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Yamareco

記録ID: 293687
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ハイキング
奥多摩・高尾

扇山・百蔵山、勢いで岩殿山へ行くも遠かった稚児落し

2013年05月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:40
距離
16.6km
登り
1,577m
下り
1,819m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9;27 梨ノ木平 → 10:24〜10:48 扇山 → 11:39 宮谷への分岐点 → 12:16〜12:43 百蔵山 → 13:46 車道(福泉寺近く) → 13:59〜14:22(迷走ルート 真蔵院に出る)→ 14:29 岩殿上 登山口 → 14:59〜15:04 岩殿山頂 → 16:21〜16:24 稚児落し → 16:54 車道(浅利集落)→ 17:07 浅利公民館バス停
天候 晴れ 気温 約22℃
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き JR鳥沢駅 9:00発バス 梨ノ木平下車
   ※運行日注意 http://www.yamanashibus.com/noriai_hiking.htm#6

帰り 浅利公民館前バス停 → JR大月駅

コース状況/
危険箇所等
●扇山〜百蔵山    歩いたコースはゴロ石・ザレ少なく歩きやすい足場
○梨ノ木平→扇山   山頂前の分岐点まで急登
○扇山→百蔵山    山頂から長い下り。宮谷の分岐点過ぎから百蔵山へは急登
○百蔵山→福泉時   傾斜のある長い下り

●岩殿山       ザレ場多く滑りやすい
○岩殿上→岩殿山頂  ずーーーと階段
○岩殿山→稚児落し  扇山・百蔵山に比べ頻繁に細かなアップダウン多し
           ロープ鎖場が数か所(迂回コースあり)
           砂ザレに注意
○稚児落し→浅利集落 たまに足場が置きにくい個所あり。

