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記録ID: 4157649
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ハイキング
京都・北摂

花脊峠〜天狗杉〜雲取山〜貴船

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:57
距離
23.2km
登り
1,114m
下り
1,643m

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
0:58
合計
7:56
9:00
32
花背峠バス停
9:32
9:35
9
9:44
9:49
59
10:48
10:52
20
11:12
11:12
53
林道終点
12:05
12:09
9
ハタカリ峠(道間違いから戻って)
12:18
12:19
6
12:25
12:29
8
雲取山北峰
12:37
13:02
12
雲取山山頂
13:14
13:14
26
三ノ谷から戻って雲取山山頂
13:40
13:41
29
一ノ谷出合
14:10
14:12
8
勢龍天満宮
14:20
14:21
18
寺子屋橋 (灰屋方面との分岐)
14:39
14:42
43
15:25
15:30
38
16:08
16:08
24
16:32
16:32
24
16:56
貴船口駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●行き= 6:11 --- 淀屋橋 6:38/6:47 (480円) 出町柳 7:40/7:50 (京都バス32系統・広河原行・650円) 花背高原前 8:53
●帰り= 貴船口 17:06
花背峠バス停
取り付き
もうすぐピークに到達
もうすぐピークに到達
尾根筋に達したところから貴船・鞍馬方面、愛宕山を望む
尾根筋に達したところから貴船・鞍馬方面、愛宕山を望む
天狗杉山頂 (837m)
旧花背峠 花背高原方面との分岐 芹生方面に進み ほどなく山道をとる
旧花背峠 花背高原方面との分岐 芹生方面に進み ほどなく山道をとる
均された林道を行く 土曜日ということでオフロードバイクが鬱陶しい
均された林道を行く 土曜日ということでオフロードバイクが鬱陶しい
好きな雰囲気
皆子山、峰床山、さらに武奈ヶ岳が見える どんどんよく見えるようになるのを楽しめる
皆子山、峰床山、さらに武奈ヶ岳が見える どんどんよく見えるようになるのを楽しめる
タムシバ
できるだけ山道を通るが 基本的にはずっと拓かれた林道 寺山山頂を探しているが もう過ぎていた
できるだけ山道を通るが 基本的にはずっと拓かれた林道 寺山山頂を探しているが もう過ぎていた
ロープが張られたところでまた山に入ってみるが 道は続かず 結局戻ってくる
ロープが張られたところでまた山に入ってみるが 道は続かず 結局戻ってくる
寺山峠着 20年前 高原前バス停からここに登って来たわけだ
寺山峠着 20年前 高原前バス停からここに登って来たわけだ
同所 20年前は横切ったが 今回はまっすぐ地蔵杉山方面へ
同所 20年前は横切ったが 今回はまっすぐ地蔵杉山方面へ
「ヤッホーポイント」から花背高原を見下ろす
「ヤッホーポイント」から花背高原を見下ろす
林道終点 薄い踏み痕をなかば強引に登る
林道終点 薄い踏み痕をなかば強引に登る
この派手な倒木箇所を掻き分けて通る
この派手な倒木箇所を掻き分けて通る
左手に小屋が覗く
左手に小屋が覗く
ハタカリ峠に気づかず そのまま北へ 三ッ又山への道
ハタカリ峠に気づかず そのまま北へ 三ッ又山への道
ハタカリ峠方面に戻って「ハタカリ峠展望地」の道標を後ろから見ることに ここで女性ハイカーに遭遇
ハタカリ峠方面に戻って「ハタカリ峠展望地」の道標を後ろから見ることに ここで女性ハイカーに遭遇
雲取峠 見晴らしのよい高原状の場所
雲取峠 見晴らしのよい高原状の場所
雲取山北峰到着
北峰は皆子山、峰床山の向こう蓬莱山、武奈ヶ岳などが見える絶好の展望地
北峰は皆子山、峰床山の向こう蓬莱山、武奈ヶ岳などが見える絶好の展望地
雲取山山頂へは「倒木通り」を行く
雲取山山頂へは「倒木通り」を行く
雲取山山頂到着
腹ごしらえをしながらハイカーさんとしばし歓談
腹ごしらえをしながらハイカーさんとしばし歓談
三ノ谷のみ道標あり 下ってみるが道が悪く断念 
三ノ谷のみ道標あり 下ってみるが道が悪く断念 
二ノ谷を下る 美しい道
二ノ谷を下る 美しい道
立命ワンゲル小屋
立命ワンゲル小屋
キャンプらしき若い3人組とすれ違う
キャンプらしき若い3人組とすれ違う
ネコノメソウ
一ノ谷出合
三ノ谷出合の前に幅の広い流れを渡る
三ノ谷出合の前に幅の広い流れを渡る
まだ花がないものを含め 勢龍天満宮あたりにはハシリドコロが多い
まだ花がないものを含め 勢龍天満宮あたりにはハシリドコロが多い
勢龍天満宮 参拝 菅原道真公の忠僕で 芹生に寺子屋を開いた武部源蔵邸址に昭和18年建立 歌舞伎「菅原伝授手習鑑 第四段 寺子屋の段」の舞台となったとのこと
勢龍天満宮 参拝 菅原道真公の忠僕で 芹生に寺子屋を開いた武部源蔵邸址に昭和18年建立 歌舞伎「菅原伝授手習鑑 第四段 寺子屋の段」の舞台となったとのこと
寺子屋橋 灰屋との方面の分岐 20年前 間違って灰屋方面に進んでしまった忌まわしい思い出ある場所 20年越しの雪辱を果たす
寺子屋橋 灰屋との方面の分岐 20年前 間違って灰屋方面に進んでしまった忌まわしい思い出ある場所 20年越しの雪辱を果たす
芹生峠 道標どころか「芹生峠」の表示もない
芹生峠 道標どころか「芹生峠」の表示もない
まずは急登
登り切ったところから振り返って北方の展望 雲取山は見えていないようだ
登り切ったところから振り返って北方の展望 雲取山は見えていないようだ
拓けた場所から ---
拓けた場所から ---
愛宕山を望む
760mピークあたりは高原状の美しい場所 向かいに魚谷山 (いおだにやま) が見える
760mピークあたりは高原状の美しい場所 向かいに魚谷山 (いおだにやま) が見える
気持ちのいい道
滝谷峠 この場所は3回目だが ---
滝谷峠 この場所は3回目だが ---
えらく荒れている
えらく荒れている
倒木でふさがれた箇所複数あり
倒木でふさがれた箇所複数あり
ヨゴレネコノメ 「汚れ」とは可哀そうなネーミング ユニークでとてもきれい
ヨゴレネコノメ 「汚れ」とは可哀そうなネーミング ユニークでとてもきれい
車道に合流 (奥貴船橋)
車道に合流 (奥貴船橋)
ミヤマカタバミ 車道脇の斜面で
ミヤマカタバミ 車道脇の斜面で
ハナネコノメ 車道脇の斜面で見られるとは思いもよらなかった 花にピントが合っていないのが残念…
1
ハナネコノメ 車道脇の斜面で見られるとは思いもよらなかった 花にピントが合っていないのが残念…
スズシロソウ
貴船神社奥宮
貴船神社付近
貴船口駅到着

