蓼科山、北横岳、三ツ岳、スキー、乙女の滝、本日は冬山てんこもり
- GPS
- 09:20
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,671m
コースタイム
天候 | 晴れ、のち、曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急ではあるが、危険箇所はなし。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ、LEDランプ 1
GPS NV-U37、USBバッテリー 1
地図、手持ちコピー 1
コンパス、笛 1
バンドエイド、湿布、テープ 1
エマージェンシーシート 1
保険証、jRO会員証 1
高度計 1
水 1L
カップラーメン 1
サンドイッチ 1
カメラ、予備バッテリー 1
ゴミ袋 1
お湯 0.5L
10本爪アイゼン 1
ライトダウン 1
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感想
今日は、蓼科山と北横岳に行きたいと思います。早朝から夕方まで、雪山を楽しみたいと思います。
朝4時に起き、5時10分出発。気温-8度、昨日は-12度だったのですこし緩んだ感じ。女神茶屋に5時50分到着。気温は-12度。最初4台ほど車がいましたが、6時ぐらいから続々と入ってきました。
6時15分に駐車場出発。私が本日最初の登山者です。最初はヘッドライトを点けていましたが、そのうち夜が明けてきて不要に。八つの右側の空が赤く染まり、そのうち南アルプスや中央アルプスがピンクにそまりました。うしろを振り向くと木々の間から見えます。7時半になると、日があたりだします。
標高2200mぐらいから木々が凍り、木々もよりいっそう白い鎧を身にまとっています。空は青空。ただ、午後から曇るようなので、朝勝負です。木曜に降雪がありましたが、トレースはしっかりしています。土曜日に多数の人が登ったと思われます。標高2400mぐらいから枯れ木(縞枯れ?)が出てきて、いよいよ森林限界です。白い枯れ木と濃い青空のコントラストがいつ来ても素晴らしいです。もっとも好きな冬山景色の1つです。青空に紺色が混じり、宇宙に近いと感じます。
森林限界で、装備を整え(中にライトダウンを着込み、目出し帽とゴーグルをつけ、オーバーミトンも装着)岩場突入。-14℃で風は10m/S程度。冬の八つとしては、好条件です。靴底のぽかぽかシートも効いているとみえ、足も冷たくありません。程なく山頂に到着。3時間弱。雲が出始めましたが、ほぼ360度の眺望が楽しめました。
10時に下山開始。急坂はアイゼンも効かず、足裏で滑り降ります。が、人が多数で結構またされます。全部で50人程度はいたと思います。11時の前後1時間の範囲に頂上に着く方が多そうです。とはいってもガンガン降りて、1時間半弱で駐車場着。こんだけの人、いったいどこに車をとめるのかと思ったら、近くの展望台や道路の幅の広いところに停めてました。
午後は北横岳です。ロープウエイに移動します。そしたらなんと満車! 少し下の駐車場に誘導され車で送迎です。そしてロープウエイも案の定混んでました。20分待ちでした。それでも12時半に坪庭到着。ここはいきなり標高2200mあり、樹氷の素晴らしい景色が広がります。あるスキー客が”この景色は涙がでるくらい感動する。冬山を登る人の気持ちが分かる”とおっしゃってました。その通りです。
坪庭は風が強し、寒い。北横岳に登るまで、ちょっと蓼科山とは違う冬山景色が楽しめました。ただ、蓼科山の下りでかなり飛ばして体力を使い果たしたので、あまりペースは上がりません。ゆっくり登ります。北横岳ヒュッテで休憩しましたが、人多すぎ。今日は団体の冬山ツアーがいくつも入っているようです。団体の冬山ツアーは1団体20−30人ぐらいいて、それがこんな夕方での5団体程度はいるように思いました。午前や個人客もあわせ、多分この日は300人とかそれ以上の人が入ったと思われます。
北横岳山頂は、-11℃の15m/s程度の強風で寒いです。午前に登った蓼科山を見て、早々に降ります。帰り、三ツ岳の分岐で、14時37分。折角なので三ツ岳に寄ります。ただ、時間があまりないので、往復で30分まで、15分で引き返す、と決めます。ほぼ平坦な道を歩き、三ツ岳到着。禍禍しい岩稜です。頂上に登ろうかと思ったが、かなり急で、登れるとは思うが、アイゼンつけて安全に降れる自信がありません。また、時間も15分経過したので、断念。