◆トイレ 梨ノ木平 他無

鳥沢駅前バス停。駅は駐車場の奥(茶色の格子)
鳥沢駅前バス停。駅は駐車場の奥(茶色の格子)
梨ノ木平。トイレ。ベンチあります。
梨ノ木平。トイレ。ベンチあります。
いい雰囲気の道です。
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いい雰囲気の道です。
水場(飲めなさそう)
水場(飲めなさそう)
つつじ群生への分岐点付近から望む富士山。
今日の富士山はこれがベストショットとなりました。
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つつじ群生への分岐点付近から望む富士山。
今日の富士山はこれがベストショットとなりました。
山頂まであと少しの登り
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山頂まであと少しの登り
頭が雲で隠れてます。百蔵山に期待しよう
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頭が雲で隠れてます。百蔵山に期待しよう
青空が似合う山頂を後にして百蔵山へ向かいます。
青空が似合う山頂を後にして百蔵山へ向かいます。
宮谷への分岐点
急登が続きます。足首45℃位曲げてんじゃないって感じの傾斜があります。
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急登が続きます。足首45℃位曲げてんじゃないって感じの傾斜があります。
百蔵浄水場経由で猿橋への下りはこちら。
百蔵浄水場経由で猿橋への下りはこちら。
さきほどの標識からすぐに到着。
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さきほどの標識からすぐに到着。
こちらもいい感じの山頂ですが、
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こちらもいい感じの山頂ですが、
雲はさらに増して不発。
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雲はさらに増して不発。
もう一つの猿橋への下りはこちらから。
私は葛野部落へ
もう一つの猿橋への下りはこちらから。
私は葛野部落へ
少し違う雰囲気の道です。
少し違う雰囲気の道です。
このコースは頻繁に倒木が出てきます。
このコースは頻繁に倒木が出てきます。
岩殿山が見えてきました。うーん、また下からあそこまで登るか。。。
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岩殿山が見えてきました。うーん、また下からあそこまで登るか。。。
右手の道路から車道にでました。
右手の道路から車道にでました。
右手の橋を行きます。
右手の橋を行きます。
桂川を渡ります。
桂川を渡ります。
道なりに行くと右手に何やら。この坂を上がって【ロスタイムワールド】に突入
道なりに行くと右手に何やら。この坂を上がって【ロスタイムワールド】に突入
踏跡らしきものを行くが少し戻って道なき草むら斜面を無理やり登る
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踏跡らしきものを行くが少し戻って道なき草むら斜面を無理やり登る
やっとさっとこ登り着いたのは公民館?前 
やっとさっとこ登り着いたのは公民館?前 
上の車道に出たいのだが良くわからなくてウロウロ。
上の車道に出たいのだが良くわからなくてウロウロ。
写真26の車道を素直に歩いてくればここに合流だった。
右手後ろ(写真に写っていないが)に岩殿山への標識がある。
写真26の車道を素直に歩いてくればここに合流だった。
右手後ろ(写真に写っていないが)に岩殿山への標識がある。
標識にしたがって階段登ると、また上の車道にでた所は「岩殿上」バス停。
標識にしたがって階段登ると、また上の車道にでた所は「岩殿上」バス停。
道路の向かいに登山口。案内版には岩殿山頂まで40分。完全にロスタイムですわ。
道路の向かいに登山口。案内版には岩殿山頂まで40分。完全にロスタイムですわ。
振り返って扇山と百蔵山
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振り返って扇山と百蔵山
ずっと階段が続きますが嫌な予感。。。的中!
ずっと階段が続きますが嫌な予感。。。的中!
山頂から。
富士山見えないけど良い眺めです。
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富士山見えないけど良い眺めです。
山頂スタート直後、体長1mを超すヘビがだ目の前に。シュルシュル〜と草むらへ
山頂スタート直後、体長1mを超すヘビがだ目の前に。シュルシュル〜と草むらへ
一つ目の鎖場。兜岩だけじゃなかったんだ。
一つ目の鎖場。兜岩だけじゃなかったんだ。
もちろん鎖場コースへ
もちろん鎖場コースへ
2つ目。今度はロープの先に鎖。上部は良く見えない。
2つ目。今度はロープの先に鎖。上部は良く見えない。
登て下を見る
兜岩。見た目より足場は十分あるので前向いて歩けます。
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兜岩。見た目より足場は十分あるので前向いて歩けます。
歩きわたって鎖場を登ります。足掛けハシゴもあります。ここも上部は見えません。
歩きわたって鎖場を登ります。足掛けハシゴもあります。ここも上部は見えません。
少し登って下を見ます。
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少し登って下を見ます。
見えなかった上部は足元がザレ場、ロープ補助があります。ここが一番注意が必要。
見えなかった上部は足元がザレ場、ロープ補助があります。ここが一番注意が必要。
ザレ場ロープの次は鎖と続きます。
ザレ場ロープの次は鎖と続きます。
ツツジがヨレそうな気持ちを癒してくれます。
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ツツジがヨレそうな気持ちを癒してくれます。
稚児落しが見えてきました。ここがビューポイントなのかな?
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稚児落しが見えてきました。ここがビューポイントなのかな?
「浅利・大月」「笹平・トズラ峠」の分岐点
「浅利・大月」「笹平・トズラ峠」の分岐点
稚児落しの岩場上から。写真では伝わりづらいが迫力十分。今日の山行で一番の光景。
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稚児落しの岩場上から。写真では伝わりづらいが迫力十分。今日の山行で一番の光景。
久々にインパクトを感じる光景でした。
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久々にインパクトを感じる光景でした。
下ってきてこの橋で登山道終点。車道に出ます。
下ってきてこの橋で登山道終点。車道に出ます。
浅利川沿いの車道を歩きます。
浅利川沿いの車道を歩きます。
何と17:17分のバスに乗れる。
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何と17:17分のバスに乗れる。

感想

扇山・百蔵山と猿橋散策を考えてましたが、百蔵山登山口から猿橋までの時間と距離、福泉寺から岩殿山登山口まで歩くのと大差変わりが無いのでは。ならば頑張って岩殿山も行けないだろうかと地図と睨めっこ、コースタイムを計算するも時間も体力もギリギリかなぁ。

取りあえず(取りあえずです)2座+散策予定でスタートしました。

扇山へは雰囲気の良さ気な梨ノ木平からのコースを選びましたが正解でした。
扇山・百蔵山の山頂前の急坂を凌げば新緑のこの時期、気分良く歩けるコースではないかと思いました。
両方とも山頂は広いので、富士山展望でのんびりランチをするにはとても良い所だと思いました。
予定時間より早く扇山と百蔵山に到着、「岩殿山に行きたい」の気持ちがどんどん増してきます。地図みて時間計算、福泉寺を目指して下山します。

