六甲山【黒五山 P463 五助山】
jurakusui
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,009m
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＊ルートは手入力です。正確性は担保されていません。
| 天候 | 曇り時々小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：くるくるバス エクセル東→JR住吉（200円） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【打越山分岐〜横池（雄池・雌池）〜木漏れ日広場】 ＊＊エアリアには載っていないルート。道自体はしっかりしていますが、枝道が多いです。 ＊打越山分岐から雄池までは比較的明瞭な尾根筋ですが、枝道が出ていますのでそちらには入らないように。雄池周辺は枝道が多く迷いやすいかもしれません。雌池へは雄池の南西端から西方向へ延びるほとんど高低差のない道。近くに横池の岩場への登り道があります。この辺りで分からなくなったら雄池に戻って周回し、東端から魚屋道に出るのが無難だと思います。 雌池から木漏れ日広場までもルート自体はしっかりしますが、よく踏まれた枝道もあり迷いやすいかもしれません。パノラマ道への分岐を経て「この先行き止まり」の札を右折、手すり付き階段を降ります。やがて右前方に明瞭なルートが見え、それに合流します。合流点が木漏れ日広場です。 【木漏れ日広場〜パノラマ道合流点〜打越峠〜黒五山取り付き】 ＊木漏れ日広場の位置はマッピングされていませんが、このルートはエアリアの実線に当たります。 ＊木漏れ日広場から「七兵衛山、パノラマ道」方向へ緩やかに登り、パノラマ道と合流。左折するとすぐに打越峠です。 打越峠からは黒五谷、住吉道方面へ。しばらくすると小川（黒五川）を渡ります。渡ったすぐ先で黒五谷ルートと合流、そのまま住吉道方面へ進みます。登り調子の道はやがて峠に差し掛かります。ちょうどイノシシの「ぬたば」のような窪みがあります。ここを黒五山／P463の取り付きとしました。 【黒五山】 ＊＊エアリアには載っていないルートです。 ＊峠から西に踏み跡があり、ここから登りました。やがて道は茂みに覆われますが、足元にあります。取り付きから5分ほどで山頂。展望も特にこれといったものはないようです。 【P463:黒五山の北東、芦屋柑ツリークラブの南西にあるピーク】 ＊＊エアリアには載っていないルートです。とても迷いやすく、人の通行は皆無。しっかり読図できる必要があるでしょう。地図上で取り付きがどこかわからない場合は入らないように。 ＊山頂には「P643」の札のみ（名無しのようです）。展望もなし。リスクを冒してまで目指す必要は…という感じで、個人的にはもう行かないでしょう。 ＊取り付きから黒五山とは反対の方向へ。しばらくは薄い踏み跡がありますが、途中から特徴のない樹林帯に立たされます。テープもまばらになり発見は困難。最後は高い所を目指して山頂に出ました。 取り付きへの下りはさらに道迷いのリスク大。しばらく正しい尾根を見つけられず本当に難儀しました。谷筋には入らないこと。 【五助堰堤〜五助山〜縦走路出合】 ＊一応エアリアに載っているルート。目立った危険箇所はないですが、急登続きで健脚向きだと思います。なお、ナイフリッジは進入禁止（表示が出ています）。 ＊＊道沿いに赤い境界標識（覚えているのでP105〜P5、登ると番号が下がる）があり目印になりますが、迷いやすいポイントが上下で1つずつあります。 ・下り：標識P57の分岐。勢いでまっすぐ進みそうなので注意。左方向の道が正解です。マーク類で強調されています。標識がP60くらいになったら注意してください。 ・登り：地図にある転換点注意のポイント。マーク類で強調され、誤ルート（直進）は立入禁止みたくテープが張られていました（今後外れたりするかも）。覚えている限り転換点の前にP49、後にP46がありました。なのでP50になったら注意するようにしてください。 ＊＊個人的にササに難儀しました。上部は人の背丈ほどに茂っています。ダニのほかにいろいろな虫がくっついています。服がえらいことになります。肌の露出は極力少なく。蜘蛛の巣も多く、露払い、笹払いにストックが活躍しました。 ＊取り付きの渡渉地点までは蝶を追っかけて行った先から辿り着いたので文章で表現できません…。他の方の記録を参照してください。 |
写真
ダイトレの奥にも稜線が見えました。
道はこんな感じで明瞭。右に魚屋道が並走するので人の声がよく聞こえます。まっすぐ行けば大丈夫です。時折ある枝道がどこに行くかは不明。
まっすぐ行けば大丈夫です。時折ある枝道がどこに行くかは不明。
こちらは訪れる人は少ないようです。
これを見ると昔は黒五谷北側に道がついていたようです。
昨年谷を下ってみてえらい目に遭いました。もう道はありません。
「テープはないか」と黒五山への取り付きを探しつつ住吉道方面に進みます。ちょうど峠になっているところで、左手にあやしい踏み跡を発見しました。
ちょうど峠になっているところで、左手にあやしい踏み跡を発見しました。
P463方面にも踏み跡らしきものがあったので行ってみました。が、途中で樹林帯に立たされどこにいるのかわからなくなりました。途中で撮影したコジャノメ。暗いところが生息地向きなのか多く飛んでいました。すぐに縄張り争いを始めます。
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途中で撮影したコジャノメ。暗いところが生息地向きなのか多く飛んでいました。すぐに縄張り争いを始めます。
近くに別の札が。計2枚確認できました。展望は…ありません。見どころも…ないと思います。この後、取り付きに戻るのに本当に苦労しました。地図とコンパスをきちんと使えないからですね…
