一体なんだろう。
パトカーが向かったりもしているから、交通事故だろうか。

高速道路のような電光表示板による案内などなく、渋滞の長さや通過に要する時間の目処等が一切分からないのが辛い。
仮に抜けられたとしても、その先名古屋方面へのラッシュで高速も混雑するだろう。
渋滞が大の苦手な僕は、エイヤー!で方向転換。
木曽福島まで北上し、そこから国道361号で飛騨高山に出て、後は慣れ親しんだ道を帰ることにした。

距離にして2倍、時間も多分2倍(笑)。
寝不足登山の後の300km越えロングドライブになってしまったが、不思議と集中力が途切れることはなかった。
ずっと空いている道を進んでいるので、いつまで続くか分からない渋滞の中にいることを思えば気分はずっと楽だ。
若い頃のスキー帰りに、中央自動車道が通行止めになった時なんかに、日本海側の糸魚川や上越に出て北陸道経由で帰ったことが何度もあったが、こういうの久しぶりだな。

大きな回り道だったけど、夕暮れ時の開田高原では、御嶽山の素晴らしい展望にお目にかかれ、飛騨高山では美味しい中華そばを夕食にいただくことができた。
もしかしたら、そのまま渋滞に突っ込んでいた方が、帰りは早かったのかどうかは分からないが、22時台には自宅に着くことができたし。
それなので?、こんな想定外のドライブもまっいいか(毎回は困るけど)。

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