ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4187449
全員に公開
山滑走
積丹・ニセコ・羊蹄山

北海道遠征4:羊蹄山(マッカリヌプリ)

2022年04月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:23
距離
11.9km
登り
1,927m
下り
1,913m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:47
休憩
1:36
合計
7:23
5:19
21
5:40
5:40
12
5:52
5:52
44
6:36
6:37
32
7:09
7:26
23
7:49
7:55
27
8:22
8:29
18
8:47
8:53
20
9:13
9:25
22
9:47
9:47
2
9:49
9:49
7
9:56
10:07
6
10:13
10:20
4
10:24
10:40
74
11:54
11:54
3
11:57
12:01
1
12:02
12:03
4
12:07
12:08
5
12:13
12:14
3
12:17
12:17
5
12:22
12:23
5
12:28
12:28
2
12:30
12:30
6
12:36
12:41
1
12:42
ゴール地点
天候 晴れ・風あり(約10〜15m/s)
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
羊蹄山京極登山口駐車場に駐車。トイレ等はありません。この時期は駐車場が除雪されていないので、基本的に路駐となっています。
https://goo.gl/maps/1zLqP8nNHN9M5hv56
コース状況/
危険箇所等
【危険箇所⚠️】
標高1,400m付近からはカリカリの斜面で滑落の危険性があり、注意が必要です。
※その他、ルート状況等は感想欄をご参照ください。
その他周辺情報 京極温泉(京極ふれあい交流センター)
https://kyogoku-kanko.jp/onsen.html
入館料600円です。JAF・モンベル🈹等はたぶんないと思います。
今日は少し遅めのスタートでした。スタート地点は霧がかかっていました。(前日の夜に少し雨が降りました)これが雲海である事を祈って…。
2022年04月10日 05:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 5:17
今日は少し遅めのスタートでした。スタート地点は霧がかかっていました。(前日の夜に少し雨が降りました)これが雲海である事を祈って…。
羊蹄山登山口の看板。
2022年04月10日 05:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 5:29
羊蹄山登山口の看板。
ガスが薄くなってきました。幻想的な景色でした。普段はナイトハイクで樹林帯を突破する事が多いので、森=暗いし不気味というイメージがありますが、こういうのもいいなぁと思いました。でも、標高1,000m未満の山でこんな景色が見られるなんてやっぱり北海道はすごい!
2022年04月10日 05:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 5:47
ガスが薄くなってきました。幻想的な景色でした。普段はナイトハイクで樹林帯を突破する事が多いので、森=暗いし不気味というイメージがありますが、こういうのもいいなぁと思いました。でも、標高1,000m未満の山でこんな景色が見られるなんてやっぱり北海道はすごい!
もう少しで森林限界というあたりまで登ってきました。下には雲海!ほんとに雲海でよかった!(ホワイトアウトの中登りたくないというのが本音…)うっすらと靄がかかっていますが、これもまたノスタルジックでいい感じです。
2022年04月10日 06:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 6:23
もう少しで森林限界というあたりまで登ってきました。下には雲海!ほんとに雲海でよかった!(ホワイトアウトの中登りたくないというのが本音…)うっすらと靄がかかっていますが、これもまたノスタルジックでいい感じです。
かなり斜度が急になってきました。完全に森林限界です。ハイマツではないこの木は何だろう?過酷な環境の中でも生き抜いていて生命力の高さを感じました。自分もこれくらい強く生きたいですね。
2022年04月10日 07:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 7:47
かなり斜度が急になってきました。完全に森林限界です。ハイマツではないこの木は何だろう?過酷な環境の中でも生き抜いていて生命力の高さを感じました。自分もこれくらい強く生きたいですね。
斜度はきついですが、まだまだシール歩行で頑張ります。今シーズンBC装備一式そろえて、北海道までBCしに来るってほんとに山が好きなんだなぁ〜と自分に関心…。
2022年04月10日 07:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 7:52
斜度はきついですが、まだまだシール歩行で頑張ります。今シーズンBC装備一式そろえて、北海道までBCしに来るってほんとに山が好きなんだなぁ〜と自分に関心…。
ついに!羊蹄山の山頂に到着!山頂はもっと平らかと思いいていましたが、結構細い道でした。看板には岩場と書かれていたので、夏道でも歩きにくいのかな?
2022年04月10日 09:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
4/10 9:56
ついに!羊蹄山の山頂に到着!山頂はもっと平らかと思いいていましたが、結構細い道でした。看板には岩場と書かれていたので、夏道でも歩きにくいのかな?
記念撮影!シートラしてることろの写真って、なんか映えるような気がします。(顔を隠せばね…)数年前まで、「雪山はやらない」と言っていたのに…。まさか自分がこんな事するなんてという感じです。
1
