C-chanに続いて、シャクナゲの甲武信岳


- GPS
- 07:02
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,605m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
9:01木賊山9:06−9:17甲武信小屋9:17−9:32甲武信岳10:00−
10:10甲武信小屋10:10−10:24木賊山10:24−11:25近丸新道合流点11:35−12:34徳ちゃん新道分岐12:34−12:55西沢渓谷駐車場
総合時間:7時間30分、歩行時間:6時間37分
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースは、西沢渓谷から近丸新道先の徳ちゃん新道を登り、 戸渡尾根を奥秩父縦走路に向って、木賊山そして甲武信小屋を経て、 甲武信岳に登るコース。 コース時間は、登りで、5時間以上となっております。 実際、今日見た年配の男性は、それ以上かかっておりました。 甲武信小屋で宿泊ということでしたら、良いのですが、 日帰りを目指す場合、足に自信のない人はできるだけ、早く登りましょう。 私も5:25分には登りだし、9:32に甲武信岳山頂へ。 基本的に夏道ですが、木賊山手前、縦走路にぶつかる前から雪があります。 一部は凍結もしていますが、脇にそれたり、 人の歩いたところをうまく利用したりすれば、アイゼン不要。 そもそも雪も途切れ途切れですから、アイゼン着けたり、 外したりはできません。 雪に慣れていなくても慎重に行けば大丈夫でしょう。 シャクナゲは1800〜2100m辺りが良い感じです。 それより下は既に終了です。 それと徳ちゃん新道の下部は滑りやすい登山道で、 今の季節では、雨の後は滑りやすいでしょう。 特に下山時は、転倒して、ズボンを汚す可能性もあります。 慎重に。 上部で近丸新道との合流点前は、今度はやせた岩尾根となり、 慎重に登り、慎重に下りましょう。 |
写真
感想
昨日はC-chanが同じコースを歩いていますが、敢えて、
といいますか、今が標高1800〜2100mにかけての登山道沿いの
シャクナゲがきれいに咲いているので、見に行くことに。
甲武信ヶ岳はもう何度も登っており、昨年2月はとても苦労して
頂上にも立っている思い入れも強い山。
好きな山の一つです。
さて、天候が思ったほど良くもなく、朝早く出て、早く山頂に立ち、
早く下山することにしました。
マー、いつものようにですが、、、。
3:20起床
20分寝坊です。
身支度時間がかかります。
今日は、事前にパンを購入してありますからコンビニに寄る必要がありません。
さて、4:00自宅発
甲武信岳って、意外に登山口が遠いです。
一般道を走り、20号線、140号線と走って、道の駅みとみで
トイレをお借りして、西沢渓谷駐車場に向います。
冬などはこの西沢渓谷駐車場が少し下がったところにあるので、
そのスロープ部分が凍結などする為、道の駅「みとみ」に
車をとめていましたが、今はもうそんな心配はない季節。
見上げると、相変わらず、登ろうとしない山梨百名山の鶏冠山が見えます。
5:10西沢渓谷駐車場
数台止っています。
下山時には、20台以上も止っていました。
西沢渓谷目当てのハイカーや観光客でしょうね。
下山時には、それっぽい人がぼちぼちいました。
5:25西沢渓谷駐車場発
1月には、凍結していたこの西沢渓谷の遊歩道もなんともない歩きやすい道です。
近丸新道の分岐を過ぎ、徳ちゃん新道分岐。
いつか、近丸新道も歩いてみなければ、、。
一度は歩いていたのですが、、。
実は、今日は、2名この近丸新道を歩いてきた人がいて、
一部崩れているということでした。
でも何とかなるようです。
5:47徳ちゃん新道分岐
急登りが始まります。
眺望のない、でも途中1700mくらいからは、
シャクナゲのトンネルもあります。
左には、鶏冠山が寄り添います。
近丸新道との合流点までのシャクナゲトンネルはもう
花の時期は終わっていますね。
初めのうちは、登りでも滑るような感じのところがあり、
下山時は注意が必要です。
急登りとなだらかな登りを繰り返して、そして、最後は、
やせた岩尾根となって、先ほど見送った近丸新道との合流点になります。
このやせた岩尾根の部分は、凍結していると怖いです。
でも木々がこのやせ尾根を覆っているので、
すとんと下まで落ちそうという感じではありません。
注意していきましょう。
高度を上げると富士山も黒金山も見えてきます。
黒金山は一度登っただけですが、、、。
7:22徳ちゃん新道と近丸新道の合流
しゃがんでパンを食べていると瑞牆山から縦走されたというご夫婦が。
瑞牆山あたりでは、小川山に抜け、それから清里方面に
抜ける登山者と会ったそうです。
他の人からもそんな話を聞きました。
休憩が終了し、出発しようと思ったら、近丸新道を登ってきた男性1名が、、、。
登山が初めてということでした。
この登山者は私が先行し、甲武信ヶ岳に登頂し、
木賊山から下っているときに再び会いました。
だいぶ遅れたようです。
甲武信ヶ岳のこの西沢渓谷のルートは敬遠されがちな
きついルートであることを話したら、「選択の失敗かな」と
悔やんでいたので、そんなことはないと励ましました。
その後、無事甲武信岳に登頂し、無事下山できたでしょうか?
近丸新道については、この登山者と、実は、先を歩いていた
もう1名の男性が通過し、その二人から、情報を得ています。
一部崩れていると、、、。
7:30合流点発
ここから樹林帯の急登りになるまでシャクナゲトンネルです。
ちょうど見ごろなのかも知れません。
いい感じで、そこかしこに咲いていますので、何度も写真を撮りました。
この辺りは登山道が狭いので、昨日甲武信小屋に泊まった
グループが結構下りてきますが、すれ違いも難しいような、、、。
これで20名の団体にでもまたされたら、、、、。
リーダー不在、、、、、。
甲武信小屋には、昨日は60名も泊まったようです。
多いです。
樹林帯に入りますとかなりの急登り。
ひたすら高度を稼ぎます。
崩れた場所に出ると一気に展望が開けます。
富士山がなんとか見えています。
曇っていますが、なんとか、眺望はありますね。
この辺りから、冷たい風が吹き付けるようになりました。
しばらく行くと、標高でも2400m近くなり、登山道に雪が出てきます。
一部は凍結もしており、注意します。
とはいえ、脇を歩いたり、人の歩いたところを慎重に歩いたり、
凍結している部分に不用意に乗るのを避ければ、問題なく、
アイゼンは不要でしょう。
縦走路にぶつかってからも雪がありますが、アイゼン不要でしょう。
前方に登山者。
9:01木賊山
三等三角点があり、ベンチもあります。
1月には、雪に埋もれていた木賊山の指導標も全部露出していました。
9:06木賊山発
甲武信小屋に下ります。
その際、滑りやすいザレ場を通過しますので、注意しましょう。
いつも風の通り道で冷たい風が吹いていました。
甲武信小屋への下りにちょっと、嫌な雪がありますが、
慎重に行けば問題ありません。
9:17甲武信小屋
小屋に雪がありません。
当たり前ですが、屋根に雪がのった甲武信小屋の姿が焼きついています。
先ほどから見えていた登山者が休んでいました。
先に私が休憩なしで先行し、最後の登りにかかります。
2008年2月には、この最後の登りに40分以上も費やしました。
すごい登山でした。
http://ychan.naturum.ne.jp/e472652.html
さて、つらかったですが、わずか15分の登りで山頂でした。
9:32甲武信岳山頂
数名が入れ替わり立ち代り休んでいます。
大抵は毛木平から千曲川源流などを通ってくるようですが、
私と、すぐ後についた先ほど甲武信小屋で休んでいた男性は、
西沢渓谷からでした。
この男性、登山を始めて1年足らず。
近丸新道を登ってきました。
今日は、これから三宝山か千曲川源流まで足を延ばしたいようですが、
ちょっと変わった考え方ですね。
西沢渓谷に下るのですから、、、他のルート、例えば、破風山、
雁坂嶺を通って、西沢渓谷方面に下ることもできますが、、、。
私が前にやったルートです。
http://ychan.naturum.ne.jp/e537598.html
結局、三宝山に向ったようです。
山頂からは、空は曇っていますが、かろうじて、近い山の眺望は
開けており、良かった
冷たい風が吹き、長居は無用。
10:00甲武信岳山頂発
10:10甲武信小屋
登り返して、木賊山に向います。
甲武信小屋から巻き道がありますが、西沢渓谷に同じ道を
戻る場合は、巻き道が西沢渓谷への分岐の少し先まで行ってしまい、
その分戻って登り返します。
ですから、木賊山を登り返して方が良いと思っています。
10:24木賊山
どんどん下ります。
戸渡尾根への分岐を見逃さず、樹林帯を進みます。
すごい急勾配です。
慎重に下り、シャクナゲトンネル。
なんとなく、朝よりシャクナゲが咲いているように見えるから、不思議です。
11:25徳ちゃん新道、近丸新道合流点
休憩します。
11:35発
どんどん高度を下げます。
初めはやせた岩尾根。
慎重に進みます。
どんどん進むと朝方、下山時には、滑って嫌だな、と
思ったところも適度に乾いて、いい感じで下れました。
雪解時や雨の後、徳ちゃん新道の下部はとても滑りやすいでしょう。
滑っておしりを汚したこともあります。
12:34徳ちゃん新道分岐
観光客がいます。
12:55 20台以上も止っている西沢渓谷駐車場に戻りました。
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