【関西百】迷岳・飯盛山

2021年11月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,349m
• 下り: 1,343m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:49

9:36 唐谷登山口
10:36 10:39 本尾根分岐
10:53 11:00 飯盛山北峰
11:24 11:24 飯盛山
11:50 11:51 1079ｍ北肩のコル
12:07 12:07 布引滝・山ノ神への分岐
12:25 13:15 迷岳
13:25 13:25 布引滝・山ノ神への分岐
13:42 13:42 1079ｍ北肩のコル
14:14 14:18 唐谷分岐
14:41 14:41 唐谷林道終点
15:23 15:24 唐谷登山口
15:25 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口の目の前にある駐車場は停めました。広く10台以上停めれそうです（管理先は不明）。特に問題無くアクセスできます。

コース状況／危険箇所等

唐谷登山口〜飯盛山：若干藪めいた登山口からスタート。少し歩くと登り口になりますが、いきなり急登です。稜線に出るまで急登ですが、上部の方で激急な所があり、高度感もあります。ロープが設置ありです。
稜線に入り飯盛山北峰に上がる直前も激急な所があります。ここもロープ設置あり。全体的にずっと急で、三点支持が必要な急な箇所が2箇所。慎重に進むので時間を要します。
飯盛山〜迷岳：下山道分岐までに1箇所、激急箇所あり。ロープ設置あり。稜線は全体的にヤセ尾根ですが、樹林帯なので捕まる所は多数あります。分岐からは登山道に雪があり、迷岳直下も急登ですがアイゼン使わず登りました。状況によるのですが、この時期はアイゼンを持ってる方が無難と思いました。
迷岳〜下山道：分岐からは尾根を下って行きますが、途中で左折しトラバースします。そこが分かり難く、自分も少し歩き過ぎました。同じ日にそこを通られた方は気づかず過ぎてしまい、バリルートで合流しましたが、かなり急な所を降りてきたようなので、道間違いに気づいたら戻った方が良さそうでした。
その後も下山道を進みますが、細い登山道が続きます。また登山道脇はどこも急な坂になっているので、滑落するとただじゃ済まなさそう。道が崩れかけて歩き難い所もあり、ずっと気を抜けませんでした。
登山道の終点頃に大きな滝が現れます。落差40m以上はある大きな滝で、無名なのが勿体ない位の良い滝です（近づけないけど）。その後、すぐに荒れぎみの林道にでて2.7Kmほど歩くと登山口に戻ります。

