青根から蛭ヶ岳ピストン・スノーシューは使わず仕舞いでした
神奈川県
muscat
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,531m
- 下り
- 1,531m
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1158蛭ヶ岳1320→原小屋平1420→1441姫次1450→八丁坂の頭1510→1634青根駐車場
合計9時間44分 休憩時間1時間46分 行動時間7時間58分
コース標準タイム7時間15分＝昭文社丹沢2006年度版
| 過去天気図（気象庁） | 2013年02月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
相模湖IC近くのセブンイレブンで車中泊後青根登山口へ移動。 「林道関係者以外立入禁止」のゲート近くに駐車。 なお「青根」「登山口」でググると出てくるページがあり 黍殻山方面へ向かう登山道の入口ギリギリまで車で上がれるような 記述があります。しかし前述のゲートがあるため現状ではその方法は取れません。 私は前回（＝登山靴忘れのため登らず）その記述にこだわり過ぎて 「一体どこのことなんだ…」と右往左往してしまいました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
顕著な危険箇所はありません。 登山ポストは見当たりませんでした。 |
写真
この日本酒安いのですがとにかくマ…もとい口に合いませんでした。
きちんと詰めれば5台駐車できます。
少し戻ったところにも駐車スペースがあります。
駐車場所から林道を20分弱歩くと八丁坂の頭に向かう登山道の入口に至ります。黍殻山に向かう登山道の入口は林道のさらに先の方にあるようです。
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黍殻山に向かう登山道の入口は林道のさらに先の方にあるようです。
さすがに丹沢主脈だけあってよく踏まれておりトレースは明瞭です。
ちょっと感動的です。思わず「うおっ」と声が出てしまいます。
そして本日の目標地点蛭ヶ岳。あそこへ行くには一度100mほど下ります。
丹沢って巻き道というものがほとんどなく登山者を甘やかしません。
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あそこへ行くには一度100mほど下ります。
丹沢って巻き道というものがほとんどなく登山者を甘やかしません。
2年前に檜洞丸を経て蛭ヶ岳を目指しましたが敗退でした。
トイレをお借りしました。
小屋番の方は柔らかな物腰でした。
無駄に背負ってきたスノーシューのシルエットが悲しい…。
感想
[b][color=0000c0]《登山靴忘れのリベンジ》[/color][/b]
この山行、本当は2/3（日）に実行するはずでしたが登山靴を車に積み込むのを忘れ,登山口まで到達したにも拘らず寂しく帰宅する羽目になってしまったものです。今回態勢を整え再チャレンジすることにしました。丹沢は何回か訪れていますが、最高峰の蛭ヶ岳には登ったことがないので最短ルートとされる青根から登りました。
登山口には至ってスムーズに到着。そりゃそうですよ。3週間ほど前に来たばっかりですから。多分使う場面はないだろうな〜と思いつつも一応スノーシュー、ピッケルをザックにくくりつけて準備完了。まずは薄暗い林道のアスファルトの上を歩き始めました。
朝一で丹沢主脈の西側を歩いているので天気が良いはずなのに中々太陽を拝めません。稜線に上がる手前辺りから地面の露出しているところはほとんどなくなり雪山っぽくなります。モノレールをくぐり小1時間ほどで稜線に出てようやく太陽の光に出会えました。
[b][color=0000c0]《姫次で富士山にご対面》[/color][/b]
稜線に出て少し歩くと丹沢主脈と合流します。主脈と言うくらいですからトレースははっきりしており、しっかり踏み固められているためスノーシューなんぞ出る幕なし。担いできてしまったものは仕方ないのでボッカ訓練と思って我慢するしかありません。
好天の中傾斜の緩い雪道を歩くので快適この上なく、来てよかったな〜と思っていると姫次に到着します。カーブを曲がると真正面にドーンと富士山！
これはちょっと感動的ですね。個人的には今回の山行のハイライトはここでした。
富士山の絶景を堪能していると別パーティーの会話が聞こえてきます。
「ここから一旦結構下るよ」
そうなんですよね〜。巻道の充実した奥多摩と比べると丹沢って厳しい…。特に蛭ヶ岳は丹沢山塊の中心に位置しているのでたどり着くためには結構アップダウンを繰り返すことになり、ヘタレ登山者にはきついのです。
[b][color=0000c0]《ニセピークにがっかりしながらも何とか蛭ヶ岳登頂》[/color][/b]