展望は…ありません。見どころも…ないと思います。この後、取り付きに戻るのに本当に苦労しました。地図とコンパスをきちんと使えないからですね…
次の目的地は五助山。取り付きを探していたのですが、蝶を追いかけていくうちに、蝶だらけのポイントに到達。撮影会が始まりました。手前はヒオドシチョウ。奥はサトキマダラヒカゲ。
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手前はヒオドシチョウ。奥はサトキマダラヒカゲ。
このほかシロチョウの仲間、キチョウの仲間がいましたが、すぐに逃げられて撮影できず。
取り付きから約40分で山頂。笹をずいぶんかき分けました。マダニ？がハーフパンツに付いていたので、即座にデコピンして除去！吸われていませんように！
マダニ？がハーフパンツに付いていたので、即座にデコピンして除去！吸われていませんように！
【登りで注意したいポイント】地図上の転換点でしょう。真ん中の木を跨いで左寄りに進むのが正解。右に登るのは間違いですので気を付けてください。
見落としがあったかもしれませんが、転換点通過後に最初に気付いたのはP46。転換点前は意識していなかったのですが、P49があったことは覚えています。なのでP50辺りから「この先転換点」と注意すると無難だと思います。
転換点前は意識していなかったのですが、P49があったことは覚えています。なのでP50辺りから「この先転換点」と注意すると無難だと思います。
もうすぐガーデンテラス。すでに笹攻撃に散々あっていますが、まだ続きます。この後、縦走路出合までが人の背丈ほどあってクライマックス。
ちなみにルート全般に言えますが蜘蛛の巣いっぱいです。不快指数の高し。露払いのストックが大活躍。
すでに笹攻撃に散々あっていますが、まだ続きます。この後、縦走路出合までが人の背丈ほどあってクライマックス。
ちなみにルート全般に言えますが蜘蛛の巣いっぱいです。不快指数の高し。露払いのストックが大活躍。
虫をいっぱい同行させてしまいました。同定してもらったところ、シロシタホタルガの幼虫だそうです。この後ガーデンテラスへ直行。体中に着いた蜘蛛の巣やらを取り、トイレで顔を洗ってさっぱり。あってよかったガーデンテラス♪
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この後ガーデンテラスへ直行。体中に着いた蜘蛛の巣やらを取り、トイレで顔を洗ってさっぱり。あってよかったガーデンテラス♪
感想
本当に梅雨入りしたの？と言いたくなる雨の降らない土曜日。これ幸いと行ってきました。去年、黒五谷で散々な目に遭ってからなんとなく気になっていた黒五山と、その先につなげやすそうに見えた五助山です。
いつものように高座の滝から出発。遅めの時間ですが人は多く、風吹岩はあふれかえっていました。でも人が多いのはここまでで、打越山分岐からはだいたい一人でした。出会ったのは横池と打越峠で数人、あとはポツポツすれ違うくらいでした。
最初の目的地の黒五山は取り付きが分からなかったのですが、住吉道へのルートからさほど距離がないので、それらしき踏み跡があれば入って良しと考えました。峠にちょうどらしきものがあったので入ると、途中で道が見えなくなってしまいました。なので不正解だったかもしれませんが、さほど困らず5分で到達。展望は…あるいは黒五谷が見下ろせたらと思ったのですがまったくなしで、樹林続きを動き回る気になれず引き返しました。
取り付きまで戻ると反対にも薄いながら踏み跡があるのに気づき、地図にあるP463方面ではと期待。入ってみたら最初こそ踏み跡があったのですが、やがて少し外れるだけで今まで歩いてルートも分からなくなる特徴のない樹林帯に陥りました。テープもまばらで発見は困難でした。凹凸の少ない斜面地に木々が乱立するだけという捉えどころのない状況です。地図とコンパスで、正しいというよりは間違った方向に行かないように確めながら高い所を目指すと何とか山頂へ出ました。なぜ山頂と分かったかというと「P463」の札があったからです。なんとか辿り着けて一安心、ちょっと満足しました。
が、ここから戻るのに難儀しました。振り返ってもどこをどう登ったか分かりません。テープもなかなか発見できず、やはり地図とコンパスで慎重に方向を見ながら行きつ戻りつ。下りられそうと進んだ先でいつしか谷筋に入っていて、これはいかんと引き返します。右往左往してなんとからしき尾根を発見。行ってみるとテープがあり、やがて薄い踏み跡に乗ることが出来ました。本当に難儀しました。山中にイノシシのぬたばらしき箇所がいくつかあったので遭遇する可能性もあり？オスだったら大変です。たぶんもう行かないです。
後半は五助山。と思ったら、五助ダムの近くで蝶の楽園みたいなポイントを発見、急きょ撮影会を開始します。嬉しいくらい次々に飛んできます。気合が入ります。じりじり距離を詰めシャッターチャンスを狙うのですが、怪しい巨体の接近にさっと逃げちゃってなんとか撮れたのがアップした分だけ。最近ズーム機能についてもよく思うのですが、3倍コンデジの限界を感じます。ああ欲しい、最新の一眼レフが。とはいっても、撮影できなくても蝶を見られるだけで満たされます。本当に良い季節です。
五助山は思ったより登りがきつく「表六甲○大急登」というのがもしあれば、候補にしたいくらいでした。登り応えは問題なしですが、笹が多いのがやっかいです。1匹ダニを見つけた時はぞっとして速攻で撤去しました。「充分視認できる＝食後」と後で気付き、吸血したのがイノシシあたりだったらと祈っています（汗）。そんなこんで無事縦走路に抜け出ましたが、びっくりするくらいいろんなものがくっついて笑えました。そこで役に立ったのがガーデンテラス。トイレには鏡＆石鹸があり言うことありません。それなりに身ぎれいにできました。この日ほどガーデンテラスに感謝したことはありません。さっぱりしたおかげもあって、石切道を快適に、さっと下山できました。
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