感想

 先日 桟敷ヶ岳から灰屋に下り、約20年前 雲取山に登った時 貴船への下山路を誤り 灰屋に行ってしまった悔しさが鮮明になった。
 ということで桟敷ヶ岳の東隣の雲取山を20年ぶりに登ることにした。
 最初は前回同様 花背高原前から登る予定を立てたが、どうも登りが頼りないので 花背峠から天狗杉、旧花背峠、寺山から寺山峠に行くことにした。また寺山峠からもハタカリ峠経由の遠回りで雲取峠に行くことに。

 桟敷ヶ岳より早い出発。5時起きなんて何年ぶりだろう。
 7時50分 出町柳駅で広河原行きのバスに乗車するのも確か20年前の雲取以来だろう。
 バスは中学生のクラブかなにかの10人ほどが乗っており、一時的に立ち客が出るほどだった。
 先日 桟敷ヶ岳へのマイクロバスが大学1年の時に住んでいた場所などを通って興奮していたが、今回も同じ道を通り、さらには通っていた大学の前を通るものだからさらに興奮。時々送られてくる大学の雑誌を読んでいないので道を挟んだ向かいに体育館など立派なスポーツ施設ができていたことを知らなかった。
 鞍馬を抜け、山をジグザグに登っていって花背峠。その中学生らも花背峠で下りるとは思いもよらなかった。バス停の場所に留まって引率の先生による話。「キャンプ場」「百井峠」とか聞こえたので行先は異なるようだ。私は道を間違ってバス停付近まで戻ってきたが、先生の話はまだ続いていた。

