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Yamareco

記録ID: 297956
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

小川山から飯盛山 8の字ルートで52.7キロ

2013年05月13日(月) 〜 2013年05月14日(火)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
18:21
距離
51.7km
登り
2,785m
下り
2,770m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5/13
信州峠4:25―6:00瑞牆山荘6:05―6:32富士見平小屋―6:45分岐―7:07小屋跡7:10―7:25八丁平―9:20小川山9:25
―10:55松ネッコ―11:05大双里11:10―12:35萱ダワ12:40―13:00フシノソリ―13:35(1605m)峰―14:15夕日アタリ
―14:30信州峠
5/14
信州峠4:35―5:40横尾山5:45―6:15豆腐岩6:20―6:50槍(P1720)―7:48十文字峠―8:19飯盛山8:29―9:01シシ岩
―9:14登山口―9:42野辺山駅9:49―11:25川上分岐―12:50信州峠
天候 2日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
信州峠に駐車場あり
コース状況/
危険箇所等
小川山から信州峠の間と横尾山から十文字峠の間は一般ルートではありません。
笹、石楠花、その他のヤブや、道はあったりなかったりするような尾根です。

瑞牆山荘から八丁平
富士見平小屋から瑞牆山への道の途中から分かれて八丁平に向かいます。
分岐には道標があります。しっかりした道がありトラバース気味に登ったあと沢へと下降し、少しの間、沢沿いに進んだあと飛び石伝いに渡ると小屋跡に出ます。
ここから対岸に渡ると道が続いています。(赤テープあり。小屋跡から上流に向かう赤テープもあるので要注意です。)
樹林の中の緩やかな道を行くとほどなく八丁平に着きます。

八丁平から小川山
整備された道が付いていると思われますが、今回は2250m位から上部は残雪があり、尾根が広くなるとルートがはっきりしませんでした。
(最初は凍結の道でしたが、尾根が広くなり全面が雪になると柔らかな雪になりズブズブもぐりました。アイゼンは使いませんでした。)

小川山から松ネッコ、大双里
頂上から石楠花のヤブです。以下、随所に現れます。うまくルート取りをしないと苦労します。
残雪があり道が不明な個所がありました。雪が消えたあとは山道はわかり、赤テープもそこそこ見られます。
中間点を過ぎたあたりからは、歩きやすい尾根道になります。
松ネッコから大双里への道は途切れがちでヤブは少し深い。三角点と山名表示があります。(信州峠までの間で山名標示板に気が付いたのはここのみでした。)

松ネッコから萱ダワ
この区間も石楠花のヤブがあります。2000〜1950mにかけてはヤセ尾根で岩混じりの急な尾根です。部分的に巻く個所もありますが、道はほぼ忠実に尾根を下っています。(一ヶ所、右手に引っ張られる踏み跡があり、要注意。)
萱ダワ近くなると唐松の植林になります。

萱ダワから信州峠
ここから林相はがらりと変わり、明るい笹の尾根道になります。見通しが良いのでRFは楽です。しかし、フシノソリからの下りは要注意です。分岐に赤テープなどありません。
石ッコツは左に巻き道があります。(右側も登れるようです。)
夕日アタリへの分岐近くはテープのマーキングがあります。

信州峠から横尾山
一般道で整備された笹道があります。
ダニに付かれました、要注意。スパッツを付けた方が良いです。

横尾山から十文字峠
横尾山直下は少しヤブですが、ここを抜けると判りやすい道があります。以下、笹が多い尾根ですが、膝くらいの笹で道がなくても歩きやすい感じです。
槍(1720m)の下りコル近くで、笹の中にススキの茂る個所があります。うるさい場合は左方向に迂回することもできそうです。
1664mの南面がカヤトのピークを過ぎるとケモノ除けの古い有刺鉄線と柵があります。この間に入り下っていくと古い林道跡が付いていて、やがて十文字峠に着きます。

十文字峠から飯盛山、野辺山駅
一般登山道です。
シシ岩駐車場から、ふたたび山道に入ります。途中で車道と併行したあと、すぐに登山口に着きます。ここも車の停められそうなスペースがありました。
以下、野辺山駅まで一本道です。



