雲取山(小袖乗越から雲取山荘泊、七ツ石山)
- GPS
- 12:00
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,989m
- 下り
- 1,964m
コースタイム
二日目:06:00雲取山荘、12:00小袖乗越駐車場
天候 | 一日目:曇り、二日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢登山口を入ってしばらくしたところに数箇所、土砂崩れのために登山道が斜めになっていて歩きにくいところがあります。他は浮石等に気をつければ特に問題なし。 |
写真
感想
息子の運動会が土曜にあったため、月曜は振替休日。一方の私は、GWの休日出勤の代休を月曜に取得予定。これは日〜月でどこかに旅行でも行くしかないでしょ、と思っていましたが妻が都合が悪いとのことで急遽息子と二人で以前から行きたかった雲取山へ行くことに。
パパっと調べたところ、奥多摩側からだと鴨沢からのルートが一般的なようだったのでそれを使うことにして朝7時半に家を出発。山荘には途中でコンビニに寄った際に携帯から予約の電話を入れておきましたが、小袖乗越駐車場についた時にはすでに10時半。果たして超のつく鈍足である息子を連れて、夕食までに小屋につけるのでしょうか。とりあえず巻き道を最大限利用する方針で臨むことにしました。
しばらくは単調な道が続きます。しかもほとんどアップダウンがなく、ひたすら登るだけです。それでも斜度があまりきつくはないということと、丹沢界隈とは違って階段がないという特徴のためそこまでは辛くはなく、ただ距離がちょっと長いだけという感じです。
巻き道があれば巻くということを繰り返し、七ツ石山も、また雲取山までをも巻いて雲取山荘に到着しました。部屋は相部屋で先客が三名いましたが、快適に過ごすことができました。考えてみれば山男同士だからこそ8畳間での相部屋というものも成り立ちますが、これがまったく何の接点もない赤の他人だったらそうは行かないだろうという気もします。
普段は一日二回シャワーを浴びている私にとって、登山で汗をかいた後にそのまま寝られるのかというのが、三十年以上前に父に連れられて富士山に登って以来の小屋泊に挑戦するに当たっての最大の問題でした。確かにベタベタして気持ち良くはないものの、そういうものだと思い込めばなんとか我慢できないこともない、という感じでした。とはいえこれが7月8月の真夏の気温になった時にどうかというとわかりません。その意味でもこの時期で良かったと思います。
ちなみに土曜の雲取山荘は大変な混雑で食事も三交代、部屋もすし詰めだったそうで、息子にとっての初の小屋がそういう苦しいものでなくてよかった、と胸をなでおろしました。きれいな水洗トイレ(!)や湧き水による水道も完備されており、山小屋としてはかなり快適な設備だと思います。この標高にこれだけの施設があるというのはありがたいことです。
日曜は天気がもうひとつで基本は曇り、標高によっては霧が出たりして視界が悪かったのですが、夜寝る前に外に出て空を見上げたところ星々が見え、これはもしかするとと期待していました。翌朝4時に起きると果たして晴れ。東の空だけ下の方に雲が集まっていたのですが、それでもご来光を拝むことができました。これも富士山以来の経験です。
朝飯を食ったらすぐに小屋を出て頂上を目指します。小屋から頂上までは斜度こそそこそこありますが、距離が短いのであっという間に到着。早朝ということもあり人も少なく素晴らしく気持ちのよい山頂でした。
帰りは行きに巻いたところをガンガン登っていきますが、全体として下りという中においてちょっとだけ現れる上り、ということでまったく問題なく進めます。七ツ石山に寄ったあとはひたすら下り。これは行きより帰りのほうが大幅に速かったに違いないと思いましたが、比べてみたらなぜか行きとは十数分の差しかありませんでした。
遠かったけど来てよかった、それが私と息子との感想です。それでもやはりいろいろな点で大変なので、次回来るとしたらまた一年後の代休狙いということになりそうです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する