ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 264188
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

大久保山-岡松ノ峰-大谷ヶ丸-滝子山

2013年01月26日(土) 〜 2013年01月27日(日)
 - 拍手
GPS
30:24
距離
14.7km
登り
1,537m
下り
1,705m

コースタイム

2013年1月26日

06:49 大月駅 07:00
07:19 万年橋
07:41 切目峠
09:31 大久保山
10:22 岡松ノ峰
11:00 小沢ドウミ
11:56 無名ピークP1447
12:02 ホリヌキドウミ
13:06 主稜線
13:38 大谷ヶ丸

2013年1月27日

07:31 大谷ヶ丸
07:58 合流地点
08:57 笹子駅分岐
09:02 鎮西ヶ池
09:12 分岐
09:18 滝子山
09:24 分岐
09:26 三角点
09:39 男坂、女坂分岐
10:10 檜平
10:36 稜線下る
11:28 林道終点
11:50 車道、スリップ車、手伝う〜
ビール頂く 13:13
13:20 藤沢子神社
13:43 初狩駅
天候 26日:快晴
27日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自転車
町田−大月 :JR東日本、1110円
大月−万年橋:富士急山梨バス、430円
初狩−町田 :JR東日本、1110円
コース状況/
危険箇所等
※切目峠〜大谷ヶ丸の手前の稜線まで、整備された登山道ではありません。

雪の下に踏み跡程度はあるみたいです。大久保山、岡松ノ峰辺りまでは赤テープ、その上は白い梱包テープのばらけたものが、時々付いています。

小沢ドウミ下り、急斜面、要注意(この下り、8割ほど下ったところに平坦部があったのでアイゼン6本爪を付けましたが、遅いって!先行の方は、ずっと付けて無いようでした!使わなくても、大丈夫そうでしたが、雪もサラサラだったし、外すのも面倒だったので、ずっと付けてました・・・)

ホリヌキドウミは足場が悪く、危険です。要注意

そこから大谷ヶ丸の手前の稜線登山道まで、急な登りが続きます。立木を伝い、両手を使って登ります。

※今回の防寒装備を紹介いたします。
テント、モ○ベル・ステラリッジ1型、直設営、テント内に雨用フライ(テント付属品)を敷く(雨が降らない為)、同モ社のU.Lコンフォートシステムパット90、シュラフ=同モ社、スパイラルバロウバッグ#0、モ社、エクセロフト、フットウォーマー
前回、−5℃域では以上の装備で問題なかったのですが、今回は若干寒かったので、明け方、さらに昔のICI社のナイロン製、ダブルシュラフカバーを使用しました。風が少しあったためだと思います。稜線はかなり強風でしたが、東に少し除けたので、風は直接は当たりませんでした。テント内外、最低で-14℃(朝)でした。夜の段階ですでに-10℃くらいにはなっていました。


ちなみに服装は、モ社、ジオライン、ミドルウエイト、ハイネックシャツ、某社、アクリルカッターシャツ、ユニクロ、ハーフジップセーター(ウール100%)、モ社、シンサレートマウンテンパーカー(廃番)(いつも着ているオレンジの奴)です。


大月駅、山が赤い
大月駅、山が赤い
万年橋下車、バスはハマイバ前へ
万年橋下車、バスはハマイバ前へ
大久保山
大久保山より先へ
大久保山より先へ
急な登りだった、岡松ノ峰、少し休む
急な登りだった、岡松ノ峰、少し休む
岡松ノ峰の急な斜面を下ると、小沢ドウミ。林道が通っている。冬季閉鎖の模様、小沢ドウミの下りで、まさかの登山者!しかも、朝のバスでの同乗者でした。
1
岡松ノ峰の急な斜面を下ると、小沢ドウミ。林道が通っている。冬季閉鎖の模様、小沢ドウミの下りで、まさかの登山者!しかも、朝のバスでの同乗者でした。
そこから、登り。なのでこの先、ずっと踏み跡ありです・・・
そこから、登り。なのでこの先、ずっと踏み跡ありです・・・
無名?ピーク
ホリヌキドウミです。右側に微妙に短いロープがありました。このロープを使わないと、たぶん降りられない・・・超ビビリました。
ホリヌキドウミです。右側に微妙に短いロープがありました。このロープを使わないと、たぶん降りられない・・・超ビビリました。
反対側の登りは普通です
反対側の登りは普通です
主?稜線登山道に到着!
主?稜線登山道に到着!
大谷ヶ丸(泊)-14℃を記録!
4
大谷ヶ丸(泊)-14℃を記録!
滝子山より
西風が強いので、東に降りました。写真の車が、車庫から出られずにスリップしていたので、手伝いましたら、家によってけと言われ、ビール2本もいただきました。あれ、出かけるのではなかったの?
2
西風が強いので、東に降りました。写真の車が、車庫から出られずにスリップしていたので、手伝いましたら、家によってけと言われ、ビール2本もいただきました。あれ、出かけるのではなかったの?
このお宅の縁側から、富士山が良く見えます
4
このお宅の縁側から、富士山が良く見えます
この家の猫
すっかり酔っ払ってしまいました。一時間以上、経過していました・・・
すっかり酔っ払ってしまいました。一時間以上、経過していました・・・
藤沢地区

