笹山・山伏（累積標高の多めなトレイル歩き！笹山登山口ピストン）

2021年10月08日(金) [日帰り]

• GPS: 04:47
• 距離: 13.2km
• 登り: 940m
• 下り: 950m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:15
• 合計: 4:43

8:53 笹山入口
9:04 9:11 笹山
9:20 9:20 ・1686
9:31 9:31 牛首峠
9:54 9:57 ・1758
10:40 10:40 百畳平
10:46 10:53 山伏小屋
11:04 11:05 西日影沢分岐
11:12 12:05 山伏
12:19 12:19 西日影沢分岐
12:27 12:28 山伏小屋
12:36 12:36 百畳平
12:41 12:42 百畳峠
13:10 13:12 牛首峠
13:36 笹山入口

天候

晴れ、昼頃から雲が湧き始めました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新東名 新静岡ICまで。
その後、県道29号→県道27号（安倍街道）と進みます。
道自体はずっと県道27号となるのですが、玉機橋を渡り少し進んだら口坂本方面（井川湖御幸線）へ。
大日峠まで辿り着いたら右、リバウェル井川方面へ。
スキー場を越え、キャンプ場を過ぎて少し通過あたりに道路の両側が開けた場所が出てくるので、そこが笹山の登山口になります。

■駐車場
笹山登山口 無料 約10台
広さ的にはもう少し停められそうですが、落石が酷いので道路沿いで停めようとするといいところ10台が限界かと思います。
また、道路反対側はベンチが設置してありますが、こちらは一段盛り上がっているようでちょっと車を停めにくそうです。

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）
※全線、熊注意。

[笹山登山口〜笹山〜牛首峠]
笹山山頂まで、いきなり急登です。若干ぼやっとした雰囲気の登山道ですが、迷う心配はないと思います。

[牛首峠〜猪の段]
取り付きから尾根上に乗るまでが急登です。岩場、ロープ、トラバースと3拍子揃っているので細心の注意を払って通行してください。

[猪の段〜百畳平]
緩めのアップダウンで推移します。
危険箇所はありませんが、濃霧時は進行方向に注意。

[百畳平〜山伏]
そこそこ傾斜はありますが、道幅広めで特に危険と思われる箇所はありません。
山伏小屋の入口辺りでスズメバチが数匹飛んでいるのを確認しました。恐らく近くに巣があると思われますので、小屋利用の際はお気をつけください。
水場の水はたっぷり出ていました。

[百畳平〜百畳峠]
危険箇所はありません。

[百畳峠〜牛首峠〜笹山登山口]
林道歩きです。車の往来に注意。
また、牛首峠辺りまでは落石が多かったです。リアルタイムに崩壊に遭遇したのも何回かあり、一部小走り気味に通過してますので、この区間のコースタイムについては参考外でお願いします。

その他周辺情報

■温泉
口坂本温泉浴場 9:30 〜 16:30（最終受付16:00、水曜休）300円
http://kuchisakamoto.jp/
地元のお客さんで賑わう日帰り施設。
この値段でありながら、アメニティーやドライヤー等完備なのは有り難い限りです。

