西上州の分水嶺 茂来山〜赤羽ノ頭〜四方原山〜栂峠
- GPS
- 09:33
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,308m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
分水嶺を歩きデポした自転車で登山口まで戻った.国道299号はほぼ下りなので楽だが,登山口までの林道は登りで少し辛かった. |
コース状況/ 危険箇所等 |
霧久保沢登山口から茂来山までの登山道はよく整備され歩きやすい. 茂来山から四方原山,中央分水嶺に続く稜線にも登山道や踏み跡がある.やぶっぽい部分や岩場の巻道もあるが,全体的には歩きやすい.ただし四方原山付近は倒木が多く道が不明瞭な場所が目立つ.両手を使うようなやぶはないので大変ではないが,分かりにくい場所もあり地図やGPSで確認しながら歩いた. 中央分水嶺から栂峠までは荒廃した林道があり問題なし.下った新三郎沿いの林道は崩壊している場所が数箇所あり通過するの少し苦労する場所もあった. |
写真
感想
金曜日に残っていた夏休みを取り連休にした.日曜日は仕事だが,貴重な3連休が確保できたので笊ヶ岳付近や中央アルプス南部のやぶを歩くつもりでいたが,地元から遠く山中泊しなければならない辛い登山は高齢化による体力不足もあり行く気力がなくなった.そこで中央分水嶺から続く比較的楽な稜線を日帰りで歩くことにした.初日は茂来山から中央分水嶺の栂峠との間の稜線,2日目は中央分水嶺の赤石山から岩菅山に続く稜線にある金山沢ノ頭まで,三日目は日光の山王峠から小太郎山を往復した.
茂来山から四方原山に続く稜線は前から歩きたかった場所だ.本当は晩秋や冬に来たかったが,自転車を利用しなければならないので車道が凍結したり雪や冷たい雨が降ると辛いので決行した.歩いてみて樹木が綺麗な稜線でそれなりに楽しかったが,四方原山付近は草やぶや倒木が目立ち冬枯れの時期の方が快適だと思う.ここは両手を使うようなやぶはないので大変ではないが,指導標は乏しいので各ピークから下る方向を地図やGPSで確認しないと間違いやすい.
中央分水嶺から栂峠までは荒廃した林道がある.古いガードレールやカーブミラーなどが残っているが,林道は完全に荒廃している.昔は栂峠まで車で来れる時期があり,また古い指導標が残っていたので良いハイキングコースだったと思うが,今はひっそりとし峠に来る登山者はほとんどいないような気がする.下った新三郎沿いの林道は2011年に問題なく歩いているが,今は崩壊している場所が多く林道自体も荒廃している.ここの崩壊箇所の通過が今回の山行で一番大変だった.三国峠まで歩き国道を下った方が楽だと思う.
今日は鹿を見たが,登山者とは会わず静かな稜線歩きを楽しめた.
翌日の分水嶺山行:
上信越国境の分水嶺 赤石山〜金山沢ノ頭
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3560720.html
翌々日の分水嶺山行:
日光の分水嶺 山王峠〜小太郎山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3560746.html
ここから北に続く中央分水嶺山行::
西上州の中央分水嶺 栂峠〜1626m峰〜十国峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1398560.html
ここから南に続く中央分水嶺山行:
西上州の中央分水嶺 1974m峰(弥次平)〜赤火岳〜ぶどう岳〜新三郎〜栂峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1398416.html
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