記念撮影!シートラしてることろの写真って、なんか映えるような気がします。(顔を隠せばね…)数年前まで、「雪山はやらない」と言っていたのに…。まさか自分がこんな事するなんてという感じです。
最初のドロップポイントです。とりあえず降りれそうなところを探して落とします。といっても、結構な角度です。ほんとに降りれるかな?止まらなくて滑落したらどうしよう?と不安を募らせながらも、滑りたい!という好奇心に心躍らせています。(一応、冷静に考えた上でのドロップです)ちなみに、左下の黒いやつは踏み抜きです。
最初のドロップポイントです。とりあえず降りれそうなところを探して落とします。といっても、結構な角度です。ほんとに降りれるかな?止まらなくて滑落したらどうしよう?と不安を募らせながらも、滑りたい!という好奇心に心躍らせています。(一応、冷静に考えた上でのドロップです)ちなみに、左下の黒いやつは踏み抜きです。
鉢の中より山頂方面。まるで雪渓の中にいるかのようです。雪のたまり場という意味では同じですが…。360度一面雪原。文字通りお椀のそこにいる感覚でした。この広さ、その中に1人ポツンといると、山の大きさ、自然の大きさを痛感します。
2022年04月10日 10:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 10:25
鉢の中より山頂方面。まるで雪渓の中にいるかのようです。雪のたまり場という意味では同じですが…。360度一面雪原。文字通りお椀のそこにいる感覚でした。この広さ、その中に1人ポツンといると、山の大きさ、自然の大きさを痛感します。
テンションが上がった時にやるジャンプ!山頂は滑落のリスクもありできませんでしたが、ここは平らだし風もありませんでした。これは跳ぶしかない!
2022年04月10日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
4/10 10:31
テンションが上がった時にやるジャンプ!山頂は滑落のリスクもありできませんでしたが、ここは平らだし風もありませんでした。これは跳ぶしかない!
山頂直下の斜面のアップ。ほんとに崖…。いつか、こんな場所をドロップでいるようになりたいです。(さすがにカリカリだと厳しいですが…)
2022年04月10日 10:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 10:34
山頂直下の斜面のアップ。ほんとに崖…。いつか、こんな場所をドロップでいるようになりたいです。(さすがにカリカリだと厳しいですが…)
自分の滑ったシュプール。この斜面は斜度もほどほどだし、南向きの斜面なので雪が緩んでいました。おまけに、お鉢の中なので風がない!最高のスキー場でした。楽しくなってしまい、2回も滑っちゃいました。
2022年04月10日 11:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
4/10 11:03
自分の滑ったシュプール。この斜面は斜度もほどほどだし、南向きの斜面なので雪が緩んでいました。おまけに、お鉢の中なので風がない!最高のスキー場でした。楽しくなってしまい、2回も滑っちゃいました。
シールがびしょびしょです。シールワックス塗っていないのもありますが、やはり気温が高いです。稜線は風があるので肌寒いですが、お鉢の中は灼熱地獄でした。
2022年04月10日 11:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 11:32
シールがびしょびしょです。シールワックス塗っていないのもありますが、やはり気温が高いです。稜線は風があるので肌寒いですが、お鉢の中は灼熱地獄でした。
父釜のアップ画像。写真の中央下の黒い点は他パーティのボーダー。気持ちよさそうに滑っていました。人に対する山の大きさ!羊蹄山の山頂の火口は直径約700mもあるようです。(富士山の火口と同じくらいです)
2022年04月10日 11:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 11:44
父釜のアップ画像。写真の中央下の黒い点は他パーティのボーダー。気持ちよさそうに滑っていました。人に対する山の大きさ!羊蹄山の山頂の火口は直径約700mもあるようです。(富士山の火口と同じくらいです)
かなりガスが出てきたのでササっと下山する事にしました。下界を見ながらの滑走はやっぱり最高!上部はいい感じの雪ですが、途中からなストップ雪でした。
1
かなりガスが出てきたのでササっと下山する事にしました。下界を見ながらの滑走はやっぱり最高!上部はいい感じの雪ですが、途中からなストップ雪でした。
ここはあんまり斜度を感じませんでしたがやはり結構な斜度があります。(といっても登りは怖い怖い言いながら登っていたのに…)限りなく続くオープンバーンを滑っていきます。
ここはあんまり斜度を感じませんでしたがやはり結構な斜度があります。(といっても登りは怖い怖い言いながら登っていたのに…)限りなく続くオープンバーンを滑っていきます。
急登を登っていく登山者。シールで直登されています。思わず「えぇ!?」と声を漏らしてしまいました。世の中にはすごい人がたくさんいるんのだなぁと痛感。
2022年04月10日 12:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 12:05
急登を登っていく登山者。シールで直登されています。思わず「えぇ!?」と声を漏らしてしまいました。世の中にはすごい人がたくさんいるんのだなぁと痛感。
途中、ちょっとだけ小雨に振られましたが無事に下山しました。今回もたくさん楽しんでたくさん勉強しました。
2022年04月10日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 12:35
途中、ちょっとだけ小雨に振られましたが無事に下山しました。今回もたくさん楽しんでたくさん勉強しました。
駐車場は除雪されていないので、みんなこんな感じで路駐していました。
2022年04月10日 13:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
4/10 13:02
駐車場は除雪されていないので、みんなこんな感じで路駐していました。

