平ヶ岳 鷹ノ巣ルート

2009年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,503m
• 下り: 202m

コースタイム

鷹ノ巣登山口4:45-6:05下台倉山6:15-6:58台倉清水-7:25白沢清水
白沢清水-8:20姫ノ池8:35-8:55玉子石9:05-9:43平ヶ岳
平ヶ岳10:30-12:36台倉山-14:55鷹ノ巣登山口

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

１．道の状況
◆登山口-下台倉山
相当な急登。ロープが垂れている場所が10箇所くらいある。
最初は勾配が緩いけど、下台倉山に近づくにつれて、
グングン勾配が強くなる。道も岩に薄っすら砂で覆われた
部分か、土の斜面の為、滑るし歩きにくい。
痩せ尾根・・・は大袈裟だが、尾根自体の幅は狭い。
下りはつま先にかなりの負担がある。

◆下台倉山-台倉山-白沢清水
若干のアップダウンがあるが、それほどキツくは無い。
台倉山あたりから一旦下がって、ひたすら背の低い木に
覆われた木道を歩く。羽虫(アブ、ブヨ、ハエ）の量が凄い。

◆白沢清水-姫の池
ここも徐々に勾配が増し、最後は結構な急登
道も結構歩きにくい。

◆姫の池-玉子石
木道が200ｍくらい雪渓で埋もれていた。
一応、アイゼンをつけたが、雪がサクサクで無意味。

◆玉子石-頂上
雪渓で覆われた木道を歩いていくと、姫の池からの
道と合流する。勾配は大した事無く、道も歩き易い。
頂上付近は非常になだらかでハイキング気分。

２．登山ポスト
鷹ノ巣登山口にあります。

３．温泉、飲食店
家に直帰したので、不明です。

写真

6/27 4:42

鷹ノ巣駐車場　30台くらい？
ルートが長い分、出発も早いので、
4時半には大半が埋まってた。
夜中について車中泊がBESTでしょう。

6/27 4:43

登山口
登り6時間30分・・・長い

6/27 4:53

しばらくはジープロード。
この看板から本格的登山道

6/27 5:17

ぱっと見は気持ちの良い尾根歩き。

6/27 14:02

上から見下ろした感じ。
上部は結構痩せていて、勾配もキツイ。

6/27 6:15

下台倉山〜台倉山の尾根
奥には平ヶ岳。と、遠い・・・

6/27 6:20

このルートはずっと燧ケ岳が見えています。

6/27 6:58

台倉清水
枯れていたらしい。

6/27 7:27

白沢清水。
この水を呑むのか〜？？
って感じ。

6/27 7:31

こんな欝蒼とした木道を相当な距離歩く。

6/27 8:05

開けてくると、最後の登り。
ここもキツイ。

6/27 8:15

平ヶ岳　大分近づいてきた。

6/27 8:27

姫ノ池
綺麗です。

6/27 8:39

玉子石へは雪渓を抜ける。

6/27 8:55

玉子石

6/27 9:21

玉子石から頂上
沢の上に木道があるので、
ヘタすると、木道の無い雪の上に乗って
踏み抜いてしまう。

6/27 10:40

頂上への道の合流地点

6/27 9:43

平ヶ岳頂上

6/27 10:19

頂上は非常に広い丘みたいになってる。

6/27 8:33

頂上付近は花が一杯でGOOD

撮影機器：

D60 ニコン

感想

daedalus

今日で29歳になりました。

あと１年で30歳。
若いうちにキツイ山には行っておきたい。

で、この平ヶ岳が思いついたので、行って来ました。

仕事終了後から車を走らせ、0時30頃に鷹ノ巣に着いた時には
既にかなりの車が居た。
やはりルートが長いせいか、皆３時半頃には起きて準備を始めている。
自分は4:45出発だけど、車中泊組の中では、ほぼ最後くらいだった。

この日は全国的に猛暑だったらしく、山も朝６時の段階で、
相当暑く、風も無い。先が思いやられた。
ルートは、急登→平坦→急登とかなり極端。
目指す平ヶ岳頂上も、見えるが遥か遠くで、気が滅入った。

気が滅入ってもとにかく歩くしか無い。黙々と登る。
姫ノ池、玉子石、頂上付近は人がごった返してると思ったら、
意外にも人は少なく、皆、鷹ノ巣から登った人だった。

どうも、まだ正式に開山前で「例のルート」を使って来る人は
居なかった模様。
ちょろっと話した登山者とも「例のルートの人が居ないから良いね〜」
と話していた。

※例のルートに関しては別途　ネットで調べて下さい。

鷹ノ巣からのルートはたしかに険しく長い。
しかし、苦労して登った最後に見える姫ノ池は
「苦労して登った甲斐があった！」と思える風景だった。
空腹は最高の調味料・・・と同じ考え方？

帰りの頃には日も昇り、凄まじく暑い。
ちょっと熱中症気味になってしまい、下台倉山からの急下降中、
フラッとしてしまい、その際、スネを尖った岩にぶつけてしまい、
流血。　歩いた疲労、熱の疲労、流血。　
グダグダになりつつもどうにか下山出来た。
歩行距離23.5km　累積標高差約1700m
過酷な登山だった。

・・・疲労で文章が支離滅裂になってきたので、これくらいにします。