写真

10/8 8:48

駐車場前の展望地より望む井川湖と井川の集落、そして蕎麦粒山〜黒法師岳。
いい眺めだなぁ…。

10/8 8:50

さて、出発します。
なのですが、登山口はどこだ…？？

10/8 8:50

ありました！
微妙に分かりづらいw

10/8 8:52

いきなり急登でハァハァゼェゼェ…と。

10/8 9:01

さすが、分かっていらっしゃる（笑）
有り難く休憩（まだスタートから10分！！）

10/8 9:02

チラリ、日本一。
見えていて良かったです♪（と、この時は思っていました）

10/8 9:02

いきなりヴィクトリー感。

10/8 9:05

展望良さそうだったので、ちょっと寄り道。
（ルートから外れていますので、自己責任でお願いします）

10/8 9:06

5月に歩いた山々。
真ん中は小無間で、その右隣りが「DMG」こと大無間山、そして更に右が「だいこんたくさん」の愛称でお馴染み（？）大根沢山。

10/8 9:06

茶臼・聖・赤石。
手前は青薙・青笹。縦走は自分のスキルでは無理なのでそれぞれ登りに行かなくてはいけません…が、1人でやりたくないんだよなぁ、あの界隈。。。

10/8 9:10

寄り道しながらの取り付きでしたが、20分ほどで登り切りました。

10/8 9:10

笹山、山頂です。
しぞーか百、久し振りに1座増えてこれで80座となりました。
それにしても富士山の見え方が竜爪山（文珠岳）みたいだなぁ…。

10/8 9:11

ちなみに竜爪山は真ん中ちょい左の双耳峰。
文珠岳はそのうち右手のピークです。
というか、ここから安倍東の稜線がキレイに見えるんですねーw

10/8 9:20

せっかく登ったのですが、この後速攻で下ります。
何ならスタート地点よりも標高下げます。。。

10/8 9:28

車道が見えたら牛首が近い。

10/8 9:29

次はこれを登るのですが、思った以上に高い…。

10/8 9:30

牛首に到着。
若干、現実逃避気味な自撮りです（苦笑）

10/8 9:30

車道脇の峠ですが、車道に出なくても進めます。

10/8 9:34

奥にどっしりと光岳。

10/8 9:37

一瞬、平和な道になって油断させてきますw

10/8 9:42

マジックで手書きな感じが雑w（褒めてる）

10/8 9:45

この尾根が牙を剥き始めてきました。

10/8 9:50

お助けロープがないと、ちょっとキツイ傾斜です。

10/8 9:55

登りきって、やれやれ。。。
ここを直進したくなるところなのですが、この先は三角点があるだけ。
しかも、三角点の向こうは道としては誤りなのでお気をつけください。

10/8 10:00

素直にテープを追いかけていくのが正解。
尾根が広すぎて二重稜線になっているせいか、やや複雑で難解なルーティングです。

10/8 10:03

雰囲気はとても良いんですけどね。

10/8 10:07

森の中に笹原があるのもこの界隈っぽいです。

10/8 10:13

この辺りは高低差もなく、気分良く歩けます。

10/8 10:14

林道へのエスケープも可。
お好みで歩けますね。

10/8 10:15

分岐から少しだけ登ります。

10/8 10:18

「猪の段」と書いて「いのだん」。
通過点的なピークです。

10/8 10:19

安倍奥の紅葉はもう2週間くらい先です。
南国しぞーか、標高2,000m近くてもまだ葉は青々としてますw

10/8 10:24

東側の空、ちょっと雲が増えてきてるんだよなぁ…。
大丈夫かな？

10/8 10:36

似たような雰囲気の緩い登りを黙々と。

10/8 10:39

開けたらそこは百畳平！
百畳峠からスタートする「ズル山伏」のルートと合流です。

10/8 10:44

この先は高速道路並みです。

10/8 10:46

せっかくなので、小屋方面から行ってみます。

10/8 10:47

やっぱりこの標識を見ると思わずニヤリとしてしまうw

10/8 10:47

大無間山が雲に隠れてしまいました…。

10/8 10:48

こちらはクリア！
今日も赤石岳を愛でながら休憩できそうです。

10/8 10:50

実はまだ150mくらい高度を上げないといけません。

10/8 10:51

山伏小屋。
よく見れば、扉の前にスズメバチの群れ！！
気づかれないよう急いで通過しました。

10/8 10:52

水場の水は勢い良く流れています。

10/8 10:54

早くメインの登山道へ避難しなくては…（汗

10/8 11:04

西日陰沢からのルートと合流しました。

10/8 11:09

いつもの雰囲気です。

10/8 11:10

ここから富士山を拝むはずだったのに、間に合わなかったみたいです…残念。

10/8 11:11

あちら側は良い天気っぽいです^^

10/8 11:12

山頂に到着！
山伏はこれが7度目、現在はちょっと遠いですが、ここはホーム認定のお山です。

10/8 11:12

山頂に到着！
着けては壊される「岳」の文字…何だかなぁ、という感じです。

10/8 11:14

光岳〜悪沢岳まで。

10/8 11:14

少しだけ右へズレて、聖岳〜塩見岳、そして布引山に笊ヶ岳。

10/8 11:32

ランチはフォーにしました。
輸入麺のようで説明書きが思いっきりベトナム語、フィーリングで完成させてしまったのは秘密ですw

10/8 11:46

今日の甘味。
酪王カフェオレドーナツとかもめの玉子（栗）。
東北っぽいおやつが続いております。
買い溜めしたおやつもこれで終了ですがw

10/8 11:48

何だかどんどん雲が増えてきたなぁ。
午後から晴れ予報のはずだったのに。

10/8 12:05

むしろ、今この状態が泣きたいのは秘密ですorz

10/8 12:08

これ以上の回復が見込めないので下山開始(^^;)

