岡山県鏡野町&津山市 角ヶ仙周回 三密なし&沢&動植物
- GPS
- 03:16
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 513m
- 下り
- 499m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:15
歩行距離4km、歩行時間3時間、歩行数10,100歩、消費カロリー1,500Kcal
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。下山した南尾根はしばらくササの間の細道が続きますが、足元はかろうじて見えます。滑って転ぶ方が多いようですが、埋まっている石を踏まなければ大丈夫でしょう。ササは今回はせいぜい高さ1m程で枝垂れてはおらず、これなら上りでも歩きにくくはないかもしれません。 なお、お会いした方は皆無でした。 上りの南西尾根はよく整備され迷いようがありません。階段状になっているところが多く、歩きやすいです。しかし、標高700mから850m辺りまでをはじめ急登が何回かあります。 標高1,040m辺りまでは展望は効きませんが、日陰でそこそこ風雨もしのげそうです。なお、ちょうどこの辺りでGPSの電池交換の際にログが乱れ、北西に進んで引き返したようになっています。 下りの南尾根はしばらくササの間の細道が続きますが、足元はかろうじて見えます。ササは今回はせいぜい高さ1m程で枝垂れてはおらず、これなら上りでも歩きにくくはないかもしれません。後半は一部、ササで足元が不明瞭になりましたが、前方にピンクテープが見えるので迷うことはないでしょう。 植林帯に入ると、標高780m辺りで地形図の道方向に伐採された木が積み重ねられていました。その代わり、直進(南東)方向に踏み跡とピンクテープがあったので、少し急ですが、植林の間を下りました。 標高755m辺りで地形図の道に出合うとT字路になっており、左折して地形図の道に入りました。ここにはテープがなく、右のほうがきれいに見えるので迷うかもしれません。 すぐにほとんど傾斜のない沢沿いになり、一部、溝状に掘れた箇所がありますが、問題はありません。 |
その他周辺情報 | スタート&ゴール地点の越畑(こしわた)キャンプ場から西に進んだ国道179号線沿いにある道の駅「奥津温泉」では、地元の新鮮な野菜などの購入や食事処「温泉亭」でのランチバイキングなどが楽しめます。また、ここからさらに南下すれば、山田養蜂場が経営する「ぶんぶんファクトリー」で蜂蜜製品などの購入やソフトクリームなどの飲食が楽しめます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子(フード付き)
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー(防水用)
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(地図アプリ使用)
eTrex22x(GPSナビゲーター)
虫よけスプレー
|
---|
感想
この日、岡山県ではデルタ株特別警戒期間として、特措法に基づく措置を講じることを決定しました。期間は8月4日から8月31日までです。まだまだ出口の見えないトンネルをさまよう日が続きます(+_+)
今回も先週に続き、人が来ないであろう山を選びました。訪れたのは角ヶ仙(つのがせん)です。鏡野町と、隣接する津山市加茂町の境に位置する独立峰です。山麓にある越畑(こしわた)集落のシンボルとして、“越畑(こしわた)のマッターホルン”といわれています。「日本の“牛の角”はおむすび型かい」と突っ込まれそうですが、特に泉山(いずみがせん)から笠菅(かさすげ)峠への下りでは、我らが「つのちゃん」はよく目立ち、妙にうれしくなります(*^^*)
出発点は何年も前に閉鎖された越畑キャンプ場駐車場です。岡山の山100選に入っていますが、平日だったので、予想通り、我々以外の訪問者はいませんでした。角ヶ仙貸し切り山行です\(^o^)/
越畑キャンプ場からアプローチするルートは階段状になっているところが多く、歩きやすいです。しかし、標高700mから850m辺りまでをはじめ急登が何回か出てきますので、踏み台昇降、いや、踏み台昇昇運動をインターバルをあけて何度もやっている感じです(-_-;)大人でもハードなこの登山道を過去に保育園児が登ったようで、初めて頂上に立ったとき、登頂記念旗(現在はありません)を目にした衝撃は忘れられません(+o+)
途中、展望所跡があり周辺の展望図を彫った石板が設置されていますが、残念ながら、標高1,040m辺りまでは展望は効きません。その代わり日陰でそこそこ風雨もしのげそうです。
頂上までは1時間30分程度で到着しました。天気のいい日には頂上から泉山(いずみがせん)をはじめ大山(だいせん)や那岐山(なぎさん)などの名峰が見えるはずでしたが、曇天のため、近くの泉山がおぼろげに見える程度でした。
7年前にえげつない根曲がり竹のヤブコギで北東から回り込んで登ったときに(当時はGPSがなかったのでログは推測です)、頂上直下で人が歩いた形跡があったので、鏡野町と津山市加茂町の境界沿いなら歩けるかもしれないと考え、頂上から境界線上に北上したところにある標高1,160mの越幡山にアタックしようかと思っていました。
2014年09月28日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-520276.html
しかし、頂上周辺は高さはそれほどではないものの、ササが茂っていたので、マダニがいそうなヤブに突入するのは避け、何度か歩いたことがある南尾根を下りることにしました。
南尾根はしばらくササの間の細道です。前回の2019年07月07日には、高さ30〜150cmで一部枝垂れていました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1920044.html
今回はせいぜい1m程で枝垂れてはおらず、これなら上りでも歩きにくくはないかもしれません。
また、展望を楽しみながら下りることができます。この日は生憎の曇天でしたが、満開のリョウブ越しに幻想的な泉山が見えるシーンが何度もあり、これはこれで、風流でした。このルートは1ヶ月前はササユリロードだったはずですが、この日はササユリはもうすべて咲き終えており、ヤマツツジが辛うじて咲き残っていました。よく見ればホツツジも近くにあったかもしれません。
下山ルートの後半は一部、ササで足元が不明瞭になりましたが、前方にピンクテープが見えるので迷うことはないでしょう。植林帯に入ってしばらくするとほとんど傾斜のない沢沿いになり、一部、溝状に掘れた箇所がありますが、問題はありません。夏山行は川や沢沿いのルートを歩くのが心地よいです。体感気温が下がり、暑さを忘れさせてくれます。
舗装道路に出てからゴール(出発点)まで横内川沿いを歩きました。なぜかここから動植物が増え、ゴール目前でキャンプ場跡地に入ると、まさかのガクアジサイが見られました。この時季は花はほとんど期待していませんでしたが、季節外れの花や想定外の花が見られたので、段階的にペースダウン、うれしい誤算でした(*^^*)
今回も角ヶ仙貸し切り状態で誰にも気兼ねすることなく、登山を楽しむことができました。また、下山後も地元の小さな池や畑の一角でハスの花やヒマワリが見られました。
岡山市を中心にまた感染者が増えていますが、三密を避けられるコースを選んで猛暑の夏を乗り切りたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する