鳳凰山(夜叉神〜観音ヶ岳)
- GPS
- 09:03
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,919m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:03
天候 | 晴れ(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場多数だがガラガラだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆夜叉神〜夜叉神峠 ・割と最初から凍結箇所&積雪あり。 ・トレースバッチリ ・アイゼンは着用しなかったがチェーンスパイクがベストかも。 ◆夜叉神峠〜砂払岳 ・トレースバッチリ。 ・杖立峠の手前から12本歯アイゼンを着用したがチェーンスパイクが良かったと思う。 ・ただし一部風衝地は消えている。 ・南御室小屋の水場は確認していないが多分使えそう。(小屋は営業していない) ・南御室のテン場は全く使われていない様子だった。 ◆砂払岳〜薬師ヶ岳 ・花崗岩、砂地、雪道のMIX。 ・西風が強いので雪が飛ばされている箇所が多い。 ・薬師岳小屋も営業していないが冬季小屋は使えそうだった。 ◆薬師ヶ岳〜観音ヶ岳 ・稜線の雪はほとんど飛ばされているが時々雪が出てくるのでアイゼンで歩いた。 ◆下山 ・夜叉神峠までアイゼンを履いたがやはりチェーンスパイクがベストだったのではないかと感じる。 |
その他周辺情報 | 温泉:芦安の「天恵泉 白根桃源 天笑閣」 600円で露天風呂はないが3種類の温度の温泉が楽しめる。 地元の人が多い。 https://www.google.com/travel/hotels/s/3P5Sx |
写真
感想
前日の金曜日が晴れで、強風で+気温が高く山スキーのモチベーションが上がらない。
南アルプスの天気が良さそうだったので久しぶりに故郷山梨の山で普通に登山することにした。
行き先はお気に入りの鳳凰山。
頭を使わなくて良い体力勝負の山。
前日仕事を終えてからの出発となったため山梨入りは23時頃になってしまった。
3時間ほど寝てスタート地点の夜叉神へ・・・ほとんど車はなかった。
5時前に暗闇スタート。いつものことだがすぐに明るくなるのは嬉しい。
いいタイミングで夜叉神峠で明るくなって白峰三山の姿を眺めることができた。
土曜日なのに高速トレースがしっかり出来上がっていて頭も体も使わない状態に。
途中から12本歯アイゼンを装着したものの、このトレースならチェーンスパイクがベストだった。
わざわざ重い12本歯を履いているのが馬鹿らしい。まあ体力づくりだと思って頑張ろう。
それにしても風が強い。
森がゴーゴー音を立てているしたまに地吹雪で顔が痛い。
20m以上は吹いているだろうか。
でも気温は高いし晴れているので地獄3丁目。バラクラバと地獄ゴーグルがあれば問題ない。
南御室小屋もシーンと静まり返っていた。
少しはテントが張ってあってもいいんじゃないかと思ったが皆無。
真っ白なグラウンドだけがそこにあった。
砂払岳に登るにつれてどんどん風が強くなる。
念のため防寒テムレスを装備。これでなんでも来いだ。
稜線に出ると確かに風は強かった、が、常時吹き付けているわけではない。多少ムラがあるので十分歩ける。
ヤバかったら薬師ヶ岳までにしようかとも思ったが、これなら観音ヶ岳までいけるね。
鳳凰の中で一番好きな薬師ヶ岳〜観音ヶ岳に続く白い稜線。
風が強いので雪はほとんど飛ばされていたが、その分山肌が良く見えて良かったかも。
そして左には白峰三山。北岳バットレスが目の前に迫る。
観音ヶ岳に登頂すると地蔵のオベリスクと甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳もドン!最高。
風のせいか、花粉のせいか、PM2.5のせいかわからないが遠くは霞んで見えなかった。
肝心の富士山や八ヶ岳が見えなかったのはちょっと残念だったかも。
さあ風も尻上がりに強くなってきているので下山しよう。
こんな時に限って電話がたくさんかかってくる。仕事の電話だ。
緊急でもなかったので「下山してから確認します」と問題を先延ばしにして先を急ぐ。
雪道の下山は足に優しい。雪のクッション効果もあってガンガン下れる。
苺平から下ではこれから登っていく登山者数人とすれ違った。
ラスト、夜叉神峠でアイゼンを外して走るように下山。
トレースがあっても9時間の割とガッツリ山行になってしまった。
久しぶりの登山も楽しかったが、やっぱり山スキーだなぁ。
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