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大菩薩/泉水谷水系 小室川谷 (沢登り / 奥秩父)

日程:
2007年06月30日 〜 2007年07月01日
メンバー:
kamog (CL) ,  karamomo TORY その他メンバー1人
天候:
6/30 曇りのち雨
7/01 小雨のち曇り(下界は時々晴れ)


地図:     ルート図 / 2万5000分の1地形図 標高グラフ:
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コースタイム:
   6/29(金)
 東神奈川23:20=R16=滝山街道=26:00小河内ダム駐車場(泊)
6/30(土)
 小河内ダム7:40=三条新橋=泉水谷林道=小室川谷出合上部(車デポ)9:15−
 9:25小室川谷出合−15:00中ノ沢出合より1時間上流部(泊)
7/01(日)
 4:00起床5:55発−10:05大菩薩/賽ノ河原西側−大菩薩峠−福ちゃん荘(TAXI)
 =泉水谷林道車デポ地=もえぎの湯(入浴)
コース状況/その他周辺情報:
   ■携帯通話調査
  ドコモSO902iwp+(FOMA)
   ・泉水谷林道小室川谷出合上部 圏外 通話不可
   ・大菩薩峠「介山荘」横 2本 通話不可(movaは通過OK)

■遡行グレード 2級〜2級上
  ロープ使用登攀 ×1(小室ノ淵手前?)
  懸垂下降    ×2

写真: この山行の写真をスライドショーで見る

GPSのトラック

泉水谷林道の小室川谷出合上部あたりに駐車
(以下photo by A.Torikioshi) http://www.tory.com

小室川谷へ向け林道を離れる

泉水谷本流にかかる橋を渡り、対岸の小尾根を乗り越して小室川谷へ。

小室川谷は意外と水量が細かった。



こけてる。



S字峡の高巻き

左岸高巻きから懸垂10mで沢に戻る

巨大な倒木







結構どっぷり。

残置あり。

腕が上がりすぎ。細かくホールドを拾い足でしっかり登る。こういう風に腕の力で登るのは岩が剥がれたらおしまいなので沢ではとても危険。^^;上手くない登り方の例。

残置がなければ困難。ロープ使用。




石門があった!ヒトマタギごっこ。

釜を泳いで這い上がる。私にはかなり難しかった。

ヒラタケ。採れば晩のおかずになったものを…。見逃した。

へつりがたっぷり。


幕営地。雨。

キュウリとオクラとミョウガのあえものとパスタ(明太子&ペペロンチーノ)とポトフいただきました。その辺に生えているミズも食べました。

これがなければ始まりません。サイコー!!雨でも燃える。

翌朝。ここからは美瀑の連続!!!でも、アサイチは思わず『ええ〜っまじ?』と思わず漏れる。だってまだ朝6時。

懸垂。7ミリロープは滑りやすく絡まりやすいが軽くてgoodでした。


立派な橋。しばらく左岸を歩き、枝沢分岐から再度沢へ。


本当にキレイな滝の連続でした。

本当に滑る岩の連続でした。^^;

だんだん苔生して美しい庭園のよう。





もっさり苔。

マスタケ。


稜線まで少し。

登山道。雨なのに一般ハイカーがいるいる。カサ差して歩いていた。
  
感想/記録:(by kamog)
   お盆休みに行く奥利根の事前トレーニングに大菩薩北面、小室川谷を遡行した。
前夜奥多摩湖、小河内ダムの下の駐車場に泊。
車の騒音を危惧したがなかなかどうして静かなもの。
翌朝ゆっくり起きてtoryさんが待つ泉水谷林道入口近くにある駐車場へ移動。
そのまま泉水谷林道に鋭角で入り三条新橋を渡って車を走らせること10分。
小室川谷出合上部の路肩に駐車。すぐ先のしっかりした踏み跡に入り、泉水谷へ降りる。
木製橋を渡り小尾根を乗り越せば目指す小室川谷。
しばらくはほとんど平坦かつ平凡な渓相を歩く。
S字峡の3つの滝は寝ているので直登できやや拍子抜けであったが
その後の小室ノ淵の方が手応えあり。
僕以外は皆釜を泳いで頑張っていた。
(釜手前の右岸ガレを登れば高巻きの踏み跡あり)
中ノ沢との分岐を過ぎ小1時間程度歩くと、予報通り雨がぱらつきだす。
本当は明日のことを考えもっと上部に泊まりたかったが
ちょうど左岸の樹林帯台地状によい幕場を見つけると同時に本降り;_;
みんなすっかり釜で濡れていたので今更雨も関係ないが
いまいち気温が上がらず寒かった。
タープを張り、これじゃ焚き火は無理だなぁと思っていたが
執念でFさん、toryさん、杏ちゃんが着火に成功!
雨でも焚き火ができることを証明した。
冷たいパンツも乾きました。みんなありがとう。
雨は夜通し降っていたが増水には至らず。
さすがに原生林豊かな山は保水力が違うようだ。

