守屋山[私の好き〜に、させといて]
- GPS
- 04:13
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 601m
- 下り
- 584m
コースタイム
9:46水呑場山荘
10;29守屋山東峰10:39
10:59ラビットハウス11:04
11:06守屋山山頂(西峰)11:45
13:07駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
杖突峠駐車場〜守屋山西峰まで残雪続く、一部凍結アリ。軽アイゼンあると良い。 東峰山頂周辺のみ雪なし。 トイレが水呑場山荘に有り(プレハブ3基、共用、汲み取り式) |
写真
感想
先月行った入笠山でのスノーハイク。スノーシューやヒップそりを持たぬ我々はその面白さを半分も知らないまま帰ってきた。いや、それでも充分に楽しんできたのではあるが、未練が残るのは男の性よ。
そこで今回は安価で手入れたヒップそりを持参し、「好展望」「とにかく滑る」を目的に長野県の守屋山へ繰り出した。
先週末から気温がぐっと上がり、今日も温かく晴れの予報だったのでスタートから手袋などの防寒具類は装着せずスタートする。
入笠山のようなスキーリゾート地ではないので地味な、傾斜がそこそこ急な直登をいきなり登っていく。
所々に謎の「アジア公園」的灯篭と場に不釣合いな看板を充分に堪能して先に進む。
水呑場山荘から胸突坂と呼ばれる急登になり厳しい傾斜に。登りきると空が開けてきてもうひと登りすると東峰に到着。
先客にファミリーがいてそりをぶら下げる我らに開口一番、
「仲間がいた〜!」とのお出迎え。(・ω・ )?ドチラサマデスノ?
どうやらリュックにぶら下げたグリーンの異物、またの名をヒップソリに着眼したようだ。どうやらこのファミリー、過去に権現岳でそりセードを楽しんだようでそり仲間、ということらしい(´∀`)
そんなアゲ気味なテンションの理由は聞くまでもなく360度の大展望であり、ファミリーはここで小一時間もコーヒーブレイクをとっていたそうだ(゜д゜)
そんな訳で我らも感動の大撮影大会を開いた次第だ。
ここから西峰までは緩やかな稜線歩きでビクトリーロードといった感じ。
西峰の直下に「ラビットハウス」と名付けられた避難小屋もありそこにある立ち寄りノートに一筆記入し、山頂へ。
ここでは一人の男性ハイカーがおり、山頂から見える山のどこそこでスキーしたとかあそこに見えるのは恵那山だ、とかお話をしてなかなか(山)遊び慣れた大人の余裕を垣間見た。
我らも再びの撮影会のあと、いよいよもうひとつの楽しみ「そりセード」をおっぱじめることに。
思った以上によく滑り、東峰に戻ると数名のハイカーたちに興味を持たれその後もいけそうな場所では頻繁にセード。すれ違うハイカーたちにことごとく「楽しそうだ」と羨望の眼差しに似た雪上の面差しは、よく見れば呆れ顔であった( ゜д゜)
滑るほどにそりさばきが巧みになり、雄叫びにも似た奇声を発し童心に返ったように、いや童心すら呆れるほどにはしゃいで降りていった。
気づけば水呑場山荘まであっという間にたどり着き、写真にも載せた「ダサングラス」姿ですれ違う可愛い山ガールに道を教えて気味悪がられたりしてもお構いなしの私である。
下山後はたっぷり挟み込んだリュックの間の雪をかき出しながら楽しかった「そりセード」を思い出す、を通り越し反芻すらしていた。
1980年代後半ブームを起こした「ホイチョイ3部作」を彷彿とさせる、というにはスキーではなくソリセードであったが、なかなかいい滑り出し。いや、滑り終わり。
「私をスキーに連れてって」くれる人はいないものの「私の好きーにさせといて」くれる人は大勢いたわけだ。そんな私のハイカー生活に隙ーは無い。
コメント
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今日お会いしましたよ。
奇声(失礼)とヒップソリを覚えています。
いい天気で良かったですね。
sawchさん、コメントありがとうございます。
雲一つなく、風もなく、暖かいスバラシイ山行ができました。
下山は走る心を抑えつつ、いい具合の傾斜を見つけては滑り降りたので山にこだまする奇声は申し訳ございませんでした。大人しく、大人らしく生きていきます
bo-tyu-zaiさん こんにちは。
快晴の守屋山からの景色、最高ですね。真っ白な
八ヶ岳や南アルプスが目の前!恵那山まで見えるとは
ええなぁ〜(失礼しました!)。
「私スキ」は私が30代の頃スキーバブルの真っ最中の
ホイチョイプロダクションのヒット作ですね。丁度、
札幌に居た頃で毎週スキーに出かけていました。
今やスキー人口はどんどん減り、ヒップそりに取って
代わられようとしています…?
yuzupapaさん、こんにちは
恵那山まで見えるのはよほど天気がよく条件が揃ってなければ見えないようで、まあ、実にラッキーでした、ええながめ、でしたよっ それよりなにより下山時はもうヒップソリばかりの山行。山滑り天国でまさに昇天してしまいそうでした
「私をスキーに・・・」の頃は北海道にいらっしゃったんですね さぞ三上博史になりきっていたのではないでしょうか?
この映画の代名詞とも言える曲は
「恋人はサンタクロース」
この日の守屋山の大迷惑とも言える私は
「変人なワンパク坊主」
原田知世に狙い撃ちされるような我らではなかったようです
きゃぁ〜
ヒップそり??そりセード??
めちゃめちゃ楽しそうじゃないですか
景色もバッチリだし…いいなぁ〜
しかしまぁ、良い山ほりだしますね〜。
一体どうやって行く山を見つけてるんですか??
ともあれ、楽しい山行お疲れ様でした
来年の冬に私もそれセードにチャレンジしたいと思います。どこで売ってます?
そりゃあもう滑って楽しく、下山も早い、一石二鳥のヒップそりはオススメですよneko-tamaさん
山探しは、甲信越方面は友人がヤマレコや個人ブログなどに目を凝らして探し出しています。
奥武蔵・奥多摩・上州は私が趣向を凝らして探し出しています。
ソリはAmazonで買いました。「ヒップソリ」で検索すれば1000円前後で買えると思います。来年はゲレンデを我らとともに、ヒップそりで埋め尽くしてやりましょう
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