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記録ID: 2771709
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

布引の滝〜トゥエンティクロス〜桜谷〜掬星台〜青谷道〜春日野道

2020年11月28日(土) [日帰り]
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rxk00250 その他1人
GPS
--:--
距離
15.9km
登り
812m
下り
819m

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
0:43
合計
5:19
9:05
21
JR三ノ宮駅
9:26
9:34
2
JR新神戸駅
9:36
7
砂子(いさご)橋
9:43
9:44
5
布引の滝 (雄滝)
9:49
9:50
5
布引見晴らし台
9:55
8
布引東尾根(ハーブ園東尾根)階段分岐
10:03
10:04
12
布引ハーブ園南門
10:16
4
紅葉の茶屋
10:20
10
桜茶屋(市ヶ原)
10:30
3
稲妻坂 分岐(全山縦走路)
10:33
1
地蔵谷 分岐
10:34
10:35
0
黒岩尾根 登り口
10:35
6
トゥエンティクロス
10:41
10:42
0
三笠岩
10:42
4
崩落現場
10:46
10:47
3
あじさい広場
10:50
13
河童橋
11:03
9
二十渉堰堤上
11:12
3
黒岩第二西尾根 分岐
11:15
11:16
2
徳川の飛び石渡し
11:18
3
ヌケ谷 分岐
11:21
11:22
6
八州嶺堰堤
11:28
9
黄連谷 分岐
11:37
11:38
42
桜谷・徳川道出合渡渉
12:20
12:37
1
掬星台
12:38
8
上野道 下り口
12:46
12:49
2
旧天上寺史跡公園
12:51
12:55
6
摩耶の大杉
13:01
20
青谷道・上野道 分岐点
13:21
2
青谷道行者堂跡
13:23
3
水場 (十一丁)
13:26
6
大龍院
13:32
13:33
1
あけぼの茶屋(休業中) つくばね登山会
13:34
6
静香園 観光茶園
13:40
2
青谷東尾根 登り口
13:42
13:43
6
青谷道登山口 (廿二丁)
13:49
35
青谷ベーカリー交差点
14:24
HATなぎさの湯
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)徒歩でJR三ノ宮駅から新神戸駅経由で布引登山口へ
(帰り)青谷道登山口から徒歩で春日野道「HATなぎさの湯」まで
コース状況/
危険箇所等
「トゥエンティクロス」の崩落場所について

2019年08月03日の山行記録に書いた時の状況と殆ど変化していない印象。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1953623.html

唯一変化していた点は、崩落の最上部に辛うじて立っていた木々の数がさらに減っているように見えたことか。現時点で4〜5本程度に見えたので、記憶は曖昧ではあるものの、風雨でさらに倒れて崩れたんだろうか。以下再掲。

崩落している区間は、「三笠岩」から「あじさい広場」へ登る「高雄山砂防ダム」の高巻き道のところ。以前はここに古びた石段道が続いていたが、それが完全崩壊状態で跡形もなくなっていて面影すらもない。
がしかし、最初の大規模な崩落から既にかなり日数が経過しているうえ、意外と多くの登山者が通行することで踏み跡がしっかりとつけられていて、斜面にはロープも下がっているので、進みやすさという面だけなら逆に以前よりも距離が短くなっていて歩きやすいかもしれない。ただし岩の転がった砂地斜面なので不注意で転倒したら相応の危険はある。

この先、再び台風や豪雨などの風雨が続いて追い打ちをかけると、追加の崩落が起きる可能性は否定できないので、雨の日や雨の直後などは、無理にここを通過しようとするのは止めた方がいいかもしれない。以前と同様の感想となるが、晴れの日がしばらく続いて地盤が落ち着いた後でないとリスクがあると思う。

