甲斐駒ヶ岳＆仙丈ヶ岳

2013年08月03日(土) 〜 2013年08月04日(日)

• GPS: 22:35
• 距離: 17.0km
• 登り: 2,229m
• 下り: 2,232m

コースタイム

1日目
5:00ぐらい　仙流荘
　＜バス(臨時便)＞
5:47　北沢峠
6:07　長衛小屋 （テント設置）

7:14　長衛小屋
8:20　仙水峠
9:55　駒津峰
10:43　六方石
11:57　甲斐駒ヶ岳頂上 （40分昼食休憩）
13:39　駒津峰
14:32　双児山
15:51　北沢峠

2日目
5:44　長衛小屋
6:45　三合目
7:19　大滝ノ頭
8:25　小仙丈ヶ岳
9:41　仙丈ヶ岳
10:17　仙丈小屋 （35分昼食休憩）
11:33　馬の背ヒュッテ
12:13　大滝ノ頭
13:11　長衛小屋 （テント撤収）

14:50　北沢峠
　＜バス(臨時便)＞
15:33　仙流荘


※GPSのログがズレていたので、ルート図は手入力です※

天候

3日　晴れのち曇り
4日　晴れのち曇り　一時小雨

アクセス

中央自動車道・伊那IC→県道87号→国道153号→国道361号→国道152号→南アルプス林道−仙流荘駐車場

仙流荘→北沢峠　(バス)

コース状況／危険箇所等

登山道はとりたてて危険箇所はないと思いますが、甲斐駒ヶ岳は岩場が多いので注意を。
当日はバランスを崩した登山者が岩場で頭を切ったらしくケガしてました(幸い大事には至らなかったようですが)

仙流荘の第一駐車場は前日の夜11時時点で8割ほど埋まっていましたが
道路挟んだ向かいにある第二駐車場は朝5時の時点でもまだ余裕がありました。

南アルプス林道バスは定時便の他に臨時便も多く出ています。
なので、少しでも早く乗りたい方はバス亭の近くにいた方が良いと思います。


仙流荘
http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/index.php?id=10
南アルプス林道バス　時刻表・運賃
http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=884&of=1&ik=1&pnp=38&pnp=884&cd=12013
南アルプスネット
http://www.minamialps-net.jp/index.html

写真

長衛小屋
新しくてとても綺麗

テント場
既にたくさんのテント・・
張れるところあるの？
と、思っていたら少し先は
結構空いてました

テント張ってから甲斐駒ヶ岳へ出発
序盤はとても緩やかな道で歩き易い

仙水小屋
一声かけて水を一杯頂きました

小屋を過ぎると岩場に出る
まだまだ傾斜は緩くて楽チン
新しい靴の調子も良さそう

仙水峠
たくさんの登山者が休憩中

仙水峠からは
摩利支天が見えた

駒津峰まで直登気味となり
傾斜が一気にキツクなる

疲れてヘバり始めた頃に
仙丈ヶ岳が見えたので
精神的にちょっと回復

他の南アルプスの山々も見えてきた

甲斐駒ヶ岳もお出まし
カッコ良いじゃないか

五合目・駒津峰
既に結構ヘロヘロなのでしばらく休憩

休憩してたらガスってきた
山頂が見え始めてくるとガスる
すっかり最近のお決まりパターンだなぁ

駒津峰からは若干渋滞気味

お、ガスがとれたみたい
このまま晴れてくれればいいんだけど

分岐からはザレ場の巻き道で行く

摩利支天との分岐点

まだ頂上は先
ザレ場は滑りやすくて登り難いうえに
下山者が多くてすれ違いで時間が掛かってしまう

ようやく山頂に到着

甲斐駒ヶ岳頂上
記念すべき南アルプスの1座目

展望はガスで見えない
残念だ・・

晴れていれば
八ヶ岳や中央アルプスも見えるらしいが・・

ガスは晴れそうにないので下山
ザレ道は下りは楽で良い

六方石
よく落ちないものだ

駒津峰までは数回アップダウンがあるのでしんどい

双児山へと向かう

双児山

双児山からの甲斐駒
やはりガスはとれないなぁ

北沢峠に下る
最終バスの時間が近いようで
日帰り組がダッシュで駆け下りてきた

マイテントに戻る
下山後すぐにゆっくりと休憩出来るのは良いね

夕食は広島風お好み焼き
既製品じゃなくて自分で作りました。

ぶっつけ本番だったけど
特に失敗する事もなく
おいしく食べられました。

2日目
仙丈ヶ岳に出発

歩いて3分で展望地
北岳の山頂部が見えます

二合目で北沢峠からのルートと合流

五合目・大滝頭
ここまでの登山道自体は
傾斜も緩く歩き易いものの
昨日の疲れが残ってるので
足が重くてしんどい

そこへ、追い討ちを掛けるかのように
岩場の急傾斜

六合目まで登ると視界が開け
小仙丈ヶ岳が正面に見えた
ここからは再び傾斜も緩み
精神的にも体力的にもちょっと回復

昨日登った甲斐駒ヶ岳
今の所は良い天気のようだ
今の所は・・ね

北岳
今年こそ頂上まで行きたいものだ

鳳凰三山

眼下にはテント場
自分のテントも一応わかります

小仙丈ヶ岳

やっと仙丈ヶ岳のお出まし
でもまだ先は長いなぁ〜

たおやかな山容ですな
女王と呼ばれているのもわからんでもない

薄くだけど富士山

あああ、またガスってきた
もう最悪

非常〜にわかり辛いんですけど
この中に4羽雷鳥がいます
初めて見たけど、ホントにいるんだなぁ雷鳥って

仙丈ヶ岳
山頂はオールガス

相変わらずわかりにくいんですが
ここにも2羽雷鳥がいました

ガスで何も見えないので
さっさと下山

仙丈小屋

ボンゴレパスタを作る予定だったのですが
カレーがおいしそうだったので注文

ガスは晴れるどころか
小雨まで降ってくる始末
初めてレインコートをまともに使いました

馬の背ヒュッテ

雪渓の手前で大平山荘への分岐点
大滝頭へのルートをとる

藪沢小屋
今期は営業休止らしい

再び雪渓
崩落の危険があるため
下に巻き道がありました

何度か緩めのアップダウンを越え、大滝頭
後は往路を戻るだけ

下山後のテント場
テント数もすっかり減った

テント撤収して北沢峠まで歩くが
この緩やかな登り坂が結構ツライ

北沢峠バス亭
丁度5分後に臨時便が出る事に
29番目だったんですが、何とか乗れました

仙流荘
お疲れさまでした。

感想

ceptor

甲斐駒ヶ岳＆仙丈ヶ岳にテント泊で行ってきました。
テント泊自体は今回で2回目で、まだ全然慣れていないため
ここなら重いテントを背負って歩く必要がないのでお手軽だろうと思っていたのですが
二日連続で登りだけで約4時間の山登りはかなり疲れました。
特に二日目の仙丈ヶ岳は前日の疲れが残っており、足が重く中々前に進めません。
ただ、両日共に隣でテントを張っていた方とほぼ行動を共にしていたのですが
この方に道中でヘタレかけた自分を励ましてくれたり
また、休憩中に果物や水などを分けて頂けたおかげでなんとか歩き通す事が出来たと思います。
ありがとうございました。

それにしても、両日とも後1時間ぐらいで山頂といった所でガスが出てしまって
展望は非常に残念な事になってしまいましたが
その代わり(？)なのか雷鳥を初めて見ることが出来たので結果的には良かったのかもと思うことにします。