福泉寺から桂川に架かる橋の近くで地元の人に岩殿山登山口を聞いたのですが、「そこ(橋を渡って車道)を行くと右に登るところが出てくるから」と教えてもらいましたが、「右に登る」場所をウルトラ間違えてしまいました。
ロスタイムワールドに突入です。
ここかなぁ?と疑問符を持ちながら生い茂ったが草むら掻き分けて進むがこれは違うと引き返す。ここで車道に戻ろうとしましたが何を思ったのか、今度は右手の草むら斜面を掻き分けよじ登る。結構な斜度で足元はフカフカの踏み抜き状態で下ると転げ落ちるかも。上に建物が見えてきましたがそこへ這い上がれそうにもなく、電柱の方にやっとこさっとこ這い上がりました。電柱の方で正解でした。建物(公民館らしい)の方へ上がったら敷地内に不法侵入するところでした。
ここは何処?で地図見ようとしたらズボンのポケットに入れてた地図が無い。草むらと格闘中に落したようです。大月市観光ガイドを持参してたので登山マップはそれを使用しました。
ウロウロしながら登山口にたどり着きましたが素直に車道を歩いて来れば良かった。時間ロスするわ、地図は無くすわ、何より何であんな所よじ登ってきたんだろうと自分の行動に自己嫌悪(消沈)。

消沈した心に追い打ちをかけたのが山頂までの階段でした。
岩殿山に着くも気持ちも体力も消耗。シャリバテ空腹気味ですがあまり食べ物が入らない。15時かぁ、浅利集落まであと2時間歩ける? 気持ちヨレ気味ですが今日は何故かまだ足(膝)は元気なのです。行きます!

扇山・百蔵山での歩きやすい足場から一変、岩殿山頂から稚児落しへの道は滑りやすい砂ザレで小さなアップダウンと幾つかの鎖場ありと、疲労してきた身体をさらにジワジワ消耗させていきます。頻繁に「稚児落し」の標識が出てくるも、まだ?まだ? 稚児落しって何処なのよ!ってすごく長く感じました。「笹平・トズラ」の分岐標識を見た時は通り過ぎたと勘違いしてしました。
分岐点の先を行くと周囲は開け、目の前に入ってきた光景に思わず声を出して「すごい!」稚児落しです。ドーンと目に入ってきた光景は素晴らしく久々のインパクトショットです。

稚児落しから浅利まで約30分、最後の下りも注意して歩きます。

失敗・反省もありましたが、これまた久々に充実した山行でした。

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コメント

おつかれさまでした。
17:17のエスケープバスでご一緒したふたり組です
扇山からのロングコースだったのですね
それはそれはおつかれさまでした
断崖絶壁の稚児落としは何度見ても圧巻です
秋も素晴らしいのでぜひまた行ってみてください。

今後ともよろしくお願いします♪
2013/5/8 23:26
お疲れさまです!
お二人も3日間の山行の後の岩殿山だったんですね

稚児落しで タイムされてるのを見て、私もコーヒー飲みたくなって思わずバーナーの火貸してください!と言いそうになりました

岩殿山はアクセス が良いのでまた足を運びたいと思います。

こちらこそ宜しくお願いします
2013/5/9 0:26
お疲れ様でした
長旅お疲れ様でした。
鳥沢〜大月はいいコースですね。
参考にさせていただきます。

岩殿への登りかえしは決断が大変だったと思いますが、
充実した山行になってよかったですね。

扇山、岩殿山はまだいっていないので、その際の参考にさせていただきます。
(扇山は過去にゴルフ場上あたりで道迷いでリタイア。地元のおじさんにそう伝えたところ、不思議がってました。。)
2013/5/28 23:27
どーうもです。
短距専門の私にはロングだったのですが、これ位はコンスタントに歩けるようになりたいなと思います。

次回(涼しくなったら)行くときはバーナー持参、稚児落としでコーヒータイムの岩殿山単体でと決めてます

大月は盆地なので夏のこのエリアはどっぷり暑そうです。
2013/5/29 22:18
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