なお「トゥエンティクロス」自体は通行禁止にはなっていない。通過には注意すること、ということのようだが、森林整備事務所の基本スタンスは迂回路を通ること、となっている。公的機関の対外発信としてはそう言わざるを得ないだろう。
なお迂回路だが、「布引貯水池」から上った場合は、(1)市ヶ原から縦走路を西へ進んで高雄山へ、(2)稲妻坂から天狗道経由で摩耶山へ、(3)黒岩尾根から摩耶山へ、(4)地蔵谷から天狗道経由で摩耶山へ、などがある。摩耶山周辺側から下ってきた場合は「あじさい広場」から、(1)分水嶺越林道経由で学習の森〜森林植物園へ、(2)分水嶺越林道経由で仙人谷〜再度公園へ、(3)分水嶺越林道経由で高雄山〜市ヶ原へ、という形になるのだろうか。ただ迂回すると距離・時間ともに相当大幅なロスが生じるので、正直いうと「迂回路」という言い方はそぐわない感じがするが。
「トゥエンティクロス」の大規模崩落箇所の直前の渡渉箇所は、この日はこんな様子。以前より渡りやすく岩が並べられていた。丸太は邪魔な感じがあるけど、水止めの意味かな?
2020年11月28日 10:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/28 10:39
「トゥエンティクロス」の大規模崩落箇所の直前の渡渉箇所は、この日はこんな様子。以前より渡りやすく岩が並べられていた。丸太は邪魔な感じがあるけど、水止めの意味かな?
崩落箇所のこの日の状況。だいぶ落ち着いている気もするけど、最上部からの落石などがあるかもしれないので注意。鳥が羽ばたくだけでも落石は起きるから
2020年11月28日 10:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/28 10:43
崩落箇所のこの日の状況。だいぶ落ち着いている気もするけど、最上部からの落石などがあるかもしれないので注意。鳥が羽ばたくだけでも落石は起きるから
「あじさい広場」にも紅葉
2020年11月28日 10:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/28 10:46
「あじさい広場」にも紅葉
「河童橋」のある地点の下流は深い碧色の池状態になっていて、絵になる素敵な風景だった
2020年11月28日 10:49撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/28 10:49
「河童橋」のある地点の下流は深い碧色の池状態になっていて、絵になる素敵な風景だった
「八州嶺堰堤」周辺の伸び放題になっていた藪がきれいに刈り取られていて、視界が以前のような状態に戻ったので良かった
2020年11月28日 11:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
11/28 11:20
「八州嶺堰堤」周辺の伸び放題になっていた藪がきれいに刈り取られていて、視界が以前のような状態に戻ったので良かった
「桜谷・徳川道出合い」の渡渉地点はこんな様子。ここはいつも安定の飛び石渡し
2020年11月28日 11:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
11/28 11:37
「桜谷・徳川道出合い」の渡渉地点はこんな様子。ここはいつも安定の飛び石渡し
桜谷の上部に位置する「摩耶自然観察園」の西にある「産湯の井」周辺の様子。道が一部舗装され、名所旧跡の説明看板が撤去されてしまっていた。新たに設置され直すのかな?
2020年11月28日 12:16撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/28 12:16
桜谷の上部に位置する「摩耶自然観察園」の西にある「産湯の井」周辺の様子。道が一部舗装され、名所旧跡の説明看板が撤去されてしまっていた。新たに設置され直すのかな?
「掬星台」でおにぎり休憩。この日は景色がきれいに見えたが、それは冬になってきたということの証だ
2020年11月28日 12:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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11/28 12:22
「掬星台」でおにぎり休憩。この日は景色がきれいに見えたが、それは冬になってきたということの証だ
「旧天上寺史跡公園」の南西にある「摩耶の大杉」に立ち寄り。いつもと相変わらず存在感抜群
2020年11月28日 12:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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11/28 12:51
「旧天上寺史跡公園」の南西にある「摩耶の大杉」に立ち寄り。いつもと相変わらず存在感抜群
「青谷道」の登山口近くにも見事な紅葉。写真ではちょっと伝わりにくいか
2020年11月28日 13:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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11/28 13:44
「青谷道」の登山口近くにも見事な紅葉。写真ではちょっと伝わりにくいか
三ノ宮のダイエーの入っているビルの9Fにある「龍神丸」という高知産食材の居酒屋で夕食。前から食べてみたかったのが高知の鰹のタタキ
2020年11月28日 17:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/28 17:23
三ノ宮のダイエーの入っているビルの9Fにある「龍神丸」という高知産食材の居酒屋で夕食。前から食べてみたかったのが高知の鰹のタタキ
名物は鰹の藁焼きのタタキ定食。鰹の切り身は5切・7切・9切が選べ、味もタレと塩が選べる。写真は7切の塩。白ご飯は鍋であつあつの炊きたてを頂けるのが嬉しい
2020年11月28日 17:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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11/28 17:45
名物は鰹の藁焼きのタタキ定食。鰹の切り身は5切・7切・9切が選べ、味もタレと塩が選べる。写真は7切の塩。白ご飯は鍋であつあつの炊きたてを頂けるのが嬉しい
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は同行者の希望を考慮してのコース組み。希望は山行帰りの温泉を「HATなぎさの湯」とすること。徒歩で向かうことを想定すると下りルートはかなり限られてくる。
ということで下りは素直に「青谷道」とした。となると基本は「摩耶山・掬星台」から下ることになるが、ではどこからどう登っていくか、が焦点。最近歩いていないルートで考えると結局のところ無難に「トゥエンティクロス〜桜谷」に決定。上りはきつくないが、距離はけっこう稼げる。「トゥエンティクロス」も「桜谷」も下り利用は多いが上りで使うことが最近なかったので、そういう意味では久しぶりだった。