10/8 12:10

イタドリとオヤマリンドウ。
ネットの向こう側には少しだけ花が残っているようです。

10/8 12:14

かろうじて見えている蕎麦粒山。

10/8 12:19

帰りもこちら側へ！

10/8 12:22

尾根の上まで雲が上がって来ているなぁ、、、うーん。

10/8 12:26

これから少しずつ色づいていく感じです。

10/8 12:28

小屋への分岐まで戻りました。

10/8 12:36

二重稜線の尾根上でガスに巻かれるのもイヤなので、立派なエスケープルート（林道ともいう）から戻ることにします。

10/8 12:37

見えたので下まで降りませんでしたが、ここの水もちゃんと出ていました。

10/8 12:40

百畳峠へ戻りました。
何台か車が停まっていますが、そんなに山の中で人を見ていないんですよねー。

10/8 12:41

あー、やっぱり雲が増えてますね。

10/8 12:43

エスケープルートを選んで正解だったかもしれません。
安全策で帰ります。

10/8 12:45

ハナニガナ

10/8 12:54

何故か見上げるタイプのカーブミラー。
てことで、ちょっと不思議なミラー自撮りの完成。

10/8 12:56

ナギナタコウジュ…のミニサイズ。

10/8 12:56

イワギキョウ

10/8 13:00

そこそこ規模の大きな法面工事。
崩れやすいんですよねー、この界隈。
この前後、何度か目の前で石が落ちてきてちょっと嫌な感じだったので、小走り気味に通り抜けました。

10/8 13:05

厳重に囲われた（？）フジアザミ

10/8 13:11

牛首。
車道から見るとこんな感じです。

10/8 13:12

「西日陰沢へのルートは危険です」と上で案内が出ているのは何度も見ていましたが、これはもはや「ルート」としての体を保ってないですね（汗

10/8 13:14

少し進んだ辺り振り向いて1枚。
こう見ると、林道の傾斜がそこそこあるのが分かります。

10/8 13:24

シラネニンジン

10/8 13:25

ヒキオコシ

10/8 13:29

山中、全然花を見かけなかったので、林道で少しだけでも見られて良かったかも。
こんな登り返しも、多少は気を紛らわせられるんで(^^;)

10/8 13:36

車が見えたらゴール！
お疲れさまでした。

10/8 14:12

久し振りに口坂本温泉。
14:30を回ったあたりから急に混み合ってきたので早めに失礼しました。

10/8 15:04

温泉では売ってないので、少し下ったあたりでお買い上げ。
缶売り切れにつき、500mlペットにしてしまいました。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

ジョー🐪

元々は日本海側を目指そうと思っていたのですが、天気イマイチのため、晴れそうな静岡方面へ。
しぞーかを歩くのであればまだ登っていない静岡百山も歩きたいし、久し振りにホームマウンテンのピークも踏みたい。

ということで、未踏の笹山とそこからの山伏に落ち着きました。
ゆるゆるとした横歩き型ハイキング、という趣です。

…が、思ったほど天気は振るわず、11時には富士山も雲隠れ。
おまけに戻る頃には稜線にも雲がかかり始めてルートロスが心配になる感じだったため林道へエスケープするという、やや消化不良気味な感じで終わりましたが、久し振りに山伏山頂から「南の南」を眺めることができたので満足です♪

笹山へ向かって150m登った後、牛首へ向かって200m下り。…からの登り返し500mで、全然緩い横歩きではなかったのですが高低差のないところは気持ちの良い森林風景で、『安倍奥と深南部の境目』を凄く感じました。

次は山伏峠を越えて小河内山＆青笹山へ行きたいのですが、ちょっとソロだと心許ないので勇者求む！という感じです。
どなたか、勇者様はいらっしゃいませんかー？(´ω｀)

コメント

tomhig

一言、「渋い」。
静岡に思い入れある人ならともかく関東からわざわざ笹山行く人はいないんじゃないかと。

かくいう私は磐田に長期出張時に井川から笹山、山伏と目論んで歩いたんですが湿雪に阻まれ牛首峠から林道エスケープした挙げ句、百畳峠で尻尾巻いて下山しました。牛首峠から先、やっぱりしんどかったんですね、ですがこのレコ見ると良い雰囲気。
DMGやら南部の巨峰拝めるわ井川湖見下ろせるわで気持ちいい場所でした。

ジョー🐪

To：tomhigさん

こんにちは！
そんな「渋い」レコにコメントを寄せていただきまして、ありがとうございます

自分が静岡の人間じゃなかったら、まぁ目指さないピークだと思います（笑）
まぁ、静岡の人でも笹山だけで終わりにはしないですね、内容的に…

牛首の前後…地図で見るよりも傾斜がキツく、おまけに安倍奥特有の崩れやすい地質。
期待を裏切らないドSな斜面でした。
冬場はこちら側から入る方は恐らく少ないと思いますので、雪道だとますますしんどいのが容易に想像つきます…

とはいえ、あの界隈のお山がほぼ見えますので、好きな方にはオススメなルートのような気もします（笑）