金時山〜明神ヶ岳（赤富士狙い、車2台で足柄峠から最乗寺へ縦走）

2021年01月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.2km
• 登り: 862m
• 下り: 1,375m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:56
• 休憩: 1:57
• 合計: 7:53

6:18 足柄峠林道ゲート＆駐車場
6:36 6:56 猪鼻砦跡
7:38 8:03 金時山
8:21 8:21 公時神社分岐
8:43 8:44 矢倉沢峠
9:56 10:04 火打石岳
11:07 12:10 明神ヶ岳
12:12 12:12 明神ヶ岳展望地
13:15 13:15 明神ヶ岳見晴小屋
14:11 最乗寺

登り
林道駐車場ー金時山　1：00（軽アイゼン装着含む）
金時山ー明神ヶ岳　2：55

下り
明神ヶ岳ー最乗寺　2：00（軽アイゼン脱着含む）

天候

終日快晴、無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　4：05
　東名　中井PAで5時に友人と待ち合わせ　大井松田IC
大雄山最乗寺　5：30　1台デポ
足柄峠林道駐車場　6：00

帰り
大雄山最乗寺　14：15
足柄峠林道駐車場　15：00
　道の駅足柄　　大井松田IC東名　厚木〜横浜町田　事故渋滞10k65分
世田谷自宅　17：15　

コース状況／危険箇所等

登り
○足柄峠ー金時山
林道ゲートから緩やかな林道歩きとなる、20分ほどで西側が開け富士の眺望が素晴らしい猪鼻砦跡に着く、ここから林道歩きを少し進めば猪鼻神社の鳥居がありいよいよ山頂への急登になる、北斜面で岩場、梯子も架けられた急斜面が続き雪も固くなっているためすべり止めが必要と思う、険しいなあと思っていたらどうやらこの辺りが崩落？とのことで通行止めだった模様、林道ゲートに案内があったようだが暗くて見落としたのは反省です。山頂の茶店の裏手に出れば大展望です。
○金時山ー明神ヶ岳
金時山から岩場の道を一気に急下降します、足柄峠からの道に比べメインルートなだけありしっかり整備されてます、15分ほど下れば公時神社方面への分岐に、さらに下り笹原の中20分ほどで鞍部の矢倉沢峠につきます、ここから背丈の高い藪笹の道のアップダウンとなります、雪もついた笹原から振り返れば金時山の脇に富士山が頭を出してきます、火打石岳を北側に巻いて進めばいよいよ最後の明神への登りとなります、南には気がつけば大涌谷が正面になり崩落した斜面を通れば標識とテーブルがある明神山頂です。
○明神ヶ岳ー最乗寺
明神から東にわずかに下れば相模湾が一望でき感動的です、そこから標識のある最乗寺に向けて稜線を降ります、深く掘れた歩きにくい道があり、山腹を巻いて進みその後は真っすぐに稜線を下っていきます、朽ちたリフトの鉄塔を何本か超えると朽ちた見晴らし小屋に到着、さらに杉林の中進み、林道を2本横切ればお堂からの音が響いてきてゴールの最乗寺に着きます。

その他周辺情報

道の駅足柄

写真

1/31 6:18

足柄峠から林道に入りゲート前の駐車スペース
10台ほどは停められます

1/31 6:17

日の出前でまだ薄暗い、友人はヘッデンつけて出発します
後でわかることですが実は足柄峠からの登山道は崩壊？のため通行止めになっていた模様、全く知らずに進んでしまった。