蛭ヶ岳にとりつくとピークらしきものを見ながら登っていくことになりますが、見えているのは実は蛭ヶ岳のピークではありません。よくあることではありますがニセピークに騙され「そんなこったろうと思ったよ…」とブツブツ言いながら何とか蛭ヶ岳に到着しました。好天の日曜日と言っても結構奥まった山なので、塔ノ岳辺りと比べると人は多くありません。その中で他のパーティーの会話が聞こえてきて、どうやらヤマレコユーザーさんのようです。
話しかけてみるとCheenaさんとおっしゃる方でした。山の中でヤマレコユーザーと判明している方とお話しするのは初めてでした。大体は下山後のレコとかで判明することが多いですよね。
登ってくるまでの間は結構風が吹いていて寒かったのですが、何故か蛭ヶ岳の山頂はほぼ無風。あまりにも快適だったせいか気が付くと1時間20分もダラダラしていました。
[b][color=0000c0]《太腿の痙攣発動》[/color][/b]
このまま大倉方面へ縦走できたら楽しいのですが、車の回収があるのでピストンです。しばらく下って先行パーティーに追いつき、道を譲って頂けたので挨拶しながら前に出たところで来ました。太腿の痙攣です。久々にスタッフ会議の寸劇をお送りします。
【太腿】
ぐあっ！
【私】
なんだよ？ 急に妙な声出すなよな。驚くだろうが。
【太腿】
ふおおおお〜、ちょっと待ってくれ…。ヤバいことになってきた。
【脹脛】
え〜？ 今回は大事を取って標準タイムより相当遅いペースじゃないですか。
【私】
確かに最近ゆる目の山行が続いていたから鈍ってきたのもわからんでもないが…。
【脹脛】
でも、ちょっとだらしないんじゃないですかね〜。
【太腿】
クゥッ、お前ら…。俺は丹沢来るの気乗りしないって言っといたろ〜が。
【私】
そうは言うけど元神奈川県民として最高峰の蛭ヶ岳をほっとくわけにはいかんだろ〜よ。
【脹脛】
しかも最短ルートとの呼び声の高い青根からのルートを選んでもいますしね。
【太腿】
このバカどもが…。今まで丹沢来てノートラブルだったことがあるか？ 俺たちには鬼門なんだよ。最初は道間違い、2回目は俺がギブアップで敗退、3回目は再度の道間違いでこの間は登山靴忘れ。ロクな目に遭ってない…。本当来るんじゃなかったよ。ブツブツ…。大体な〜
【私】
まっ…まあまあまあまあ、とりあえずストックへの荷重を増やしてお前の負担を軽くするからさ。
【脹脛】
そっ、そうそう、それに無理に急ぐこともないですから。さっき抜かせてもらったパーティーには先に行ってもらえばいいですよ。慌てずゆっくりと行きましょう。
【太腿】
…いつもにも似ず妙に優しいな。何か企んでるんじゃないだろうな？
【私】
そ、そんなことないぞ。そもそもお前に負担がかかるのは俺がいつまで経っても減量しないせいだしな。
【脹脛】
それに今回は使いもしないスノーシューやピッケルを担いできたんだから無理もないですよ。
【太腿】
おっ、おう…。ヤケに物分りがいいな。よし、じゃあもう少し頑張ってみるか。
【私】
（アブね〜、奴にキレられると山に行けなくなっちゃうからな）
【脹脛】
（そうですよ、近々久しぶりの泊まり山行が控えてるんですから気をつけないと）
【太腿】
んっ？何か言ったか？
【私】
いやいや、みんなで無理せずに楽しく登山出来るといいな〜って話だよ。
【脹脛】
お互い協力し合える建設的な関係が理想ですよね〜。
【太腿】
いいこと言うね〜。そうそう建設的に行かないと。ワッハッハ。
太腿をだましだまし何とか下山しないとしょうがないですからね。先を譲って頂いたパーティーに今度は私が譲りましたが、先方の休憩中に再び抜かせて頂き、以降は大した登りもないので下山まで追い付かれることはありませんでした。
太腿の痙攣への対処法が上手くなってきたようです。全然自慢になりませんがね〜。体重落とすなり、トレーニングするなりして痙攣させなければ済む話ですから。
大分薄暗くなってきた4時半頃にようやく下山。予定では2時頃のつもりでしたが、これはコース標準タイムの計算を間違えていたことが原因です。気をつけないと。
[b][color=0000c0]《感想・膝痛レポート》[/color][/b]
さすがに丹沢の最高峰。評判通りの展望でした。南アが見えなかったのは少々残念でしたが充分に満足の山行でした。個人的には蛭ヶ岳からの展望よりも、姫次で突然現れる富士山の威容の方が感動的ではありました。
今回のルートはそれほど人も多くなく快適で、今後も丹沢に関しては大倉尾根からの塔ノ岳よりは青根や焼山からの丹沢主脈の方を好むことになりそうです。あとは今回よく耳にした塩水橋からのルートにも興味がありますね。
太腿がアウトになるキツさのコースではあったものの膝はザムスト（膝サポーター）装着で全く痛む気配なし。その一方で爪先にいくつかマメを作ってしまいました。靴ひもの締め方がゆるかったのかな〜？ マメが出来たのはかなり久々でした。
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こんばんは、muscatさん！
木曜の夜だしそろそろmuscatさんのレコ上がるかなぁと思ったら案の定上がってました。muscatさんの行動パターン、見切らせて頂きました
