八王子城跡🅿から景信山など多摩百/100を6山周回〜行きは良い良い帰りは恐いVR

2021年12月18日(土) [日帰り]

• GPS: 09:16
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,695m
• 下り: 1,694m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:06
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:16

7:08 八王子城跡🅿
7:40 7:45 八王子城山
7:51 7:55 八王子城跡本丸
7:56 7:57 八王子城山
8:37 8:38 富士見台
8:42 8:42 杉沢ノ頭
8:56 8:56 高ドッケ
9:15 9:15 板当山
9:22 9:23 板当峠
9:29 9:29 狐塚峠
9:52 9:53 杉ノ丸
10:03 10:03 黒ドッケ
10:07 10:07 湯ノ花山
10:24 10:25 大嵐山
10:34 10:34 74番鉄塔
10:41 10:41 偽三本松
10:49 10:49 三本松山
10:57 10:57 関場峠
11:34 11:34 堂所山ピーク標柱
11:40 11:40 堂所山東巻き道分岐
12:01 12:02 72番鉄塔
12:25 13:09 景信山
13:21 13:21 小下沢分岐
13:26 13:26 ザリクボ分岐
13:33 13:34 大久保山
13:57 13:57 478m圏峰
14:26 14:28 木下沢梅林
14:38 14:38 こげさわの森 1番口 (富士見台登山口)
15:18 15:23 富士見台
15:57 15:59 八王子城跡本丸
16:01 16:02 八王子城山
16:24 八王子城跡🅿

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八王子城跡🅿にバイクを駐輪。
登山口ナビhttps://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-1216
には「開場時間は8時30分〜17時00分で(中略)、時間外は500mほど手前の臨時駐車場を利用する。」とあるが、7時でも開いていたので使わせていただきました。
なおその時間、管理棟のトイレは閉まっていました。

コース状況／危険箇所等

■東尾根（東尾根分岐＞大久保山＞478P↓木下沢梅林）
478Pまではほぼ平坦で踏み跡明瞭。
478P以降の下りは落ち葉が深くなり踏み跡が見えにくくなるが、尾根を外さなければ大丈夫。
新小仏トンネルの工事現場に下って迂回路と書かれた柵で仕切られた通路を通ると木下沢梅林に到着。

■小下沢(こげさわ)林道↑↑↑富士見台
VRに慣れた方だけ推奨。それ以外の方は歩かない方が良い。
悪路と知らずに通ってしまった。

木下沢梅林を左折して林道を進む。
林道からの入口に道標無し、入ると数十年誰も使っていないと思われる東屋、通過すると岩ゴロゴロの枯れ沢やその左右を並走する踏み跡が始まる。
枯れ沢は一見しただけではルートか否かわからないが、ピンクや赤のマーカーが付いている。
枯れ沢の左側に急登、トラロープがリレー形式で3本続き、掴んで登る。
その後再度枯れ沢を登ると右側にまっすぐな踏み跡出現、杉に白ペンキでマーキング。
ここまで谷間の為、昼でも日が差さず日没直前のように暗く陰気。

