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Yamareco

記録ID: 270443
全員に公開
雪山ハイキング
栗駒・早池峰

氷上山〜中央・玉山コース周回で、展望とプチラッセル満喫

2013年02月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
17.7km
登り
971m
下り
978m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:31陸前高田市役所-11:46中央コース登山口-12:35祈祷ヶ原-13:00氷上山
13:14氷上山-13:28登奈孝志荘-13:57稜線分岐-14:31玉の湯登山口-15:41陸前高田市役所
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
仙台〜陸前高田 高速バス(宮城交通、岩手県交通、往復4,000円)

http://www.miyakou.co.jp/cms/express/desc/42/
コース状況/
危険箇所等
危険個所特になし
・復興工事のためか、持って行った地図での市役所付近からの最短路は工事中で通れず。市役所からGPSとは反対に出た方がよかった。
・玉山コースはトレースがほぼ消えていたが、切り開けと赤テープでコースはわかる。雪は稜線上のトレースない箇所では、つぼ足でふくらはぎからひざ上程度。トレースない場合はスノーシューかかんじきがあった方がよい。
中央コースへと市街地を行く途中から氷上山
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中央コースへと市街地を行く途中から氷上山
林道途中に太郎杉、二郎杉
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林道途中に太郎杉、二郎杉
やっと中央コース登山口に着く
やっと中央コース登山口に着く
青空、雪も10cm程度で快調!
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青空、雪も10cm程度で快調!
樹林が切れ、室根山が見える
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樹林が切れ、室根山が見える
背後に広田湾も見えてくる
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背後に広田湾も見えてくる
8合目を過ぎたあたり
いい感じだが雪が増えてきた。
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8合目を過ぎたあたり
いい感じだが雪が増えてきた。
雪原の祈祷ヶ原についた。つぼ足だと結構潜るんですけど。
雪原の祈祷ヶ原についた。つぼ足だと結構潜るんですけど。
山頂へのトレース。
風が強いところは消えています
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山頂へのトレース。
風が強いところは消えています
山頂手前で広田湾の展望がいい個所
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山頂手前で広田湾の展望がいい個所
アップ。湾内に雲の影。
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アップ。湾内に雲の影。
山頂着。五葉山が迎えてくれる。
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山頂着。五葉山が迎えてくれる。
既に13時のせいか広田湾ちょっと霞んでます。
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既に13時のせいか広田湾ちょっと霞んでます。
とりあえず乾杯。
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とりあえず乾杯。
こっちは大船渡湾
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こっちは大船渡湾
ちょっとアップ
五葉山方面もう一度。左寄り奥のピークは六角牛山でしょうか?
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五葉山方面もう一度。左寄り奥のピークは六角牛山でしょうか?
登奈孝志荘。やや古いがしっかり手入れされているみたいです。
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登奈孝志荘。やや古いがしっかり手入れされているみたいです。
西の御殿。樹の間に室根山がチョコン。
西の御殿。樹の間に室根山がチョコン。
トレースすっかり消えてるんですけど。
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トレースすっかり消えてるんですけど。
風の当らないところではトレース復活するが。
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風の当らないところではトレース復活するが。
また消える。まあ天気もいいし。
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また消える。まあ天気もいいし。
振り返る。
カモシカ(鹿?)のトレースの方が多い
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カモシカ(鹿?)のトレースの方が多い
ルートは稜線から支尾根に移る。トレースは見えぬがルートは明白。
ルートは稜線から支尾根に移る。トレースは見えぬがルートは明白。
雪面に樹蔭のストライプ
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雪面に樹蔭のストライプ
ルートが沢へ向かい下るとトレースが復活し一本杉に着く
ルートが沢へ向かい下るとトレースが復活し一本杉に着く
玉の湯手前から下った尾根を振り返る
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玉の湯手前から下った尾根を振り返る
山中の小鳥には全て逃げられ(泣)、しょうがないから畑地のツグミでも
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山中の小鳥には全て逃げられ(泣)、しょうがないから畑地のツグミでも
氷上山。愉しませてもらいました。
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氷上山。愉しませてもらいました。

