紅葉未だし・大倉尾根〜丹沢山往復
- GPS
- 07:17
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,703m
- 下り
- 1,687m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:18
帰ってリュック(DEUTER26)を見たら左の肩ひもが根元から切れかけていた。なぜ?【詳細は日記に】
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・紅葉期待で行きましたが、見晴茶屋上の紅葉回廊は「ほぼ緑」。見ごろは11月末という感じです。 ・ルート整備は盤石。塔ノ岳から主脈の丹沢山方面へ降りる北斜面の木段が歩きやすく整備されていました(もうだいぶたつのかな?) |
その他周辺情報 | 大倉バス停で「東京行き」の高速バスを初めて見た。便利そう(これもだいぶ前から?) |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
緊急保温シート
着替え
ツェルト
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ
GPS
|
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感想
なぜか分からないが1キロ太った。で、紅葉見物を兼ねてダイエット登山へ。土曜が仕事で必然的に日曜登山となったが、大倉尾根は恐れていたほどの混雑ではなかった。天気予報が今ひとつだったし、土曜に登山者が集中したのかもしれない。
7時50分発のバスに駆け込んだが、立ち客は2.、3人。朝の冷え込みは弱く、例によって南斜面の大倉尾根は無風で暖かい。アンダーと登山シャツ一枚でちょうど良いくらいだ。
最近、右膝の痛むことが増え、用心しながら歩きやすい道を飛ばした。見晴茶屋の裏の急坂は若い人を追い抜きながら通過。夏と違って汗があまり出ない分、格段に楽に感じる。
さぁて、期待の紅葉は?と前方を見ると、緑の木々が連なっていた。ほとんど色付いていない。うすうす予想してはいたが、これほどとは。紅葉回廊最上部の一本松に色付き始めた木が一本だけあった。
気を取り直して先を急ぐ。堀山の家付近で富士山をチェックすると、大きな傘雲を被ってしまっていた。バスから見た時は東寄りの空に吊るし雲が出ていただけだったのだが。
寒くはないが、岩場に備えて手袋を着けた。花立の階段地獄をさほど消耗せずに通過できたのは、嬉しい誤算だった。膝をかばってむしろスピードダウンせざるを得ないかと思ったが、大丈夫そうだ。
花立では大展望が広がる。やや霞がかかっているが南アルプスも見えている。金冷シの先は木段の行き違いで多少渋滞する場面もあったが、結局2時間36分という当方としては出色の好タイムで塔ノ岳に登頂できた。
といっても、今日の行程はまだ先がある。さすがに冷たい西風が吹いているので、レインの上を羽織って山荘の裏へ回った。階段が新しくなり、歩きやすい。標高1400mの富士見のコル(勝手に命名)から日高への登り返しに入ると風かやみ、俄然暑くなった。再びレインを脱いで歩く。こちらは静かかと思っていたが、小屋掛け縦走らしい登山者とたびたびすれ違った。
日高を越えると向うに竜ヶ馬場が見える。このピークのせいで塔ノ岳から丹沢山が見えないのだろう(と思っています)。気持ちよい尾根を登って木道を辿り、正面の丹沢山へ挑む。偽ピークのような肩を山頂と早合点してぬか喜びしたが、プラス30mほどの登りで無事に山頂へ到着した。どうやら膝は大丈夫のようでほっとした。
山頂広場には4,5人のグループ客と単独行の人を合わせて10人ほどが昼食中。当方もベンチの一角に陣取ってコッヘルを取り出した。寒ければ小屋に逃げ込むつもりだったが、空気は冷たいものの風はなく、外での昼食は苦にならない。
30分休憩して折り返す。予定より20分以上早いから、仮に右ひざをかばって歩くことになっても問題ないだろう。レインを羽織って歩き始めたが、やはり登りにかかると暑いので、途中で脱いでしまった。階段が整備されたおかげで、塔ノ岳へ戻る最後の北斜面の登りもさほど苦にならなかった。
まだまだ大勢でにぎわう山頂でトイレ休憩。雲だらけの富士山を除けば、眺望はまずまずだ。膝の痛みを警戒しながら木段を下る。今のところ心配ない。遅い男性グループが渋滞を作っていたので声を掛けて後続を追い越し、当のグループに追いつくと、後尾のサブリーダーの号令で道を開けてくれた。すると、今までおとなしく歩いていた後続たちが続々と一緒に追い抜いてくる。抜く気があるならさっさと声を掛けて避けてもらえばいいのに、なぜ黙ってついていくのだろう。
渋滞はそれだけで、快調に木段を下って金冷シから花立へ。心なしか朝通った時より江の島方面の空気が澄んで良く見えるようになった気がする。花立山荘を休まず通過し、右膝に負荷をかけないよう注意しながら地獄階段を下る。腿に力を入れているのでさすがに疲れてきた。堀山の家前のベンチでほっと一息入れる。
絶えず人が歩いているが、混雑という程でもない。登山者は追い抜き、トレランは先に通す感じで駒止茶屋を通過し、一本松からの紅葉回廊へ。色づいた数少ないモミジは、午後の日で逆光気味に撮ると美しく見える。
この辺りで一度、ズキンと右膝が痛んだ。限界が来たか?とヒヤリとしたが、足の着き方に気を付ければ問題なく、そのまま見晴茶屋への急坂に至る。心なしか腿に力が入ったが、その後膝に痛みの走ることはなく、無事に茶屋前のテラスに到着した。一休みしたかったが、ツアー登山に占拠されていたのでそのまま雑事場ノ平へ足を延ばしてベンチで一服。ほんの1、2分だけ足を荷重から解放してやるだけで、疲れは一気に緩解する。そのくらいの休憩なら、またすぐ巡航速度で歩き始められるので良い。
克童窯の先で陽気な外国人親子を追い抜き、午後の日差しに照らされた大倉バス停へとぶらぶら歩く。バス停では「東京行」と表示した白い高速バスが発車するところだった。そんな高速バスが運行しているとは知らなかった。
と、すぐ続いて我が神奈中バスもバス停に到着。汗を拭く暇もなくあたふたと乗り込んだ。渋沢駅に着いてホームに降りるや否や、今度は電車が到着。リュックを抱いて座り、二つ目の東海大学前で下車して温泉さざんかヘ向かう。駅を出て気が付いた。マスクをしていない! そう言えば車内でなんとなく視線を感じていた。あまりに接続がいいのは考え物だ・・・というのは言い訳で、気を付けなければと反省した。
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