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Yamareco

記録ID: 4139869
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山 さんゆう〜鈴木小屋〜月山森〜文殊岳+千畳ヶ原

2022年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
23.1km
登り
2,120m
下り
2,107m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
1:07
合計
8:37
6:52
82
さんゆう駐車場
8:14
8:25
65
鈴木小屋
9:30
9:34
42
10:16
10:26
113
12:19
12:34
49
13:23
13:50
63
千畳ヶ原
14:53
14:53
36
鈴木小屋
15:29
さんゆう駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
農林漁業体験実習館「さんゆう」の駐車場を利用。
駐車場は広く、除雪されている。
建物側と道路を挟んで反対側の2か所に駐車場があるが、登山利用の場合は施設反対側に停めるのが推奨らしい。
コース状況/
危険箇所等
●さんゆう〜鈴木小屋〜月山森
三ノ俣スキー場跡地からスタート。
ゲレンデにまだ雪は十分残っており、最初からスキーで行ける。
かつてスキー場建設計画があった場所らしく、樹林帯は切り開かれており、ゲレンデ状のオープンバーンが多数あり。
スキーでも登りやすく、滑りやすく、所によってはブナの原生林もあるので、
スキーの登行・滑走ルートとしては、とても良い。
南斜面に位置しており、標高300m以下と低い場所からスタートとなる為、
早い時期に雪切れしそうだが、現時点では全域雪は繋がっている。

老朽化が激しいが、鈴木小屋は現存している。
1階部分は完全に雪の中だが、2階の窓が解放されているので、そこから出入可。
一応、中で休む事は可能だが、建物の損傷が酷く、小屋の大部分がブルーシートで覆われている状態なので、居住性はあまり期待できない。

標高1000m位が森林限界。
以降は月山森まで視通の良いオープンバーンが続く。

●月山森〜外輪山(文殊岳)
月山森以降もオープンバーンが続く。
外輪山の登行ルートは様々なルートが考えられるが、今回は文殊岳を目指して登った。
外輪山斜面の中でも比較的傾斜が緩い場所を選んで登るルートなので、スキーでの登行に適している。
だが、上に行くほど雪は硬くなり、文殊岳南面は傾斜が急なので、標高1900m以降は板は担ぎ、本アイゼンで登った。
雪は硬いが斜面状態は悪くなく、多少シェカブラは見られたが縦溝は無し。
雪さえ緩めば、快適に滑走できるような状態だった。