 天狗杉周辺の道は倒木が多く荒れているところもあるが、雑木林のいい雰囲気の道だ。旧花背峠への下りにはチマキザザ再生の地がある。
 旧花背峠から寺山への道は土道の林道。林道を避けようとして幾度となく山に入ったが、結局 林道に引き戻された。ロードバイクが林道を走るだけでなく 無理やり山を登り 荒らしているようであるのは正直 胸クソ悪い。
 とはいえ林道はところどころ右手、木々の間に皆子山から峰床山、さらに武奈ヶ岳が覗くのがいい。

 寺山山頂は分からないまま寺山峠に着いた。さらに林道が続くが、だんだん皆子山から峰床山、武奈ヶ岳がよく見えるようになる。
 林道終点から急な斜面をよじ登って久しぶりに山に入る。地蔵杉山への道はわからず。またハタカリ峠への道も倒木で道がふさがれていてわかりにくかった。
 さらに西に方向を変えるハタカリ峠もわからず、そのまま北へ行ってしまった。三ッ又山の先まで行って戻ったようだ。
 「ハタカリ峠展望地」という案内板を見つけたところで、女性の単独ハイカーが登ってこられた。少々お話をして 先に行ってもらった。
 予定になかった雲取山北峰。皆子山から峰床山、蓬莱山から武奈ヶ岳の素晴らしい展望地になっており、寄る価値大いにあった。地味な本峰よりも休憩によさそうだったが、予定通り 雲取山山頂まで行って腹ごしらえ。女性ハイカーさんと北峰で再会したが、私が先に出たので後から到着。いろいろと山の話をした。

 さて下山。三ノ谷への急坂を下ってみるが、道は途中で消えている。蟻地獄を思わせる谷を滑って下りる気にはならず、山頂へ引き戻す。20年前と同様 二ノ谷へ。美しい谷道だ。立命ワンゲル小屋を通る。20年前はちょうどこのあたりでにわか雨に遭った。
 キャンプと思しき若い女性がひとりで登ってきて、ひとりキャンプへの意欲が掻きたてられた。ただしあとから仲間らしきふたりが登ってきた。
 何度か渡渉を繰り返す道。ニリンソウの群落、クリンソウがポツポツと見られるがまだ花はない。
 三ノ谷出合を過ぎると林道となり、灰屋方面との分岐 (寺子屋橋) に至る。なんでもない場所だが、20年前 ここで道を間違い、周山を経由して長いバス旅をして家に帰らなくてはいけなくなったかと思うと妙に感慨深い。ちょっとした雪辱を果たした感じがした。

 うら寂しい車道を登って芹生峠。ここから再び山に入り 急登に息を切らす。その後は楽な道で 760mピークあたりは高原状で展望がよい。芹生峠から貴船まで車道を歩けば楽だが、山に入って正解だ。
 しかしその後 滝谷峠へ下る道を間違えた。間違えたことは途中で分かったが、歩きやすいのでそのまま滝谷峠の近くに下りられればいいとそのまま進んでしまった。しかし下りが急になるところで藪となり、結局 引き返す。この体力と時間を無駄に消費する愚かな間違いを何度犯せば治るのだろうか…。
 すんなり正しい道が分かってほどなく滝谷峠。ここに来るのは3度目だ。しかし奥貴船橋への道は倒木によってふさがれている。迂回する道があるが、その後も崖状の箇所があるうえ 倒木も多く、厄介な道だった。
 無事 車道に出ることができてヤレヤレ。貴船神社奥宮あたりまでは車道の土手にミヤマカタバミ、ハナネコノメ、ヤマルリソウなどが咲いていた。ハナネコノメがこんなところに咲くのかと驚いた。
 観光客とすれ違いながら貴船の道を下っていく。貴船の繁華街から貴船口駅はこんなに離れていたっけと感じた。

 道間違いが多く20キロ以上歩いてしまった。
 翌日 特に筋肉痛はないが、目が痒くて仕方がない。ヒノキ花粉の最盛期、ゴーグルをしなかったのだからしかたない。

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