1/31 6:34

東の空が明るくなり最終目的の明神ヶ岳が大きい

1/31 6:34

正面にはまずは目指す金時山が近い

1/31 6:36

猪鼻砦跡に20分ほどで到着、
赤富士前の富士山と月

1/31 6:36

昨日が満月だった模様

1/31 6:39

夕陽の滝方面も台風の影響で通行止めみたいです

1/31 6:39

一度山頂を目指して進んだが、赤富士になってきたため急きょ引き返した

1/31 6:44

猪鼻砦に戻り赤富士撮影、
今日の狙いはこれ！

1/31 6:45

赤富士に月

1/31 6:45

今日はいい染まり具合です

1/31 6:45

幻想的

1/31 6:45

雪が増えたのでいいスクリーンとなっている

1/31 6:46

冬の風景

1/31 6:46

1/31 6:47

1/31 6:47

1/31 6:51

1/31 6:55

友人の一眼レフはシャッターが止まりません

1/31 6:56

刻一刻と変化していきます

1/31 6:56

20分の撮影会を終え、満足満足
今日はこれで帰ってもいいか？という雰囲気に
いやいやまだ7時前だしね

1/31 7:01

本日最終目的地の明神から朝陽が昇る

1/31 7:01

気がつけば眼前に迫る金時山もオレンジに染まっていた

1/31 7:02

おひさまが昇ると急に暖かくなる

1/31 7:02

林道の最終地点には荷揚げの倉庫のような建物があります

1/31 7:03

ここから最後の急登となる

1/31 7:04

1/31 7:08

猪鼻神社の鳥居
北斜面なので結構な雪が残る、

1/31 7:12

急斜面で固くなっている
最初は滑り止め着けずに進んだが、

1/31 7:13

結構な痩せ尾根の急斜面もあり

1/31 7:13

1/31 7:24

ここで軽アイゼンを装着する、

1/31 7:26

梯子も多い

1/31 7:26

後方振り返れば丹沢の山並みが一望です、

1/31 7:28

冠雪の富士も相変わらずきれい

1/31 7:29

ひときわ大きい山体は御正体山、右手に大きな大室山、檜洞丸に続く

1/31 7:29

1/31 7:37

神社の鳥居から丁度30分ほどで山頂の茶店裏に到着

1/31 7:39

最後のところにロープが張ってあり「足柄峠方面崩落のため通行止め」と、え〜もう登ってきちゃったよ、知らなかった、崩落というほどのものはなかった印象、結構険しいなあと感じはしたが、なんとなく罪悪感、林道入口にもあった模様だが暗くて見落としたようです。

