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Yamareco

記録ID: 303139
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ハイキング
奥多摩・高尾

雲取山(小袖乗越から雲取山荘泊、七ツ石山)

2013年05月26日(日) 〜 2013年05月27日(月)
 - 拍手
子連れ登山 wellwater その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:00
距離
25.1km
登り
1,989m
下り
1,964m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

一日目:10:30小袖乗越駐車場、17:00雲取山荘
二日目:06:00雲取山荘、12:00小袖乗越駐車場
天候 一日目:曇り、二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鴨沢駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
鴨沢登山口を入ってしばらくしたところに数箇所、土砂崩れのために登山道が斜めになっていて歩きにくいところがあります。他は浮石等に気をつければ特に問題なし。
駐車場から林道を数百メートル歩き、ここから登山道がスタートします。
2013年05月26日 10:41撮影 by  DSC-HX5V, SONY
2
5/26 10:41
駐車場から林道を数百メートル歩き、ここから登山道がスタートします。
ゆるい坂道が延々と続きます。
2013年05月26日 10:45撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 10:45
ゆるい坂道が延々と続きます。
途中に水場がありました。早速水筒に詰めます。
2013年05月26日 11:55撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 11:55
途中に水場がありました。早速水筒に詰めます。
堂所に到着。ここでもクマ出没事例があるそうです。
2013年05月26日 12:37撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 12:37
堂所に到着。ここでもクマ出没事例があるそうです。
行きは七ツ石山を巻いて進みます。崩落があったのか?ここだけ橋がありました。
2013年05月26日 13:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 13:49
行きは七ツ石山を巻いて進みます。崩落があったのか?ここだけ橋がありました。
ブナ坂に到着。
2013年05月26日 14:33撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 14:33
ブナ坂に到着。
異様に広い尾根道である石尾根がどこまでも続きます。途中にヘリポートまでありました。
2013年05月26日 14:35撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 14:35
異様に広い尾根道である石尾根がどこまでも続きます。途中にヘリポートまでありました。
登山道をちょっと逸れるとまた水場があるようです。しかし最初に汲んだ水がまだあるのでここはパス。
2013年05月26日 15:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 15:16
登山道をちょっと逸れるとまた水場があるようです。しかし最初に汲んだ水がまだあるのでここはパス。
奥多摩小屋に着きました。素泊まり&自炊を前提とした小屋のようです。中は覗きませんでしたが、外観から察するに…。
2013年05月26日 15:19撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 15:19
奥多摩小屋に着きました。素泊まり&自炊を前提とした小屋のようです。中は覗きませんでしたが、外観から察するに…。
石尾根はこのまま直進ですが、行きはとにかく巻く、巻く。ここも右にそれて進みます。
2013年05月26日 15:24撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/26 15:24
石尾根はこのまま直進ですが、行きはとにかく巻く、巻く。ここも右にそれて進みます。
鴨沢ルートにおいて数少ない岩場の一つ。
2013年05月26日 15:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 15:36
鴨沢ルートにおいて数少ない岩場の一つ。
ガスがだいぶ出てきました。というか、標高から考えて雲の中ということでしょう。
2013年05月26日 15:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 15:42
ガスがだいぶ出てきました。というか、標高から考えて雲の中ということでしょう。
山頂方面は直進。しかしこの天気では眺望は望めないだろうから、楽しみは明日にとっておいて今日は山荘へと巻きます。
2013年05月26日 15:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/26 15:56
山頂方面は直進。しかしこの天気では眺望は望めないだろうから、楽しみは明日にとっておいて今日は山荘へと巻きます。
巻き道は笹薮を拓いた細い道。ガサガサっと熊が現れそうで気が抜けません。
2013年05月26日 16:00撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/26 16:00
巻き道は笹薮を拓いた細い道。ガサガサっと熊が現れそうで気が抜けません。
雲取山荘に到着。DVDなどで見たことがあったので、ああこれこれ、という感じです。こんなところにある小屋とは思えないほどの堂々たる構えです。
2013年05月26日 16:37撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/26 16:37
雲取山荘に到着。DVDなどで見たことがあったので、ああこれこれ、という感じです。こんなところにある小屋とは思えないほどの堂々たる構えです。
本日のお部屋。8畳に先客3名と我々2名の計5人で泊まります。
2013年05月26日 17:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/26 17:02
本日のお部屋。8畳に先客3名と我々2名の計5人で泊まります。
18時の夕食までのあいだ、同室の皆様方と小屋前にてビールで軽く一杯。
2013年05月26日 17:27撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/26 17:27
18時の夕食までのあいだ、同室の皆様方と小屋前にてビールで軽く一杯。
日が沈めばもう寝る時間。健康的です。
2013年05月26日 19:38撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/26 19:38
日が沈めばもう寝る時間。健康的です。
4時に起きて外に出てみました。日の出は4時29分。あと数分で日の出です。
2013年05月27日 04:24撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 4:24
4時に起きて外に出てみました。日の出は4時29分。あと数分で日の出です。
日の出時刻になったものの何も変化がない。東のほうだけ雲が多いからやっぱりダメかな…、と思っていたら見えてきました。早起きの甲斐がありました。
2013年05月27日 04:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 4:36
日の出時刻になったものの何も変化がない。東のほうだけ雲が多いからやっぱりダメかな…、と思っていたら見えてきました。早起きの甲斐がありました。
朝飯を食って、6時に出発。天気は快晴です。しかし下界は曇だったそうなので、単に雲の上にいるということなのでしょう。
2013年05月27日 05:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/27 5:56
朝飯を食って、6時に出発。天気は快晴です。しかし下界は曇だったそうなので、単に雲の上にいるということなのでしょう。
昨日は巻きましたが、今日はガンガン登ります。小屋から山頂までは標高差200メートルほど。楽勝です。
2013年05月27日 06:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 6:03
昨日は巻きましたが、今日はガンガン登ります。小屋から山頂までは標高差200メートルほど。楽勝です。
あと少しで山頂です。
2013年05月27日 06:25撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/27 6:25
あと少しで山頂です。
山頂に到着。東京都最高峰!向こうには軽い雲海が見えます。
2013年05月27日 06:40撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 6:40
山頂に到着。東京都最高峰!向こうには軽い雲海が見えます。
ほとんど読めない山名標の脇にて。
2013年05月27日 06:47撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/27 6:47
ほとんど読めない山名標の脇にて。
更に進むと避難小屋があります。中は非常にきれいでした。
2013年05月27日 06:59撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 6:59
更に進むと避難小屋があります。中は非常にきれいでした。
まだ雲海が見えます。
2013年05月27日 07:16撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 7:16
まだ雲海が見えます。
行きには巻いた小ピークの数々を、帰りはしっかりと踏んでいきます。だだっ広い石尾根が続きます。
2013年05月27日 07:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/27 7:57
行きには巻いた小ピークの数々を、帰りはしっかりと踏んでいきます。だだっ広い石尾根が続きます。
七ツ石山に到着。
2013年05月27日 08:58撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 8:58
七ツ石山に到着。
七ツ石小屋に到着。上の水場からパイプで引いた水道があって、冷たく美味い水がここでも汲めます。
2013年05月27日 09:28撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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5/27 9:28
七ツ石小屋に到着。上の水場からパイプで引いた水道があって、冷たく美味い水がここでも汲めます。
行きと同じ道を延々と下って行きます。
2013年05月27日 10:40撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/27 10:40
行きと同じ道を延々と下って行きます。
駐車場に到着。
2013年05月27日 11:51撮影 by  DSC-HX5V, SONY
5/27 11:51
駐車場に到着。

