根石岳・天狗岳・硫黄岳（根石岳山荘泊）

2021年02月13日(土) 〜 2021年02月14日(日)

• GPS: 09:37
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,469m
• 下り: 1,460m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:57

10:36 桜平
11:01 11:01 夏沢鉱泉
11:51 12:02 オーレン小屋
12:54 12:54 箕冠山
13:00 13:42 根石岳山荘
13:51 13:51 根石岳
13:59 14:00 白砂新道入口
14:20 14:21 東天狗岳
14:40 14:48 天狗岳
15:01 15:04 東天狗岳
15:13 15:14 白砂新道入口
15:26 15:26 根石岳
15:33 根石岳山荘

2日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 1:31
• 合計: 4:33

7:39 根石岳山荘
7:46 7:46 箕冠山
8:03 8:03 夏沢峠
8:11 8:11 ヒュッテ夏沢
9:13 9:43 硫黄岳
10:07 10:14 山びこ荘
10:14 10:16 ヒュッテ夏沢
10:32 10:32 オーレン小屋
11:02 11:53 夏沢鉱泉
12:06 12:07 桜平駐車場（上）
12:12 桜平

オーレン小屋から赤岩の頭に向かう道は冬季通行不可のようです。
（夏沢鉱泉HPのルートマップより）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

茅野市営市民館第4駐車場に駐車（ネット予約で700円／日）
→ 夏沢鉱泉・根石岳山荘宿泊者用の送迎車を利用。
　【行き】茅野駅前9:10発　【帰り】桜平ゲート12:20発（臨時便）
※帰りの時刻は標準では14:30発。この日はたまたま臨時便に乗せてもらえた。
　送迎希望時の駐車場は茅野市運動公園駐車場（無料）も利用可能。

コース状況／危険箇所等

・特に危険個所無し。トレースがしっかりしており道も分かりやすい。
・この日は風も穏やかで稜線でもストックの方が歩きやすかったと思う。ただ硫黄岳直下の傾斜がきつい部分はピッケルの方が安心できると感じた。

その他周辺情報

【山小屋】
・夏沢鉱泉：通年営業。売店、軽食あり。日帰り入浴はコロナのため休止中。
・オーレン小屋：冬季休業中。冬季トイレあり。
・根石岳山荘：週末限定営業。売店、軽食あり。
・ヒュッテ夏沢：冬季休業中。トイレも使用不可。
・硫黄岳山荘：冬季休業中。

【温泉】
・玉宮温泉望岳の湯：内湯とサウナのみで露天風呂はないが浴室正面に八ヶ岳や南・北アルプスを望むことができる（浴室は週ごとに男女入れ替え）。大人600円。

写真

2/13 10:28

桜平ゲートまで送ってもらって山行開始。林道歩きを回避できるのは本当にありがたい。

2/13 11:03

夏沢鉱泉。外壁に太陽電池が貼られている。屋根は積雪するからかな。

2/13 11:18

序盤の樹林帯はきつくも緩くもない傾斜が続く。

2/13 11:52

オーレン小屋に到着。右側の建物は冬季避難小屋。

2/14 23:33

小屋先の分岐を左手、天狗岳方面へ。

2/14 23:34

樹林帯が続くが傾斜は少しきつくなったように感じる。たびたび足が止まる。

2/14 23:35

箕冠山（みかぶりやま）山頂。眺望もないただの分岐点のように思えるが、、、

2/13 12:57

すぐ先に行けば根石岳と天狗岳が目の前に。お世話になる山荘も見えました。

2/14 23:35

という訳でまずは根石岳山荘へ。

2/13 13:29

受付を済ませてお昼ご飯。牛丼美味しい。

2/13 13:53

昼食後は早速目の前の根石岳へ。振り返れば硫黄岳のどっしりとした姿が一望できる。

2/13 13:54

根石岳から見る天狗岳。

2/13 14:00

天狗岳を直下から見上げる。

2/13 14:19

東天狗岳山頂！

2/13 14:19

天狗岳は3回目だけどこんなに快晴なのは初めて。嬉しい。

2/13 14:21

奥に見えるのは蓼科山や北横岳。手前の白い所は天狗の奥庭。

2/13 14:27

西天狗岳に向かうなだらかな稜線。

2/13 14:37

西天狗岳山頂！

2/13 14:38

山頂でご一緒した方に撮って頂きました。

2/13 14:40

西天狗岳から望む北八ヶ岳。

2/13 14:44

蓼科山、北横岳、縞枯れ山など。

2/13 14:48

さらに奥に見えるは車山高原。こう振り返ると結構登ってるなあ。

2/13 14:41

西天狗から見る東天狗。

2/13 14:41

そして南八ヶ岳。

2/13 14:43

赤岳、中岳、阿弥陀岳をアップで。

2/13 14:50

赤岳ソロ。

2/13 14:50

やはり八ヶ岳はカッコいい。同じようなアングルなのに何枚も撮ってしまう。でも流石にそろそろ戻ろう。

2/13 15:05

東天狗岳からの下り。ここだけは要注意。

2/14 23:36

本沢温泉への分岐。ここからだと崖に続くようにしか見えない。

2/13 16:46

山荘の夜ごはん。汁と鯖に使っている味噌は自家製だそうです。美味でした。

2/13 17:16

夕食後は再び根石岳へ。

2/13 17:17

夕日に照らされる天狗岳。

2/13 17:21

最高です。

2/13 17:21

槍穂高のシルエット。

2/13 17:24

沈みゆく太陽。

2/13 17:26

それを眺める人々。

2/13 17:29

素晴らしい時間でした。

2/13 17:42

夕食第2陣前のリビング。今は談笑しながら食事といかないのが残念ですね。

2/13 17:48

こちらは2階の寝室。ストーブのおかげでぬくぬくです。

2/13 20:03

夜には三度根石岳へ。星空の天狗岳。

2/13 20:05

この日は新月の翌日。狙い通りに星空が見えてくれました。

2/13 20:11

星を撮る人。

2/13 20:29

山荘前から根石岳を望むと山頂の真上に北極星が見えました。挟むように右側に北斗七星が、左側にW字のカシオペア座が見えます。

2/14 5:27

朝ごはん。

2/14 6:20

今朝も良い天気。またまた根石岳に登って日の出を待ちます。

2/14 6:20

やうやう白くなりゆく山際。

2/14 6:27

明るくなってきました。

2/14 6:32

キタ！

2/14 6:33

一日の始まりです。

2/14 6:33

静かに登る朝日。

2/14 6:35

雲一つない空。

2/14 6:36

朝日を浴びる硫黄岳。

2/14 6:36

根石岳は夕日、星空、朝日を全部見せてくれました。ここに泊まって良かった。

2/14 7:38

それでは2日目の山行開始です。

2/14 23:37

箕冠山の分岐を左手、夏沢峠方面へ。

2/14 8:05

緩やかに下ればヒュッテ夏沢に到着。硫黄岳が目の前で壁のよう。

2/14 8:31

登りの途中で振り返る。この辺はピッケルがお守りになりました。

2/14 8:47

山頂までもうひと踏ん張り。

2/14 9:11

硫黄岳山頂！標高2760m。

2/14 9:11

こちらも居合わせた方に撮って頂きました。

2/14 9:13

硫黄岳の広〜〜〜い山頂。

2/14 9:14

爆裂火口跡。

2/14 9:14

硫黄岳から見る横岳、赤岳、阿弥陀岳。

2/14 9:16

まだ八ケ岳を全部歩いた訳ではないですがここからの眺めが一番好きですね。

2/14 9:17

阿弥陀岳アップ。奥に見えているのは南アルプス。

2/14 9:18

周囲を見渡していく。中央アルプス。

2/14 9:18

御嶽山。

2/14 9:18

乗鞍。

2/14 9:19

北アルプス。

2/14 9:19

北八ヶ岳方面。なんか蓼科山がやけに近く見える。圧縮効果？

2/14 9:19

浅間山。

2/14 9:24

山頂に徐々に人が増えてきました。赤岳鉱泉側から登る人が多いみたいですね。

2/14 9:25

それにしてもいい天気過ぎる。

2/14 9:26

冬の八ヶ岳とは思えない穏やかな日でした。さあ帰ろう。

2/14 9:37

下りる前に爆裂火口跡を覗き見。

2/14 23:38

下りも夏沢峠へ。

2/14 11:03

夏沢鉱泉に戻ってきました。送迎車の出発までしばし待ちます。

2/14 13:22

帰りは望岳の湯へ。あいにくこの日は男湯は八ヶ岳と反対側でしたが良いお風呂でした。

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

desmune

『今日は極楽ですよ！』とオーレン小屋の手前ですれ違ったご夫婦が興奮気味に声をかけてくれる。まだいずれの山頂も見えない樹林帯の中だったが、木々の隙間から覗く空は青く、この先に絶景が広がっていることは疑いもない。はやる気持ちを抑えながらペースを乱さないように足を進めていった。

・・・

この週末は冬の八ヶ岳へ。事前の下調べで「桜平までの林道はもう歩きたくない」というブログやレコを見かけたので送迎を利用できる山荘泊で計画。当初は夏沢鉱泉泊で硫黄岳のみ登るつもりでしたが、予約直前で満室になったため急遽根石岳山荘泊に変更という経緯でした。結果として根石岳山荘に泊まって大正解だったのは言うまでもありません。

この2日間は本当に終日快晴、風も穏やかで冬の八ヶ岳に聞いていた強風・爆風はほとんどありませんでした。根石岳山荘のスタッフさんも「こんなにコンディションのいい日は年に1度あるかないか」とのこと。山小屋に泊まる一番の楽しみは山で見る夕日と星空なのですが、特にこの日の夕日はちょうど良い感じに出現した飛行機雲のアクセントもあって個人的には120点でした。

今回の山行では他の登山者さんとたくさん交流できました。去年の夏に登山を始めたばかりでもう冬山までハマってしまったという男性、一緒に星を撮りに行ったヤマレコユーザーのPancho2さん、帰りの送迎車内で登山用の車談議をしたパーティの皆さん、よい思い出のひと時をありがとうございました。またどこかの山でお会いできたらよろしくお願いします。

そしてお世話になった根石岳山荘・夏沢鉱泉のスタッフの皆様もありがとうございました。大変な時期が続いていると思いますが頑張ってください。

コメント

Pancho2

動いてしまったんですね
せっかく声をかけていただき、固まっていたつもりなんですが😥 カシオペアと北斗七星素晴らしい。またおあいしたらら宜しく。

desmune

Re: 動いてしまったんですね
「星を撮る人」ですよね。いやいや、ばっちりでしたよ！
液晶の光が動いているのはむしろ個人的には気に入っています
ありがとうございました！