団体さんにひっかかりながらも、15時半すぎに山頂駅に到着し、スキーに履き替えます。冬山の景色に名残を惜しみながら、滑り降ります。滑り終え、下の駐車場までスキーを持って歩くのがしんどかった。途中でスキーとスキー靴はデポして身軽にして歩き、後で車で取りに来ました。
帰り、すでに17時で日が暮れてますが、乙女の滝を見に行きます。ここ数日、この冬一番の寒気がきていて、諏訪湖も全面結氷したので、どうかな、と思い見に来ましたが、とてもしょぼかったです。残念。
本日は、蓼科山、北横岳と冬山を沢山楽しみ、さらに、三ツ岳、スキー、乙女の滝、と最後にてんこ盛りに詰め込んだ、楽しい冬山散歩でした。本日の青と白のコントラストは最高でした。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2つの雪山、スキーですか。丸一日、雪山 満喫ですね。
羨ましい限りです。
質問ですが、ピッケルは必要ないのでしょうか? 蓼科山と北横岳ですが。
テルモスのお湯ですが、やはりー10度を超えると、冷めますね。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
この2つの山は、途中急な登山道がありますが、ピッケルよりもダブルストックが有効と考え、ダブルストックで登りました。降るときは、なおさら滑る急坂でバランスを取るためダブルストックが役に立ちます。滑落しかねない岩場、氷、固い斜面はないのでピッケルはやはり不要でした。
-10℃以下に6時間以上も居ると、さすがに冷めました。
午前と午後で二山登られるとはやはり相当なエネルギーですね。
午前は晴れていたようで蓼科山は例のとおり絶景。うらやましいです。
しかし午後には雲がでたようですね。
坪庭で強風はいやだなあ(^^)
でも、両山ともまさに「これを見るために登る。」という感じの景色ですね。
ところで北横岳の方はどんな足回りで登られたのでしょう?
蓼科山では森林限界まじかの白の立枯れと青の空、北横岳では白い鎧をまとった巨神兵のようなオオシラビソ、を見に行きました。午後はややへばりましたが、ダブルで楽しめました。
装備は、両山とも10本爪+ダブルストックです。ただ、北横岳は4本爪にしようか迷いました。北横岳ヒュッテから登るところが唯一急なので、そこのためだけに10本爪をつけました。
totoroさんのレコはいつ見ても羨ましい・・・
八や蓼科がお散歩感覚なんて、素晴らし過ぎます!!!
今冬も一度くらい八ヶ岳へ入山してみたいです。
まだまだ知らない八ヶ岳がいっぱいあるので勉強させて貰います。
本年もよろしくお願いします<m(__)m>。
山はお散歩感覚です。3年前まで山の麓を(ダイエットのため)お散歩していたのですが、そのエリアが山まで広がった感覚です。トトロにでるお散歩という曲 ”歩こ、歩こ、私は元気” という曲が私の山登りに一番ぴったりです。
冬もお散歩感覚で歩ける八ヶ岳エリアに感謝です。HIDENORI-Tさんは八ヶ岳エリアの百名山はクリアしてしまいましたね。機会があれば、冬の八つへいらっしゃいませ。
totoro sanさん、明けましておめでとうございます!
本年もよろしく御願いします
奇遇ですね 多分、蓼科山山頂のtotoroさん、視界に入っていたんだな〜
八ヶ岳連峰を登る機会が多いので、遭遇する機会は多いでしょうね
実際、権現でお会いしてますから
蓼科山の樹氷は私も好きですよ!
それに空の藍色 他の八ッよりも美しく感じます
冬のお気に入りのお山です
横岳は帰りはスキー
これはナイスな選択肢ですね。山とスキーの一石二鳥!
流石は八ヶ岳の主です
tailwindさん、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
こちらのレコにもコメントありがとうございます。
蓼科山を登る私の姿は、tailwindさんの視界に入ってましたね。
こちらからも、西尾根と東西天狗岳を歩くtailwindさんの姿が視界に入っていたことと思います。
そうなんです! なぜか蓼科山の空の藍色は、他の八つよりも美しく感じるんです。
2年前に初めて見てから、毎年見に行ってます。
白駒池も毎年行ってます。今シーズンもそのうち行く予定です。
私はいつも国道の封鎖ゲートから歩きます。
また、どこかで、お会いしましょう!
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