蝶ヶ岳-常念岳-大天井岳( 晴天と紅葉の稜線歩き )
- GPS
- 56:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,511m
- 下り
- 2,516m
コースタイム
三股-蝶ヶ岳( テント泊 )
2日目
蝶ヶ岳-常念岳-常念小屋( テント泊 )
3日目
常念小屋-大天井岳-常念小屋-一ノ沢
天候 | 1日目 晴れ後曇り 2日目 晴れ後曇り 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股〜蝶ヶ岳は急登。 しかし、道は思ったより悪くない。 蝶ヶ岳方面からの常念岳の登りは道が不明瞭。 どの道でも登れるのだろうが、悪い道もあるので注意。 常念小屋〜大天井岳は地図のコースタイムより大幅に短い気がする。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
先週の三連休は山にいけなかったので、その分、近々有給休暇使用して、三連休にしてやるぜ!
と思ったいたら次の週にチャンスが巡って来た。
金曜日〜月曜日まで天気よさそう。
熟考の結果、金曜日〜日曜日に決定。
場所は9月最初の三連休に計画していたが、台風により中止した蝶ヶ岳、常念岳。
木曜日、仕事に捕まることなく無事定時退社し、その日の内に三股駐車場に移動。
そして、爆睡。
■一日目
5時半起床すると結構肌寒い。
トイレに行きたいが、寒くて外に出たくない。
もじもじしていたが、意を決して外に出て、トイレを済ます。
車に戻り、もう一眠り・・・
と行きたいが、そんなことをしていると、日が暮れるので、さっさと準備。
ちょうど日も上がり、紅葉が輝く。
とはいえ、駐車場付近はいまいち。
しかし、それでよい。
重要なので、上部。
駐車場から見る限り、稜線沿いは良い感じっぽい。
期待に胸を膨らませ、出発。
三股からの道は悪いと聞く。
しかし、それは常念方面。
今回は蝶ヶ岳方面。
常念方面は帰りに使う予定(と、このときは思っていた)
持ってきたおにぎりを食べながら林道を歩いていると、分岐に到着。
登山届けを提出し、蝶ヶ岳方面へ。
登り始めはそんなに悪い感じはしない。
時折、沢と化した道を歩くがこの程度ならほかの山でも良くある。
そんな感じで登っていくと、ゴジラに到着。
たしかにゴジラっぽい。
というかそういう風に化粧(?)しているからだよね?
とはいえ、そういう遊び心は好きである。
何しろ遊び人ですので。
ここで小休止し、先へ進む。
しかし、ここは登りっぱなし。
木々の間から本日の目標地点である蝶ヶ岳は見えるのだが、遠い。
実際に歩いてみればそれほどでもないのかもしれないが、とにかく遠く見える。
また、樹林帯の中なので、展望がほとんど利かない。
というわけで、モチダウン。
疲労の度合いが激しくなるので、適当な箇所で休憩を入れる。
まだまだ先は流そう。
休憩ポイントから少し進むと、まめうち平に到着。
地図から読むと後3時間弱らしい。
しかし、等高線が非常に詰まってる・・・
最初の数十分はほぼ横移動だが、ある程度進むとそこからひたすらに登り。
とにかく登る。
しかも道が地味に悪い。
階段が斜めってる。
というわけで、疲労度アップ。
しかし、登っていくにつれ、展望が徐々に開けてくる。
とはいえ、ほとんど常念岳しか見えないのだが。
ここから見ると、ほかのところから見ると、常念とは形が非常に異なる。
それは前常念のためだろう。
やはり常念は槍方面から見るほうが、きれいな三角形で美しいと思う。
登っていくと、最終ベンチに到着。
ここで休憩。
後チョイ。
この付近は紅葉しており、非常に良い。
今回は展望に加え、紅葉も目的である。
秋なのだから当然とはいえ当然。
しかし、稜線付近でみる紅葉というのは意外に貴重。
そんな紅葉で楽しみながら登っていくと、一気に展望が開ける。
そして、そこから少し進むと蝶ヶ岳山頂直下のテン場に到着。
本日の目的地。
小屋で代金を払い、テント設営。
その後、少し登り山頂へ。
記念撮影を済まし、撮影タイム。
しかし、ここの展望はすごい。
槍穂が完全に見える。
展望台といわれるだけのことはある。
夢中で撮影。
撮影に満足後、小屋にてビールで祝杯。
そして、寝不足も相まって、テントで爆睡。
おきると、夕方。
