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Yamareco

記録ID: 274164
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雪山ハイキング
甲信越

大菩薩嶺・大菩薩峠

2013年03月03日(日) [日帰り]
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nobou その他6人
GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,112m
下り
1,102m

コースタイム

7:30丸川峠分岐P8:00-9:44丸川荘10:03-11:38大菩薩嶺11:40-11:51雷岩12:29-13:03大菩薩峠13:08-13:22ベンチ-13:46富士見山荘14:01-14:05福ちゃん荘14:10-14:27上日川峠ロッジ長兵衛14:32-14:45仙石茶屋-14:55丸川峠分岐P
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き;自宅4:10-4:20大町市営P4:30-4:45松川4:50-5:10安曇野IC-7:30丸川峠分岐P

帰り;16:15-16:30大菩薩の湯17:30-Q済みのIC19:10-スワンガーデン(清算)19:20-19:30松川19:40-20:00大町市営P(清算)-自宅20:15
コース状況/
危険箇所等
丸川峠分岐〜丸川荘 
 はじめやや急登ながら陽当たりよく快適。所々に雪があるもアイゼンは不要。 
 後半1450m付近から凍結部分が現れアイゼンが欲しくなるが丸川荘までは何んとか・・。
丸川荘〜大菩薩嶺
 小屋を過ぎて樹林帯の入ると融けて凍ってを繰り返してツルツルの道になりここからはアイゼン(軽でも可)必要となる。
 道は殆ど尾根の北側につけられているので陽当たりが悪く、雪が融けていない所が多いが、部分的に日が当たる場所では融けた雪が凍ってツルツルでアイゼン無しでは歩けない。最後のコメツガの林の中は安定的。
大菩薩嶺〜大菩薩峠
 陽当たりがよくのびやかな景観の中の道でルンルン気分で歩けるが、凍った所と融けて泥んこの所がめまぐるしく変化するので要注意。
大菩薩峠~上日川峠
 富士見山荘までは快適な道だが凍結部分があるのは同じ。富士見山荘からは道路の方が歩きやすい。
上日川峠丸川峠~分岐P
 道が狭くて全部凍っている部分が多いのでアイゼンが必要。途中で崩落のため一旦県道に出て再び登山道に戻るが、その下も凍結の連続で最後まで気が抜けない。

 丸川峠〜大菩薩嶺を登りとしたのは正解で、これを下るの厳しかったと思う。
2013年3月3日8:00 丸川峠分岐Pを出発、一行7名
2013年3月3日8:00 丸川峠分岐Pを出発、一行7名
8:22 早くも汗
8:44 立派なブナがあった
8:44 立派なブナがあった
8:47 やや急登ながら快調
8:47 やや急登ながら快調
9:07 小休止
9:37 雪が出てきた
9:37 雪が出てきた
同 丸川荘着 
9:51 風が強く汗が引いて寒くなる
9:51 風が強く汗が引いて寒くなる
10:03 所々凍っている
10:03 所々凍っている
10:20 長老はノーアイゼン
10:20 長老はノーアイゼン
10:24 アイゼン組み来る
10:24 アイゼン組み来る
10:38 北斜面の樹林帯に入る 

10:38 北斜面の樹林帯に入る 

同 雪が多くアイゼン不要
同 雪が多くアイゼン不要
10:56 小休止
11:14 直下のこめつが帯に入る
11:14 直下のこめつが帯に入る
11:27 こめつがの森
11:27 こめつがの森
11:36 最後の登り
11:36 最後の登り
11:38 着いて
11:39 にっこり
11:51 雷岩で昼食 陽当たりはいいが風が冷たい
11:51 雷岩で昼食 陽当たりはいいが風が冷たい
12:29 大菩薩峠へ
12:29 大菩薩峠へ
12:31 のびやかな景観にみんな満足
1
12:31 のびやかな景観にみんな満足
2010年1月30日の展望
2010年1月30日の展望
12:33 通過
同 快調
12:42 避難小屋が見えてきた
12:42 避難小屋が見えてきた
12:46 同
12:47 賽の河原
12:47 避難小屋から
12:47 避難小屋から
2010年1月30日の展望
2010年1月30日の展望
12:53 介山荘を見下ろす
12:53 介山荘を見下ろす
13:03 予定時間通りに来た
13:03 予定時間通りに来た
同 ベンチ 陽当たりよく眠くなるようないい気分
同 ベンチ 陽当たりよく眠くなるようないい気分
13:25 こんな食痕があちこちに見られた 鹿ではない
13:25 こんな食痕があちこちに見られた 鹿ではない
同 よく見ると熊の爪痕
2
同 よく見ると熊の爪痕
13:46 富士見山荘にて休憩
13:46 富士見山荘にて休憩
14:01 福ちゃん荘へ
14:01 福ちゃん荘へ
14:05 福ちゃん荘 
14:05 福ちゃん荘 
14:08 福ちゃん荘
14:08 福ちゃん荘
14:27 上日川峠〜最後の下り
14:27 上日川峠〜最後の下り
14:53 道が崩落〜一旦県道に出て
14:53 道が崩落〜一旦県道に出て
14:55 再び登山道へ
14:55 再び登山道へ
15:06 第2展望台
15:06 第2展望台
15:23 第1展望台付近〜沢音が聞こえてきた
15:23 第1展望台付近〜沢音が聞こえてきた
15:39 登山道終点 長靴おじさん笑顔で帰還
15:39 登山道終点 長靴おじさん笑顔で帰還
15:41 登山道終点 長靴おじさん&長老は最後までノーアイゼン 
15:41 登山道終点 長靴おじさん&長老は最後までノーアイゼン 
15:45 仙石茶屋から県道へ
15:45 仙石茶屋から県道へ
15:55 帰着
同 お疲れ様でした
同 お疲れ様でした