感想

前回、途中で引き返したのだが、やはり春まで待てないということで、入山口を少し上流にして切目峠から入る。ハマイバ前行きのバスは7時ちょうど大月を出発するので、朝2番の電車で行けば間に合う。と言っても起きる時間は同じだ

このバスに乗ったのは、上真木で降りた地元?の方と、もう一人の登山者。私は先に万年橋で降りたので、もう一人の方はどこまで行ったのか不明。だったはずなのだが・・・あろうことか!岡松の峰を下っている所で、怖くなったのでアイゼンを付けていたら、上から足音が聞こえてきた!え?よく見ると、朝、バスで一緒だった方の様だ!私『あさ、バスで一緒でしたよね?』、『・・・』同意『わかんまで持ってきちゃって・・・』『泊まりですか?』といいつつあっという間に先に行ってしまいました!

そこを下ったところが、小沢ドウミというところらしいのですが、今は林道が通っているので、雰囲気がないです。反対側の斜面を登ると、枯れた笹藪の中に切り開き状の道なのか、獣道なのかわかりませんが、踏み跡が続いています。少しゆるくなった斜度を登り切ったピークがP1447。特に標識のようなものもなく。木にビニールテープが巻いてある。これを少し西に下ったところが、ホリヌキドウミらしく、キレット状に段差のあるところ。突端が崖になっていて、あれ?どこから行くのか?と思うと右側にロープの端が見える。しかしロープを捕まえるところに行くのも怖い感じでした。凍ってはいなかったが、少し雪が付いている。身体を少しずつ移動させて、態勢を変えて、足の置き場を微妙に探る。こんな時はザックがでかいと引っかかりそうで怖さ倍増だ・・・

そのあとは、ずっと彼の足跡を追いかけましたが、二度と追いつくことはなかった。この広い山の中で、同じ日の同じ尾根、正規ルート以外の道を登る人がいたことに驚くとともに、真っ白の雪面に自分の前に足跡を追いかけるのが、モチベーションが少し下がった

ホリヌキドウミを過ぎると急な登りが続く立木を伝って手足を駆使して登りますが、周りに立木が少ないとビビります。残雪が20cm前後、日当たりが良いのか、地面が見えているところもあります。風はほとんど感じなかったのですが、稜線に出ると吹いてました。

泊まりは大谷ヶ丸辺りが平らで良いだろうと思っていたのでしたが、正解でした。西風が強かったので、東に逃げて風を除けました。登山道から東側へ10メートルも離れてないですが、うまく風を除けられました。夜は12時頃まで、強く吹いていましたが、その後は少し静かになったようです。

明け方少し寒かったので、使っていなかったシュラフカバーも使いました。少し暖かくなったのか?次に起きると5時になっていました。

翌日、どっちへ行くか考えてなかったのですが(笑)風が強そうな稜線歩きは止めて、さっさと滝子山へ行ってくだろうと思いました。
つづく

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2180人

コメント

人助け
自分の前を行く人の足跡を追うのが
モチベーション下がる、というのは
aragenさんならではでしょう
私は多分、安堵の気持ちになると思います。

車の手助けして、上がり込んでビール2本ですか
キスリング等しょっていると不審者に間違われなかったですか

そのお宅の縁側からの景色、いいですね。
手前にあるのは道祖神でしょうか。
2013/1/27 20:52
sakusakuさん、こんばんは
道祖神ではないと思います、いろいろと説明してくれたのですが 他にも大きな石があって、人も見に来る庭なのだそうで この家の人と近所の人もう一人と政治の話やら、世間話、近所の人の話など、楽しい時間を過ごしました
2013/1/27 22:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 甲信越 [日帰り]
初狩ー滝子山ー大谷ヶ丸ーやまと天目山温泉
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら