五竜山荘ピストン（五竜岳目前で撤退）

2021年09月10日(金) 〜 2021年09月11日(土)

• GPS: 09:36
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,506m
• 下り: 1,497m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:49

8:38 白馬五竜アルプス平
8:55 8:55 地蔵の頭
9:54 9:56 小遠見山
10:13 10:18 中遠見山
10:49 10:49 大遠見山
12:03 12:04 西遠見山
13:22 13:22 白岳
13:27 五竜山荘

2日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:39

5:33 五竜山荘
6:49 6:51 五竜山荘
6:55 6:56 遠見尾根分岐
6:59 7:00 白岳
7:39 7:39 西遠見山
8:11 8:11 大遠見山
8:42 8:43 中遠見山
8:57 8:58 小遠見山
9:56 9:57 地蔵の頭
10:09 10:10 白馬五竜アルプス平
10:12 ゴール地点

天候

初日：晴れのち曇り
2日目：早朝からガスガスで雨も降り出す。下山時に天気回復。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白馬五竜エスカルプラザ前の登山者用駐車場に7時過ぎに到着。

写真

9/10 7:42

エスカルプラザ前の登山者用駐車場に到着。五竜岳方面は曇っているが概ね晴れている。

9/10 8:14

今日のテレキャビン始発は8:15。登山者は少々で行列もなし。

9/10 8:27

直射日光でゴンドラ内は暑い！でもいい天気で期待できそう。

9/10 8:36

アルプス平に到着すると後立山連峰の稜線がドーン！

9/10 8:38

リフトは運休中なので高山植物園のなかを歩いて上がる。

9/10 8:55

地蔵の頭。あらら、ガスガスだ。

9/10 8:55

五竜岳方面も真っ白。

9/10 9:40

ときおりガスが取れて唐松岳がちらっと。

9/10 9:48

小遠見山。ガスは薄くなってきた気がする。

9/10 10:11

中遠見山。まだガスってる。

9/10 10:13

おお、ガスが取れていくぞ。

9/10 10:24

バーン！出ました！鹿島槍ヶ岳のカクネ里氷河だー

9/10 10:50

大遠見山。

9/10 11:19

ようやく視界が開けてきた。五竜山荘を捉えたぞ。

9/10 11:22

西遠見池でガスも取れて見事な「逆さ五竜」だ！

9/10 11:22

最高の絶景だ。

9/10 12:04

そして遠見尾根の長い樹林帯を抜けて眺望抜群となる。

9/10 12:04

五竜山荘もはっきり見える。でもここからは急登が始まるのだ。

9/10 12:12

五竜岳の筋骨隆々の山体がかっこいい！

9/10 12:24

遠見尾根ルートは整備が行き届いており、ザレた急登にはしっかりした階段が設置されてます。

9/10 12:29

岩場ゾーンには鎖もある。登りでは使わなくても大丈夫。

9/10 12:33

楽しい岩登りが続く。

9/10 12:37

振り返ると遠見尾根の樹林帯を抜けて急激に高度を上げてきたことがよくわかる。

9/10 13:06

五竜山荘と同じ高さまで来たが、まだ高度を上げなくては。

9/10 13:14

白岳は巻かずに登頂した。五竜岳カッコいい！

9/10 13:19

唐松岳方面の縦走路も一望だ。

9/10 13:21

この後、五竜山荘まで下る。

9/10 13:23

唐松岳からの縦走路と合流。

9/10 13:25

真下には五竜山荘。

9/10 13:26

遠見尾根のルートがよくわかる。

9/10 13:27

アルプス平をスタートして4時間50分で五竜山荘に着いた。

9/10 13:27

記念写真用に看板が設置されていた。

9/10 13:28

そして山荘には新しい看板が掛かっていた。

9/10 13:35

受付を済まして客室へ。

9/10 13:38

2年前に宿泊したときは隙間なく布団が10枚くらい並べてあったけど、コロナ対策でたったの4人分だけ。ビニールシートの仕切りも設置されていた。

9/10 13:39

げげっ！コロナ前の定員は22人ですと！
布団1枚につき2人の計算か。。。

9/10 13:41

五竜山荘定番のTシャツも豊富にあった。

9/10 13:41

受付の全景。

9/10 13:43

とりあえずコーラとポカリを一気飲みしてようやく落ち着いた。

9/10 14:01

今から五竜岳ピストンする時間は十分あるけど、明日に五竜〜鹿島槍の縦走するしどうしようかなぁと悩んだ結果、今日はやめることにした（明日後悔することになる）

9/10 14:03

食堂はこんな感じ。それほど広くはない。

9/10 14:40

外に出てみるとガスが出てきた。今日登らなくてよかったと思ったけどすぐにガスはなくなった。

9/10 16:46

夕食は五竜山荘定番のカレー。

9/10 17:18

夕食後に外に出ると、富山方面は雲海が広がり毛勝三山がひょっこり顔を出していた。

9/10 18:10

日の入り時刻にもう一度外に出ると、うっすらとオレンジが一筋だけ見えた。

9/10 18:13

テント場はまだ余裕がある感じ。

9/11 4:27

翌日は3時半に起床して星空を期待したが、曇っていて全くみえず。ツアーの団体が早々に鹿島槍ヶ岳に向けて出発していった。

9/11 4:45

朝食は15分前倒しで。

9/11 5:03

食後に外に出ると、なんと山頂付近にはガスが掛かっていた。

9/11 5:31

もちろん御来光もなし。しかも雨がポツポツ降ってきたぞ。

9/11 5:33

最新の雨雲レーダーを確認すると雨雲の塊がこちらに向かってきてる。。。午後からは回復するようだが、岩が濡れていては鹿島槍までの難関ルートを歩く自信がない。

9/11 5:38

とりあえず五竜岳山頂まで行ってそこで判断することに。

9/11 6:13

岩場が始まる少し手前で完全にガスガスだ。しかも雨がしっかり降ってきた。

9/11 6:16

山頂から下りてきた人に話しを聞くと「上は強風で雨が顔に当たって痛いくらいでした」とのこと。
この時点で縦走は断念し、登頂も諦めることにした。（2年前に登頂済なので真っ白の雨のなかを行く気にならなかった）

9/11 6:27

ガスの下まで来ると五竜山荘も見えてきた。

9/11 6:38

山荘に逆戻り。。。

9/11 6:40

またもや無念の縦走断念となってしまった。（これで今シーズン4回連続）
この後、冷池山荘にキャンセルの電話をして下山開始。

9/11 7:51

昨日は絶景だった西遠見池も雨模様。

9/11 9:56

地蔵の頭は昨日と同じ眺め。雨は上がったようだ。

9/11 10:09

アルプス平もガスガスだった。

9/11 10:16

今回は天気大丈夫と思ったけどなあ〜
残念無念だが、あのまま突っ込んでいても視界はないし危険度は増すし、賢明な判断だったと思う。

9/11 10:41

ゴンドラからの視界はもちろん真っ白。

9/11 10:50

まさかまたゴンドラで下りてくることになるとは。。。

9/11 11:52

車を走らせ八方の湯でまったり温泉に入ってさっぱり。
さあ大阪へ向けて帰るとしよう。

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

chaos

7月に栂池から扇沢まで後立山連峰を大縦走する山行を試みた。
まさかの天狗山荘のオープン延期で白馬山荘泊まりになってしまい2日目は念願の不帰ノ嶮はクリアできたものの唐松岳で体力的にも時間的にも限界となって八方尾根を下山することになってしまった。

その翌週に今度は扇沢からキレット小屋経由で五竜岳まで縦走するつもりだったが、鹿島槍ヶ岳に登頂した時点でその先にはどす黒い雲が接近してきて雨が降り出したので縦走を断念して戻ることになった。
8月には槍穂縦走をするべく初日にヒュッテ大槍まで行ったが、またもや天気急変で断念。

今年の夏は天気が不安定でなかなか遠征に出るのが難しいなか、予定を延期してようやく今週末は天気が安定する予報が出たので八峰キレットに挑戦するべく五竜へ向かった。

初日は予報どおりで順調に五竜山荘まで登って、翌日の予報もまずまずだったのに翌朝は期待に反して午前中は雨予報に変わっていた。
前日に登頂しなかったことを後悔しつつも、山頂に着いてから先に進むか判断しようと思い小屋を5:30にスタート。
しかしすでに雨がポツポツ降ってきており、山頂までの中間地点で下りてきた人に状況を聞くとさらに天気は悪いとのこと。
このまま登頂しても視界はないし雨も結構降っているので続行するのを断念して下山という結果に終わった。

今シーズンの目標だった三大キレット制覇は来年に持ち越しとなってしまったが、悪天候で強行するよりも晴れて絶景を眺めながら縦走したいのでこれでよかったと思う。