●月山森〜千畳ヶ原
千畳ヶ原への下降ルートは何処も急。
今回は雪が硬かったので、最も緩そうな箇所から、斜面を大きくトラバースして千畳ヶ原へと降りた。
雪質が悪かったのでそのようなルートを辿ったのだが、千畳ヶ原への下降ルートは障害物の無いオープンバーンなので、雪質が良い日であればダイレクトに滑り降りた方が楽しめそうだ。
その他周辺情報 さんゆうの施設は冬季も営業中。
月光川ダムを越えた僻地にあるが、湧水の名所である鳥海三神の水が敷地内にあるため、多くの人が水汲みに訪れていた。
土日祝日であれば食堂で地元産の蕎麦が食べられるが、食堂営業は午後2時頃まで。
さんゆうの駐車場。
除雪車が停車してあったが、今期はもう出番は無いかな?
2022年04月02日 06:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 6:51
さんゆうの駐車場。
除雪車が停車してあったが、今期はもう出番は無いかな?
農林漁業体験実習館「さんゆう」
地元産野菜の直売や、食堂がある。
ここの蕎麦を食べたかったのだけど、今回は下山が遅く食べ損ねた。
2022年04月02日 06:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 6:54
農林漁業体験実習館「さんゆう」
地元産野菜の直売や、食堂がある。
ここの蕎麦を食べたかったのだけど、今回は下山が遅く食べ損ねた。
スタート地点はゲレンデ。
スキー場みたいだけど、リフトは見られず。
三ノ俣スキー場計画の跡地らしい。
2022年04月02日 06:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 6:54
スタート地点はゲレンデ。
スキー場みたいだけど、リフトは見られず。
三ノ俣スキー場計画の跡地らしい。
ゲレンデを登り切ると、視界が開けて鳥海山が見えてくる。
2022年04月02日 07:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 7:06
ゲレンデを登り切ると、視界が開けて鳥海山が見えてくる。
天主森、月山森、その奥には外輪山が見える。
2022年04月02日 07:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 7:06
天主森、月山森、その奥には外輪山が見える。
北西の方角には笙ヶ岳。
2022年04月02日 07:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 7:07
北西の方角には笙ヶ岳。
不自然に開けた森。
あれもスキー場計画の名残なのだろうか?
2022年04月02日 07:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 7:29
不自然に開けた森。
あれもスキー場計画の名残なのだろうか?
杉林を抜ける。
枝葉が散乱していて少し歩きにくい。
2022年04月02日 07:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 7:32
杉林を抜ける。
枝葉が散乱していて少し歩きにくい。
杉林を抜けるとブナ林に変わった。
2022年04月02日 07:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 7:47
杉林を抜けるとブナ林に変わった。
雰囲気の言いブナ林。
その奥には外輪山が見える。
2022年04月02日 07:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 7:50
雰囲気の言いブナ林。
その奥には外輪山が見える。
再びゲレンデ状。
この辺までスキー場にする計画だったらしい。
もし実現していたら、天主森まで続くロングコースになってただろう。
2022年04月02日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 8:04
再びゲレンデ状。
この辺までスキー場にする計画だったらしい。
もし実現していたら、天主森まで続くロングコースになってただろう。
ゲレンデ状の斜面を登って行くと、鈴木小屋発見。
2022年04月02日 08:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 8:07
ゲレンデ状の斜面を登って行くと、鈴木小屋発見。
鈴木小屋に到着。
かなり老朽化しているようだ。
2022年04月02日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 8:14
鈴木小屋に到着。
かなり老朽化しているようだ。
1階は雪で完全に埋まっている。
2022年04月02日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 8:18
1階は雪で完全に埋まっている。
だが、2階の窓が解放されているので、そこから入る事が出来そうだ。
2022年04月02日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 8:18
だが、2階の窓が解放されているので、そこから入る事が出来そうだ。
入るのは手間なので、今回は内部だけ拝見。
ブルーシートで覆われているけど、風雪はしのげそう。
無くなる前に一度泊まってみたいものだ。
2022年04月02日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 8:19
入るのは手間なので、今回は内部だけ拝見。
ブルーシートで覆われているけど、風雪はしのげそう。
無くなる前に一度泊まってみたいものだ。
鈴木小屋を後にし、再びブナ林を登る。
2022年04月02日 08:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 8:29
鈴木小屋を後にし、再びブナ林を登る。
標高1000m付近が森林限界。
ここを境に、一気に視界が開ける。
2022年04月02日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 8:52
標高1000m付近が森林限界。
ここを境に、一気に視界が開ける。