上り、下り、両ルートとも超メジャールートで昨年と比べても道の状況に特に大きな変化はなかった。細かい点を言うと「桜谷」の上に位置する梵字石のある「産湯の井」の周囲が舗装されていて、説明看板が撤去されていたこと。説明がないと分からないんだけど、このままで良いのかなと思ってしまった。あとは、巨大な「八州嶺堰堤」周辺の草木がきれいに刈り取られていて見通しが良くなっていたことかな。

今回の山行で良く分かったのは、トレランごっこ集団の非常識ぶり、傍若無人ぶり。自己中心的で他者への気遣いや思い遣りのないことこの上ない。周囲の観察力、行動の判断力のなさはもとより知性の欠如すら感じてしまったぐらい。驚きを通り越して怒りしか湧かない。最近の土日は山も人出が多く、特に高齢者やファミリーが一気に多くなる。皆大人しく静かに山歩きのマナーを守りつつ楽しんでいるのに、それを自己中心的な行動で平気で破壊するのがトレランごっこ集団だ。自分達だけのマイルールを振りかざして横柄なこと。まさに「山の半グレ暴走族」という表現がピッタリだ。
トレラン愛好者の中にはマナーの良い人もいるが、長い経験上それは極めて一握りだ。単独で黙々と練習している人はマナーを守ってくれる思い遣りのある人が多い印象だが、複数4人以上の集団になると絶望的に悲惨だ。擦れ違い様の至近距離で、山じゅうに響き渡るような大声で声をかけてきたり、わざと顔をこちらに近づけてきて大声を発したり。今回は二十渉途中で擦れ違った上下とも全身黒のユニフォーム?を着用したトレランごっこ4人グループがまさにそれ。ヘラヘラ笑っててわざとなのでクズだなと思った。こういう阿呆な輩がトレラン自体のイメージを無駄に大きく悪化させているよね。いたずらに敵を増やすだけ。損しかないよ。この黒ずくめのごっこ集団の他にも、また別の4人集団に出会ったが、こちらもまるで深夜の居酒屋のような大声での会話をしながら歩いていた。やたら大声が響き渡っていたので、すぐ近くにいるのかなと思うとさにあらず、姿の見えない範囲の遠くからする声。もう驚きだ。スピードはあるのでやがて追い付いてきたのだが、大声はそのまま。そんなに馬鹿騒ぎしたいのなら山へ来ずに酒場へでも行けよと言いたくなる。何しに来たんだよ、と。多くの人は自然の風や木々の音や鳥の声など自然の空気感をそこはかとなく感じながら、街の喧騒から離れた静かな場所を歩いているのにな。
あと、速いから追い付いてきて抜こうとするのは別に良いんだけど、ピタっと背後に張り付くように接近して煽る人がいるのもいただけない。「煽り運転」はやっちゃだめ。やっぱり「暴走族」という表現が似合う。抜くのにはそれに適した場所というのがある。一人分位の極めて狭い道幅の途中で無理矢理に抜こうとするのは危険。二人分の幅が確保できる箇所が必ず出てくるので、抜くのならそこだ。そんなのは当たり前のことだが、それが出来ない、判断力に欠けるのがトレランごっこ集団のようだ。聞くところによると、そもそも休日に人の多くなるメジャールートを避けて走れば自由に楽しめるものを、わざと人の多いところを走ろうとするのが彼らの不思議な特徴のようだ。見て欲しいのかな。誰が見るかよって話だけど、それがトレランごっこ集団の「ごっこ集団」たる所以なのかもしれないな。ちなみに私は「GreatRace」のトップ選手の姿を見るのは大好きでリスペクトしています。

人間、4人以上の集団になると途端にモラルのタガが外れるという現象を再び目の当たりにした次第。4人以上となると大抵リーダー格が居るものだが、その人のモラルが崩壊するようなのでもう歯止めが利かない状態なんだろう。これが今の時代の世間一般の当たり前になったんだろうか。今の日本人ってもしかしたらこれが標準なのかと思うとちょっと寂しくなるなあ。なのでマナーの良い優しそうなハイカーに出会うこともけっこう多いんだけど、出会うと本当に清々しい気持ちになって嬉しくなるんだよなあ。自分もそうありたいもんです。優しい気持ちで歩けるように日々精進しよう。

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