感想

 先日気仙沼に行った時、北に妙に白い平頂の山が見えた。方角からすると氷上山か五葉山か。調べてみると、この付近の山は冬の東北の山としては比較的積雪も少なく、冬型でも比較的天気も良いよう。で、自分でも登れるんじゃないかと。海を間近に望めるのもいいし。高速バスを使えばぎりぎり仙台から日帰りできる氷上山に、中央コースから玉山コース周回で。雪は比較的少ないはず、トレースも期待の甘い見込みで、装備は軽アイゼンのみで。
 陸前高田市役所でバスを降りたはいいが、出鼻から道迷い。林道入口でも手前の施設の方に入ってしまい、ちょっと焦る。林道に入るとコゲラやカラ類が多く、歩が進まない。最初の分岐を車は入れそうもない右に折れると、先行1人分のトレースあり。林道状から左に山道に移ってしばしいくと中央コース登山口に着く。林道をもう一本過ぎ、しばらく行くと樹林が切れ室根山、広田湾が望める。このあたりからだんだん雪が深くなり、先行のトレースに感謝しながら行くとすずかけコースから来たというスノーシューの人が降りてくる。持って来てないんですが・・・・。
 8合目付近から雪のためペースダウン。無人の祈祷ヶ原から山頂に向かうと風のため先行者のトレースが消えているところも。ツツジが多く、ウソのつがいが先導する道をゆっくり行くと、つぼ足の方が下ってくる。先行トレースの方の様で礼を述べる。さらに行くと右手に広田湾が望める場所あり。そこからしばしで山頂。山頂には盛方面(?)から来られたという単独の方のみ。
 頂上からは、目前に雪姿の五葉山が大きい。六角牛山方面も見えているようだが、背稜方面は見えない。振り返ると期待通り広田湾、大船渡湾等の海岸線が美しいが午後のためか、やや霞んでいるのが残念。展望を愉しんだら、風を避けられる東御殿前で食事を取る。
 祈祷ヶ原に戻ると、登奈孝志荘から2人出てきて山頂へ向かった。ここから、玉山コース方面を見ると、古いトレースは見えるが、本日は入っていないよう。最もポピュラーなコースなんじゃ?う〜ん、予約した4時前のバスに間に合わない可能性があるが・・・・。ま、その時は次のバスに変更して玉の湯で汗を流せばよし、とたかをくくって、予定通り玉山コースへGO。西の御殿まで登り返した後、緩やかに下り始めるとトレースはほとんど消えている。スノーシュー持ってこなかったのが悔やまれるが、まあ基本下りだから。展望はないが、天気もいいし、気分のいい林間をゆっくりズボズボ進む。時折トレースが現れるが、動物達のトレースの方が多い。動物達も残ったトレースをラッセル泥棒するようだ。
 稜線から左に支尾根を下る道も楽しい。トラバース気味に尾根下を行く様になると雪は膝を超え気味に(登りに取らなくて良かった)。ジグザグに渓に下る様になるとトレースははっきりしてくる。一本杉を過ぎるとしばしで林道に出る。玉ノ湯前14時半。湯につかる余裕はないが、バスには十分間に合いそうだ。スパッツとジャケットを脱いで、1時間余りの車道歩きに移った。
 氷上山。目の前にした印象は、遠路来た割にやや高さが物足りなく感じましたが、どうして、好天のもと頂上からの海山の眺望、頂部稜線のプチラッセルと愉しませてもらいました。惜しむらくは、もっと早い時間帯にその展望を味わいたかったところです(バス利用日帰りでは無理ですが)。なお、意図したわけではないんですが、GPS軌跡が人の顔に見えるような・・・。

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コメント

ゲスト
つぼ足ラッセル
麓からだとあまり雪深くないようにみえますが、
つぼ足で雪道16kmを歩くとは恐れ入ります。
太平洋側はやはり天気いいですね。
山頂からの海は素敵です。
山形はまた寒波到来です。
私は近所の里山散策の日々です。
2013/2/20 12:03
雪道、実はちょっぴり
HITOIKIさん、コメありがとうございます。
 16kmのうち10kmは緩やかな車道や林道です。おまけに雪深い山形周辺とは違い、南三陸の海際では平地には雪はありません。行程中で雪があったのは、顔に見える(?)GPS軌跡の髪の毛のある部分のみ(※)で、ラッセルといえるのは頭頂部のみでしたよ。
※個人差があるだろうというツッコミもあるでしょうが
 愛宕山のレコ拝見しましたが、雪深い山形も今年は雪が少なめですか。というと、雪山スキルの低い 小生にも訪れ易い条件ということですね 。月末に仕事で山形市に行く予定があるので、その時天気が良ければ、手頃な山を物色してみようと思います
2013/2/20 13:00
お疲れ様でした
odax さんへ

こんにちは!
16kmのお山歩お疲れ様でした。
トレース消えちゃってたんですね。
たった一週間でも山の様子は変わりますね。

レコ楽しく拝見させていただきました。
odaxさんのレコには鳥の写真が登場することが多いのも楽しみです(*^_^*)
いつも上手に撮っておられますね

氷上山の小鳥達、すばやかったのですね。
でも可愛いツグミをみせてもらえて嬉しいです。

高速バスの旅もいいですね〜
2013/2/20 14:41
鳥は撮るもの
 waqueさん、コメありがとうございます。
 計画当初、車道歩きが長いので気が進まないものの、スノーシューは背負ってくつもりでした。ところが、waqueさんのレコの「しっかりしたトレースがばっちり山頂まで」に、へーそうなんだと、勝手に安易に乗っかり、スノーシューぽいッ!でも、お陰でちょっと歯ごたえ+1のハイクを愉しめました。

< 氷上山の小鳥達、すばやかったのですね。
→ 古いデジカメの合焦と、何よりodax本人がどん臭いのみです。
 鳥は初心者 です。以前は、ライチョウ以外は「野鳥」の一くくり。昨年山レコデビューしてから、感想でいつも「野鳥が」、「小鳥が」と書くのが気恥ずかしく、ボイスレコを持ち出し鳥の声を録音したり、覚え始めました。でも、写真に収めるのはなかなか。ところが、木々の葉が落ち始めると意外に野鳥が目に入るようになり、たまに写真に収めると、分類するのが愉しくなってきてますが、まだまだありふれた鳥を少しだけです。でも。美しい声で足を止め、愛らしい姿をチラッと見せては飛び去り、なかなか撮らせてくれない鳥に興味を持つって、これってツンデレ好み?

 余談ですが、小生「トリ」は撮るだけ、摂りません!何故?それは共喰いになるから。

 山歩き中常に熊に怯える、チキンなodaxでした (おそまつ)
2013/2/20 22:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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