写真

11/28 7:19

今日は久々に見えの山に行きます。途中で見た鈴鹿の山々。雪被ってます。

11/28 9:06

本日登る迷岳。雪ありそう・・

11/28 9:18

迷岳駐車場に着きました。向かいの三峰山も冠雪してます。迷岳は間違いなく雪あるでしょう・・・アイゼンを持っていきます。

11/28 9:18

さあ、出発正面の山かな？（違います）

11/28 9:26

唐谷登山口は登山届も出せるんですが、入口が若干藪。あれれ？

11/28 9:37

スタートして10分。急登が始まります。

11/28 10:17

やっぱりいきなり急登

11/28 10:38

続く

11/28 10:40

気が付けばスタート地点がすごく小さくなっている。高度感もある

11/28 10:44

急登続く。傾斜きつくなってきてる？

11/28 10:47

いきなり激急になります。ロープはありますが気が抜けなさそうです。

11/28 10:48

下を見る。転がった物は止まらないだろう

11/28 10:49

トラバースもいやらしい。この山、急だし足場が細い所がほとんど。ロープ設置無かったら来れない山だと思います。

11/28 10:54

飯盛山北峰着きました。ゲッ！スタートから1時間半も経ってる。なのに進んだ距離1kmちょっとって・・これ辿り着ける？？不安になる

11/28 11:07

稜線に出たからスピード上がるかなと思ったら急登が続く。

11/28 11:33

おまけにずっと尾根は細いし、雪も出てきた。

11/28 11:49

迷岳の稜線上の山は雪を被ってる。大した量じゃないだろうが滑るのがイヤだ。

11/28 11:53

せっかく快晴なのに樹林帯（葉無いけど）。でもヤセ尾根なので掴む所に困らずありがたい。

11/28 12:05

山頂近くなるとまた急登になる。アイゼン出そうかと思うが、雪が乾いてる事と落ち葉も多いので、なんとか行けそう。

11/28 12:19

着きました。迷岳。快晴だけど展望が良くない。あと風が無い割に寒い（0〜1℃）

11/28 12:33

でも腹減ったので食事にする。フルーツゼリーが冷えてておいしい。

11/28 12:50

久々にガスバーナー使って食事をとる。なかなかお湯が出来ず待ちくたびれるが、待った飯はうまい！

11/28 13:10

せっかく冷え込んだのに霧氷は意外と寂しいレベル。風はそんなになかったんだな。

11/28 13:10

雪と言っても2〜3cmくらい

11/28 13:12

下山開始。急だけどアイゼンなくても問題無さそうだったのでそのまま下った。

11/28 13:37

カラ谷へ下るがここまで来ると雪もほぼ無い。下り始めると全くない。

11/28 13:44

暫く尾根歩きだが注意が必要。途中で左折するがとても分かり難い。

11/28 13:45

案の定、一回見逃したので登り返して戻った。ここが分岐点。よく見ると左折する方向にピンテがある。

11/28 13:49

その後は踏み跡薄めの登山道に沿って歩くが・・

11/28 13:54

こんな箇所や

11/28 13:57

あんな箇所（振り返り）。下山道も気が抜けない

11/28 14:10

渡渉もある

11/28 14:29

鉄の橋。もう危なげルートは終わりか？

11/28 14:30

そうでも無かった。荒れた道がまだある。

11/28 14:32

沢横を歩くのだが、沢は一枚岩の所が多いし水がキレイなので見ごたえある。ここにはなぜかド太い木が刺さってるし。

11/28 14:39

気が抜けない道を進む事1時間。突然大きな滝が・・落差40m以上はありそう。その上にも階段状の滝が幾つかありそうだった。なかなか滝の名所に思えるが、看板等はない。

11/28 14:36

滝の後、すぐ林道にでる。

11/28 14:48

廃道っぽいね。

11/28 14:50

道中から歩いてきた稜線を眺める。あっ紅葉もきれいだ

11/28 14:55

振返ると迷岳？いやもっと奥だろう

11/28 14:59

なんか廃墟と化した公園がある。ロープウェイもあったのか？

11/28 15:03

途中、三峰山。すっかり雪は溶けていた。

11/28 15:16

下ってきた。登りに使った尾根は見るからに急でした(左の緑のある尾根)。

撮影機器：

Galaxy S8 SC-02J docomo サムスン

COOLPIX W300 ニコン

感想

munaita

今日は実は岐阜の山に登る気満々だったのだが、凍結の恐れがあって急きょ三重の山に変更した（今年はまだスタットレスにしてない）。
そんな感じで朝からどこに行くか調べ直しで、迷って決めた迷岳。すっかり到着も遅くなったが、予想外だったのが三重の山々も上部が雪になっている事。そのため、アイゼンをもって出発した。

この山を登るにあたり少し危ない箇所がある事は知っていたが、登ってみると思った以上に急で高度感がある。雪が出てこない事を祈りながらドンドン登って行く。稜線に出ても急登が続くので予想以上に体力を消耗した。
急登が収まってからも小さなアップダウンや雪も少しあってなかなか体力のいる山である。下山で使った道も細くて片側が結構崖っぽい所ばかりなので、ずっと集中して歩いた。距離は短いし登山道もあるのだが、なかなか手強い山であった。

ちなみにこの山の積雪時のログが無いのが容易に理解出来た。
稜線コースも谷コースも積雪時はかなり困難になる。
今日も1000m以下で雪が積もっていたらちょっとヤバかったであろう。
なかなか注意のいる山であった。