正面に見えるは天主森。
正面が急斜面。
スキーであれば東側から回って登ると楽だ。
2022年04月02日 09:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 9:15
正面に見えるは天主森。
正面が急斜面。
スキーであれば東側から回って登ると楽だ。
天主森に登頂。
2022年04月02日 09:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 9:30
天主森に登頂。
天主森から眺める笙ヶ岳と千畳ヶ原。
2022年04月02日 09:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 9:31
天主森から眺める笙ヶ岳と千畳ヶ原。
笙ヶ岳、拡大。
2022年04月02日 09:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 9:31
笙ヶ岳、拡大。
天主森から眺める月山。
2022年04月02日 09:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 9:31
天主森から眺める月山。
月山森から眺める月山も良いけど、天主森からの眺めも中々良い。
2022年04月02日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 9:32
月山森から眺める月山も良いけど、天主森からの眺めも中々良い。
天主森から眺める日本海。
2022年04月02日 09:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 9:34
天主森から眺める日本海。
海上には大きな船が見える。
2022年04月02日 09:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 9:35
海上には大きな船が見える。
天主森を後にし、月山森へ向かう。
2022年04月02日 09:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 9:38
天主森を後にし、月山森へ向かう。
月山森への登りはやや急。
クラストしていたので、クトーを付けた。
2022年04月02日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 9:45
月山森への登りはやや急。
クラストしていたので、クトーを付けた。
振り返り、天主森を眺める。
2022年04月02日 09:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 9:55
振り返り、天主森を眺める。
月山森の山頂に到着。
2022年04月02日 10:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 10:18
月山森の山頂に到着。
山頂の慰霊碑。
頭だけ見えていた。
2022年04月02日 10:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 10:18
山頂の慰霊碑。
頭だけ見えていた。
東の方角には河原宿の公衆トイレが見える。
河原宿小屋は完全に雪の中だけど、トイレは埋まらないようだ。
2022年04月02日 10:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 10:33
東の方角には河原宿の公衆トイレが見える。
河原宿小屋は完全に雪の中だけど、トイレは埋まらないようだ。
月山森から眺める外輪山。
当初の予定ではここまでにするつもりだったけど、天気は快晴。
これは、登らない手は無いね。
2022年04月02日 10:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 10:18
月山森から眺める外輪山。
当初の予定ではここまでにするつもりだったけど、天気は快晴。
これは、登らない手は無いね。
文殊岳南面。
斜面状態は良さそうに見える。
あそこを滑ってみたい!
2022年04月02日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 10:19
文殊岳南面。
斜面状態は良さそうに見える。
あそこを滑ってみたい!
月山森を後にし、外輪山へ向かう。
外輪山は様々なルートがあるが、今回は文殊岳目指して登る。
2022年04月02日 10:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 10:34
月山森を後にし、外輪山へ向かう。
外輪山は様々なルートがあるが、今回は文殊岳目指して登る。
快晴の土曜日だけど、人の姿は見られない。
鳥海高原ラインが開通するまで、この一帯は静かな状態が続きそうだ。
2022年04月02日 10:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 10:52
快晴の土曜日だけど、人の姿は見られない。
鳥海高原ラインが開通するまで、この一帯は静かな状態が続きそうだ。
標高1900m付近に切り立った岩山あり。
西側へ迂回して登る。
2022年04月02日 11:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 11:51
標高1900m付近に切り立った岩山あり。
西側へ迂回して登る。
ここから上は傾斜が上り、雪も硬い。
スキーは外し、シートラで。
本アイゼンで登る。
2022年04月02日 12:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 12:04
ここから上は傾斜が上り、雪も硬い。
スキーは外し、シートラで。
本アイゼンで登る。
南面を斜上し、文殊岳へ向かう。
下から見るには状態が良さそうな南面だが、近づいてみると細かなシェカブラが見られる。
2022年04月02日 12:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 12:09
南面を斜上し、文殊岳へ向かう。
下から見るには状態が良さそうな南面だが、近づいてみると細かなシェカブラが見られる。