1/31 7:39

おなじみの金時山標識

1/31 7:39

箱根駒ヶ岳もくっきり

1/31 7:40

今日は快晴、無風で最高だね

1/31 7:40

月のタッチダウンまではまだ時間がかかりそう
昨日は満月が山頂に沈んだようです、一日で随分ずれるんだなあ

1/31 7:40

越前、位牌岳の愛鷹連峰、今日はあちらも良さそうですね

1/31 7:40

ゴルフ場だらけの仙石原、芦ノ湖も

1/31 7:40

大涌谷の噴煙はあまり見えないんだなあ

1/31 7:41

1/31 7:50

所属山岳会令和2年版T−シャツで

1/31 7:50

1/31 7:52

本日も一山入魂しました、
金時山はやはりまさかりですね

1/31 7:57

この美しい山容、
無理だろうけど噴火して壊れないことを願います

1/31 7:58

そうは言っても噴火があったが故のこの山容美、
不思議なものです

1/31 7:58

1/31 7:58

以前周回した乙女峠方面から外輪山

1/31 7:58

芦ノ湖と遠くには伊豆の山並み

1/31 7:58

右奥には真っ白な北岳と鳳凰、甲斐駒も

1/31 8:03

御殿場の裾野には建設中の新東名が一直線にのびる

1/31 8:03

まだ8時、さあ明神まで2時間ちょっと、
実は雪もありかなり遅れました

1/31 8:10

登って来る方が増えましたが皆さんすべり止めなしのよう、でもせっかく着けているし、まだ北斜面は残ってますのでこのままに

1/31 8:14

仙石原のいいところは全てゴルフ場か、ちょっとさびしいなあ

1/31 8:14

金時山からは一気に下降

1/31 8:21

15分ほどで公時神社方面への分岐

1/31 8:24

左奥に大きな山容の明神、
なかなか遠くに見えます、

1/31 8:38

アップダウンもありますね、登る道が山肌に白線としてのびる

1/31 8:43

矢倉沢峠まで降りました、

1/31 8:43

茶店がありますがしまってます

1/31 8:44

右に降りればここからも仙石原に

1/31 8:54

登り返しの白線の登山道から振り返れば結構尖った金時山

1/31 8:55

1/31 9:03

両脇は4、5mの笹藪で雪の重みでアーチになる

1/31 9:07

トトロに会えそうです

1/31 9:11

まだ半分来てません

1/31 9:23

金時の奥に富士が頭を出す

1/31 9:23

眺望稜線です

1/31 9:24

目指す明神、まだあるなあ

1/31 9:56

火打石岳、登山道はピークを北に巻いてます
ここで小休憩、ホットコーヒーで一息入れる

1/31 10:05

難儀なのはこのドロドロの部分

1/31 10:13

大涌谷が近くなり噴煙が凄い

1/31 10:20

1/31 10:23

1/31 10:40

最後の登りで富士山が全景に

1/31 10:40

この明神山頂直下が北側が開けており
丹沢方面の好眺望ポイントです

1/31 10:41

丹沢主脈がほとんど見渡せる

1/31 10:41

1/31 10:42

1/31 10:47

伊豆大島が相模湾に浮かぶ

1/31 10:51

最後の踏ん張りのSちゃん

1/31 10:51

ビクトリーロード感がありますね

1/31 10:51

大涌谷の噴煙

1/31 10:51

山頂部は東西になだらかに広がる

1/31 10:51

笹もわかっているのか
山頂部は背丈を低くしてくれて
展望稜線に

1/31 10:54

木が生い茂る辺りが山頂ですね

1/31 10:54

それにしても空気が澄んだ冬晴れです

1/31 10:55

1/31 10:58

夏にはこんなにくっきり見えないことが多いよね

1/31 11:01

山頂の南斜面は崩壊が進んでいる模様

1/31 11:02

1/31 11:02

1/31 11:03

徐々に浸食が進んでいるよう

1/31 11:04

1/31 11:04

1/31 11:04

ピストンで足柄峠にもどるなら嫌になりそう

1/31 11:04

金時山から縦走してきた道を振り返る、
結構な長さだったなあ、

1/31 11:07

1/31 11:07

1/31 11:07

1/31 11:07

1/31 11:08

1169m、明神ヶ岳山頂、
ベンチもあり大勢の方が
ここでお昼休憩に

1/31 11:09

南面は崩落しているのでロープが張られてます、

1/31 12:00

1/31 12:09

広い山頂、

1/31 12:09

1/31 12:10

雲がちょっとかかるといいアクセントに

1/31 12:10

名残惜しいが下山します

1/31 12:10

明神ヶ岳山頂、
テーブル二つ、ベンチ2つほど

1/31 12:11

山頂からわずかに降り進めば
相模湾が一望できるポイントに

1/31 12:11

海が近いね

1/31 12:12

江の島は霞んでわからず、

1/31 12:12

明星へ続く外輪山

1/31 12:12

ここから最乗寺に下山開始、

1/31 12:16

雪が溶けかけぐちゃぐちゃに

1/31 12:17

一番難儀したV字谷
細く滑る

1/31 12:18

標識はしっかりしてます

1/31 12:18

1/31 12:31

北斜面で結構残っているところもあります

1/31 12:31

1/31 12:46

大山が正面に

1/31 12:46

防火帯かな、スキーゲレンデのよう
ここを降りて雪がなくなり軽アイゼン外す

1/31 12:54

1/31 13:12

リフトの鉄塔跡、

1/31 13:16

紛れもなくリフトだね、
営業していた記録が残ってません

1/31 13:25

見晴らし小屋
ほとんど廃墟です

1/31 13:30

林道を一度横断

1/31 13:31

再度登山道に

1/31 13:48

もう一度林道に出ると最乗寺は近い、
お堂からの音が聞こえだす

1/31 14:11

巨木の杉並木の最乗寺に下山、

1/31 14:13

さすがに久しぶりで疲れお参りは割愛
ここからで済ませました

1/31 14:13

なかなか歴史ある名刹なんですね

1/31 14:51

30分ほどかけて足柄峠林道駐車場に戻り
車回収です

1/31 14:51

この標識を見落としました

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

reopapa

緊急事態宣言発令中
長野山梨などの雪山に行きたい気持ちあれど、自分なりのルールとして一都三県内の
山に限定しようと神奈川県の金時、明神に
今回の登山で初めて車2台を使い登りと下りの登山口を別にしての縦走を楽しんだ
1台で行くとピストンにならざる負えず、おのずとピークハントで終わることが多い
加えてコロナの問題もあり密を避けることにもなる
登山目的は二つ
1つ目は足柄峠からの道から見るモルゲンロートの赤富士
2つ目は金時から明神への展望稜線歩き
日の出前の赤富士は待つ時間が長く寒さとの闘いになるが
幸運にも風もなく全く寒さを感じないで長い時間赤富士を堪能できた
少し前にようやく真っ白くなった富士の山容が刻一刻と赤く染まる様はやはり神々しいもので何度見ても飽きないものだ、
この日本一美しい円錐がずっと変わらないでいてほしいと願うばかりだ
2つ目の展望稜線はこちらも終始快晴、冬の澄んだ空気のおかげで伊豆大島から南ア、丹沢、相模湾と素晴らしい眺望を堪能できた、
雪が多少残った稜線では軽アイゼンを久しぶりにはけて感触を楽しめたのもうれしい
下山した最乗寺は立派な古刹であったがなまったからだの久しぶりのロングコースで2人とも疲れて本堂に参拝できなかったのは申し訳なく残念だったがまた改めて訪れてみたい、