以降は普通の登山道と同様で踏み跡は明瞭だが急登。
登りきると一般コースの富士見台に繋がる。
入口に「⇒小下沢(悪路)」という手製道標があった。

その他周辺情報

八王子城跡🅿の近くに高尾駅までのバス停あり。
資料館などもありましたが寒くて早く帰宅したかったので寄らずに帰宅。

写真

12/18 7:42

最初の数枚が撮影されていなかったので、登山開始20分後辺りからになります。
八王子城山に向かう途中の景色が良い場所から。

12/18 7:38

正面にスカイツリー

12/18 7:43

右側に東京湾、向こう側に房総の低山群

12/18 7:43

左側の彼方に

12/18 7:44

去年登った筑波山
空気が澄んでると、ここまで見えるのか

12/18 7:47

登頂…でよいのだろうか。
八王子城山の山頂標識を探したが発見できず。
とりあえず多摩百/100、本日の1座目。

12/18 7:51

本丸下のトイレ、古いが使えた。
なおここから数メートルの場所にある富士見台への分岐には道標が無く不親切

12/18 7:57

トイレからの分岐を進み足元にこれがあれば富士見台へのコース

12/18 8:30

城山から30分で富士見台に到着。多摩百/100の2座目。
暑くなったのでストクルを脱いだ。
富士山はどこ？？

12/18 8:30

見えた。
風が強そう。
なお、帰路で知ったが道標から数十メートル先にもっとよく見える本当の富士見台があり、ベンチとテーブルもあった。

12/18 8:40

富士見台を右折後、5分で多摩百/100の3座目杉沢ノ頭。
展望なし。
この後小ピーク「高ドッケ」通過

12/18 9:07

🍂が落ちていたので見上げると、まだ黄葉が残っていた。
登山していると、9月の高山から12月の低山まで長く紅葉を楽しめる。
この先で初めてハイカーとすれ違い。以降は15分おき位にすれ違い。

