記録ID: 285348
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
雪洞掘ったど〜!晴天の爺ヶ岳東尾根
2013年04月13日(土) 〜
2013年04月14日(日)
- GPS
- 31:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,604m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
4/13(土)鹿島山荘8:30発→1,800ピーク12:30着*雪洞掘り13:00〜17:00
◆総行動時間4時間 雪洞掘り4時間 計8時間
4/14(日)雪洞4:30発→東尾根・天狗尾根分岐稜線8:30着→爺ヶ岳中峰直下10:00着(強風の為下山)→雪洞途中ザイル訓練しながら12:00着(昼食・撤退準備)13:30発→鹿島山荘15:30着
◆総行動時間 11時間
◆総行動時間4時間 雪洞掘り4時間 計8時間
4/14(日)雪洞4:30発→東尾根・天狗尾根分岐稜線8:30着→爺ヶ岳中峰直下10:00着(強風の為下山)→雪洞途中ザイル訓練しながら12:00着(昼食・撤退準備)13:30発→鹿島山荘15:30着
◆総行動時間 11時間
天候 | 4/13(土)晴天 4/14(日)晴れ時々曇り(稜線は強風) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
*鹿島山荘まで雪は全くなし |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鹿島山荘→1800ピーク◆ 山荘から登山道に入り、山にとりつくと早速急登となります。 滑りやすい砂混じりの土の山肌を、(帰りが嫌だな〜)と思いながら 四つんばいになるようにして登る。 次第濡れ落ち葉の不安定な足元の藪を 枝を掻き分けながら登るようになる。 途中雪が現れ始め、林を抜けるころには完全な雪景色となる。 この日は先行者がいてくれたので、ルートはわかり易かった。 登りについてはアイゼンは装着しなくてOK。 *晴天の為日中は暑く、行動中は長袖Tシャツ1枚でも大丈夫でした。 ◆1800ピーク(雪洞堀りをした地点)◆ 小ピークでテントも設営できます。 われ等はピーク斜面と雪庇を利用して雪洞を掘りました♪ ピークからは爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳が一望できます。 麓大町も眺めることができ、夜は満点の星と町の夜景が とても綺麗でした。 *18:00まで日差しがあり、ピークで峰々を眺めながら外で 夕食を食べました。 *それなりの防寒は必要ですが、素手でも苦ではありません。 ◆1800→1900ピーク◆ 危険な箇所なし 快適な稜線歩き(ルートはついていた) *アイゼン用装着 *荷物は雪洞にデポ ◆1900→天狗尾根分岐稜線◆ かなりの急斜面があります。雪山に不慣れな場合このポイントで 恐怖感があるかもしれません。 急斜面を登ると、ナイフリッジが3箇所続きます。 慎重に進めば問題ありません。 急斜面と同様、雪山に不慣れだったり、高いところが苦手な方は 恐怖感があるかもしれません。 強風の場合はロープで確保をした方が無難です。 最後分岐稜線への急斜面は風の為足跡が消えているので、 方角を爺ヶ岳方向に取りながら、尾根を少し巻くような ルートで斜面を這い上がり稜線に出る。 *雪が固くステップが付けづらいので、ブレードでステップを 掘りながら進みました。 ◆天狗尾根分岐→爺ヶ岳中峰稜線◆ 広々とした稜線。絶景。 このポンイトで北方面は鹿島槍、五竜方面、火打、雨飾など 南方面は針の木岳、遠くは槍ヶ岳・穂高連峰までが望めます。 ただし、4/14(日)の予報通りの強風。 ときおり吹き飛ばされそうな風に襲われますので、 体風姿勢をとりながら進みます。 (山頂まであと20〜30分かな〜というポイントで強風の為下山) *下山は急斜面を降りるアイゼンワークが大事だと感じました。 *我々はザイル訓練をしてみました。 ◆1800ピーク荷物撤収→下山◆ 登ってきた急斜面を下るのですから・・・ かなりの緊張と体力を使います。 落ち葉と木の根には気をつけましょうとしか言えません。 ピッケルの他にストックを持つ余裕があれば、もっている方が 良いかも知れません。 |
写真
感想
今回の山行は事前準備や学習をしっかり行い臨んだ山でした。
自らの手で山の概念図を書いてリーダーに提出したり、
リーダーは雪洞の構想を図にして配信してくれたり、
数名のメンバーは事前に八ヶ岳にて雪洞堀りの練習をしてくれたり
・・・と。
お陰様で実り多い山行となりました。
天候はほぼ予報通りで、稜線では恐ろしいくらいの強風でしたが
全般的に晴天に恵まれ 爺ヶ岳・鹿島槍の姿を堪能することができました。
1770ピーまで上がれば 爺ヶ岳中峰までの稜線や峰々がずっと見渡せる
素晴らしいコースです。
今回は私たちの他に3パーティーの登山者がおり 皆思い思いの
場所でテントを張り 山を楽しんでいらした様子でした。
4月半ばの北アルプスは天気が良ければ気温も高く 日も長かったので
(18:00頃まだ明るい) とても過ごし易く感じました。
今回 強風とタイムアップにより山頂直下で引き返してくることと
なりましたが 登頂はまたのお楽しみ・・・ということで。
そして、今回メインの雪洞掘り。
場所選び方、作り方から過ごし方まで・・・
本当に勉強になりましたし、楽しかったです。
夜、雪洞の壁の飾り棚に置いたローソクがとても幻想的でした。
ただ、一から作業してくれた男性陣の疲労は半端なかったようで、
疲労や膝の痛みなど、翌日の行動がつらかったご様子。
本当にお疲れ様でした。
メンバーの皆様
また来年掘りましょう!(え?もういいって?)
End
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こんちわ
楽しそうなパーティですね
雪洞作りご苦労様でした
やっぱ、気の合う仲間で登るのが一番ですね
でわでわ
ヤマレコ史上発のコメントをありがとうございます!
またよろしければお立ち寄り下さい。
お忙しい日々と思われますが、合間を縫っての登山→記録楽しみにしております♪
ありがとうございました。
こんばんは。
15日に雪洞を見させてもらいました。
まさか東尾根にあるとは思わずびっくりしました。
ほんとに素晴らしい雪洞ですね。
いいものを見させてもらいました。
siriusuさんのブログをいち早く拝見してまして、とても嬉しく、コメント差し上げたいなと思っていたところでした。ありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
またぜひお立ち寄り下さい!
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