塔ノ岳・丹沢山
- GPS
- 10:06
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,716m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 10:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とくになし |
その他周辺情報 | 名水はだの富士見の湯800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
コッヘル
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
時計
カメラ
|
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感想
恒例の年末バカ尾根チャレンジ、塔ノ岳でやあやあ企画。
今年も山頂10時集合に向けて、最近歩くのが遅くなったので早めに駐車場を出発。
まだ薄暗く、ほのかに明るさが遠くの空に見える程度でした。
それでもいつもの舗装路を軽快に歩き登山口につくと、男性がひとり身仕度を整え中。
「おはようございます」と、声をかけると男性からも声をかけていただきました。
これが運命のはじまり、なんと富士山ガイドもしていらした丹沢の有名人さんでした。
そのときはまだしらなくて、「遅いのでお先にどーぞ」と声をかけたのですが、「はじめの30分くらい一緒にいいですか」と言っていただき、一緒に歩き始めます。
わたしの歩き始めのペースが早い話や、疲れない呼吸法などを教えてくれました。
ガイドさんのお話なんかもきき、楽しくおしゃべりしていたらあっという間に大観望との分岐に。
そのあたりで、「丹沢に友達がたくさんいる 」というお話になったので今日山頂で待ち合わせの仲間の名前を伝えると、なんと知り合い。お名前を聞いて、丹沢の有名人さんと気付きました。
びっくりやらうれしいやら。とりあえずご縁ですね、30分どころかこの先も一緒に山頂を目指すことになりました。
見晴茶屋からの相模湾が輝くいつもの景色。
そして、その先からバカ尾根登りがはじまります。
きつい登りではありますが、ゆっくりを意識し登っていきました。
バカ尾根もこのあたりは緩急のある坂道なので、ペースを保ちやすく登りやすいです。
駒止茶屋手前で一気に登り、少し先でちょっと休憩。
すると、あとから登ってきたのは仲間の一人。
山頂集合なのに、すでに合流しちゃいました。
すっかり意気投合した有名人さんを仲間に紹介して再び先を歩きます。
ひと登りして堀山の家へ。
今日も雲ひとつない空に、富士山がきれいに見えていました。
一呼吸置いていると後ろから再び仲間に追い付かれました。
遠慮なく先に行っていただき、このあとの急登に備えます。
いつも思うのは、堀山の家から登りがきつい!
樹林帯を抜けても、まだまだ続く登り。バカ尾根の名前の通りだと感じました。
だんだん開けてくると、後ろに広がる海がキラキラ輝いているのが見えました。
青空に向かい前進し、やっと花立山荘の赤い屋根が見えました。
山荘から見える富士山は、いつもながら優雅で気持ちのいい景色。
一息ついていると、またまた仲間と合流、追い付かれてしまいました。
それでもマイペースで、かたまりになって再び歩き始めました。
もう一登りすると緩やかになるのがわかっていたので、気持ちはそこまで疲れていませんでした。
やがて塔ノ岳山頂を見渡せる木道につき、金冷シまではすぐです。
山頂まではしばらく階段の登りが続き、一番苦しいところですが、有名人さんにもついてきていただき、休みながら山頂へ。
開けた景色は天気のおかげですばらしいものでした。
富士山はとくに、凛とそびえてかっこいい。
丹沢の有名人さんに、一緒に歩いてくださったお礼をして、先に着いていた仲間と合流。
みんなで休憩しながら、クリスマス気分にかぶりもので写真を撮りました。
いただいたチョコレートを口に運びながら、丹沢山まで行くかどうかを考えます。
仲間は口々に「こんないい日にいかないなんて!絶対行ったほうがいい」といってくれました。
この企画は山頂でやあやあしたら、あとは各々解散というプランなので、みんなは帰ってしまいます。
たしかに時間的にも、気候的にも行くべきだという気がしました。
自分の体力だけがちょっと心配ではありました。
でも仲間に背中を押されて、尊仏山荘裏手から先へ向かいます!
ショックなことに、一旦激下り(/o\)。
北斜面で凍った道をなすがまま下りていきました。
そこからはいくつかのピークを登り返しながら、少しずつ標高をあげていく道です。
開けた笹原の稜線が気持ちいい道ですが、疲れたわたしはだんだんと楽しむ余裕を失っていき、特に登り返しは休み休み行きました。
振り返る塔ノ岳、その左手には大山のきれいな三角。
正面には並ぶ丹沢主脈の山々。
疲れながらも、景色はしっかりと目にも焼き付きました。
そうこうして、やっとみやま山荘が見えてきました。
山荘手前のピークで、休憩と栄養補給。
パンをかじり、ゼリーを呑み込みましたが疲れてあまり食欲がありませんでした。
日差しが暖かく、思わず体を横たえて目を閉じました。
数分ですが、睡魔に吸い込まれてしまいました。
他の登山者の足音で気付き、起き上がります。
でもこれがよかったみたいで、少しからだが回復しました。
ザックを背負い、塔ノ岳へと帰ります。
心配していた登り返しも、止まることなくなんとか進めました。
帰ってきた塔ノ岳にもまだ登山者がいました。
もちろん富士山はまだまだ見えています。
名残惜しい気持ちをこらえて、長いバカ尾根の下りへ。
ちょうど花立山荘まで下りてくるとびっくり、お店が開いているではありませんか!
とりあえずお腹もすいていたので、ラーメンを頼んで富士見ラーメンをいただきました。
普通のラーメンなのでしょうが、わたしには染み渡る美味しさでした。
さくっと食べたら、あとはバカ尾根の長い道のりを下山です。
堀山の家からはゆるやかになりますが、先は長い。
下っても下ってもたどり着きません。
途中、見晴茶屋でおやつ休憩を取る以外は休まなくても1時間半くらいかかりました。
いつの間にか日が傾きかけ、駐車場につく頃には夕方の空気が漂っていました。
塔ノ岳でお別れした仲間たちに、ゴールの報告メールをして一息。
ロングコースでかなり疲れました。
温泉で体をほぐしてからの帰宅するも、翌日は久々の筋肉痛となりました。
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