天気は曇り。
昼間の晴れとはえらい違い。
しかし、それはそれで楽しめるもの。
ブロッケン現象で遊ぶ。
その後、夕飯を食し、就寝
■二日目
1時半起床。
予定では2時起床だったが、早く起きてしまったようだ。
再び就寝・・・するわけもなく、テントの外へごそごそと脱出。
そして、満点の星空。
当然撮影です。
露光中は双眼鏡で星を眺める。
至福の一時。
2時過ぎまで楽しんだ後、テントに戻り、朝食。
朝食も思ったよりも早く済んでしまったので、4時まで就寝。
その後、テントを撤収し、5時過ぎに出発。
そして、展望の良い箇所まで急いで移動し、日の出&モルゲン撮影。
快晴の槍穂や見事な雲海を撮影できて満足。
色が落ち着いたので、カメラをしまい、出発。
今日は常念を通過し、小屋にテント張って、大天井行く予定なので、忙しいのだ( と、そのときは思っていた )
常念岳まではアップダウンが思ったよりも激しい。
しかし、晴天&紅葉の効果は絶大。
飽きることがない。
楽しくて仕方がない。
そんなわけで疲労もほとんどなく、常念岳の手前に到着。
ここから見ると常念もそれほどきつくなさそう。
さあ出発だ。
・・・
連れが途中でばてました。
いや〜、理由はわかるんですけどね。
思ったよりも急登。
また、連れの苦手なでかい岩が多い。
その上、道が不明瞭ときた。
そのため、精神的&身体的にやられてしまったようだ。
途中、休憩を取るも回復せず、予定を大幅に超過し、山頂に到着。
山頂の景色は360度。
しかし、山頂狭いし、蝶ヶ岳の方が良いかな?
記念撮影に長々と待たされ、ようやく撮影。
その後、連れが送れて到着。
大天井は体力的に無理とのこと。
体力云々はおいといて、時間的に少しきつい。
復路で暗くなってしまう可能性もある。
それに、光の当たりは早朝〜午前中が良いかな?
ということで、大天井はあきらめ、常念小屋テン場で待ったりすることにする。
善は急げとばかりに荷物をまとめ、常念岳を下山。
そして、代金を払い。テントを張る。
その後、小屋で生ビールを飲み、自前のウィスキーをぐびぐび。
そして、テントで弱めの二日酔いでダウン。
とはいえ、自分の限界は把握している30代。
すぐに復活。
おきだすと相変わらず雲。
夕方はやはりだめです。
今回は早めの起床が必要なので、ちょうど良いかな?
と前向きに捉える。
明日は大天井に昇った後、常念に登り、三股に行かなければならないので。
というはずだったが、連れとの会話の流れ上、一の沢の話が出た際、一の沢からタクシーで三股にいけるのでは?と言いだす。
それにより、三股に下る案は廃案となる。
相変わらず行き当たりばったりである。
■三日目
2時起床。
朝食を食べた後、3時半過ぎに出発。
外は当然真っ暗。
しかし、晴天。
星が輝いています。
これから大天井岳までナイトハイキング。
樹林帯を歩く際はやみやみしくて不安になるが、それを抜けると、星空&展望ハイク。
非常に気持ちいい。
とはいえ、やはり暗いので足元やルートには最新の注意を払います。
途中、撮影を楽しむも先を急ぐ。
可能からば大天井岳山頂から日の出を迎えたい。
が、たぶん無理だろう。
そして、思ったとおり無理でした。
歩いている最中、明るくなってきたなぁとふと振り向くと
太陽が昇ってきている!!
というわけで、急いでザックをおろし、三脚を設置し、撮影。
日の出直後は逃したが、無事モルゲンは撮影でき、満足。
そして先を進む。
そこから30分ほど歩くと大天井岳山頂に到着。
去年の表銀座ではスルーしたが、非常に良いところです。
このテン場にテント張って、景色を一日中楽しみたい!
とか思ったが、時間もないので、記念撮影。
その後、周りの撮影を済まし、往路を引き返す。
往路は真っ暗な中を歩いたので、復路と景色が全く違う。
また、光の加減が良い時間帯なので、撮影を楽しみながら進む。
そして、テン場に到着。
すぐにテントを撤収し、小屋でタクシーを予約。
予約時間まで3時間弱しかない。
とのことで、一気に下山。
途中、珍しく何組も抜きました。( 2,3人には逆に抜かれましたが・・・ )
2時間半ほどで下に到着。
そこからタクシーに乗り、三股へ。
そして、岐路に着いた。
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