色々初体験! 大弛〜国師〜金峰

niwatori3
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 761m
- 下り
- 763m
コースタイム
大弛峠11:30-前国師12:05-12:20国師12:40-12:55北奥千丈13:05-夢の庭園13:30
大弛小屋13:50
27日
大弛峠6:15-朝日峠6:45-7:15朝日岳7:20-鉄山分岐7:50-8:00鉄山山頂8:05
金峰山山頂8:35-8:40五丈岩9:35-鉄山分岐10:10-朝日岳10:40-朝日峠11:05
大弛峠11:35
| 天候 | 両日共に晴れと曇りの一進一退 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
26日 大弛峠に11時着で2台空き・長野側に5〜6台駐車 27日 6時半で満杯・長野側にも5〜6台 11時半では長野側に10台以上 12時ちょいでは0.5km標識近くまで路駐の列 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
大弛小屋〜前国師 ほぼ整備された木道から、旧登山道だろうなぁと思う所を見たりして登れます 流石によそ見をし過ぎると危ないのでほどほどに! 前国師〜国師 多少岩ゴツの所がありますが問題は無いと思います 足元よりシャクナゲや岩についている虫たちに気を取られる事が多かったかな? 国師〜北奥千丈 ここも特に問題は無いと思います 多少大き目の段差や浮石に気を付けるくらいでしょうか 夢の庭園 名前負けしてるというのは否めませんが、看板付近の斜面を見下ろすと 木の海に岩の島が浮いているような良い景観だと思います 斜面に日が当たっている時は綺麗でした 大弛〜朝日峠 登り始めですが地味〜に緩い上り坂が続いています 樹林帯の中は踏み跡が沢山ありますがメインを見失うことはほぼないでしょう 朝日峠〜朝日岳 行きも帰りも結構堪える登り&下りです ここから五丈岩が見えるのでちょっとテンション上がるかも!? 朝日岳〜鉄山 鉄山分岐までは特に問題は無いでしょう 鉄山山頂までは大して登りませんので行ってみるのも良いと思います あまり踏まれていないフカフカの道ですが、細く両脇の木がすこしうるさい 鉄山〜巻き道合流 山頂から合流地点までは一応テープがあるようなないような・・・ 基本尾根筋を行きますが、右側が巻き道なのでなるべく右寄りに行くと良いかと 巻き道合流〜金峰山山頂 樹林帯を抜けるまでは問題なし ハイマツ&岩稜帯からは足場が悪くなるのでルートをきちんと確認しながら行かないとどん詰まりになるかも 名物?の岩くぐりをするか、その岩を左から登ってしまうと山頂!&三角点! 金峰山山頂〜五丈岩 ここは五丈岩に気を取られてコケたりしないように! |
写真
感想
奥武蔵の南側は大体足を踏み入れた
奥多摩は暑いから行くもんじゃねぇぞ!と親に釘を刺され
夏の間は山に行けないんじゃなかろうかと途方に暮れていたのですが
ふいに親父殿から声掛り「26・27の連休で大弛から金峰でもいくか?」とのお誘い
二つ返事でOKしました
26日の午前中に大弛に行き、国師・北奥千丈、大弛小屋で1泊して金峰を目指す事に
計画決まってからお天気マークとにらめっこw
26日当日は曇りと晴れのせめぎ合い、雨にはなりそうにないので一安心でしたが、時折雲が厚くなるので眺望がどうなるか心配・・・
牧丘林道の途中から立派な五丈岩の姿が見えるじゃないですか!
しかも青空の下でハッキリとそのお姿が!車の中でテンション上がりまくりです
11時ちょいに大弛峠に到着、平日なのでこの時間でも駐車スペースは2つ空いてました、長野側にも数台止まっていたので、途中すれ違った方が止めていたのかも知れません
支度を整えて11:30に登山開始
小屋の人に荷物置いてってもいいよー、と言われていたのですが誰もいなかったので背負っていきます
実は無駄に着替えと水分で12キロ超え、ポーチも合わせると15キロ近い荷物にw
こんな身重で登るの初めてなのでちょっと不安ですが、これくらいは担げないとこれからの山行に支障がありそうなので頑張って登ります
とはいえ前国師までは綺麗に整備された木道が続き、親父殿も拍子抜け
「夢の庭園は木道だったけど、こんなところまで伸ばしたんだなー」と言ってました
ちょいちょい見える旧登山道は苔むしていてすごくステキでした
こういうのが奥秩父の特徴だと言われて納得
今まで体験してきたものより苔と木の匂いが濃い感じ
前国師ちょっと手前でゴゼンタチバナ発見
約3時間後に kakomidoさんが同じ子を撮影した模様
前国師到着時にはガスっていてあまり眺望は良くなかったので国師に向かうことに
ここからやっと普通の登山道っぽくなりました
国師山頂まではシャクナゲやシラビソを両脇に気持ちの良い道でした
国師山頂到着で真っ先に三角点をパチリ
1等三角点を見るのは初めてだったので、山頂標より先に撮っちゃいましたw
国師山頂でお昼ご飯中に今までかかっていたガスがサーっと抜けていく!?
ほんの数分だけですが、なかなか良い景色を見させて頂きました
思いがけず西沢渓谷なんて単語が目に入ったのでちょっと気になって見に行くと何やら通行止めらしい?
親父殿は国師〜甲武信の6時間分だけ歩いていないんだよな〜と言っている
じゃぁいつか私を引きずって行けばいいじゃない!
ご飯中に蝶(多分クジャクチョウ?)の撮影に失敗すると、視界の端の木の上になんぞ青いモノが?
これは実なのか花なのか?見た事の無い物体だったので撮影&タッチ
なんぞモサモサした不思議感触
ご飯後に北奥千丈に向かいます、奥秩父最高峰と聞いてまたもやテンション上がりまくりw
北奥千丈まではシラビソからハイマツに変わり、森林限界っぽさが出てきてウキウキです
到着した山頂ではまたもやガスが切れて金峰の雄姿が!
反対側は国師の山頂標が見えるw
満点とはいきませんが、突貫登山にしては素晴らしい眺望です
親父殿も3回目にようやく良い景色が見れた!と喜んでいます
帰りはスルーした夢の庭園へ
名前負けしているような感じはしますが、木と岩とのなんとも見事な斜面が広がっているじゃないですか
まぁ駐車場も見えちゃうのは残念ですけどねw
重い荷物にヒーヒー言いながら下山し、小屋を覗くもまだ誰もいないw行動早すぎたw
仕方ないのでテン場付近でぼーっとしたり車に戻り仮眠したりして時間を潰す
16時頃再訪すると御主人いたよ!下山してきた時も見た顔だったのに気が付かなかったらしいw
本日の宿泊は私達二人だけのようで右半分自由に使っていいよ〜、とのこと
普通小屋では広いスペース貰えないから注意しろよ〜と親父殿
夕食後に御主人と色々お話
ルートや天気は勿論の事
林道に2キロ路駐が伸びた事があるんで斜線をそこまで引いたとか
毎年金峰山小屋付近でテントが飛んで怪我人が出てるとか
その他色々良いお話聞けました、感謝
27日
5時起床するも実質2時間しか寝れていない!
普段この位の時間に寝るから当然である _no
とはいえ山行に支障が出るような感じは無かったので金峰を目指します
6時に出発予定でしたがその間にも続々と国師方面や金峰方面に人が登って行く・・・
車中泊の人が多いのだとか、私はテントや車中泊は厳しいだろうな・・・ある意味羨ましく見送る
もう金峰行く!というテンションで登山口や尾根筋に出るまでのステキな苔生し道の撮影をスポンと忘れる _no
朝日峠には大きなダケカンバが
親父殿は私を隣に立たせて大きさ比較した写真撮ってますw
ダケカンバの裏側になんぞ標識があるので見に行くと、廻目平に行く道がある!?
上級者向けで赤テープがちょいちょい見えますが、私には道が見えない・・・経験値が足りないですな!
朝日岳途中にパッと岩稜帯で視界がひらけます
ちょっとガスっているのであまり眺望は良くなかったのですが、なかなか良い景色でした
朝日岳山頂は木に囲まれていてあまり眺望良くないなー
ここから下って登り返しかーとかげんなりしていましたが
真正面にドーン!と金峰山と五丈岩!
スーパーテンション回復でキャッキャしてました
ここでPautaroさんと初遭遇、お互い金峰をバックに写真を撮った後、お先に行かせてもらいました
鉄山分岐まではコケコケの樹林帯!ナイス奥秩父!!な道でした
そんなだから鉄山登っちゃう?とか言い出して登っちゃうんだからおっかないw
鉄山山頂まではあまり踏まれていないフカフカの道、これも奥秩父の味だと親父殿
確かに歩きやすいというか気持ちがいい!
鉄山山頂はシャクナゲに囲まれたちょこっとしたスペース?
眺望が全くないというレコもありましたが、南側に少し行けば少しひらけてました
小休止で出発しようとした矢先に下から熊鈴の音が・・・
まさかのPautaroさんと2回目の遭遇w
20年前はこんなに開けてなかったとのこと、シラビソの世代交代でシャクナゲが茂ったせいかもしれませんね
巻き道に合流するまでは何とも分かりにくい道が続きます
おまけにそこかしこにゴニョゴニョした跡が・・・せめて穴掘って埋めようよー
暫くすると左右に踏み跡が分かれてる、右は巻き道方面、左は尾根を行くようで迷いましたが右側をチョイスして無事巻き道に合流できました
その後、左側を見ながら進みましたが他に合流地点は見当たりませんでしたのでここが正解だったのでしょう
だんだん両脇の木が低くなってきて、急にパッと開けました
森林限界を超えて岩稜帯に到着したようです
今までとはガラっと変わる道の様子
周りはハイマツと低いダケカンバだけ
地面は岩で土が見えない
そして綺麗に開ける視界・・・
思わず声を上げてしまいました
大きな岩の上を滑らないように進み見えてきたのはレコで良く見るくぐり岩!
大はしゃぎで写真撮ったり頭ぶつけてみたりしましたw
そしてくぐった直後に五丈岩がドーン!
右に山頂標があるなんて全く気が付かず五丈岩めがけて突撃w
実物は写真より迫力が凄い!デカい!立派!
とりあえずお食事を始めると、それまで意固地に晴れなかったガスが取れて瑞牆山を拝むことが出来ました
瑞牆山カッコイイ!
ここもいつか行ってみたいなー
西側に陣取り、五丈岩を登る人達を見ながらのご飯もなかなか良いものですw
緑っぽい服で帽子のおにーさんがサクっと登頂成功
その人がレクチャーしていたようで5〜6人は成功していたようです
私はご神体に登るのは気が引けたので鳥居くぐったあたりでペタペタとタッチしただけですよー
私達にしては長めの1時間近い休憩の後、五丈岩を後にします
ここで2人して気が付きます
あれ?三角点どこだ?
道標を見ると、山頂5分・・・アレ?
戻る事5分
ありました、くぐり岩の手前に山頂標と三角点!
五丈岩に目が行き過ぎて完全にスルーしてたなんて・・・ごめんねー
だんだんとガスってきたので少し足早に下山をするのですが
どんどん人が登ってくる!
凄い数です、何人とすれ違ったか分かりません
樹林帯に戻る手前で小学生低学年くらいの兄弟が登って来まして
兄が元気で先行、弟はかなりまいっている様子でしたが、岩稜帯に出て景色をみた途端に兄と同じようなテンションにw
もうすぐ山頂だからがんばれー、と声を掛ける
その後も沢山の人とすれ違いながら鉄山分岐に戻ってきました
写真を撮り忘れていたので回収後またもやPautaroさんと遭遇w
今度は先行してもらいます
時間が経つにつれてだんだん天気は下り坂、これから登る人達は大丈夫かな?
来た道を戻るわけですから、当然朝日岳の手前は登り返しになるわけで
KIAI入れて登ります
朝日岳の登り返しを終えた所でまたもやPautaroさんに追いつきました
下りはPautaroさんの方が早く、登りは一定ペースの私たちに軍配が上がった感じでしょうか?
またもお先に行かせてもらいます
朝日峠に戻る途中、ついにやっちまった!
湿った丸太に脚を掛けた瞬間!
滑って綺麗に尻もちついちゃいました
しかも椅子に座るような姿勢で綺麗にストンとw
初尻もちは朝日峠!
朝日峠に戻って小休止中、4〜5人のPTとすれ違いました
何やら文字入りプレートを背負っているようです、何だったのかちょっと気になる
もう11時なのに朝日峠を過ぎた後でもまだまだ人とすれ違う、流石100名山という所でしょうか
尾根筋に出たあたりで流石に打ち止め
前後に人がいない静かな山行で駐車場まで戻ってきました
小屋でコーヒーを頂いて無事に登山出来た事をご主人に報告
塩山から高低差2000mをきたチャリダーさんと少しお話して帰路に付きます
小屋にあったフクロウ鈴のキーホルダーを買うべきだったか・・・
小さな心残りw
今回は無理なく2500級を5座も登るという素敵な山行でした
突貫だったにも関わらず山頂での景色は感動もの!
初めての経験も沢山あり今後に生かせる良い機会でもありました
また別ルートで訪れたいですね
今回の反省点!
靴紐は1段で問題なし!
国師には右膝ノーガードで行ってみたが、帰りで違和感が出たのでノーガード戦法はまだダメですなー
今後も考えて10キロ超えの荷物を背負っていけるだけの技術と体力を付けましょう!
道が良かったので高低差少しあっても大丈夫だったのかな?
もっと細かくアップダウンがあったら参っていたことだろう _no
次はどこにいこうかなー?















初めまして!
同じ日に国師ヶ岳に登っていたのですね。
私と同じお花を撮られていたのでおどろきました。
私は花の名前もよくわからないのですが、、この子にはす〜っと魅かれて思わずシャッターを切ったんです。
横の石が目印になりましたね
思い出したのですが、国師ヶ岳を下山し大弛小屋から駐車場へ向かう際、
テントを張って若者達が賑やかにしていたその横で、
駐車場から大弛小屋へ向かう親子らしい男性二人の方と挨拶をかわしました。
もしかしてお父様と niwatori3 さんでした?
人違いでしたらごめんなさい。
もしかしたら、と嬉しくなってコメントさせて頂きました
コメントありがとうございます
kakomidoさんのおっしゃる通りその親子ですねー
国師から早く戻りすぎて小屋の付近で色々時間つぶしをしてたと思います
テントの若者たちは慶応付属中学の山岳部だと小屋のご主人が教えてくれました
横の石が無ければkakomidoさんのと同じだと気が付かなかったと思います
ついでの偶然をもう一つ
私も花の名前はサッパリですので必死に探して何とか名前が分かったところで、ふとTVを見ると画面にゴゼンタチバナが
ビックリです上高地では群生しているみたいですね、いつか見に行きたいと思います
kakomidoさんこれからも良い山行を
ではでは ノシ
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