南面を登り詰め、外輪山に立つ。
快晴の空の下、新山がお出迎え。
2022年04月02日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 12:19
南面を登り詰め、外輪山に立つ。
快晴の空の下、新山がお出迎え。
外輪山から眺める千蛇谷。
山形側とは打って変わって、こちらは盛況。
10人以上は登っているのが見えた。
2022年04月02日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 12:21
外輪山から眺める千蛇谷。
山形側とは打って変わって、こちらは盛況。
10人以上は登っているのが見えた。
千蛇谷を進むスキーヤー。
薄っすらトレースが出来ている。
山形側はトレースが出来ないほどにガリガリだったが、千蛇谷側は状態が良いようだ。
2022年04月02日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 12:22
千蛇谷を進むスキーヤー。
薄っすらトレースが出来ている。
山形側はトレースが出来ないほどにガリガリだったが、千蛇谷側は状態が良いようだ。
この辺から千蛇谷へドロップできそうだけど…
雪崩が怖くて無理っす><
2022年04月02日 12:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 12:23
この辺から千蛇谷へドロップできそうだけど…
雪崩が怖くて無理っす><
新山と千蛇谷。
明日はこちらを滑る予定。
この様子では、滑走は楽しめそうだ。
2022年04月02日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 12:25
新山と千蛇谷。
明日はこちらを滑る予定。
この様子では、滑走は楽しめそうだ。
新山、拡大。
2022年04月02日 12:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 12:33
新山、拡大。
真っ白な外輪山。
2022年04月02日 12:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 12:33
真っ白な外輪山。
上は快晴だが、中腹側には雲が湧いていた。
2022年04月02日 12:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 12:37
上は快晴だが、中腹側には雲が湧いていた。
さて、これから滑走だが…
上はガリガリでシェカブラも多い。
とりあえず、100m程下ってから滑走開始。
2022年04月02日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:05
さて、これから滑走だが…
上はガリガリでシェカブラも多い。
とりあえず、100m程下ってから滑走開始。
斜面状態が良くなってきたところで滑走スタート。
月山森へ向かって、南面を滑る。
2022年04月02日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:11
斜面状態が良くなってきたところで滑走スタート。
月山森へ向かって、南面を滑る。
斜面に大穴が空いている。
どうやら沢型の跡のようだ。
2022年04月02日 13:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:13
斜面に大穴が空いている。
どうやら沢型の跡のようだ。
月山森の麓まで滑り降りた。
やっぱり斜面はガリガリだったけど、そこそこ楽しめた。
2022年04月02日 13:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:16
月山森の麓まで滑り降りた。
やっぱり斜面はガリガリだったけど、そこそこ楽しめた。
月山森から眺める千畳ヶ原の大雪原。
この景色を見ていると、あの雪原へ降りたくなってしまう。
2022年04月02日 13:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 13:20
月山森から眺める千畳ヶ原の大雪原。
この景色を見ていると、あの雪原へ降りたくなってしまう。
なので、降りてみた。
急斜面を経て、千畳ヶ原に立つ。
2022年04月02日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 13:23
なので、降りてみた。
急斜面を経て、千畳ヶ原に立つ。
千畳ヶ原は広大で、その広さは千畳では全然足りない。
万畳ヶ原に改名した方が良いと思う。
2022年04月02日 13:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 13:24
千畳ヶ原は広大で、その広さは千畳では全然足りない。
万畳ヶ原に改名した方が良いと思う。
千畳ヶ原から眺める笙ヶ岳。
2022年04月02日 13:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:27
千畳ヶ原から眺める笙ヶ岳。
笙ヶ岳東面。
ここから見ると、斜面はアイスバーン気味。
クラックはまだ少ないが、あまり状態は良くなさそうだ。
2022年04月02日 13:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:28
笙ヶ岳東面。
ここから見ると、斜面はアイスバーン気味。
クラックはまだ少ないが、あまり状態は良くなさそうだ。
千畳ヶ原から眺める海。
このまま海に向かって滑りたくなってしまうが、さすがにそれは止めておいた。
2022年04月02日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 13:54
千畳ヶ原から眺める海。
このまま海に向かって滑りたくなってしまうが、さすがにそれは止めておいた。
登り返して文殊岳南面に戻る。
千畳ヶ原周辺は何処も急斜面。
降りるのは楽でも、登るのが大変だ><
2022年04月02日 14:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:00
登り返して文殊岳南面に戻る。
千畳ヶ原周辺は何処も急斜面。
