ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 274284
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山

2013年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.2km
登り
1,153m
下り
1,149m

コースタイム

9:04登山口→10:15三合目10:25→10:56六合目避難小屋11:06→12:02伊吹山12:30→13:01六合目避難小屋13:07→13:30三合目13:37→14:05登山口

*ルートは手入力です。正確ではありません。
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR近江長岡駅より湖国バス
    8:45発→9:01登山口着(350円)

帰り:湖国バス
    登山口14:30発→近江長岡駅14:45
コース状況/
危険箇所等
*2合目前くらいから一部雪道になります。

*アイゼンは3合目で装着しました。アイゼンは6本だと斜面の上り下りが大変かもしれません。

*ピッケルがあった方が安全でしょう。ストックの場合、できるだけ短くするとちょっと楽かもしれません。

*2合目より下はひどいぬかるみに遭います。ブラシ・たわしの類があると便利です。
近江長岡駅からは、伊吹山がよく見えます。

それにしても大阪から2時間以上…早朝から新快速が走っていればなあ。
2013年03月03日 21:39撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:39
近江長岡駅からは、伊吹山がよく見えます。

それにしても大阪から2時間以上…早朝から新快速が走っていればなあ。
バスに揺られること10分ほどで登山口。

支度をしていざ出発。
2013年03月03日 21:39撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:39
バスに揺られること10分ほどで登山口。

支度をしていざ出発。
ぬかるみに足元がぬるぬるになりながら1合目。
2013年03月03日 21:39撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:39
ぬかるみに足元がぬるぬるになりながら1合目。
2合目〜3合目にて。視界がぐんとひらけるポイントがあります。
2013年03月03日 21:39撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:39
2合目〜3合目にて。視界がぐんとひらけるポイントがあります。
3合目にて、伊吹山と正対。でかい。ここでアイゼン装着。

テント組もいたようです。夜は暴風雪で大変だったのでしょうね。
2013年03月03日 21:39撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:39
3合目にて、伊吹山と正対。でかい。ここでアイゼン装着。

テント組もいたようです。夜は暴風雪で大変だったのでしょうね。
5合目。蟻の行列のように登りゆく先行者が見えます。やがて自分も一員に。
2013年03月03日 21:39撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:39
5合目。蟻の行列のように登りゆく先行者が見えます。やがて自分も一員に。
6合目避難小屋。ここから直登。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
4
3/3 21:38
6合目避難小屋。ここから直登。
さあ、登るぞ!
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
4
3/3 21:38
さあ、登るぞ!
振り返ると、下界がどんどん小さくなっていきます。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:38
振り返ると、下界がどんどん小さくなっていきます。
琵琶湖方面。
2013年03月03日 21:40撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
4
3/3 21:40
琵琶湖方面。
霊仙山方面。山頂はガスに包まれています。
2013年03月03日 21:40撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:40
霊仙山方面。山頂はガスに包まれています。
時折、風が青空を呼んで、山がいっそう大きく見えます。山頂の晴れを期待し、早く登頂したいのですが、なかなかそうはいきません。
2013年03月03日 21:40撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:40
時折、風が青空を呼んで、山がいっそう大きく見えます。山頂の晴れを期待し、早く登頂したいのですが、なかなかそうはいきません。
登る人に下る人。下る人の方が楽しそう。そりゃそうですね。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:38
登る人に下る人。下る人の方が楽しそう。そりゃそうですね。
けっこうな勾配です。きつい。
2013年03月03日 21:40撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:40
けっこうな勾配です。きつい。
苦しさはピークに。一歩ずつ踏みしめ、身を挙げていくのは好きですが、もう体力も足腰もだいぶ悲鳴を上げています。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
4
3/3 21:38
苦しさはピークに。一歩ずつ踏みしめ、身を挙げていくのは好きですが、もう体力も足腰もだいぶ悲鳴を上げています。
この落差が恐いと感じました。
2013年03月03日 21:41撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3
3/3 21:41
この落差が恐いと感じました。
所により45度くらいはあったかも。
2013年03月03日 21:41撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3
3/3 21:41
所により45度くらいはあったかも。
ようやく、山頂エリアに乗っかりました。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:38
ようやく、山頂エリアに乗っかりました。
なにかのモニュメントみたいに、ポツンとありました。海のサンゴにも見えなくない?
2013年03月03日 21:41撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
7
3/3 21:41
なにかのモニュメントみたいに、ポツンとありました。海のサンゴにも見えなくない?
山頂。
2013年03月03日 21:41撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
5
3/3 21:41
山頂。
積雪の目安に。
2013年03月03日 21:41撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:41
積雪の目安に。
クラストというのでしょうか?アイゼンの刃がまったくたちません。カッチカチや〜
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
5
3/3 21:38
クラストというのでしょうか?アイゼンの刃がまったくたちません。カッチカチや〜
美濃?の山。
2013年03月03日 21:42撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
4
3/3 21:42
美濃?の山。
こちらも美濃?の山。残念ながら、白山・アルプスまでは見通せませんでした。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:38
こちらも美濃?の山。残念ながら、白山・アルプスまでは見通せませんでした。
暴風の吹き荒れる山頂。なにもかも、風にならえ。
2013年03月03日 21:42撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:42
暴風の吹き荒れる山頂。なにもかも、風にならえ。
避難小屋。
2013年03月03日 21:42撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:42
避難小屋。
白が続く山頂。
2013年03月03日 21:42撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:42
白が続く山頂。
2013年03月03日 21:42撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:42
一瞬だけ、空が明るくなり、走って撮りにいきました。でも、ここまででした。
2013年03月03日 21:42撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3
3/3 21:42
一瞬だけ、空が明るくなり、走って撮りにいきました。でも、ここまででした。
一部スケートリンク化。
2013年03月03日 21:43撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3
3/3 21:43
一部スケートリンク化。
つるんつるんで恐いのですが、見る分には好きなきれいさ。
2013年03月03日 21:43撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:43
つるんつるんで恐いのですが、見る分には好きなきれいさ。
琵琶湖の方も視界不良。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:38
琵琶湖の方も視界不良。
白い山並みを連れて、ぼちぼち下山に。
2013年03月03日 21:43撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:43
白い山並みを連れて、ぼちぼち下山に。
先っぽに人がいる。
2013年03月03日 21:43撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:43
先っぽに人がいる。
アップしてみました。遠目には落っこちそうで、危険に挑む雄姿が勇ましい(たぶん実際は、それほど危険ではないでしょうが)。
2013年03月03日 21:38撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
8
3/3 21:38
アップしてみました。遠目には落っこちそうで、危険に挑む雄姿が勇ましい(たぶん実際は、それほど危険ではないでしょうが)。
下山開始。みなさん、えっちらおっちら慎重に。こちらも慎重に。
2013年03月03日 21:43撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:43
下山開始。みなさん、えっちらおっちら慎重に。こちらも慎重に。
ここはルートじゃないですが、えらい斜度ですね。
2013年03月03日 21:43撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:43
ここはルートじゃないですが、えらい斜度ですね。
ボールになって転がったら速攻で下山できるなあ、ってふと考える人、けっこういるのでは?
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:44
ボールになって転がったら速攻で下山できるなあ、ってふと考える人、けっこういるのでは?
樹氷? こちらもきれいでした。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:44
樹氷? こちらもきれいでした。
山頂エリアの端っこの岩。見上げると迫力ありました。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:44
山頂エリアの端っこの岩。見上げると迫力ありました。
琵琶湖方面もなかなか晴れてくれません。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3/3 21:44
琵琶湖方面もなかなか晴れてくれません。
ひょっとして上から転がってきた?こんなんにストライクされたら大変ですね。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
6
3/3 21:44
ひょっとして上から転がってきた?こんなんにストライクされたら大変ですね。
勾配が緩くなり、ざくざく走ったり、シリセードしたりして雪と戯れました。スピーディーで気持ちいいです。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
5
3/3 21:44
勾配が緩くなり、ざくざく走ったり、シリセードしたりして雪と戯れました。スピーディーで気持ちいいです。
霊仙山方面。今日は見えてこれくらいでした。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
3
3/3 21:44
霊仙山方面。今日は見えてこれくらいでした。
だいぶ下りてきて、琵琶湖。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1
3/3 21:44
だいぶ下りてきて、琵琶湖。
近江長岡駅。一番?きれいに見えました。
2013年03月03日 21:44撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
2
3/3 21:44
近江長岡駅。一番?きれいに見えました。

