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Yamareco

記録ID: 3904681
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

厳冬期 涸沢岳

2022年01月07日(金) 〜 2022年01月09日(日)
 - 拍手
kuiten その他1人
GPS
56:00
距離
18.4km
登り
2,049m
下り
2,049m

コースタイム

1日目
山行
7:35
休憩
0:00
合計
7:35
7:40
7:40
10
7:50
7:50
40
8:30
8:30
70
9:40
9:40
335
15:15
2380mテント敵地
2日目
山行
11:30
休憩
0:00
合計
11:30
4:40
130
2380mテント敵地
6:50
6:50
250
11:00
11:00
0
11:00
11:00
310
16:10
2380mテント敵地
3日目
山行
5:00
休憩
0:00
合計
5:00
10:00
180
2380mテント敵地
13:00
13:00
60
14:00
14:00
0
14:00
14:00
60
15:00
15:00
0
15:00
15:00
0
15:00
ゴール地点
コースタイムは概算です。
天候 1日目:ガスのち晴れ
2日目:快晴!
3日目:雪のち、下山後は晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高山市内から新穂高へと至る道は、入山日の夜間は除雪もされていない状態でした。
下山後の帰宅時は基本的には除雪されていましたが、圧雪〜凍結が随所にあります。
その他周辺情報 「ひがくの湯」は休業中のようです。
新穂高からスタート
2
新穂高からスタート
長い林道はいつきても辛い
2
長い林道はいつきても辛い
ゲート!
林道終了、もう既に疲れた。
けれど、ここからが本番です。
2
林道終了、もう既に疲れた。
けれど、ここからが本番です。
さぁ、気を引き締めて行きますか。
2
さぁ、気を引き締めて行きますか。
暫くはずっと急騰
1
暫くはずっと急騰
適度に休憩しましょう
3
適度に休憩しましょう
2360mテント適地は2泊とも貸切でした。
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2360mテント適地は2泊とも貸切でした。
食事は重量優先で質素です
3
食事は重量優先で質素です
2日目
FIXロープの所は、今日は雪質安定してます
3
2日目
FIXロープの所は、今日は雪質安定してます
朝焼けが最高に綺麗です
4
朝焼けが最高に綺麗です
雪庇帯始まります。
2
雪庇帯始まります。
蒲田富士の途中まではトレースがあり、大変助かりました。お付け頂いた方、ありがとうございました。

さぁ、ここから頑張るぞ。
3
蒲田富士の途中まではトレースがあり、大変助かりました。お付け頂いた方、ありがとうございました。

さぁ、ここから頑張るぞ。
ここからは僕達だけだ。
いきなり腰まで沈む、、、
5
ここからは僕達だけだ。
いきなり腰まで沈む、、、
自分達で引いたラインを振り返る
3
自分達で引いたラインを振り返る
F沢のコルへ。ここも腰まで沈みます。
2
F沢のコルへ。ここも腰まで沈みます。
ルンゼの途中から岩稜へ切り替える
2
ルンゼの途中から岩稜へ切り替える
-20度&風速15mは寒い!
3
-20度&風速15mは寒い!
北穂高の圧力がすごい
4
北穂高の圧力がすごい
涸沢岳までの偽ピークは3個くらいある。
3
涸沢岳までの偽ピークは3個くらいある。
涸沢岳山頂!
奥穂はまたの機会に。
4
涸沢岳山頂!
奥穂はまたの機会に。
下りは安全第一で。
2
下りは安全第一で。
安全地帯までは慎重に。
3
安全地帯までは慎重に。
美しい夕日
3日目、雪の舞う中下山。
2
3日目、雪の舞う中下山。
トウヒはいきなり現れる。
無事に帰ったきた。
2
トウヒはいきなり現れる。
無事に帰ったきた。
白出沢から眺めるジャンダルムはいつもかっこいい。
反省会をしながら、1時間半の林道を消化して、今回の山行は終了となりました。
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白出沢から眺めるジャンダルムはいつもかっこいい。
反省会をしながら、1時間半の林道を消化して、今回の山行は終了となりました。

感想





▼Day1.「新穂高〜2,360m地点テント適地」

 新穂高からの右俣林道そして西尾根には、既にある先行者のトレースのおかげもあり、2,360m地点のテント適地に無事に到着する。
 夕食はいつもの軽量アルファ米のオンパレードの質素な内容だが、疲れた身体には最高だ。

▼Day2.「2,360m地点〜涸沢岳(往復)」
2時半起床、4時半出発。
 テント場から先にもトレースがあり、日の出よりも大分早く稜線に上がる。
 漆黒の中、FIXロープの所で先行者が引き返してこられ、ここから僕達だけとなる。

 日の出と同時に蒲田富士に突入するが、雪稜の途中でトレースは無くなり、そこからラッセルとなった。
 開始早々に腰まで埋まり、雪庇に気をつけながら両雪庇帯とナイフリッジを通過し、なんとか蒲田富士を突破した。

 "F沢のコル"への下りとその先の"ルンゼ"も所により腰まで埋もれる雪の量で、スピードダウンは避けられない。
 雪崩への警戒も兼ねて、途中から左の岩稜帯へと切り替えた。

息も絶え絶えに主稜線に上がると、気温はマイナス20度&風速15mで、流石に指が冷たかった。

そこから先は雪質は一点して硬くクラストしており、一歩一歩気を付けながら、偽ピークを3個ほど超えて涸沢岳の山頂についた。

奥穂は目の前だ。
行きたいが、今日はここまでだろう。
慎重に来た道を下っていった。

結局、僕達以外は誰も来なかった。

▼Day3.「2,360m地点〜新穂高」

予報通り夜遅くから雪が降り始め、翌朝までにテント場でも15cm以上は積もっていた。
雪の舞う中、西尾根を下り帰路へと着いた。

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訪問者数:1003人

コメント

お疲れ様でした。
テン場で会ったモノです。
涸沢岳までのトレース付けて頂いたのですが、全然登れませんでした。。。
滋賀の方だったのですね👍
2022/1/10 22:05
RonaldoYAMAさん
お疲れ様です!
夜は翌日の好天を期待させる綺麗な星が出ていていましたが、
当初の予報よりも悪い天気になって残念です...sweat02

RonaldoYAMAさんも滋賀の方だったのですね。
僕も比良山系がホームマウンテンですgood
2022/1/10 23:46
kuitenさん
1/8の晩は星出てましたよね。。。

私も滋賀ですね。
鈴鹿山系がホームです
2022/1/11 13:08
プロフィール画像
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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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奥穂高岳/白出沢ルート/新穂高温泉起点白出沢穂高岳山荘経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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