瑞牆山登山道と分かれて右にトラバース気味に登ります。尾根を絡むように登ったあと下りになり沢沿いに歩き・・・。
2013年05月13日 06:51撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 6:51
瑞牆山登山道と分かれて右にトラバース気味に登ります。尾根を絡むように登ったあと下りになり沢沿いに歩き・・・。
ここで沢を渡ります。
2013年05月13日 07:10撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 7:10
ここで沢を渡ります。
すぐに小広い小屋跡に着きます。ここでふたたび沢を渡るとしっかりした道があります。
渡らないで上流に向かう赤テープもありますが無視。
少しジメジメした林を緩やかに登って行くと・・・。
2013年05月13日 07:11撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 7:11
すぐに小広い小屋跡に着きます。ここでふたたび沢を渡るとしっかりした道があります。
渡らないで上流に向かう赤テープもありますが無視。
少しジメジメした林を緩やかに登って行くと・・・。
八丁平の一角、縦走路に出ます。
縦走路はシッカリした道が付いています。小川山への途中に眺めの良い岩場が三ヶ所くらいあります。以下はそこからの写真です。
2013年05月13日 07:29撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 7:29
八丁平の一角、縦走路に出ます。
縦走路はシッカリした道が付いています。小川山への途中に眺めの良い岩場が三ヶ所くらいあります。以下はそこからの写真です。
八ヶ岳
2013年05月13日 07:57撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 7:57
八ヶ岳
瑞牆山
2013年05月13日 07:57撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 7:57
瑞牆山
霞んでますが、甲斐駒と仙丈ヶ岳
2013年05月13日 07:58撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 7:58
霞んでますが、甲斐駒と仙丈ヶ岳
白峰三山
2013年05月13日 07:58撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 7:58
白峰三山
金峰山
2013年05月13日 07:58撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 7:58
金峰山
2250mあたりから凍結した道になります。アイゼンは使いませんでした。このあと尾根が広くなると全面の雪で道ははっきりしなくなりました。
2013年05月13日 08:16撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 8:16
2250mあたりから凍結した道になります。アイゼンは使いませんでした。このあと尾根が広くなると全面の雪で道ははっきりしなくなりました。
小川山頂上、展望なし、猫の額ほどの広さです。
2013年05月13日 09:23撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 9:23
小川山頂上、展望なし、猫の額ほどの広さです。
直下の石楠花のヤブを回避した後の尾根です。
2013年05月13日 09:47撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 9:47
直下の石楠花のヤブを回避した後の尾根です。
途中の大岩、巻いています。
2013年05月13日 09:54撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 9:54
途中の大岩、巻いています。
こんな感じの尾根を行きます。所々にテープがあります。
2013年05月13日 10:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 10:17
こんな感じの尾根を行きます。所々にテープがあります。
中間あたりを過ぎると広い気持ち良い尾根になります。
2013年05月13日 10:48撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 10:48
中間あたりを過ぎると広い気持ち良い尾根になります。
大双里の三角点
2013年05月13日 11:11撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 11:11
大双里の三角点
萱ダワ近くの伐採地から八ヶ岳が見えました。展望はここのみです。
2013年05月13日 11:25撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 11:25
萱ダワ近くの伐採地から八ヶ岳が見えました。展望はここのみです。
萱ダワ近く、唐松の林になります。
2013年05月13日 12:38撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 12:38
萱ダワ近く、唐松の林になります。
萱ダワを境に林相が変わり笹尾根になります。膝くらいの丈なので気持ち良く歩けます。
フシノソリからの下りは、こんな感じの笹で分岐は要注意です。
2013年05月13日 13:04撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/13 13:04
萱ダワを境に林相が変わり笹尾根になります。膝くらいの丈なので気持ち良く歩けます。
フシノソリからの下りは、こんな感じの笹で分岐は要注意です。
夕日アタリへの尾根道、倒木?、伐採?、木が散らばっていました。
2013年05月13日 14:02撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 14:02
夕日アタリへの尾根道、倒木?、伐採?、木が散らばっていました。
夕日アタリ三角点。山名表示板なし。
2013年05月13日 14:17撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 14:17
夕日アタリ三角点。山名表示板なし。
もうすぐ信州峠です。最後まで笹です。
2013年05月13日 14:31撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/13 14:31
もうすぐ信州峠です。最後まで笹です。
信州峠から横尾山に向かいます。同じような笹ですが、ハイキングコースなので道はシッカリ付いています。
2013年05月14日 04:41撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 4:41
信州峠から横尾山に向かいます。同じような笹ですが、ハイキングコースなので道はシッカリ付いています。
日の出です。昨日歩いた山の向こうから登ってきます。
2013年05月14日 05:06撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 5:06
日の出です。昨日歩いた山の向こうから登ってきます。
カヤトの原を行きます。
2013年05月14日 05:22撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 5:22
カヤトの原を行きます。
横尾山頂上、木がまばらで展望はありますが、休憩するならカヤトの原あたりの方が良いような気がします。
2013年05月14日 05:46撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 5:46
横尾山頂上、木がまばらで展望はありますが、休憩するならカヤトの原あたりの方が良いような気がします。
