富士山(スバルライン5合目〜)
- GPS
- 17402:05
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
(富士山ホテル)夕食・仮眠
2日目:2:20出発→3:50ご来光待ち→(ご来光)→山小屋
8:00山小屋→下山道→六合目→11:30富士スバルライン五合目
(休憩含む)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されています。 吉田ルートは登り・下山は別の道の一方通行。 下山道は荷運び用のブルドーザーも通り、砂塵が舞う。 登山者は多い。特にご来光前の時間帯は八合目より上は渋滞。 山小屋もこの時期は混む。 高山病に注意。(今回のグループも2人発症。1人は山小屋止まり) 山頂でのご来光待ちは防寒着必要! |
写真
感想
一度は登ってみたい富士山。定番のスバルライン五合目から一泊二日の日程で登りました。
初めてなのでガイドさん付です。高度順応のため五合目についてから2時間近く時間つぶしして
(お店がたくさんある)、ゆっくり歩き始めます。
五合目は標高2,304m、すでに森林限界なので禿山を登るわけです。
このルートは地面も山肌も赤い。
六合目通過。日影がほとんどない道を歩く。
だんだん緑の下界の景色が小さくなっていきます。
まだこの日は登山者が少ないとお聞きしましたが、ホントにいろいろな方が、
それぞれの服装で登っていきます。国際色豊かなのにも驚きました。
七合目、八合目とゆっくり上っていく。
登山道に張り付くように山小屋がいくつも建っている。
陽が沈み薄暗くなり、眼下の海の上に満月が現われました。
満月の光が海面に煌めいてなんともいえない絶景です。
湘南の海だそうです。その向こうには東京の灯が見えます。
ようやく本八合目に到着して、山小屋で夕食と仮眠。
寝袋のようなおふとん。一人分50センチ位の幅かしら?
夜9時を過ぎても登山者が山小屋に続々到着する。なかなか眠れない。
深夜未明、ご来光をめざし午前2時半出発。
すでに山頂に向かうヘッドランプを点した行列ができている。
標高が高いので、すぐに息があがる。ゆっくり、ゆっくり。
道脇には動けなくなってうずくまっている人もいる。
登山者の誘導整理をしている警備員もいる。
月夜なので星は出ているけど控えめ。東京の夜景が雲間から見える。
ほどなく鳥居をくぐり吉田口山頂へ到着。バンザイ! うれしい!
まだご来光には1時間ほど時間がある。本来ならお鉢周りと剣ヶ峰に行く予定だったけど、
残念ながら私は体力不足でここまで。(まだ行きたいけど…)
「下山の体力も残しておいて下さい。」と、ガイドさんに言われる。
気持ちはハイだけど体の動きは伴っていなかったようだ。でも間違いなく、
3,735m(成就岳?部) 富士山山頂の火口の縁に立ちたいという念願は達成した!
(火口縁は真っ暗でなにも見えなったけど)ご来光を待つ間は凍えそうに寒かった。
ガイドさんの判断が正しかったのは、下山時に痛感した。
下山は混雑を避けるための一方通行で、荷運びのブルドーザーも通る道をひたすら下り歩く。
意外に歩きにくく、脚の疲労も出てきて転んだりした。
つづら折りの道を曲がるたびに、向こうに八ヶ岳がよく見えた。
(青木ヶ原樹海は2010年8月に歩きました)
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