大佐飛山・黒滝山・百村山(新登山口往復)
- GPS
- 09:47
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,494m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:45
水平距離、累積標高(+、-)
18.2km、+1,690m, -1,693m
天候 | 快晴⇒晴れ or 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
<登山口駐車場情報> 新登山口は路肩の広がった場所に詰めれば7,8台いけます。 私は4:40頃到着し6番目。4:50にはほぼ一杯。以降来られた方は、東西の数百m離れた場所に駐車されていた模様。 <林道木ノ俣巻川線情報> 往路は南の百村本田から入りました。民家の脇の細い道が入口。北の木ノ俣から入るより若干幅の狭い離合しづらい場所は多いものの、危険個所も無く落石少なく走り易かったです。帰路は木ノ俣へ下りましたが、山間区間は道幅多少広い箇所が続きますが、落石多く川沿いはガードレールの無い細い高所が続くし若干長いので3月末でも雪の残る年は避けた方が無難な気がしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
難所も無く総じて緩斜面続きで歩きやすい。但し、雪上の踏み跡は間違った方向に付いているものも多く、おかしいと思ったら安易に踏み込まず積極的に確認した方がよい。私は3回踏み跡に釣られてミスコースしました。 多くが歩かれているコースですが、気付き事項のみ列記します。 <登山口⇒さる山> ・登山口の梯子を上ると急登が約200m続く。滑り易い箇所にはトラロープあり。 ・稜線からさる山までは雪が時折出てくるものの踏み跡に沿って歩けるので滑り止めは不要。 <⇒山藤山⇒黒滝山> ・山藤山へも急登だが朝一番は雪面が締まっているので踏み跡に足を引っかければ滑らず歩ける。結構な斜度なので気になる方は滑り止めの早期装着をお勧めします。私は黒滝山の登りからアイゼン装着。 ・黒滝山は雪庇脇歩きの踏み跡に釣られ南方尾根まで進んでしまいUターン。雪庇の途中から右の茂みに分け入ると山頂標識あり。分岐には目印も何もないので要注意。 私は南尾根から多少藪漕ぎで山頂に戻った。 ・黒滝山前後は踏み跡乱れているので要注意。 <⇒大長山⇒大佐飛山> ・黒滝山の先も若干ルート不明瞭。踏み跡も乱れているので、こまめにGPS等見ながら修正がベター。 ・西村山前後から「天空の回廊」らしいいい雰囲気の雪庇が出てくる。 ・この辺は細尾根の稜線トップ目歩きなので迷い難いと思われる。 ・大長山の先は本格的な「天空の回廊」になり周囲の絶景もあり圧巻。遠くに大佐飛山も見えてくる。少しアップダウンはあるものの基本歩きやすい。 <瓢箪峠・男鹿岳の偵察> ・大佐飛山の先で瓢箪峠・男鹿岳の偵察に行った。 <⇒百村山⇒下山> ・大長山までは小さなアップダウンはあるが天空の回廊を堪能しながらのんびり歩き。朝より踏み跡が多くなり、雪が緩んでいるので多少歩きづらい。 ・黒滝山への登りで踏み跡に惑わされミスコース。また藪漕ぎで黒滝山へ。 ・山藤山からの急降下は雪が緩んで滑り易いので慎重に。その先でも踏み跡や先行者に付いて行ってミスコース。背丈ほどの笹漕ぎを5,6回してルート復帰。 ・百村山までは稜線分岐からすぐなのでピストン。 ・最後200mの急降下で登山口へ。 |
その他周辺情報 | 下山後、板室温泉の「幸の湯」でまったり温まって帰りました。 旅館の温泉だけに満足度高いですね。800円/人。 http://www.satinoyu-onsen.com/sisetuannnaiA.bak |
写真
感想
緊急事態宣言が解除された週末。引き続き三密を避けて車アクセスで行きました。
新登山口前の駐車場は4:50で満車。皆さん早いですね。
少し時間待ちのあと梯子を登ってスタート。
稜線までの急登は朝一の体には堪える。
稜線からはしばらく雪のない歩き。その先で時折雪が出てくるが、山藤山の先まではアイゼン無く行けました。(山藤山の登りも急斜面なので状況によっては早めに装着がベターと思います。)
黒滝山へは雪庇の脇歩きの踏み跡に釣られ南尾根に出てしまいUターン。
少し藪漕ぎで黒滝山山頂へ。
その先、一旦下って登り返すのですが、踏み跡が乱れているので都度GPS等で確認が必要。
西村山は山頂表示があちらを向いているので往路では気づかなかった。
この辺から天空の回廊らしく雪庇のいい雰囲気が出てきます。
この辺は細尾根の稜線トップ目歩きなので迷うことも少ないでしょう。
大長山の先で本格的な「天空の回廊」
大佐飛山が正面に、右手に那須岳、その奥は福島の山々。少し曇っているが白い連峰は飯豊山かな。左手には高原山、その先に日光ファミリーも見えて素晴らしい。
小さなアップダウンを進み大佐飛山。
手作り標識があるだけで眺望も無いが達成感はあります、感無量。
その先、瓢箪峠と男鹿岳を確認するため少し様子見します。
2年前に日留ヶ岳から大佐飛山を目指しましたが、雪がグズグズで瓢箪峠下の鞍部からワカンでも登れず敗退。その際は小山市から来られた男性(きたっちさん)に助けられ下山でき駅まで乗せて頂いた嬉しくも苦い経験がありました。今年リベンジを目論んだのですが土日連続の好天が無く、今日のピストンとなりました。
瓢箪峠を見ながら、今日のように晴れて締まった雪なら何てことないのになとリベンジの意を新たにしました。
下山は雪が緩んで踏み跡が多くなっているので少し歩きづらい。
下山時も踏み跡に釣られて2回ミスコース。少々藪漕ぎ笹漕ぎでルート復帰しました。ふぅ〜(笑)
最後、稜線分岐からすぐの百村山をピストンのあと下山。
最後、また右膝に少し来ましたが、庇いながらゆっくり歩けば大丈夫。
この時期雪は締まっているので、(軽)アイゼンかチェーンスパでも大丈夫と思いましたが、黒滝山、山藤山の急降下は滑るので爪はある程度長い方が安心かもしれません。(私は10本爪。念のためワカンも持っていきましたが出番無しでした。)
残雪の時期Onlyの大佐飛山に快晴の日に登れ大満足の一日でした。
天空の回廊も楽しめたしいい場所ですね。
次回は瓢箪峠・男鹿岳まで繋いで歩きたいです。
帰り、板室温泉の「幸乃湯」で暖まって帰りました。
緊急事態宣言が解除され、ここ数か月に比して車が多く、あちこちで渋滞になっていました。
コメント
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山頂いっぱい!
の、こんなコースのお山が那須の方にあったのですね!
知りませんでした。
雪の残る18キロ越え凄いですね。
お疲れ様でした!
あんどうのうえんさん、コメントありがとうございます
確かに山頂が多かったですね、稜線が長いので小さなピークが続いている感じでしょうか。
でも、雪の上を歩いたのは10kmくらいですよ、そんなに急登も無く歩きやすいくらいでした。
大佐飛山は栃木百名山の最難関と言われることも多く、夏道が無いこともあって達成感がありましたね。
あんどうのうえんさんも機会あれば(つくって)是非どうぞ
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