感想

息子の運動会が土曜にあったため、月曜は振替休日。一方の私は、GWの休日出勤の代休を月曜に取得予定。これは日〜月でどこかに旅行でも行くしかないでしょ、と思っていましたが妻が都合が悪いとのことで急遽息子と二人で以前から行きたかった雲取山へ行くことに。

パパっと調べたところ、奥多摩側からだと鴨沢からのルートが一般的なようだったのでそれを使うことにして朝7時半に家を出発。山荘には途中でコンビニに寄った際に携帯から予約の電話を入れておきましたが、小袖乗越駐車場についた時にはすでに10時半。果たして超のつく鈍足である息子を連れて、夕食までに小屋につけるのでしょうか。とりあえず巻き道を最大限利用する方針で臨むことにしました。

しばらくは単調な道が続きます。しかもほとんどアップダウンがなく、ひたすら登るだけです。それでも斜度があまりきつくはないということと、丹沢界隈とは違って階段がないという特徴のためそこまでは辛くはなく、ただ距離がちょっと長いだけという感じです。

巻き道があれば巻くということを繰り返し、七ツ石山も、また雲取山までをも巻いて雲取山荘に到着しました。部屋は相部屋で先客が三名いましたが、快適に過ごすことができました。考えてみれば山男同士だからこそ8畳間での相部屋というものも成り立ちますが、これがまったく何の接点もない赤の他人だったらそうは行かないだろうという気もします。

普段は一日二回シャワーを浴びている私にとって、登山で汗をかいた後にそのまま寝られるのかというのが、三十年以上前に父に連れられて富士山に登って以来の小屋泊に挑戦するに当たっての最大の問題でした。確かにベタベタして気持ち良くはないものの、そういうものだと思い込めばなんとか我慢できないこともない、という感じでした。とはいえこれが7月8月の真夏の気温になった時にどうかというとわかりません。その意味でもこの時期で良かったと思います。

ちなみに土曜の雲取山荘は大変な混雑で食事も三交代、部屋もすし詰めだったそうで、息子にとっての初の小屋がそういう苦しいものでなくてよかった、と胸をなでおろしました。きれいな水洗トイレ(!)や湧き水による水道も完備されており、山小屋としてはかなり快適な設備だと思います。この標高にこれだけの施設があるというのはありがたいことです。

日曜は天気がもうひとつで基本は曇り、標高によっては霧が出たりして視界が悪かったのですが、夜寝る前に外に出て空を見上げたところ星々が見え、これはもしかするとと期待していました。翌朝4時に起きると果たして晴れ。東の空だけ下の方に雲が集まっていたのですが、それでもご来光を拝むことができました。これも富士山以来の経験です。

朝飯を食ったらすぐに小屋を出て頂上を目指します。小屋から頂上までは斜度こそそこそこありますが、距離が短いのであっという間に到着。早朝ということもあり人も少なく素晴らしく気持ちのよい山頂でした。

帰りは行きに巻いたところをガンガン登っていきますが、全体として下りという中においてちょっとだけ現れる上り、ということでまったく問題なく進めます。七ツ石山に寄ったあとはひたすら下り。これは行きより帰りのほうが大幅に速かったに違いないと思いましたが、比べてみたらなぜか行きとは十数分の差しかありませんでした。

遠かったけど来てよかった、それが私と息子との感想です。それでもやはりいろいろな点で大変なので、次回来るとしたらまた一年後の代休狙いということになりそうです。

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