感想

 大町労山のメンバー5名+2名のパーティーで大菩薩嶺〜峠を周回する。
 当初の計画では上日川峠まで歩いてそこから唐松尾根コースを大菩薩嶺まで登り、大菩薩峠に下って上日川峠に戻るつもりだったが、上日川峠までの行程を片道にできると言うメリットから、直前のヤマレコ諸氏の記録を見て丸川峠経由の大外廻りコースに変更した。

 丸川峠分岐P8:00の出発に合わせ大町を4:30に出る。小淵沢付近では好天で八ヶ岳方面や甲斐駒・鳳凰三山の景観は素晴らしかったが、南東側は山際が霞がかかったように白っぽくて富士山は背景に埋もれて見栄えしない。
 ほぼ予定通りに丸川峠分岐Pに着くと駐車場はすでに満杯。わずかなスペースに苦労して停めている間にも入って来る車があった。
 コースを変更下場合の行程表を配って参加者に諮り、全員一致の支持を得て丸川峠に向かう。

 北東に向けての道だが前半は日当たりがよく無風ですぐに暑くなり半そでになる。太郎山以来,1ヶ月のブランクでやや急な登りがきつい。
 30分ほど登ると踏み跡が凍った雪道となり、1450m付近からツルツルに凍った所が現れるも、2度の休憩をはさんで9:45に何とか丸川荘に着く。
 途中で出会った男女連れは丸川荘に泊まったと言い、追いかけるように小屋主らしい長靴の人が下って行ったが、登りは自分達だけで他の登山者はすべて上日川峠をめざした模様。静かでいい。
 小屋の周辺は風が冷たく上着を着て一服し20分休んで大菩薩嶺に向かう。すぐに樹林帯となるが、道がツルツルに凍っているのでここで4人がアイゼン装着。
 その辺りから尾根の北側の殆ど日の当たらない道になり、雪が安定して歩きやすいのでそのままノンアイゼンで先行し、小さな尾根まで行って後続を待つ。その間に何名かの下山者があり、また下から2人の登山者が追い越して行ったが、1人は何んと夏用のゴム長だけなのに驚く。尤も我がパーティーにも長靴が1名いるが夏用ではない。
 そこから先も全体としては尾根の北側を辿るコメツガ等針葉樹の森なのだが凍った部分はあり、難渋させられる。最後は大きく北に廻り、ジグザグを2度繰り返して大菩薩嶺に至る(11:38着)。
 大菩薩嶺は展望のない林の中の空間なので10分歩いて見晴らしのいい雷岩に移動し昼食をとる。風が冷たいので昼食はそそくさとすませ大菩薩峠に向かう。
 大菩薩峠へ下る道は、陽当たりはいいが凍った所と泥んこの所がめまぐるしく変化するので要注意。まだアイゼンを外すべきではない。
 のびやかな景観の中をルンルン気分で下ったが、西〜南側には霞を濃くしたような雲がかかり、眼下の上日川ダム湖を隔て広がる富士や南アルプスのの大パノラマを見てもらえなかったのが残念でならない。
 避難小屋の先の小高い丘からふり返るなだらかな草原状の景観もなかなかのものだ。そこから介山荘を見下ろしながら一気に下って大菩薩峠着15:03。
 大菩薩峠からは暖かい陽射しを浴びながらの快適な道で、休憩所のベンチに座りこめば一眠りしたくらいの昼下がり時。こちらを下りにしてよかった〜の声しきりだった。
 13:46富士見山荘着。長老に無理をさせているので15分休んで福ちゃん荘へ。相変わらずの凍結状態なので県道を歩いて上日川峠・ロッジ長兵衛へ。もう一度休んで最後の下りにかかる。

 この道も狭い道幅全部が凍っている部分が多いのでアイゼンをつけたまま下る。途中で崩落のため一旦県道に出て再び登山道に戻るが、その下も凍結の連続で最後まで気が抜けない。
 第2展望台,第1展望台(?)で休みながら1時間20分で下り、15:55駐車場着。見込み通り8時間弱の行程だった。
 
 丸川峠〜大菩薩嶺を登りとしたのが正解で、逆コースだったら長老と長靴おじさん,nobouもノンアイゼンでは無理だったに違いない。
 総時間7時間55分 歩行時間;6時間20分

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