降りるのは楽でも、登るのが大変だ><
南面に戻り、滑走2本目。
もう一度、月山森に向かって滑る。
2022年04月02日 14:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:20
南面に戻り、滑走2本目。
もう一度、月山森に向かって滑る。
月山森はスルーし、月山森南面を大トラバース。
鈴木小屋ルートへ向かう。
2022年04月02日 14:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:24
月山森はスルーし、月山森南面を大トラバース。
鈴木小屋ルートへ向かう。
さざ波のような月山森南面。
ちょっと滑りにくいけど、雪は柔いので楽だった。
2022年04月02日 14:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 14:25
さざ波のような月山森南面。
ちょっと滑りにくいけど、雪は柔いので楽だった。
トラバース距離はかなり長い。
右足ばかりが疲れる。
2022年04月02日 14:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:28
トラバース距離はかなり長い。
右足ばかりが疲れる。
月山森南面の下部には複数の沢が走っている。
トラバースは疲れるので真下に向かって滑りたくなるが、どの沢も悪渓らしいので、下手に入らぬ方が無難だろう。
2022年04月02日 14:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:29
月山森南面の下部には複数の沢が走っている。
トラバースは疲れるので真下に向かって滑りたくなるが、どの沢も悪渓らしいので、下手に入らぬ方が無難だろう。
トラバースを経て、天主森南面に抜けた。
2022年04月02日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:38
トラバースを経て、天主森南面に抜けた。
ここから下は快適斜面。
雪は大分緩んで、ザラメ質。
ここから下の滑走が、今回最も楽しめたシーンだった。
2022年04月02日 14:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:42
ここから下は快適斜面。
雪は大分緩んで、ザラメ質。
ここから下の滑走が、今回最も楽しめたシーンだった。
ブナ林を抜ける。
結構傾斜のあるツリーランになるので、激突注意。
2022年04月02日 14:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/2 14:49
ブナ林を抜ける。
結構傾斜のあるツリーランになるので、激突注意。
ブナ林を抜け、ゲレンデ状の大斜面へ。
2022年04月02日 14:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:52
ブナ林を抜け、ゲレンデ状の大斜面へ。
鈴木小屋は寄らずにスルー。
横目で眺めて滑り降りる。
2022年04月02日 14:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 14:53
鈴木小屋は寄らずにスルー。
横目で眺めて滑り降りる。
杉林に入ったが、ここも伐採されており、滑走は快適。
でも、そろそろ花粉が気になるかな。
2022年04月02日 15:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 15:09
杉林に入ったが、ここも伐採されており、滑走は快適。
でも、そろそろ花粉が気になるかな。
錆び付いた電車。
休憩所として利用されていたのだろうか?
2022年04月02日 15:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 15:12
錆び付いた電車。
休憩所として利用されていたのだろうか?
最後はゲレンデ滑ってさんゆうへ帰る。
2022年04月02日 15:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 15:24
最後はゲレンデ滑ってさんゆうへ帰る。
さんゆうに帰って来た。
名水で喉を潤してから帰る。
2022年04月02日 15:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 15:28
さんゆうに帰って来た。
名水で喉を潤してから帰る。
鳥海三神の水、と呼ばれているらしい。
地元では有名らしく、沢山のポリタンクを積んだトラックが何台も水汲みに訪れていた。
2022年04月02日 15:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4/2 15:28
鳥海三神の水、と呼ばれているらしい。
地元では有名らしく、沢山のポリタンクを積んだトラックが何台も水汲みに訪れていた。
下山してもなお、
秀麗無比なる鳥海山。
2022年04月02日 16:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
4/2 16:08
下山してもなお、
秀麗無比なる鳥海山。
この日の宿は、某キャンプ場。
4月に入り、東北のキャンプ場もぼちぼち営業開始。
まだ夜は寒いけど、焚火があれば快適だ。
2022年04月02日 18:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 18:18
この日の宿は、某キャンプ場。
4月に入り、東北のキャンプ場もぼちぼち営業開始。
まだ夜は寒いけど、焚火があれば快適だ。
今シーズン最初の焚火。
やっぱ、火は良いねぇ。
いつまでも起きてられそうだが、明日も予定は鳥海山。
朝早いので、午後9時頃で切り上げた。
2022年04月02日 18:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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4/2 18:38
今シーズン最初の焚火。
やっぱ、火は良いねぇ。
いつまでも起きてられそうだが、明日も予定は鳥海山。
朝早いので、午後9時頃で切り上げた。

感想

快晴となった先週の土日。
4/2は鈴木小屋コース、4/3は中島台コースの予定で鳥海山へと赴いた。

初日の鈴木小屋コースは今回が初訪問。
麓の施設「さんゆう」からスタートし、月山森へと向かうコースだが、
他の鳥海山メジャーコースに比べると知名度は低く、記録も少ない。
しかし、鳥海山のスキーコースに外れ無し。
このコースもまた、スキーに適した素晴らしき滑走コースであった。
特筆すべきは樹林帯の滑りやすさ。
鳥海山の滑走対象となるのは森林限界より上のオープンバーンであり、樹林帯の滑走はその消化試合のようなものであるが、このコースに関しては樹林帯の方がメインと言っても過言ではない。
森は広範囲で切り開かれており、まるでゲレンデのような斜面が至る所に存在している。
同じ山形側コースである宮様コースも所々で樹林が開かれているが、このコースはもっと大胆にゲレンデ状の斜面が続いており、上から下まで木々に邪魔される事無く滑り降りることが出来る、まさにスキーツアーの為に存在するかのようなコースであった。
聞くところによると、ここではかつてスキー場開発計画があり、このゲレンデ状斜面は、その名残らしい。
山形側から鳥海山を眺めると、南西斜面の森の中に天主森へと続く不自然な雪形が見えるが、どうやらそれが今回滑った斜面のようだ。
正直なところ、あの雪形はまるで森の傷跡のように見えて、私はあまり好きでは無い。
自然豊かな鳥海山の景観を傷つけているような、ネガティブな印象を持ってしまう。
しかし、負の遺産なれど、スキーヤーにとっては魅惑の斜面。
そこは素直に喜びたい。

快晴の一日だったが、コース内で会ったのは登山者2名、スキーヤー1名のみ。
今の時期、中島台コースが大賑わいだけど、それとは打って変わって静かな滑走が楽しめるのも良いところ。
また、月山森に留まらず外輪山まで足を延ばせば、中島台コースに匹敵するような大滑走も楽しめる。
この日は翌日に控える中島台コースの前座のような気持ちで行ったのだが、なんやかんやで外輪山まで登ってしまい、ついでに千畳ヶ原へ降りてしまったので、累積標高2000m越え。
結果、中島台コースよりもロングな内容となり、心身ともに完全燃焼する事となる。
その疲労が翌日に響いた気もしないでは無いが、充実した一日を過ごせたことは喜ばしい。
この鈴木小屋コース、南斜面に位置するので雪消えが早そうだが、スキーコースとしてはとても良い。
雪が消える前に、もう1度位訪れたいものだ。

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コメント

ついつい千畳ヶ原まで行っちゃいましたか。ロングコースお疲れさまでした。
あの広大な雪原は見応えありますよね(^^)

鈴木小屋、懐かしいです。
何度か泊ったことがありますが、当時から押せば倒れるような佇まいでした
今となっては触れば崩れそうな雰囲気ですね。
夏道がまだ残っているのか、怖い物見たさで行ってみたいものです

雪のある時期に小屋の上のブナ樹林で幕営しようかと考えていたのですが、どうやら来季に持ち越しとなりそうです(´・ω・)
2022/4/5 21:15
mokkedanoさん、こんばんは
以前、教えて頂いた鈴木小屋コース、ようやく訪れることが出来ました。
話に聞いていたとおり、素晴らしいスキーコースで、再訪決定であります。

鈴木小屋も趣深く、確かに触れば崩れそうですが、鳥海山の豪雪に耐え、よくこれまで存在し続けたものだと感心させられます。
なかなか良い場所に建つ小屋ですので、出来れば補修などして寿命を延ばして頂きたいのですが…
今の御時勢、それは難しいのでしょうか。
残念ではありますが、それも自然と社会の摂理。
その滅びの美を、今後も見守って行きたく思います。
2022/4/6 21:17
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