頂上直下はヤブで少しわかりずらいですが、少し下るとこんな笹の感じです。
2013年05月14日 06:03撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 6:03
頂上直下はヤブで少しわかりずらいですが、少し下るとこんな笹の感じです。
この尾根はずっと明るいので展望良好。八ヶ岳がだんだんと近づいてきます。
2013年05月14日 06:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 6:05
この尾根はずっと明るいので展望良好。八ヶ岳がだんだんと近づいてきます。
豆腐岩です。
2013年05月14日 06:20撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 6:20
豆腐岩です。
こんな標識も見られました。
2013年05月14日 06:26撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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こんな標識も見られました。
飯盛山への尾根道が続きます。
2013年05月14日 06:27撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 6:27
飯盛山への尾根道が続きます。
こんな感じの良い尾根道もあります。
2013年05月14日 06:29撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 6:29
こんな感じの良い尾根道もあります。
槍と書かれた1720mピーク。
2013年05月14日 06:56撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 6:56
槍と書かれた1720mピーク。
特徴のある茅ヶ岳から曲岳の稜線が見えます。
2013年05月14日 06:59撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 6:59
特徴のある茅ヶ岳から曲岳の稜線が見えます。
このあたりは笹が深く、ススキも見られました。前方は1664mの肩になります。
2013年05月14日 07:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:05
このあたりは笹が深く、ススキも見られました。前方は1664mの肩になります。
左から小川山、瑞牆山、金峰山
2013年05月14日 07:22撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:22
左から小川山、瑞牆山、金峰山
1664mの緩やかな山頂の南側のカヤト。
2013年05月14日 07:25撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:25
1664mの緩やかな山頂の南側のカヤト。
1664mの下りから飯盛山が近づいてきました。
2013年05月14日 07:28撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 7:28
1664mの下りから飯盛山が近づいてきました。
この柵に沿って下り、1656mピーク(前方)を登ります。
2013年05月14日 07:33撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 7:33
この柵に沿って下り、1656mピーク(前方)を登ります。
柵が終わると廃林道?になり、ここを下っていきます。やがて笹になるあたりで右側の有刺鉄線をくぐって山道に出て下ると峠に着きます。
2013年05月14日 07:41撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:41
柵が終わると廃林道?になり、ここを下っていきます。やがて笹になるあたりで右側の有刺鉄線をくぐって山道に出て下ると峠に着きます。
十文字峠、ここからハイキングコースとして整備されています。
2013年05月14日 07:52撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:52
十文字峠、ここからハイキングコースとして整備されています。
途中に咲いていたコイワザクラ?。スミレはいろいろな種類が咲き乱れていましたが、この花はここだけでした。
2013年05月14日 08:05撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 8:05
途中に咲いていたコイワザクラ?。スミレはいろいろな種類が咲き乱れていましたが、この花はここだけでした。
八ヶ岳は目の前の感じです。
2013年05月14日 08:13撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 8:13
八ヶ岳は目の前の感じです。
やっと飯盛山です。
2013年05月14日 08:18撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 8:18
やっと飯盛山です。
山頂、展望は360度。
残念ながら遠くの山は霞んで・・・。
2013年05月14日 08:24撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 8:24
山頂、展望は360度。
残念ながら遠くの山は霞んで・・・。
広いシシ岩駐車場と分かれて山道を下ります。
2013年05月14日 09:08撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 9:08
広いシシ岩駐車場と分かれて山道を下ります。
登山口に着きました。これから野辺山駅まで歩きます。
2013年05月14日 09:19撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 9:19
登山口に着きました。これから野辺山駅まで歩きます。
八ヶ岳が見える田園風景。野菜の苗を作付中で忙しそうです。
2013年05月14日 09:36撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 9:36
八ヶ岳が見える田園風景。野菜の苗を作付中で忙しそうです。
野辺山駅に着きました。信州峠はここから3時間も掛かりました。
2013年05月14日 09:54撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 9:54
野辺山駅に着きました。信州峠はここから3時間も掛かりました。
サクラの花が咲いています。
2013年05月14日 10:28撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 10:28
サクラの花が咲いています。
小海線の列車が通って行きました。
2013年05月14日 10:41撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 10:41
小海線の列車が通って行きました。
途中から金峰山と瑞牆山が見えました。以前、小海線の車中で信濃川上駅から野辺山駅に向かう途中でチラッと見えたのはこの辺だったのかと、感慨深いものがありました。
2013年05月14日 10:53撮影 by  EX-Z370, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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5/14 10:53
途中から金峰山と瑞牆山が見えました。以前、小海線の車中で信濃川上駅から野辺山駅に向かう途中でチラッと見えたのはこの辺だったのかと、感慨深いものがありました。

