【日本百名山 No.40】薬師岳 折立からピストン

2021年10月09日(土) 〜 2021年10月10日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 22.4km
• 登り: 1,988m
• 下り: 1,988m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:33
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:56

7:10 折立
7:12 7:12 十三重之塔 慰霊碑
7:56 8:02 太郎坂
8:29 8:29 青淵三角点
8:40 8:40 積雪深計測ポール
9:43 9:50 五光岩ベンチ
9:50 9:50 太郎兵衛平
10:07 10:08 太郎平小屋
11:09 11:09 薬師峠
11:39 11:44 薬師平
12:23 13:12 薬師岳山荘
13:47 13:48 薬師岳避難小屋跡
14:17 14:31 薬師岳
14:43 14:43 薬師岳避難小屋跡
15:06 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:49

5:00 薬師岳山荘
5:45 5:58 薬師岳
6:49 6:59 薬師岳山荘
7:22 7:25 薬師平
7:56 7:56 薬師峠
8:21 8:32 太郎平小屋
8:32 8:32 太郎兵衛平
9:07 9:10 五光岩ベンチ
9:50 9:50 積雪深計測ポール
10:05 10:05 青淵三角点
10:29 10:29 太郎坂
10:45 10:45 折立
10:49 ゴール地点

天候

一日目曇りのちガスガス
二日目　どピーカン

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日，有峰林道亀谷川ゲート前で車中泊。22時到着で数台。起きたらズラーっと行列。折立駐車場は多分10台くらいしか空きは無く，当然瞬殺。