装備

個人装備
雨具 防寒機(ダウンジャケット) ヘッドライト ビーコン ゾンデ スコップ アイゼン ピッケル クトー ツェルト 救急セット スキーバンド×2 120cmスリング&カラビナ×2 モバイルバッテリー(10000mAh)

感想

北海道遠征第4弾は、北海度バックカントリ―No.1といわれる羊蹄山へ行ってきました。羊蹄山は、蝦夷富士、マッカリヌプリ、後方羊蹄山(読み:しりべしやまorこうほうようていさん)の別名があります。
【標高600m付近】
地形図で見ると2つの尾根がありますが、左側(南側)の尾根を登りました。夏道は右側(北側)の尾根についています。どちらを登っても合流するので問題ないと思います。
【標高950m付近】
このあたりは痩せ尾根となっています。そんなにキレているわけではないのでスキーでジグる事はできます。
【標高1,120m付近】
だんだんと急な斜面になってきました。シールが濡れている事もあり、グリップが落ちてきたのでここでクトーを装着しました。だんだんと斜面もカリカリになってきました。
【標高1,430m付近】
1個目の急登を頑張って突破したあたりでシートラに装備チェンジしました。斜面は当然のようにカリカリでした。時々スリップしそうになり、これ以上のシール歩行は危険と判断しました。あと、私の技量ではシートラの方が早い…。これより上部は急斜面なので、滑落の心配も出てきます。1歩ずつ、慎重に登っていきます。
【標高1,890m付近】
京極山頂〜羊蹄山山頂間もカリカリの斜面となります。お鉢の外側は当然ですが、内側も崖となっていて滑落しないよう注意が必要です。シール歩行にチェンジするのも面倒なのでそのままシートラで進んでいきました。

【ドロップポイント1】
山頂直下からドロップするため、ドロップポイントを探して京極山頂方面に戻りました。京極山頂から約80mの地点からドロップする事に…。地面はカリカリ、風も10〜15m程度あったので、道具が飛ばされないように注意が必要です。すべての道具を紐でつないでおくことの重要性を痛感しました。山頂直下の急斜面はカリカリでしたが、少し下ったあたりからは気持ちよく滑走できました。お鉢の中は風もなく、雪の状態も悪くなかったので3回も滑ってしまいました…。
【ドロップポイント2】
恐らく、多くの人がドロップするポイント(京極山頂から反時計回りに250mほど行った場所)から滑走しました。この地点からお鉢への滑走は斜度も程よく、雪も緩んでいて最高に気持ちよかったです。午後から天気が崩れる予報でしたが、ギリギリまで遊びました。
【ドロップポイント3】
京極山頂より下山。登りで歩いた尾根上より少し南側を滑走しました。上部はいい雪でしたが、途中からは完全にストップ雪でした。足がとられるしやたらと疲れました。最後は気力で滑っていました。

【ジオグラフィカの解析結果】
平面距離:11.8km
沿面距離:12.7km
最低高度:413m
最高高度:1,896m
累計高度(+):2,004m
累計高度(-):2,007m
平均速度:1.7km/h
最高速度:34km/h

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:233人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 積丹・ニセコ・羊蹄山 [日帰り]
羊蹄山 京極ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
2/5
ハイキング 積丹・ニセコ・羊蹄山 [日帰り]
羊蹄山京極コ−ス(往復)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら