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Yamareco

記録ID: 2927871
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

茗荷沢左岸尾根ルート及び滝の沢林道

2021年02月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
9.6km
登り
456m
下り
460m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:21
休憩
0:01
合計
3:22
9:53
94
11:27
11:28
6
11:34
11:34
30
13:02
13:02
6
13:08
13:08
6
13:14
13:14
1
13:15
ゴール地点
急登の上,足の痛みが生じたため,コースタイムはゆっくり目。
滝の沢林道分岐から富士見台方面に進んだが,林道終点以降の道が見られなかった。そのため,分岐まで引き返している(20分程度のロスあり)。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:京王線高尾駅→(西東京バス)→佐戸バス停
帰り:松竹バス停→(西東京バス)→京王線高尾駅
コース状況/
危険箇所等
1 茗荷沢左岸尾根は,急登の連続。登りは大丈夫だが,下りで利用する時には,道迷いに注意。支尾根が多く,迷いやすい。GPS必携。
2 滝の沢林道分岐以降の富士見台に通ずるはずの道は,消失の模様。林道終点から道がない。要検証。
起点の佐戸バス停。下車は,私のみ。
2021年02月14日 09:54撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/14 9:54
起点の佐戸バス停。下車は,私のみ。
バス停からやや元の道に戻り,板当橋分岐に向かう。
2021年02月14日 09:58撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 9:58
バス停からやや元の道に戻り,板当橋分岐に向かう。
板当橋
2021年02月14日 09:58撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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板当橋
板当橋を渡り少し歩くと,登山口がある。
2021年02月14日 09:59撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 9:59
板当橋を渡り少し歩くと,登山口がある。
古い階段が残っている。
2021年02月14日 10:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/14 10:00
古い階段が残っている。
いきなり急登。息が切れる。
2021年02月14日 10:01撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 10:01
いきなり急登。息が切れる。
尾根に乗っかる。
2021年02月14日 10:03撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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尾根に乗っかる。
緩やかな尾根。
2021年02月14日 10:10撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7
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緩やかな尾根。
アップダウンを繰り返して,顕著なピークに到着。
2021年02月14日 10:31撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 10:31
アップダウンを繰り返して,顕著なピークに到着。
この辺は,赤の柱が目立つ。
2021年02月14日 10:38撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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この辺は,赤の柱が目立つ。
もみの巨木が目立つ。
2021年02月14日 10:51撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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もみの巨木が目立つ。
最後の急登。
2021年02月14日 11:15撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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最後の急登。
林道に出る。
2021年02月14日 11:20撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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林道に出る。
熊の出没注意。この辺では,過去に数回イノシシに遭遇した。
2021年02月14日 11:21撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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熊の出没注意。この辺では,過去に数回イノシシに遭遇した。
結構暖かい日だったが,まだ残雪がある。
2021年02月14日 11:24撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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結構暖かい日だったが,まだ残雪がある。
林道を数百メートル歩くと,北高尾山稜と合流する。
2021年02月14日 11:34撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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林道を数百メートル歩くと,北高尾山稜と合流する。
向こうの山から歩いてきた。
2021年02月14日 11:39撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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向こうの山から歩いてきた。
北面の見晴らしは良い。
2021年02月14日 12:09撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 12:09
北面の見晴らしは良い。
植物の説明プレートがいくつもある。
2021年02月14日 12:12撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/14 12:12
植物の説明プレートがいくつもある。
林道分岐に出た。左に進むと下山だが,富士見台の方に行きたかったので,直進してみた。
2021年02月14日 12:17撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 12:17
林道分岐に出た。左に進むと下山だが,富士見台の方に行きたかったので,直進してみた。
この辺は,ニッセイ八王子の森だそう。
2021年02月14日 12:21撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 12:21
この辺は,ニッセイ八王子の森だそう。
林道終点から先,道がなかった(見つけられなかった)。よって,引き返して,林道分岐から下山することとした。
2021年02月14日 12:27撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/14 12:27
林道終点から先,道がなかった(見つけられなかった)。よって,引き返して,林道分岐から下山することとした。
左俣ルートの入り口は発見。ここから杉沢の頭に行けるが,今回はパスすることとした。
2021年02月14日 12:35撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/14 12:35
左俣ルートの入り口は発見。ここから杉沢の頭に行けるが,今回はパスすることとした。
ゲート
2021年02月14日 13:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ゲート
森の説明看板。
2021年02月14日 13:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
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森の説明看板。
国有林であり,車両は通行不可。
2021年02月14日 13:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 13:00
国有林であり,車両は通行不可。
松竹バス停手前の神社で手を合わせてきた。
2021年02月14日 13:10撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/14 13:10
松竹バス停手前の神社で手を合わせてきた。
松竹バス停
2021年02月14日 13:23撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/14 13:23
松竹バス停
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 熊鈴

感想

 高尾エリアの山行は,メジャーなところは行き尽くしたし,人が多くて落ち着けないことから,変わったルートを歩こうと考えた。そこで,2014年頃は,マニアックなルート(登山道ではない道を含む。)をかなり歩いており,久し振りにそういったルートを歩こうと思い,茗荷沢左岸尾根などを候補とした。

 当初は,茗荷沢左岸尾根から茗荷沢右岸尾根をアップダウンし,板当林道を進み,板当峠ルート(当時でも道が一部消失。)から滝の沢林道,北高尾山稜に出て,高ドッケ付近から高ドッケ南尾根ルートで下山を考えていた。しかしながら,茗荷沢左岸尾根での急登で足を痛めてしまい,戦意消失・・・。高ドッケ南尾根ルートくらいは行こうと思ったが,このルートは急斜面であり,足の負担に鑑み,それも断念し,滝の沢林道をひたすら歩くこととした。ただ,林道からは富士見台へのルートがあるようで,そこから少しマイナーなコースを歩くことができるだろうと思っていたのだが,後述するように,道がなくなり,断念した。

 前置きが長くなったが,上記のような経緯により,茗荷沢左岸尾根と滝の沢林道の山歩きを行った。他のルートは,後日に行きたい。

 起点は,佐戸バス停。9時台の陣馬高原下行きバスに乗ったが,ちょうど満席となる程度であった。下車したのは私のみ。ここから山行をする人は珍しがられるだろう。佐戸バス停から高尾方面に200メートルほど戻り,板当橋を渡る。その後,少し進むと,唐突に茗荷沢左岸尾根の入り口がある。目印としては,昔の階段のようなものがあり,上に向かって踏み跡が付いている部分である。

 序盤から急登であり,木々に手を添えながら慎重に登る。踏み跡がない部分もあるので,自身で適当な歩行場所を選択しながら登る。普段使わない筋肉を使ったせいか,足の痛みが顕著となった。しばらくすると,平穏かつ明瞭な尾根道に出る。自然林が清々しい。茗荷沢左岸尾根は,登りで使うときは,登りだけに専念すればよいので道迷いの心配はないが,下りで使うときは,支尾根が多く道迷いし易いので注意を要する。地形図やGPSなどで現在地をよく確認した方が良い。また,転倒しやすいだろう。

 細かいアップダウンを繰り返していると,顕著なピークに到達する。とはいえ,赤の柱くらいで何もない。早々に進む。この辺は,動物(イノシシと思われる。)の糞が多く,野生動物の気配が強い。過去にも,数回イノシシと遭遇したことがある。掲出写真のとおり,熊の出没事例もあるようであり,時期によっては熊鈴を鳴らした方が良いだろう。

 さらにしばらく歩くと,茗荷沢右岸尾根との分岐に到達する。今回は,ルート変更してここをパスし,直進する。茗荷沢右岸尾根との分岐は,よく注意しないとわからない。あまりテープもないので,自身でルートファインディングする必要がある。

 直進後すぐに滝の沢林道(終点部分)に出る。ここから数百メートル歩くと,北高尾山稜と合流する。狐塚峠である。その手前のカーブミラーが目印の登山道が板当峠ルートの終点であるが,一見したところ,登山道らしきものは見えなかった。このルートは廃道となったのかもしれない。昔は,この滝の沢林道まで板当林道からやみくもに直登したことがあった。あの頃の元気さを懐かしく思いながら進んだ。

 滝の沢林道は,ランナーを中心に歩いている人が多い。しかし,全体的には落ち着いている。北面の見晴らしも良く,気分良く歩ける。ここで,孫をおんぶした男性と会話する。男性は,「この先は下山路ありますか。」と質問。どこまで行きたいのか尋ねたら,「何となく林道を登ってきて下山路が分からなくなった。」とのことである。しかも,孫をおんぶしているのみで,登山用具も持参していない(軽装)。私は,先の下山路について詳細を説明したが,来た道を引き返した方が無難と告げた。

 ひたすら林道を歩くと,2つに道が分岐している地点に到達する。左は松竹バス停方面(一般向け),直進は地図で確認すると富士見台に行けるようである。私は,やや物足りなかったから,富士見台方面に行こうと考え,直進した。しかし,その先の林道終点から道がない。しばらくあちこちを調べたが,普通に歩けそうな登山道は見られなかった。台風等の影響で崩落したのか,私の確認不足なのか,今後要検証である。

 よって,分岐まで引き返し,松竹バス停まで歩いた。松竹バス停から高尾駅行きのバスは,午後1時台であるにもかかわらず,ハイカーでかなり混雑していた。それにしても,陣馬山のハイカーは早い下山である。バスも時刻表は1時間に1本のみであり,増便などしてほしいものである。

 ともあれ,今回も充実した山行であった。

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コメント

茗荷沢左岸尾根と滝ノ沢林道
茗荷沢左岸尾根は、チェックしたいエリアの1つなんですが、
滝の沢林道との交差部先端に岩場を切り通した小道が残っています。
その道は、滝ノ沢林道にほぼ完全に上書き破壊されていて、尾根先端を林道がショートカットしたがために運よく痕跡が残された形になっています。
その道が西側にどこまで続いているかというのが調査課題でもあるんです。
高精度な赤色立体図とかあれば、それ見て終りという話もありますが。

林道の分岐から東側、富士見台へのルートですが、4年程前に国有林の伐採が入り、その際に使い捨ての作業道を盆栽の枝のように削られ、上半分は完全に消えてしまいました。
作業道の上端を東に行くと、富士見台の東鞍部前に出るので、そこが一番登り易いんですが、作業道自体が急速に薮化していて、片手間では手が付けられない状況になっていますね。

沢でも良ければ、林道のパウロの森分岐の西の谷が、板当沢の出合いからいきなり岩谷の絶景急登りになっているので、下から林道まで攻めてみたい所です。立ち入り禁止エリアなので、事前に関係者には連絡を入れますが。
2021/2/15 20:20
Re: 茗荷沢左岸尾根と滝ノ沢林道
貴重な情報ありがとうございます。
富士見台への道は,やはり消失したのですね。それ以外の情報も参考になりました。
2021/2/16 11:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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