七ツ石山・小雲取山・雲取山(鴨沢ピストン)
- GPS
- 06:41
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,666m
コースタイム
小袖乗越 08:05
堂所 09:02(〜9:05)
七ツ石小屋 09:37(〜9:45)
七ツ石山 09:58(〜10:07)
ブナ坂 10:18(〜10:20)
小雲取山肩(山頂往復)11:07(〜11:15)
雲取山 11:32(〜12:25)
小雲取山肩 12:37
ブナ坂 13:07
堂所 13:37
小袖乗越 14:12
鴨沢BS 14:25
(計6時間42分、うち休憩1時間23分)
天候 | 遠望の利く晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅〜鴨沢間34分、片道610円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢〜小袖乗越 バス停から指導標に従いまずは舗装路を上がります。途中で舗装路を離れ山道へ。少し登って先程の道と合流した所が小袖乗越、無料の駐車場があり40〜50台くらいとめられそうです。 小袖乗越〜堂所 舗装路を進み、「雲取山は100メートル先を左へ」の導標を過ぎると登山口。ここにも4台分の駐車スペースが有ります。登山道へ入ると堂所までは登り尾根の山腹の延々トラバースです。始めは畑の跡や廃屋など集落の痕跡が見られますが、その後は変化が無いのであんまり面白くありません(^^;)傾斜は緩いです。 登り尾根の尾根上に乗った所が堂所です。 堂所〜七ツ石山 堂所からしばらく歩き、道がカクンと曲がると富士見スポット。その先で特に表示はありませんが右に斜上する細い道が分岐します。これが小屋への道で、太い方の道は七ツ石山のまき道です。 (ここを気づかずに直進しても、少し先の指導標がある分岐からこの道に合流できるのでご安心を。) スズタケの中の急な道は息が上がりますがすぐに平らになり、七ツ石小屋に着きます。 小屋の先の分岐を右へ、少しの急登で石尾根に出て左折し斧手石という大きな石、七ツ石神社をそれぞれ過ぎると開放的な七ツ石山山頂です。 七ツ石山〜小雲取山 山頂から急な防火帯の道を下ります。下りきるとブナ坂で、この先は防火帯の道、日差しが強くサングラスや日焼け止めはあった方がいいかと思います。 小さなピークを越えて行くと五十人平のヘリポートに出て間もなく奥多摩小屋。小屋の先のピーク(ヨモギノ頭)はまき道もありますが展望が良いので登ります。山名標はありません。 ヨモギノ頭から小雲取山までは唐松林の急登り、開けた所を登ると指導標がある小雲取山肩です。 登山道は小雲取直下をまいていますが、低い笹ヤブを少しこぐと山頂に立てます。 小雲取山〜雲取山 小雲取からは正面に雲取山を見ながらの見晴らしがいい緩やかな道。最後に急な斜面をジグザグ登って避難小屋の横を通れば雲取山山頂到着です。 七ツ石山まき道 ブナ坂から右の道へ入り、山腹を緩く下りながらまいていきます。結構長いです。桟橋を渡り七ツ石小屋への道を2本見送って往路に斜上した道の分岐に到着。 トイレ:鴨沢バス停、七ツ石小屋(有料)、雲取山避難小屋(←夏期、私はお勧めしません) |
写真
感想
明日は天気も良さそうなので長距離を歩こうと考えると雲取山が浮かんできた。この山は昨年の真夏に既に友人と登っているが、その時は暑さでバテたり周りを常に飛び回る虫のせいでろくに休憩も出来なかったり、終バスに間に合わせるために走って下ったりでバタバタ。
避難小屋で1時間放心、山頂滞在10分というよく訳のわからない山行だった。
そんな訳で今日はこの山を「楽しむ」を目標(?)に出かけた。
バスは奥多摩駅から7時の鐘に見送られて走り出す。30分程で鴨沢バス停。他にも何人か下車した。
靴ひもを結び、まずは舗装路を上って行く。
いったん薄暗い山道に入り、小袖乗越で再び舗装路。駐車場は既に多くの車で埋まっていた。
銀色の指導標がある登山口から、緩やかに山腹をまいて登り出す。
不気味な廃屋、日差しがまぶしい畑の跡などを見ながらひたすら単調な道を登ると堂所に着いた。お茶を飲んだらすぐ出発。早く七ツ石まで登ってしまいたい。
定番の富士見スポットからは残雪のきれいな富士山が見えた。ひとつきぶりの富士山だ。ますます早く山頂に行きたくなってペースを上げる。
分岐で右に斜上する道へ、急登して七ツ石小屋へ到着。わき水がひっぱって来てあって自由に飲め、冷たくておいしかった。
小屋の気さくな管理人さんに鐘でお見送りしてもらい、七ツ石山を目指す。
急登で石尾根に出、今にも倒壊しそうな七ツ石神社を過ぎると日当りのいい七ツ石山山頂だ。目指す雲取山や富士山の他、南アルプスも見えて嬉しくなる。立ち休みのみで先へ、急坂を下る。
休憩に良いブナ坂を過ぎると日差しが直で照りつける道。虫除けにネットをかぶる。名物のくねくねした木を見てヘリポートを横断、奥多摩小屋から石が転がる斜面を登ってヨモギノ頭。ここは結構眺めが良いが山名標はなかった。
カラマツ林内の急登は地味にきつい。登りきると小雲取山直下で、ザックをおろし山頂へ寄り道してみる。
入り口には「小雲取山入口」山頂には「小雲取山」と、それぞれ昨年は無かった小さな木の杭があった。
奥多摩の地味な山でよく見る手彫り山名標が無いか探すと、2つに割れたのを発見。やったね。
小雲取から雲取山への道は一部新たに整備されていた。排水と土の流出を防ぐためだろう。
最後にちょっとした急登をこなし、雲取山避難小屋に到着。トイレが下にあるが、周りを飛ぶ物凄い数のハエの羽音に断念。荷物を置いて山頂へ向かう。
広くはない雲取山山頂は多くのハイカーで賑やかだった。一等三角点にタッチして登頂。富士山は光があたって輝き、尾根つながりの飛龍山は南アルプスを背景に実に堂々としていた。
避難小屋のベンチで男性にお話を聞きながら昼食、1時間程ゆっくりして下山にかかる。
ブナ坂に達した辺りでお先にどうぞしてふと時計を見ると1時。
おや?これはひょっとして、1本早いバスに間に合うんじゃないか?
ちなみに前回はここから2時間22分でバス停まで下っている。
前の人が走っていたので決定。よし、賭けてみよう。
と、言う訳で不安はあるものの走れる所はなるべく走り、ノンストップで行くとブナ坂から1時間ちょっとで小袖乗越に着いた。おお、間に合うぞ!
そして14時24分、バス到着時刻に9分の余裕を持って鴨沢バス停に到着!けっこうあっさり下れるものだ。
バスに揺られて奥多摩駅へ、電車はうまい具合にホリデー快速に乗れた。
結局今回も最後は走ってしまったが、前回よりはるかにゆっくり景色を見ながら楽しめたと思う。今日も満足の山行だった。
<今日踏んだ主なピーク>
七ツ石山(3)
雲取山 (2)
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