記録ID: 27243
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講習/トレーニング
白馬・鹿島槍・五竜
針ノ木岳
2008年06月28日(土) [日帰り]
waka
その他6人
- GPS
- 09:54
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,137m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
扇沢6:30--11:00針ノ木峠14:00--16:30扇沢
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢の駐車場は結構空いていて、立山方面に向かう人は少ない様子。室堂までの往復運賃が12600円と書いてあった。一段と高くなっている。大沢小屋への道は砂防林道経由の近道が使えるようになっていて、途中の沢にも橋が架けられていた、案内の赤布も十分についていて間違う子とはない。このルートは4月5月の残雪の多いときに使うルートで林道入口には案内はないので知らないと入りずらい.大沢小屋は営業していなかった。 大沢小屋の200m上部位から雪渓歩きとなる。雪渓は切れることなく針ノ木峠まで続いていて、ノドにもクレパスはないが、落石は結構あり、上部から大きな落石があったのを観察した。雪渓に入った所でアイゼンを装着しアイゼン歩行の訓練開始。 11時に針ノ木峠に到着し昼食後雪上訓練を開始。針ノ木小屋は3日前から営業開始していた。昔あった槍見トイレ(天空のトイレ)は撤去されており跡が残っていたのみで、現在のトイレは小屋の蓮華岳側の入口設置されており、簡易水洗となっていた。 雪上訓練は短い時間ではあったが、アイゼン歩行/つぼ足歩行(直登下降、トラバース、斜めトラバース)、滑落制動、ザイルワーク、グリセード等のメニューを一通りこなした。下りはコンティニアス練習もしながら下山した。 下山時にあったスキーヤーの情報では峠から針ノ木岳登山中の登山者2名が途中の雪渓トラバース地点で数百メートル滑落したがマヤクボカールで止まり、とりあえず無事だったとのこと。ここは雪が解ける迄は例年滑落がよく起きる場所で、小屋でも注意喚起している。7月前半に行かれる方は要注意です。 当初、一泊での訓練予定だったが、日曜の天気が悪い予報だったので土曜日帰りとした。土曜は予想以上の好天で気持ちの良いトレーニングが出来た。 |
写真
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wakaさん
北陸方面は、前線から離れて、この日は降らなかったのですね。日射はほどほどで、訓練日和というお天気ですね。
峠の直下の最後のツメが、なかなかの傾斜ですね。針ノ木岳山頂の手前の雪面は、もっと傾斜があるのでしょうか。夏だと、山頂の手前で、トラバースから直上に移るあたりが、傾斜があったように思います。
天空のトイレは、撮影された場所とは、少し地形が違うように思います。アレは、岩が多い場所だったので。板を張り出した造りなので、それがないと違って見える面もありますね。残雪で様子が違って見えるのかもしれません。
それらのトイレ群のその一つが、写真のものですね。
小屋は、少なくとも外装はあたらしくしたようですね。トイレも見違えるようなものになったそうで、関係のみなさんに感謝したいです。
tanigawaさん、こんばんは。
丁度の訓練日和でした。訓練時間が3時間弱で短かったですが、みなさんの体力的には丁度良かった様です。来年は泊りでゆっくり十分に訓練したいという意見もありましたが。
この針ノ木小屋の直下が雪上訓練には安全面や雪面の斜度から見て最適です。途中の斜面も使えなくはないですが、落石の危険が高いです。そして小屋のトイレが使えますので、女性にはより安心かと。
針ノ木峠は何十回と来ていますが、ここで小屋泊りやテント泊りを一度もしたことがありません。一度は小屋に泊ってみたいと思いました。
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