感想

翌週末は気温が一気に上昇、春度が急激にアップすると聞き、雪が融けて雪崩になる前に急きょ最後の雪山へ出発。目指すは伊吹山。Mの趣たっぷりの、あの雪斜面をなんとしてでも登るべく、早起きをして出発しました。

とはいえ、いくら急だと言っても「行きはよいよい」くらいに思っていた部分もあったのですが、実際直面すると、壁?と言いたくなるスケールというか角度でした。ストックを一番短くして、重心がのけ反らないよう、上へ上へと力をこめます。這い上がるという言葉が、感覚に近いように思います。当然スピードは出ません。荒い呼吸はすぐに限界を迎え、歩を止め仰ぎ見る先の頂上は果てしなく遠い。見通しが良すぎて距離感は曖昧。近づいているという事実が、危ぶまれる。たどり着くのが先か、倒れるのが先か、自己効力感が揺らぎます。おそらく一人きりだったら、へこたれていたのかもしれません。行列の一員になることで勝手に励まされ、再び足を持ち上げます。ついになんとか頂上に立つことが出来ました。

「行きはよいよい」じゃない雪の伊吹山。じゃあ帰りはどうたったかというと、こわかったです。怖いながらも下りなければなりません。想像は恐怖の源ですね。もし滑ったら…と想像してしまいます。とにかくちょうどいい踏み跡を、それこそ目を皿のようにして探しました。ないときは仕方がないので、「この辺大丈夫?」と瀬踏みのように足を差し出し、自分で足場を作ります。この日は雪が硬い?のか、ちゃんと体重を乗せないとずるっといきそうな感じがして、12本爪アイゼンが大活躍してくれました。ある程度緩やかになり、ずぼずぼ好き勝手に踏みしめたりシリセードをしたりすると、あっという間に6合目。下りは早いですね。1時間半ほどで登山口に着いちゃいました。

景色は残念でしたが、雪と思い切り戯れることが出来ました。きっと例年よりは少ないんでしょうが、自分としては満足です。シーズン最後に行けてよかったです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:927人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
伊吹山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら