【残雪期】針ノ木岳

2021年06月11日(金) [日帰り]

• GPS: 10:32
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,569m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:10
• 休憩: 1:21
• 合計: 10:31

5:18 扇沢駅
6:33 6:39 大沢小屋
9:37 10:00 針ノ木小屋
11:26 11:47 針ノ木岳
12:55 13:25 針ノ木小屋
14:43 14:44 大沢小屋
15:49 扇沢駅

天候

薄曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢有料駐車場(12時間￥1000)

コース状況／危険箇所等

作業道側(右岸、冬道)から大沢小屋に渡る橋はまだありませんでした。（雪渓も崩壊しており渡れない）
他の方のレコにある、少し右岸を登ったところの雪渓も崩壊していて、堤防あたりまで登っても大沢小屋側へ渡渉できるポイントはほとんど見当たらなかったため、雪渓尻への取り付きは針ノ木自然道を使ったほうがいいと思います。(BCの方から聞きましたが、雪渓と合流するまで登り詰めるルートもほぼ藪と枝がありとても時間がかかったそうです。)

その他周辺情報

●登山ポストは入口右脇にあり。
●薬師の湯(大町温泉郷)大人750円

写真

6/11 5:10

早朝の扇沢。今の所青空が多く見えている。午前中は好天の予報なので早朝スタート。駐車場は有料、無料共に空いてました。

6/11 5:58

6/11 5:58

作業道側を進んでいったところ。右に見えている雪渓はこの先に行っても繋がっておらず、大沢小屋側へ渡れません。

6/11 6:42

堤防の辺りから頑張って渡渉し、何とか夏道登山道近くの沢沿いを歩いて来れました。

6/11 7:00

夏道と雪渓尻の合流点。下山時はこのテープを見落とさないように…。（ここより標高高い場所にもピンクテープがあるので注意）

6/11 7:15

雪渓尻からようやく針ノ木大雪渓へ。

6/11 8:16

落石の通り道を避けながらひたすら直登・・・。ノドあたりから斜度が上がります。

6/11 8:18

地図的には近づいているけれど針ノ木峠はまだまだ見えず。

6/11 10:12

針ノ木岳。遥か遠くに感じる…。

6/11 11:06

針ノ木峠〜山頂間の核心部。この写真は2箇所目のトラバース。トレースは踏み固まっているので、忠実になぞると安心です。午後は雪が緩むので要注意です。

6/11 11:07

トラバース直後から山頂方面。左側の夏道が出ているので、素直にそちらを使いました。雪がついている部分は傾斜がきついので、登りづらいと思います。

6/11 11:26

薄曇りにはなってしまったけどようやく見たかった景色。写真の方はこれから赤沢岳方面へ縦走するそうです。スタミナ羨ましい。

6/11 11:26

黒部湖はいつ見ても鮮やかな水色

6/11 13:18

針ノ木小屋前からは裏銀座の山々が見える。他の山々はどれがどれか分からず…。

6/11 13:28

大雪渓からの下り。傾斜はかなりきついけど下山はそんなに怖くなかったです。

6/11 14:00

正面に爺ヶ岳。曇り予報だったけれど意外と天気は良いままでした。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

感想

ydymon

蝶ヶ岳テン泊の予定だったが、予報がイマイチだったため残雪期の針ノ木岳日帰りに変更。平日だったため途中すれ違ったのは4名ほどでした。
まだ針ノ木小屋が開いていないため登山道のルートファインディングは慎重に。ルート状況にも書きましたが、雪渓尻への取り付きは針ノ木自然道から大沢小屋に向かい、少し先の登山道から沢へ降りるのが最も楽です。作業道側へ入ってしまうと、大沢小屋側へ渡渉する場所が殆ど無く、雪渓尻まで登り詰めるのも藪と枝で時間がかかるので要注意。
針ノ木峠〜山頂はトラバース箇所が2回。トレースは明瞭なので、忠実に辿ったほうが安全だと思います。
針ノ木岳は北アルプスのほぼ真ん中にあって、表銀座、裏銀座、劔・立山、後立山連峰全てが良く見えるとても良い山でした。