感想

小川山から飯盛山の間は横尾山を除いて地味な山で繋がっています。さらに小川山から信州峠の間は展望のない尾根なので入る人も少ないのだろうと思います。
けれどもこの尾根は中央分水嶺にあたるので、もっと人がはいってもよさそうな感じがします。
小川山は廻り目平から入り金峰山まで歩いたことがありますが、今回は奥秩父の締めとして信州峠まで、さらに飯盛山まで分水嶺を歩くことにしました。
さてどういうコースにするか。車を使う単独山行なので始点、終点を同じにした周回コースにしたい。
信濃川上を基点にした山中一泊コースも考えられるが、3月に苦労した富士見平から八丁平のコースも歩いてみたいという思いもあり、信州峠を基点にした8の字ルートに決定。このコースの良いところは日帰り装備で歩ける点だが、車道歩きが長いのが難点で、修行覚悟です。

以下、行動概要です。
一日目、長時間行動を予想したので明るくなると同時に行動開始。信州峠から瑞牆山荘までの車道歩きは意外と順調にいき、さらに富士見平小屋までも予想通りの展開でした。
次の問題は八丁平への道、ここは3月に苦労した所です。しかし、何のことはない、小屋跡から対岸に赤テープがありました。3月のときは、このテープを見逃し上流に向かうテープばかりが目立って失敗をしたことがわかりました。
沢を渡ったあとはシッカリした道(少しぬかるんだ個所もあった)が縦走路へと導いてくれました。
小川山まで多少は雪のために道がわかりにくい箇所もあったが順調、ここまで信州峠から5時間弱、順調すぎる。
小川山の下りは、石楠花のヤブだと聞いていたので、少し右に回り込んで通過、このあとも石楠花のヤブが出てきたが、恐れるほどのことは全然なかった。
松ネッコを過ぎ1930mあたりは岩場混じりのヤセ尾根が続き、木があるので危険な感じは受けないが、ルート取りに神経を使った。
萱ダワまで来るとガラリ笹尾根になり気分は安らぎ、のんびりと行程を楽しみながらの歩きであったが、信州峠へは予想したものよりずっと早く到着して一日を終了した。(予想は12時間だったが10時間強だった。)
二日目、今日の行動時間は少ないことを予想していたので、ゆっくりしても良かったのだが、つい早くなってしまい昨日とほぼ同じ4時半過ぎに出発。
ハイキングコースの横尾山を過ぎてからも、さして問題なく飯盛山。ここからは整備された道をシシ岩経由して野辺山駅からの登山口に降りた。
このあと信州峠までの車道歩きは登りのうえ日陰もなく、この日は暑いくらいの天気の良さに途中で厭になってしまうくらいでしたが、どうにか歩き通すことが出来ました。

二日間の総距離は52.8キロ、このうち車道歩きは22.9キロもありました。
久しぶりの長い車道歩きでした。

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コメント

うあわ〜
いったいどれだけの距離を歩いているんですか!?
毎回とてつもない歩きを見せてくれるtoshi-17さんですがいつも疑問に思うことがあります

足とか膝とか痛くなりませんか?自分は若造ですがそんな距離歩く事できるかどうか・・・

超人とはまさにtoshi-17さんにある様な言葉ですね
2013/5/16 3:09
ジョニーさん、ごぶさたです。
随分と遠くへ行ってきましたね。
一人での長距離運転は疲れたでしょう。

足とか膝ですが、ときどき違和感を覚えるときがあり、そんな時は無理しないようにしていますよ。

ジョニーさんは若いから、まだまだ無理は利くし、限界を感じないのではないのですか。ただ、実行しないだけの話で・・・。
2013/5/16 16:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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