12/18 9:11

足元

12/18 9:24

板当峠の先で林道と登りに分岐、登りを選択で正しかった

12/18 9:41

気持ちよく歩ける道

12/18 10:01

黒ドッケを通過。別名「ふれあいの里分岐」。
多摩百/100の4座目。
小ピークの三叉路

12/18 10:04

急登を登ると

12/18 10:06

明るい尾根

12/18 10:14

気持ちいい道。
気温は低いが風がほぼ無いので寒くは感じない

12/18 11:25

堂所山の手前で、両側が笹の好きなタイプの道に変わった

12/18 11:33

緩く登って、多摩百/100の5座目。

12/18 11:35

陣馬山にピストンすることを考えたが往復6km、往復2h30mか…やめておこう。左折。

12/18 11:43

ハテ？となった分岐。地図を見ても分岐していない。
左を選んだら小ピークを越えるだけで、すぐ先で合流した。
この先でも同様の分岐が2，3あった。

12/18 12:24

景信山に登頂。多摩百/100の6座目。

12/18 12:27

こんなに眺めが良いとは知らなかった。
山の価値は標高じゃないなぁ

12/18 13:04

山頂の様子

12/18 12:37

椅子とテーブルは誰が使ってもいいようなので座り、家で温めてサーモスに入れてきた缶おでんを温めなおして昼食。

12/18 12:51

食後にコーヒー

12/18 13:07

関東平野の反対側に🗻

12/18 13:07

強風による雪煙なのか雲なのか。
下山開始。

12/18 13:27

「東尾根分岐」まで下ってきた。
小下沢林道は谷間なので暗くて陰気そう。
らくルートが選択した東尾根を進む

12/18 13:30

踏み跡明瞭で歩きやすく明るくていい気持ち

12/18 13:33

大久保山通過

12/18 13:55

シキミの色鮮やかな実

12/18 13:56

478Pを通過。
「どうぞ」は手製の椅子での休憩を勧めている

12/18 14:07

この辺から🍂の堆積が深くなり踏み跡が不明瞭になるが、尾根を外れなければ大丈夫。
中央道を走る車の音が聞こえてくる

12/18 14:11

目印になりそうな測量の道具？

12/18 14:13

溝が出現したのでしばらくコンクリ上を歩いたが、急な下りになった所で左側の踏み跡へ移動

12/18 14:14

左側に、午前中歩いた稜線が見える。
大分下ってしまった。あそこまで登り返すのか…

12/18 14:18

杉林に入ったので落ち葉は減り踏み跡が見えるようになった

12/18 14:20

右側に中央道と新小仏トンネルの工事車両

12/18 14:24

数日前に偶然YouTubeで見た、新小仏トンネルの工事現場だ。
https://www.youtube.com/watch?v=leG7UrUZoIY

12/18 14:27

垂直リフト。
早く工事を終えて小仏トンネルの渋滞を解消して欲しい。

12/18 14:27

「迂回路⇒」という看板が掛かった、工事現場と仕切られた通路を進む。
前を行くのは、東尾根を降りて来たハイカー

12/18 14:28

通過した「迂回路」のドアを振り返って。

12/18 14:29

左折して林道を進む。
先行したハイカーは右折して行った。
右側が「木下沢梅林」

12/18 14:32

オフロードバイクで走れば楽しそうな林道。
左側に沢、おそらく木下沢

12/18 14:37

林道から登山口に入る。
道標なし。この時点でマイナー臭がする

12/18 14:39

左側に数十年誰も使ってなさそうな東屋。右側に謎の小屋。
益々マイナー臭がプンプン

12/18 14:44

どう見ても枯れ沢で登山道に見えないが、マーカーが点々とあるのでこれが道なのだろう。
付けてくれた方に感謝しつつゴーロを登る。実際はもっと暗く陰気なムード。

12/18 14:50

マーカーに誘導され枯れ沢の左岸に登る

12/18 14:51

ハァー？となった、本日イチの急登。
よく見るとトラロープがあるので掴んで登った。
この後ロープのリレー3本。
角度といい、ロープのリレーといい、丹沢にある大滝新道の早戸大滝上部を連想させる、このルートの核心部。

12/18 14:53

ロープに掛かっていた奥多摩の手ぬぐい。
必死で歩いていて落ちたことに気づかなかったのだろう。
気持ちはよくわかる。

12/18 14:55

また枯れ沢に出た。
対岸の指しているマーカー方向に行き斜面に取り付いたが、どう見てもただの急斜面で踏み跡はないので戻った

もしかすると杉沢ノ頭近くへの踏み跡に乗ってしまったかもしれないが、それでもいい、たどり着けるのなら。

12/18 14:58

枯れ沢に戻り途方に暮れつつ上流を見ていたら、このペンキを見つけたので再び枯れ沢を登る

12/18 14:59

右側に明瞭な踏み跡があった！枯れ沢とオサラバ。

12/18 15:07

急登が続く。標高差240mを登るのだから当然か。
信じられないことにハイカー一人とすれ違い。
思わず「こんな所で人と会うとは！」と言ったら笑われた。
「この先キッツイですよ」→「大丈夫です何度も歩いてますから🙂」とのこと。地元の方だろうか。

12/18 15:19

一般コースに合流して心底ホッとした。
「悪路」やっぱりそうか。
行きにこの道標を見ていなくて逆に良かった。

12/18 15:21

富士見台、戻って来れてよかった。

12/18 15:22

秋の名残り

12/18 15:23

16:30までに下山を終わらせたい。
ガンガン下るぞ！（あくまでdonsoku基準で）

12/18 16:25

🅿に着いて下山完了。きつかったー。
朝と同じ0℃で驚いた。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX99 SONY

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

感想

ドンソク

本来は奥多摩の御前山などを登るつもりだったが、前日に雨、当日は氷点下の予報。
これは路面が凍結するパターン、登山口までの道が危険だ。特に橋の上は凍結しやすい。
登山道は凍結や積雪があってもチェーンスパイクがあるからいい。
登山口までの道はダメだ、バイクは簡単に転ぶ。

休肝日ならぬ休山日にするか？
しかし空は快晴の予報なので、勿体ない。

多摩百/100山のマップを見ると、八王子近くにも山がある。
八王子なら凍結は無いだろう、ということで前夜に計画。

5時起床、6時出発、7時に登山口近くの🅿に到着して7:20に登山開始。
市街地近くの山ということで何も期待していなかったが、城山からは筑波山や海まで見え、富士見峠以降はほぼ山しか見えず登山気分が味わえ、存外に楽しかった。

出会う人は少なかったが、さすがに堂所山以降の関東ふれあいの道は増えた。
景信山を下り東尾根からはおそらくVR。
東尾根は下りに差し掛かる478Pまでは踏み跡明瞭、以降も木下沢梅林までは落ち葉で不明瞭になるも問題なく下れた。

しかし小下沢林道から暗くなり、富士見台への登山道に入るとムードは一変。
詳細は写真参照。
計画時に「らくルート」で景信山から富士見台をクリックしたら自動で設定されたルートなので一般コースなのかもしれないが、内容的には明らかにVRだった。

枯れ沢はマーカーが無ければルートとはわからず、途方に暮れたと思う。

あと、これは自分の確認不足が悪かったが、木下沢梅林まで下ることによって出発地と同じくらいの標高まで下がり、そこから240mも登り返すとは思わなかった。

低山だから楽だろうという事前予想に反して、前回、前々回より遥かに疲れる山行となりました。いやー無事下山できて良かった。