陣馬・高尾縦走 今日のお題は「巻き道はダメよ!」
- GPS
- 05:33
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,112m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
藤野駅から陣馬登山口までバス10分弱、170円。 陣馬山、景信山、城山、もみじ台、高尾山に茶屋があります。 ビールの誘惑から逃れるのが大変。 登山道は粘土質の部分も多く、濡れていると結構滑ります。 現在、6号路(琵琶滝コース)は大雨被害のため通行止めです。 滝から1号路方面へは通行可能です。 ケーブルカー山麓駅の掲示文を写真に記録してあります。 |
写真
感想
○プロローグ
夏の間は涼しさを求めて標高の高い山へつい足が向かいますが、大分涼しくなってきたので、今回は定番の陣馬・高尾に行くことにしました。(これじゃ赤トンボの生態と同じ?)
体調や出発時間に合わせて柔軟にコース取りができるこのエリアですが、今日は久しぶりなので基本に戻って陣馬山から高尾山まで歩きます。でも、このコース、何気に巻き道が充実していて、「ま、いっか」と楽な方に流れることが多いのが過去の自分の行動パターン。そんなわけでお題をあえて「巻き道はダメよ!」として、自分に喝を入れてみました。
○アプローチ
ホリデーパスで藤野駅へ。高尾8:44発小淵沢行きの普通電車で藤野駅におりると、接続よく和田峠行きのバスが発車します。今日も和田峠行きのバスは満員、陣馬登山口で20名ほどが下車しました。
○コース雑感
バスを下車して準備を整え、9:23スタートです。いいお天気でセミがまだ鳴いています。秋の登山のはずだったのに・・・
陣馬登山口から陣馬山までは一ノ尾根と栃谷尾根が代表格ですが、自分としては一ノ尾根のほうが好み。栃谷尾根の急な車道歩きはどうも苦手です。
登山口の道標に陣馬山まで1時間20分とあるのを横目に登っていきます。1時間ちょっとで登れるだろうとふんで、休憩なしで陣馬山頂まで行ってしまうことにしました。
1時間経つけどまだ着かないなぁ。今日はペースが上がらないのかなぁ。などと思いながら休まず歩みを進めていくと10:48陣馬山頂着。ここで初めて登山地図のコースタイムを見ると1時間40分でした。これなら普通は途中で休憩を入れるところです。慣れた山でもちゃんとコースタイムを把握しておかないと。反省。
陣馬山頂には多くの方がくつろいでいます。雲が広がって来ていますが、富士山も丹沢の上に少しだけ黒い頭を見せています。今日はスタートが遅い割に先が長いので、おにぎり2個を食べて高尾山に向けて出発です。
このコース、最近はトレイルランをしている方がめっきり増えました。たしかに走り出したくなる所が随所にあります。実際自分も小走りで下ることもありますが、登りで走れるとは思いません。トレランの皆さんの脚力と心肺能力の高さに関心してしまいます。
今日のお題は「巻き道はダメよ!」なので、堂所山にも寄っていきます。巻き道との標高差が一番あるところです。尾根の片側が開けた静かな山頂では、2組の方が休憩されていました。ここからの下りが本日一番の急降下になるので、慎重に行きます。
お腹がすき始めた頃に景信山に到着。水分、エネルギー補給をして15分ほどで出発。これから向かう城山、高尾山方面がよく見えます。
小仏峠へは結構急傾斜です。登ってくる方々はきつそうです。
小仏峠から城山までは意外と楽に登ってしまいます。さすがに高尾山からここまで足をのばす人も多いようで、大賑わいです。水分補給だけして先に進みます。
高尾山まで続く道は大分整備されて以前より歩きやすくなっている部分も多くなっていますが、それだけに山らしい雰囲気が薄れてきているような気がします。歩いている人も決して登山者ばかりではありませんし。
高尾山山頂直下の階段をがんばって登れば山頂です。ここのところ、朝早く高尾山から陣馬山へ向かったり、南高尾山陵や北高尾山稜へ回ったりしていますので、午後の高尾山は久しぶりです。
人気急上昇とは知っていましたがこれ程とは。街中の雑踏そのもので、早々に退散です。
下山は琵琶滝コースをと考えていましたが、この混雑状況だと狭い山道では渋滞するかも。そう考えて比較的広い稲荷山コースを下ることにしました。
人は多いながらも、順調に下って登山口に15時前には着くことができました。
○感想
思ったほど晴れませんでしたが、涼しくて良かったかもしれません。花もかなり咲いていましたが、名前が分からないものが多く、高山植物の本だけでなくそのうち山野草の本も買おうっと。
下りてきた時に、山の余韻みたいなものを感じていたいってことありませんか。最後になって山の中が混雑っていうのはちょっとなぁと思ってしまいました。(自分もその混雑を作り出している一人とは分かっているのですが・・・)
でも高尾山は行きたくなった時に気軽に行けるいい山です。時間差で混雑回避してこれからもまだまだ通うと思います。
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