そうか、muscatさんは横浜生まれですもんね。丹沢は故郷の山ですね。
蛭ヶ岳の山頂は広々していて気持ちがいいですね〜
僕は丹沢は塔ノ岳しか登った事がないので、眺めもいいし人もあんまりいなさそうですし、行きたくなりました
太腿の痙攣たいしたことなくてなりよりでした。僕もここ3ヶ月で2kg貯蓄したので、ちょっと危険水域突入してます
こんばんは、zawadaさん。
コメントありがとうございます
見切られちゃいましたね。
今回くらいはせめて水曜日の昼間くらいには上げるつもりで
いたのですが、なんせ筆が遅い…。結局木曜日の夜になっちゃいました。
丹沢ですが生まれてから中断を挟み２５年程度は神奈川県民を
やっていましたが、当時は山に全く興味がありませんでした。
それでも地理好きなので県内に丹沢という場所があるのは知っており、
「何だ富士山の半分の高さもないのか、神奈川の山はしょっぱいな〜」
と言う、生意気な認識しかありませんでした
本文中にも書きましたが丹沢ってホント甘くないんですよね〜
とにかく巻き道がないので、奥の方へ行くには全ピークを経由することに
なってしまいます。丹沢は登山者を強くすると思います。
ところで調布からですと今回の登山口や塩水橋の登山口は結構近いですよ。
丹沢最高峰の蛭ヶ岳、是非一度行ってみてはいかがでしょう
muscatさん、こんばんは
今回はリベンジだったんですね
靴を忘れたのはショック、大きかったでしょうね
それにしても好天に恵まれ青空と富士山が素晴らしい
丹沢は距離的には近くても、なぜか行きにくい
イメージがあって、なかなか行けません。
こんばんは、Happiさん。
コメントありがとうございます
そうなんですよ〜。リベンジと言うのもおこがましい二度目の
登山靴忘れ。話になりませんな〜
ここのところ日曜日の天気が良くってホントありがたいです
恐らく塔ノ岳辺りは相当な人出だったのではないかと思います。
＞丹沢は距離的には近くても、なぜか行きにくいイメージがあって
成田からですと憎き首都高を経由しないルートって考えにくいですからね〜。
特に大倉尾根から塔ノ岳を目指すとなると流石に都内を抜けるのに
下道は労力が大きすぎます。でも今回のような裏口であれば高速代は
大幅に節約できますよ。１６号様々です
山頂でお会いしたCheenaです(^^)
最近の登山で会ったかも？に記録が
アップされてたので飛んできました！
蛭が岳の山頂綺麗でしたね〜。
姫次からの富士山もイイですね！
いつかは青根もしくは焼山から縦走してみたいです。
今後ともヨロシクお願いします。
と思ったら、muscatさん、元神奈川県民ですか！
うちは初めて登ったお山が丹沢の大山なんです。
蛭ヶ岳は去年、塔ノ岳から入って檜洞丸に抜けました。
360度の展望の、素敵なお山ですよね(*^_^*)
青根からは登ったことないんです
今度はそちら側から挑戦してみますね
登山靴の写真によっしゃ！と思ったのはうちだけではないはず…
そして久々のスタッフ会議、楽しませていただきました
こんにちは、Cheenaさん。
コメントありがとうございます
蛭ヶ岳良かったですね。さすが神奈川県の最高峰でした
やはり登山を趣味とする上で近くに丹沢を持つ点で神奈川県民の方が
千葉県民よりは大分恵まれている気がします。ヒルが出る季節は
ちょっと遠慮したいというのはありますが…
またどこかでお会いできるといいですね
こんにちは、CATさん。
コメントありがとうございます
神奈川県民歴ではもしかするとCATさんより長いかも知れません
ということで最高峰の蛭ヶ岳は登っておくべきと考えて実行しましたが
なかなか手強かったです。丹沢山塊は甘くありませんでした。
登山靴の写真まで撮るのはバカ過ぎるかとも思いましたが
仕方ないですよね。だって本当にここまでやらないと再発の恐れなし
とは言い切れませんから。いやはや困ったものです
青根から登るのは実はそれほどお勧めでもないのですが
姫次からの富士山はドラマチックでいいですよ。これはお勧めです
しばらくでした、muscatさん！
この日は、私は畦ヶ丸にいました。
風は強かったですが、イイ天気でしたネ
雪もしっかりありました。
やはり蛭ヶ岳もそこそこ雪がありましたネ。
っと云うわけで、３日は南尾根から蛭ヶ岳に登りましたが、全く雪が無くてガッカリでした
春の嵐でみんな溶けてしまいました。
最後の丹沢の冬を楽しまれたようで何よりでした。
こんにちは、hottenさん。
コメントありがとうございます
＞最後の丹沢の冬を楽しまれたようで…
本当ですね〜。私が登った時はまだ山頂で地面が露出している
ところなどなかったのですが、その後のレコを見ると
完全に春山モードで驚きました。季節の変化は速いですね。
私はヒルにかまれるのだけは勘弁してほしいので今年は丹沢は
打ち止めになるかな〜。もう１回くらいドカ雪が欲しいですね。
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