コース状況／危険箇所等

二日目のGPSが上手く拾えず，コースタイムは手入力。全般的に整備されており歩きやすい。薬師峠〜薬師平間のゴーロ帯が唯一の危険ポイントかな？

その他周辺情報

吉峰温泉ゆ〜ランド利用。やはり水風呂が生暖かい・・・

写真

10/9 7:00

出発。折立駐車場はほぼ瞬殺。

10/9 7:04

二ヵ月ぶり！

10/9 7:11

以下同文！

10/9 7:12

二ヵ月前は素通りしてしまった。反省。

10/9 7:42

下の方は紅葉あり。

10/9 7:58

あれは・・・なんだ？

10/9 7:59

二ヵ月（ry

10/9 8:03

見事な二本杉（？）だが，真ん中を登山道が通るのはなんだかなあ。

10/9 8:35

木道に出る。ここも秋の様相。

10/9 9:44

ラスボスはアレかねえ。ガスッてきた。

10/9 9:55

夏よりはさすがに人少ないかな？

10/9 10:02

天気が持てば，ホントいいロケーション。

10/9 10:06

10/9 10:24

2か月前はこの辺りでカメラ壊れた。

10/9 10:24

うう，ガスが・・・

10/9 10:25

10/9 10:33

というわけで太郎平の眺望図。ううう，よく見えねえ。

10/9 10:33

来年は水晶行けるか。

10/9 10:34

黒部五郎にも行かなきゃねえ。

10/9 11:10

薬師峠テン場。ここも夏ほどの込み具合ではないかな？

10/9 11:23

薬師峠から薬師平がこのコース一番の難所。

10/9 11:28

随所にマーキングはあり。

10/9 11:37

地獄から天国へ！

10/9 11:39

・・・と思ったが展望無し！

10/9 11:41

ときどきぬぼーっと山頂らしきもの見える。

10/9 11:47

薬師沢小屋はどこぢゃ？

10/9 11:52

一瞬ガスが取れ絶景が広がるも写真の腕がないのでこんなのしか残ってないスマン。

10/9 11:53

10/9 11:54

一瞬の晴れ間，山頂にいた人たち裏山

10/9 12:15

まだ15分かかるの？

10/9 12:22

7分で到着！

10/9 12:44

ランチメニューの牛丼をいただく。至極ボリューミー。

10/9 13:24

ピークハントしますか。

10/9 13:38

辛い辛い砂礫の登り。

10/9 13:48

ようやくこの避難小屋まで来ることができた。感無量。

10/9 13:49

ケルンにも頭を下げ山頂へ。

10/9 13:58

山頂見えねえ

10/9 14:04

終点はどこぢゃ？

10/9 14:09

辿り着いたぞ！百名山40座目。

10/9 14:12

10/9 14:19

地味に三角点。

10/9 14:19

沢山のケルン。

10/9 14:29

視界無し！

10/9 14:29

サヨウナラ！

10/9 14:44

避難小屋のとこ，巻道あったのね。

10/9 17:21

夕食後外に出たがやはりガスのまま。

10/10 5:18

二日目。あのシルエットは槍であるぞ！

10/10 5:18

富山方面もくっきり見える。

10/10 5:18

先行者たち。

10/10 5:31

おお，避難小屋から山頂まで見渡せるぞ！

10/10 5:33

凄い光景ぢゃ。山頂リベンジしてよかった。

10/10 5:33

10/10 5:48

なんか出てきた！

10/10 5:48

昨日とは全然違うぜ

10/10 5:48

富山湾がくっきり。

10/10 5:51

夜明け！

10/10 5:51

昨日登ってきた道かつ今日降りる道。

10/10 5:54

北側の光景もなかなか壮観。ここの縦走，いつかできるかねえ。

10/10 6:13

もう一度避難小屋。

10/10 6:15

雄大。

10/10 6:17

ワラワラ登って来るぞ！

10/10 6:31

10/10 6:53

小屋に戻った。快晴なれど風があり寒い。

10/10 6:53

槍さんサヨウナラ！

10/10 6:55

お世話になりました。

10/10 7:00

10/10 7:02

うへー，太郎小屋が見えるぢゃん。

10/10 7:02

見飽きない。

10/10 7:58

薬師峠からの登り返し。やはり少なめ。

10/10 8:07

10/10 8:07

我が生涯3度目の太郎平。ようやくすっきり晴れた。

10/10 8:07

10/10 8:15

10/10 8:19

10/10 8:55

逆光は勝利！

10/10 9:03

劔，立山もくっきり。

10/10 9:09

富山湾もくっきり！

10/10 10:07

「三角点」の三角点

10/10 10:33

秋である。

撮影機器：

EOS 6D CANON

装備

MYアイテム

犬丸42

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト トレッキングポール

感想

犬丸42

　9月に2度計画した薬師岳だが，天候不良と林道通行止めでいずれも中止。薬師岳山荘最終営業日に合わせてピークハントを目論む。日帰りやってる人もたくさんいるし，小屋泊まりなら楽勝っしょ！と舐めてかかり返り討ちに会う。

　前日22時頃有峰林道亀谷側ゲート前到着。先着は数台。トイレがあると聞いてたので行ってみたら電気なかった。ヘッドライト必須。
　翌朝5時半頃「はよ開けろ！」と怒鳴る声で目覚める。作業員の方？だったようで，反対車線のゲートから軽トラで入って行かれた。なんだかなあ。ゲートオープンと共に入る。30分ほどで駐車場到着。10台分くらいの空きがあったが瞬殺。身支度を整え7時に出発。結構気温は高めだったのでトレールアクションジャケットはザックに入れる。

　三角点辺りまでは青空も見えてまずまずの天気。目指す薬師岳も見える。手前に建物らしきものも見えてひょっとしてアレが薬師小屋かと思ってたらそうだった。ただ，だんだんガスが出てきて山頂が見えづらくなる。同時出発のミナサマと抜きつ抜かれつを繰り返しつつ10時頃太郎平小屋到着。食事営業前で閑散としており，プロテインバーを腹に納めすぐに出発。

　ここからは初めてのルートでグッと人が減る。薬師峠までは結構下る感じの木道。テン場を過ぎるとすぐにゴーロ帯の急登。薬師平に上がると，それまでの苦労が嘘のように気持ちのいい木道が伸びていて，薬師沢小屋→雲の平のミニチュア版のような感じであった。但し，ガスが濃くなり，木道もすぐに終わって登りが続く。空腹がかなり激しくなった12時頃，薬師岳山荘到着。宿泊手続を済ませ，昼食に牛丼をいただく。想像以上にボリュームがあり満足。

　天候はガスのままだが，まずはピークハントだけ済ませようと13時過ぎ山荘出発。標高2500メートル超えてるので息が続かず，喘ぎながら砂礫を登る。ようやく避難小屋についても展望無し。とぼとぼと歩みを進め14時にピークハント完了。ガスが晴れるかとしばらく待ったがダメで，というか，小雨らしきものも落ちてきたので退散。帰路もガスガスのままで，すぐ手前まで小屋が見えないという感じであった。リンゴジュースを飲み，本を読み，夕食をいただき19時就寝。贔屓の野球チームの動向が気になり何度もチェックしてしまう。21時過ぎに勝利，コーフンしてますます眠れなくなる。ドコモがビンビンに繋がる山小屋は雑念が湧いて困るのである。

　翌朝，4時過ぎに周りのミナサマと共に起床。ご来光登山するか迷ってたが，せっかく起きたし，とトライ。小屋を出ると富山市の夜景がくっきり。空にはオリオン座が輝く。風はあるがフリースで大丈夫な感じ。

　前日苦労した砂礫の登りも，この日はあまり苦にならなかった。一晩寝て疲れが取れたか，高地順応できたか？避難小屋からは山頂までの稜線がくっきり見え，一気にテンション上がる。そのまま山頂に至り，絶景のご来光を眺め堪能。全ての苦労が報われた瞬間。今年の北アルプス最後の光景を脳裏に焼き付ける。

　あとは下るだけ。朝食弁当を山荘でいただき，薬師平でフリースを脱ぎ，絶景の中ザクザク下る。太郎小屋を過ぎてからの道は，下りで使うと，石が多くて少々苦労する感じであった。しかし富山湾を見下ろしながら下るのは実に爽快。樹林帯エリアは基本的にぶっ飛ばし，11時前下山。

　というわけで，日本百名山ハント活動もようやく40座。黒部源流域は水晶と黒部五郎を残すのみとなった。来年以降の課題だが，一番厄介な二つを残したという気もする。来年は南アルプスにも行きたいし，さてどうしたもんじゃろね。