伊吹山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,153m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
*ルートは手入力です。正確ではありません。
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8:45発→9:01登山口着(350円) 帰り:湖国バス 登山口14:30発→近江長岡駅14:45 |
コース状況/ 危険箇所等 |
*2合目前くらいから一部雪道になります。 *アイゼンは3合目で装着しました。アイゼンは6本だと斜面の上り下りが大変かもしれません。 *ピッケルがあった方が安全でしょう。ストックの場合、できるだけ短くするとちょっと楽かもしれません。 *2合目より下はひどいぬかるみに遭います。ブラシ・たわしの類があると便利です。 |
写真
感想
翌週末は気温が一気に上昇、春度が急激にアップすると聞き、雪が融けて雪崩になる前に急きょ最後の雪山へ出発。目指すは伊吹山。Mの趣たっぷりの、あの雪斜面をなんとしてでも登るべく、早起きをして出発しました。
とはいえ、いくら急だと言っても「行きはよいよい」くらいに思っていた部分もあったのですが、実際直面すると、壁?と言いたくなるスケールというか角度でした。ストックを一番短くして、重心がのけ反らないよう、上へ上へと力をこめます。這い上がるという言葉が、感覚に近いように思います。当然スピードは出ません。荒い呼吸はすぐに限界を迎え、歩を止め仰ぎ見る先の頂上は果てしなく遠い。見通しが良すぎて距離感は曖昧。近づいているという事実が、危ぶまれる。たどり着くのが先か、倒れるのが先か、自己効力感が揺らぎます。おそらく一人きりだったら、へこたれていたのかもしれません。行列の一員になることで勝手に励まされ、再び足を持ち上げます。ついになんとか頂上に立つことが出来ました。
「行きはよいよい」じゃない雪の伊吹山。じゃあ帰りはどうたったかというと、こわかったです。怖いながらも下りなければなりません。想像は恐怖の源ですね。もし滑ったら…と想像してしまいます。とにかくちょうどいい踏み跡を、それこそ目を皿のようにして探しました。ないときは仕方がないので、「この辺大丈夫?」と瀬踏みのように足を差し出し、自分で足場を作ります。この日は雪が硬い?のか、ちゃんと体重を乗せないとずるっといきそうな感じがして、12本爪アイゼンが大活躍してくれました。ある程度緩やかになり、ずぼずぼ好き勝手に踏みしめたりシリセードをしたりすると、あっという間に6合目。下りは早いですね。1時間半ほどで登山口に着いちゃいました。
景色は残念でしたが、雪と思い切り戯れることが出来ました。きっと例年よりは少ないんでしょうが、自分としては満足です。シーズン最後に行けてよかったです。
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