翌朝6時前に発。ここからは見事なナメ滝がどんどん続き
懸垂一箇所以外は滑りながらもどんどん登れる。
ぱっとしないジャヌケ沢出合を過ぎてから上流部は
それはそれは見事な苔の庭園の真ん中を小滝が落ちる。
この辺が小室川谷の真骨頂だと思う。
前方の倒木に何やらオレンジ色が見える。
当初雨具か何かかと思ったが、何とマスタケ(俗称赤ん坊)だ!
サルノコシカケくらい大きいが、その味たるや鶏ササミ肉と間違うほど。
何か宝物をゲットしたみたいで気分上々であった。
ひたすら本流を遡行し、詰めはそれ程急登でもなく、藪漕ぎもなく
大菩薩の賽ノ河原西側登山道に飛び出して遡行終了。
さすがにお気楽百名山だけあり、小雨の中でも結構な数のハイカーが歩いていた。

当初は丸川峠から三条新橋へ下山する予定であったが
私事ながら夕方から弔事があるため
福ちゃん荘でタクシーに乗り柳沢峠を越えて車のデポしてある泉水谷林道へ戻る。
料金は9,780円と結構かかってしまったが、1時間ほど時間短縮もできた。

奥利根のトレーニングとしてはやや物足りなかった感もあるが
中流部のゴルジュ、上流部のナメ滝登攀、源頭部の苔庭園と
奥秩父らしい原生林の美しい沢であった。

PS 全体的に岩苔は結構滑る。ステルスラバー底でなくフェルトでよかった。
  
感想/記録:(by karamomo)
   うつむくと髪の毛からほのかにスモークの香り。
もう帰ってきて2日経つのに、何度も洗ったのに
焚き火の匂いがまだ染み込んでいる。

小室川谷はそれほど大きな沢ではないが、素敵なゴルジュと釜が
美しい姿を見せてくれた。
水に磨かれた岩はつるつると滑り、膝ほどの水量に不用意に置いた足を
何度となく捕られ、腰まで水に浸かる。
一度浸かってしまえば開き直って、ジャブジャブと水線遡行を楽しめる。

午後から雨が降り出した。もともと濡れているからなんら気にならない。
雨足が強くなっても水は透明で美しい。
『奥多摩の森が湛える水』そんなことをkamogさんが口にした。
たくさんの水を吸い取ってゆっくりと濾過してくれる。
遡行するに増水しないのはとてもありがたい。

途中の滝では釜を泳いで対岸に取り付き、足の着かない所から這い上がってへつり、
滝を登るという初めての高度な技を体験することができた。
水に浸かったあと、這い上がる瞬間の背中のザックの非常に重いことといったら…。
『後ろから誰かにひっぱられているみたい。』まさにその通り。
重さ+つるつるスタンスになかなか這い上がることが出来ず、
3回落っこちた。落っこちた経験がこれまでなかったが、もうやけくそだった。
興奮していたため寒さは全く感じなかった。
興奮が冷めた頃、『ああ面白かった…!』と思った。

予定では中ノ沢出合付近でのビバーク予定であったが、
早い時間での到着となったため、もう少し上まで行くことになった。
1時間程歩き、大雨になる頃、沢が大きく曲る場所にタープを張った。

雨の中でも火は燃える。大きな炎には成り難いが、少ない薪で暖をとるには
丁度いい。やっとこ起こした焚き火でみんなオシリをあぶっていい気分。
オシリを暖めるととても気持ちいい。そして宴会…!

沢歩きに雨は問題ないが、ビバークに雨はいただけない。
私は軽量化にと防寒対策を怠ったために夜は寒く、冷たく
非常に痛い思いをした。kamogさんにもらったきんちゃく君があったかかった。

翌日は6時前に出発。頭がぼーっとする。気合を入れなければ…。
すぐに10m級の美瀑が現れる。体が疲れ切っていたため思わず、
『えぇ〜。滝〜?もぅやだぁー!』と、情けない言葉が漏れるが、
どんどん続く美しい滝にため息もすぐに感嘆の声に変わる。

次第に水量が減り、苔生したモスグリーンの沢に変わる。
ジャヌケ沢出合では、『あと高度にして400m…!!』
と非常にモチベーションが下がってしまったが、みんなで頑張って詰め上げた。

とっても楽しく、とってもいい沢だった。
雨の大菩薩にたくさん人がいたのには結構驚いた。
遡行中キツイ時頭の中でdes'reeの『you gotta be』が流れてた。
私も少しは逞しくなったかな。YouTubeでPV見てまた元気がリセットされる。






ファイル:
  
2601.xls 非公開 パスワードあり 計画書 (更新時刻:2008/07/02 01:55)



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- 1994年05月01日:白馬鑓ヶ岳・白馬大雪渓→清水谷→杓子沢滑降(白馬・鹿島槍・五竜) 情報量の目安:B 1 - yoneyama
- 2009年02月21日:Okutama Nagasawa hairyo(奥多摩・高尾) 情報量の目安:D 1 - kyo-chang



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